【116円!ほぼ百均プライス!】水より安い激安航空ウィズエアー搭乗体験:フランクフルトからブダペストへGO!
LCC格安航空会社ウィズエアー
ども、ヨーナポト ホジヴァン、今日は格安を超えてさらに安い「激安」航空会社、ウィズエアーの搭乗体験を報告するでぇ〜、いえ〜〜い。
またまたおおげさに言っちゃって、って思ったそこの疑り深いあなた、正しい!だって、普通に考えたらウィーン〜ワルシャワ間の航空券が1ユーロぽっきりだなんて、2019年9月第1週の為替レートで計算すると
たったの116円!でっせ
あははは、百円ショップひゃっきんの値段とほとんど変わらんのです。ヨーロッパでは水を買うより安い。そんなありえない値段で飛行機に乗れるわけがない、と疑う気持ちは正解でごさんすよ、も〜。も〜と言えば牛だね。
でもこれは事実。昨年2月のある月曜日に、実際にウィーンーワルシャワ間のフライトが1ユーロで売り出されたんです。わひゃぁ〜〜!
もちろんいつでもこれほど激安というわけではありませんが、ちょっとしたコツをつかめば、ヨーロッパのLCC(格安航空会社)のチケットは驚くほど安く買えるのじゃー。
LCCについてはこの記事を参照してね↓
今回は私が実際に購入したウィズエアー(Wizzair)、フランクフルトーブダペスト間のフライトについて、航空券の買い方、飛行機の乗り方、機内持ち込み手荷物・受託手荷物、評判、ビザチェック、搭乗券の印刷、機内食、オンラインチェックインを徹底解説するぞー〜〜さんぞーさん、おーはながながいのね。
航空券の買い方
ウィズエアーは2004年に運行を開始したハンガリー最大の航空会社。欧州全域にフライトを運行する新興LCC格安航空会社だぜ。特にブルガリアやポーランド、ウクライナなど旧東欧圏に強みを持っている。
航空券は公式HPやアプリからおこなうのが一般的だが、英語で手続きをおこなう必要がある。かつ、LCC利用が初めての体験の人にはわかりづらいかもしれない。
以下で購入のポイントを要約していますが、めんどくさい人は私のように航空券予約サイトで手配すると楽ちんだ。
- ウィズエアーの航空券の種類
- オンラインチェックイン
- 機内食
- 航空券予約サイトで買う方法
1.ウィズエアーの航空券の種類
ウィズエアーでは「BASIC」「WIZZ GO」「WIZZ PLUS」の3タイプの航空券がある。「BASIC」が一番安くて、「WIZZ GO」「WIZZ PLUS」の順に高くなる。だけどフライトや予約するタイミングによっては「WIZZ GO」が一番高い時もあるぞ。へんなの。それから「プライオリティー」という航空券のパワーを上げるオプションもあるよ。
それぞれの航空券の条件は以下の通り
「BASIC」
3辺がそれぞれ40 x 30 x 18cm以で重さは10kgまでの機内持込み手荷物1点が無料(2019年9月現在)。2日前からのオンラインチェックイン
「WIZZ GO」
ベーシックの機内持込み手荷物ともう一つの持込み手荷物(パソコン用バッグ、カメラ用バッグなど)、20kg以下の預け入れ荷物、条件付き無料座席指定、優先搭乗、30日前からのオンラインチェックイン
「WIZZ PLUS」
ベーシックの機内持込み手荷物ともう一つの持込み手荷物(パソコン用バッグ、カメラ用バッグなど)、32kg以下の預け入れ荷物、前列とエクストラレッグの席を含む無料座席指定、優先搭乗、3時間前までのフライト変更、30日前からのオンラインチェックイン、無料空港チェックインなど
「プライオリティー」
ベーシックの航空券に10ユーロ追加すると、10kg以下の預け入れ荷物と優先搭乗サービスを受けることができる。
ウィズエアーの公式サイト:https://wizzair.com/#/
2.オンラインチェックイン
ウィズエアーで「BASIC」または「WIZZ GO」航空券を購入したら、搭乗前に「オンランチェックイン」をおこう必要がある。事前に空港チェックインを選択することもできるが、その場合は別途料金が加算される。また事前に「空港チェックイン」を指定してせずに空港でチェックインする場合はさらに追加料金が課せられる。ひえ〜〜、気をつけようぜ。
3.機内食
「ウィズカフェ」という名称で機内食を有料で提供している。内容はフライトや時期によって異なるが下記の通り。
- フレッシュサンドイッチ・サラミ、ハム、チーズ、ツナなど:4ユーロ
- ソフトドリンク・ホットコーヒー、紅茶、ミネラルウォーター(ボトル)、ジューズなど:1〜2ユーロ
- アルコール・ビール、グラスワイン、スコッチなど:3ユーロ〜
- スープ・トマトスープ、野菜スープ、カップヌードル:3ユーロ
朝食時は、食事をオーダーしたらソフトドリンクが無料になる。またお菓子などスナック類が無料になることもある。
