ヴィースバーデン観光の見所8選と行き方【保存版】
ども、グータラテンテン、じゃなくグーテンターク!
ドイツは真夏でももっと涼しかったな、特に旅行初日に泊まったヴィースバーデンの朝はとっても爽やかでした。というわけで今回は温泉保養地ヴィースバーデン特集だ、ほいさっさ。
ヴィースバーデンって?
今回のヨーロッパ旅行で最初に宿泊する街はヘッセン州の州都ヴィースバーデン。はるか昔のローマ時代に温泉が発見され、19世紀には皇帝の宮廷都市として、貴族や文化人、裕福な商人らが移り住み大いに栄えたらしいぞ。
現在でも1日あたり200万リットルという湧出量を誇り(わおぉ〜〜!)、14個の源泉と4軒の源泉所有ホテルがあるヨーロッを代表する「温泉の街」じゃ、はぁ〜〜いい湯だな、宿題やったかー
フランクフルト国際空港からは最速のSバーンで約34分。
ヨーロッパ旅行最初の宿泊地をヴィースバーデンにした理由
キリヤマ隊員が、欧州旅行最初の宿営地にこの街を選んだのには理由があった。それがこれ↓
- 日本からのフライトがフランクフルト空港に到着後、接続の良い時間帯のブダペスト行きは料金が高かった
- フランクフルト市内のホテルに比べてヴィースバーデンの宿泊代はおよそ2分の1から3分の1と安かった
- ドイツの誇るヴィースバーデンの温泉を楽しみたかった
うーん納得の理由だね、座布団1枚!
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ヴィースバーデンへの行き方
ヴィースバーデンへはフランクフルト空港鉄道駅からSバーンで乗り換えなしで行ける。
空港駅からの所要時間はSバーン9号線で34分、Sバーン8号線だと41分。7分の差なのでできればS9に乗りたいとこだけど、S8が先に来たのでそれに乗りました。どちらも終着駅はヴィーズバーデン駅。
料金は4.95ユーロじゃ。
ちなみにフランクフルト中央駅からも同じくS8、S9で乗り換えなしで行けるぞ。所要時間は45〜52分。
フランクフルト空港からのアクセスはこの記事を参照してね↓
フランクフルト中心部からでも日帰りで楽々行ける。
それからキリヤマ隊員の報告にもあった通り(報告だったのかぁー)、ホテル宿泊料はフランクフルト中心部より格段に安いぞ。特にフランクフルトで国際会議やウルトラ警備隊見本市みたいなクールなイベントがおこなわれる前後はホテル宿泊料が、ペットボトルを振りまくってキャップを開けたときのコーラの泡にように跳ね上がる、ってそんな真似するかー。
フランクフルトで温泉を楽しみながら、安く滞在するのにはおすすめの場所なんじゃ。
ヴィースバーデンおすすめの見所・観光スポット
1.マルクト教会
空に向かってとんがった赤レンガの塔が美しいヴィースバーデンのランドマーク。主塔の高さは98m、おお〜〜、あと2mで100mだったのに!旧市街の中心にあり街で一番高い建物なのですぐに見つかるよ。内部見学もできますぞ。無料(寄付箱あり)。
2.カイザー・フリードリッヒ・テルメ
ユーゲントシュティール様式の豪華な浴場が人気のカイザー・フリードリッヒ・テルメ(Kaiser-Friedrich-Therme)。100年以上の歴史がある日帰り入浴可能な天然温泉だ。やった〜〜。旧市街のメインストリート・ラングガッセからちょっと奥に入ったところにある。
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3.カジノ
ロシアの小説家ドストエフスキーが「賭博者」で描写したルーレテンブルグはヴィースバーデンがモデルとされている、スパシーバ。そして物語の舞台になったのがこのカジノだ。おお〜〜。
「賭博者」は将軍の義理の娘ポリーナ・プラスコーヴィヤに恋したアレクセイ・イワーノヴィチがルーレットで身を滅ぼすお話。
ポリーナはドフトエフスキーの実際の愛人がモデルとされているぞ、しかもドフトエフスキーは1865年にこのカジノのレーレットで全財産をぶっ飛ばしてしまったという、やらかしたねぇー。
実話と小説がぐちゃぐちゃに折り重なったすごいスポットだ。
現在でもカジノは営業中、ルーレットもできるぞ!それー一攫千金を狙うのじゃ〜。
4.駅
1906年にカイザー・ヴィルヘルム2世によって建設されたヴィースバーデン駅。ネオバロック様式の重厚な建物だ。旅行の計画を立て始めたときは名前さえ知らなかった街の駅がこんなに立派でたまげたで。
5.コッホブルンネン
24時間無料で飲める源泉が湧き出す飲泉所。「1日1L以下、1回最大0.2Lを推奨」という但し書きがある。飲んでみたけどちょっと塩っぱくて鉄の味もした。ははは、これを1L飲むのはきつかねーか?