この料金なら、空港の待合室より断然安いぞ!フランクフルト空港ターミナル2の搭乗待合エリアで買ったカフェラテとハーフサイズピザの金額は10ユーロ!わひゃぁ〜〜。
4.航空券予約サイトで買う
私は上記のようなことは知らずに、航空券予約サイトでウィズエアー・フランクフルトーブダペスト間のフライトを購入した。予約手配画面はすべて日本語、価格も円表示、eチケット控え、旅程表、領収書(宛名変更可)も全部日本語。
料金は1800円だったのでこれは安い!と思い、ウィズエアーの公式サイトを調べるまでもなく購入した。「欧州 格安航空券」などで検索するとたくさんのサイトが表示されるので、あれこれチェックして、とにかく希望日時で一番安いフライトを予約したわけだ。
正直、安けりゃ何でもいいと思っていたので、評判とか航空会社名はほとんど気にしなかったなー。
なので、ウィズエアーの事前オンラインチェックインも知らないまま、当日は空港へ行きましたが、特にいぶかしがられるわけでもなく、追加料金の請求もなく、印刷して持参したeチケットを見ることもなく、パスポート提示だけでさくさくと搭乗手続きが行われた。
私がこのとき利用した予約サイトは「Trip.com」。中国に本社があるオンライン旅行会社で、ネットでの評判は良かったり酷かったり。私が利用したときは日本語での電話対応もよかったし、特に問題はなかった。とにかく料金が一番安かったことだけ。うん。
もしかしたらウィズエアーの公式サイトで予約したらもっと安く買える方法があったかもしれないけど、前述したように公式サイトでは、複雑な航空券や荷物の条件、オンランチェックインなどについて全部英語で調べなくてはならない。その仕組みを理解するのもめんどう。
その手間暇を考えたら1800円で手を打ったほうがお得かなと考えたわけさね。
航空券予約サイトも予約する時期や検索するタイミングで料金が変わるのでどこがおすすめかはそのとき次第かな。わたしのときはたまたまかもしれないけどTrip.comが一番安かった。
LCC格安航空券のおさらいをしとくと、料金が安い代わりに
- 荷物の重量制限や機内サービスが有料
- 安く買うためにはコツが必要
いじょう、復習終わり。
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搭乗体験
ヴィースバーデンの日帰り温泉カイザーフリードリヒテルメで朝ランの汗を洗い流したあと、すたこらさっさとホテルに戻り、そこからまたスーツケースを引っ張ってヴィースバーデンの駅へ向かうわけさ。
ヴィースバーデン旧市街の中心にあるホテルやカイザーフリードリヒテルメから駅までは歩いておよそ30分、う〜ん、中心街から駅はゆるやかな下りなので20分ちょっとくらい。
タクシーやバスを使ってもよかったんだけど、長旅でずっと座っておりましたので、なるべく歩こうかなと、運動不足解消をはかった。はかったな越後屋、おぬしも悪よのぉ〜〜。最新の研究によると長時間座ることは喫煙よりも体に害があるらしい。
ほんでもって今回はほれ、日本からヨーロッパまでのフライトをビジネスクラスにしているから差額の10万円分を旅行中なんとかやりくりして節約しなければならない。歩けば燃焼するのはガソリンでもディーゼルオイルでもなく私の脂肪、そしてお金の節約にもなるんだからまさに一石二鳥だね。
ヴィースバーデンの旅行ブログ↓
ヴィースバーデン駅に到着。まずは自動券売機でフランクフルト空港駅までの乗車切符を買わなきゃ。自動券売機は日本の駅では壁に埋め込んであるけど、ヨーロッパでは写真のように、コンコースの真ん中に立っていることが多い。どの方角からでも応対できるように、360度、すげー。
自動券売機には赤いやつとミントグリーンのやつがあって、赤いのがドイツ鉄道、ミントグリーンのはライン・マイン運輸連合 (RMV, Rhein-Main- Verkehrsverbund) 、まあフランクフルト広域交通局みたいな覚え方をしてたらいいかな、の自動券売機。
どちらでもフランクフルト空港駅や中央駅へ行くSバーンの乗車券を買えるんだけど、ドイツ鉄道の券売機でSバーンの乗車券を買おうとするとエラーになることが多い、という記事を読んだ記憶がなんとなくあって、私はミントグリーンのRMVのやつで買った。でもミントの味や香りはしないよ、って当たり前だろ〜。
電車の出発までまでちょいと時間があったので、駅構内のお店をぶらぶら。う、いけないものを見つけちゃった、ありゃー、これはいけません、フルーツカクテルかー、ほんでもってちょいとヨーグルト入り。
じゃあせっかくだからひとつ買って電車に乗ろう、うひょー。
ヴィースバーデン駅のホーム。ちょうど、フランクフルト空港駅方面へ行くS9号線(早いやつ)があった、これだと空港まで34分だ、ちなみに料金は4.95ユーロ。
フランクフルト空港駅に到着、出口を見るとターミナル1のコンコースA、B、C、Zとターミナル2のコンコースD 、Eは同じ方面になっている。
その前にまてよ
「今からオレが乗るブダペスト行きはどっちのターミナルだろう?」
ちょっと嫌な気がして、航空券のeチケットをカバンから取り出して確認する。
え??えらいこっちゃ、航空会社名が乗ってないぞーー
もう一度紙に穴が開くほど凝視するも、記載されていませんががな。
そこには出発時刻と、行き先、到着予定時刻、航空券番号、そして搭乗者の氏名、私だぁー、が記載してあるものの、肝心な航空会社名が出ていない。
駅出口の表示板には、航空会社ごとの利用ターミナルが表示されているので、航空会社がわかればどっちのターミナルかわかるんだけど、、
うーんなんとなくターミナル2のような気もするがあてずっぽうに行くけわけにもいかず、、、
そうだ、発着掲示板に出てるんじゃないか、と気を取り直し、通路の頭上に掲げてある電光掲示板を確認する。しかし、がーーん!、現在時刻から2時間先までのフライトしか表示されていません。私が乗る予定のフライトは3時間近く先だ。ということはこの掲示板に表示されるまで1時間くらい待っていなければいけないいのか、、
しょーがない、待ってよーかな、とあきらめかけたとき、いい考えが頭にきらっとひらめいた。キラリ。
私はスマホを取り出しWiFiをONにする。フランクフルト空港では一度ログインしているので、すぐにオンラインになった。それでTrip.comのアプリを起動して、旅程表を呼び出す。
ああーーしかしかかしからしぃーかなしぃ〜〜
旅程表にも出発・到着時刻と行き先などの情報しか載っていない。
ああー今度こそ本当にだめだ、と思ったがまたしてもある考えが頭にひらめいた。
今度はTrip.comの航空券検索画面を立ち上げ、本日の現在時刻以降のフランクフルト発ブダペスト行きの航空券を検索してみる。
するとありました!やりました、サヨナラ逆転満塁ホームラン!ってそこまでおおげさじゃないけど、あったんです。私の旅程表に載っているのと同じ時刻、行き先のフライトが。
それが「ヴィズエアー」
ああ、あんただったんですね、ヴィズエアー、あなたのフライトで私は今夜ブダペストへ飛ぶんですね。名前覚えてなくてごめんちゃいちゃい。
私が搭乗する飛行機がようやくわかって箱根駅伝でたすきを渡したランナーのように大きく安堵したのだった、って大げさすぎ!
とにかくこれから搭乗するフライトがわかり案内板で確認するとヴィズエアーはターミナル2から発着するらしい。
ほんでもって「ターミナル2」の行き先案内に従って出口から地上へ上がると、ターミナル2の入り口がある、と思いきや、そこには黄色いバスが停車していてまたまた驚く。
なんと、この空港駅からターミナル2へはシャトルバスで移動しなければならなのだ。時間に余裕をもって早めに空港に着いたらよかったようなものの、これがターミナル1の感覚で行動してたら間に合わなかったかもしれぬ。あやういところで難をのがれたぉ〜〜越後屋よ。ふっふっふ。
ターミナルの移動についてはこの記事を参照してね↓
で、空港駅から無料のシャトルバスに乗って、およそ10分でターミナル2に到着。さて、今度はこの広いターミナル2でヴィズエアーのチェックインカウンターを探さなければならない。
昨年、デュッセルドルフから全日空で帰国したときはビジネスクラスにもかかわらずチェックインカウンターがオープンしたのは出発の1時間半前だった。それまでずっと空港で待ちぼうけ。
天下の全日空でしかもビジネスクラスでさえああなのだから、今回乗るヴィズエアーは格安航空会社、LCCっていうやつ、だから、出発の1時間前くらいにならないと搭乗手続きはできないのかもしれないとあきらめていた。
でも一応探してみよう。
するといとも簡単ころりんあっさり見つかったではありませんか。
ターミナル2の一角にウィズエアーのチェックインカウンターを発見!おおーー。しかも他のカウンターと違って全然混雑してない、1人しか並んでないじゃないか。しかもこの人は単なる「質問の人」でした。
あとで知ったのだが、ウィズエアーの公式サイトから予約すると事前に「オンランチェックイン」をしなければならない。ほとんどの乗客がオンランチェックインをしているので、当日空港でカウンターに並ぶ人が少ないというわけさ。おっほーこりゃいいね。
チェックインが終わり、手荷物検査も通過してターミナル2の出発ロビーへ向かう。ターミナル1と比べるとこりゃまた悲しいくらいお店が少ないなー。搭乗待ち時間に食事をしようと思っていたのにあてがはずれた。
長い長い通路を歩いてようやくウィズエアーの搭乗ゲートがあるコンコースEに到着。ここまでくるともうお店が1軒しかないありさま、でもカップヌードル売ってたよ、うはは、美味しいのか?
でもこのときはまだ日本を離れて2日しか経っておらずそれほど日本食に飢えていなかったのでこの貴重な体験をスルーしちゃった、もったいない。ないないない愛がない。
カップヌードルをスルーしてチョイスしたのがこれ、カフェラテとハーフサイズピザ。このときはまだ「よーし美味しくてそれっぽいヨーロッパめし食うぞ!」ってはりきってたので、カップヌードルを裏切ってこれにしちゃった。
これで10ユーロもするんだから、ウィズエアーの機内食のほうが安かった。ちなみにカップヌードルの機内食の料金は3ユーロ、この搭乗ゲートでは3.5ユーロだからこちらもウィズエアーのほうが安い。
さらにミネラルウォーターは500mlのペットボトルが機内では2.5ユーロ、搭乗ゲートのお店や自販機では3.5ユーロだった。
搭乗ゲート。だんだん混雑してきたぞ。ウィズエアーでブダペストへ向かう人ってこんなにいるんだー。あ、たまげたたまげた。
で、いよいよ搭乗開始。離陸時刻の1時間前から始まったぞ。そんなに早く!って思ったけど、最後の人が搭乗する頃にはもう離陸予定時刻になっていた。
ってなぜそんなに時間がかかるのー。
ウィズエアーの機内の様子。パーソナルモニターはありません。うらー映画はどこじゃー、どーやって見るんじゃー、と怒り出す人はいませんでした。安いんならそれでよし!と割り切ってこのフライトに乗ってるわけね。
座席は革張りで座りごごちも悪くない。シート間隔も短時間のフライトなら全然問題なしですよ。
シート配列は3ー3。私の隣の席には中学生と高校生の姉妹(と思われる)が座っていた。私が日本から持ってきたブダペストのガイドブックを見ていたら、覗き込んできて「その店美味しいよ」って教えてくれた。
機内食は水も含めて全て有料だけど、少なくとも空港で飲み食いするより安かったぞ。すげーー。
唯一問題というほどのことでもないけど、ああ、やっぱり格安ね、と納得させられたのが、空港離着陸時の移動。機体はフランクフルトでもブダペストでも「沖止め」。搭乗ゲートからバスに乗ってそれはそれは遠くまで行きました。フランクフルト空港なんて、もう空港じゃないような、管制塔さえ見えなくなるくらい遠い場所まで行ったのには驚いた、そしてそんな遠い場所に飛行機があったことにもっと驚いた!
それから到着したブダペスト空港でも「沖止め」こちらはタラップを降りて、滑走路に設けられた屋根付きの通路をひたすら歩く。
ウィズエアーはここでも一番遠い場所だったので、通路を歩いて到着ターミナルに向かう間にも、他の格安航空のフライトで到着した旅客がどんどん合流して、最後はまるで墨田川花火大会の人混みのようになった、でもブダペストでは花火のひとつも上がらなかった、ちくしょー。
フランクフルト空港で、離陸待機時間が長かったので、ブダペスト到着は定刻より30分ほど遅れたかな。それでもまあとにかくこうして無事ブダペスト空港に到着したわけさ。
【116円!ほぼ百均プライス!】水より安い激安航空ウィズエアー搭乗体験:フランクフルトからブダペストへGO!のまとめ
フランクフトからブダペストへ乗ったヨーロッパの格安航空会社ウィズエアー。サービスは特段悪くなかったし、機内はきれい、で実際に搭乗してみた感想はベリーグッド。こんなに安く移動できちゃうんだもんね、もっとひどいサービスだったとしても評価は「ベリーグッド」と思えただろう。
まあ何に価値をおくか人それぞれだけどね。
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