ここはなんと1日50万リットルの湧出量がある源泉。
場所は、旧市街のメインストリート・ラングガッセを北に歩いていくと右手に見える「クランツプラッツ」という広場の一角。
クランツプラッツには帽子?UFO?の形をしたモニュメントがあって、熱い温泉が湧いていて硫黄臭が漂っているぞー。さすが温泉の街、と納得させられる一角じゃ。
6.旧市街
ヴィースバーデン旧市街のメインストリートは南北に街をつら抜いている歩行者専用のショッピングプロムナード。南側(駅寄り)がキルヒガッセ通り、北側がラングガッセ通り。レストランやカフェ、高級ブティック、百貨店、などが立ち並んでいて、そぞろ歩くだけでウキウキしちゃうぞ。ちょっと入った脇の路地までおしゃれな雰囲気。やられたぁ〜〜。
7.マルクト広場の朝市(ファーマーズマーケット)
マルクト教会や市庁舎に面したマルクト広場で行われているファーマーズマーケット(毎週水曜・土曜7:00amから)。新鮮な野菜や果物、ヨーロッパならではのチーズやハム、ソーセージ、それに美味しそうなドイツパンやスイーツ、ワインに摘みたての生花まで、なんでも売ってるぞー。
お腹が減ったら試食させてもらったり、ちょっと買ってつまみ食いしたり、いやいやこの雰囲気、見て回るだけでも楽しいったらありゃしない。
8.公園
高級保養地として計画的に街づくりが進められたヴィースバーデンには美しい都市公園が随所にある。朝市で買った手作りサンドを公園のベンチに座って食べてもいいし、木陰で読書や、旅行中の運動不足解消にランニングするのもおすすめ。
優雅で贅沢な時間を過ごせる場所じゃ。
クアハウスとヘッセン州立劇場というヴィースバーデンの歴史的建造物に囲まれた美しい公園。おや、あの噴水も温泉かな?
ほんでもって東京マラソン2019の完走記念Tシャツを着て早朝ランニングしたぁ〜〜。心地よい汗を流しました。ふー。
街並みの写真
源泉を所有する高級老舗ホテル・ナッサーホフ。
最上階にはガラス張りの展望風呂があります。歴史的建物のクアハウスや緑の公園を見下ろしながらゆったりと天然温泉を楽しめるぞ。
ルネッサンス様式の市庁舎前広場。ここにも温泉の噴水がある。
ヴィースバーデン駅からまっすぐ伸びるヴィルヘルム通り。バス停もおしゃれだ。へいへい。
ヴィルヘルム通りに面した駅前の公園。
ヴィーズバーデンの概要
ヘッセン州の州都
クアハウス(1907年)、ヘッセン州立劇場(1894年)、マルクト教会(1853年から1862年)、リング教会(1894年)といった歴史的建造物が、緑豊かな都市公園の中に点在するヴィースバーデンは、ユネスコの世界遺産候補にもあげられるほど美しいオアシス都市だ。
ヘッセン州の州都であり人口はおよそ28万人、欧州の金融都市フランクフルトから電車で50分足らず、欧州の空の玄関フランクフルト国際空港からは電車で30分強の距離。やるぅ〜〜。
メディア産業の集積地
また行政や観光産業と並び映画などのメディア産業の集積地としても影響力を持っている。そして欧州有数の規模がある米軍基地も擁する。いろいろあるね。
フランクフルトの代替宿泊地
美しい街並みや温泉を楽しむだけでなく、フランクフルトの代替宿泊地としての利用価値も大きい。ホテル不足により宿泊料が高騰するフランクフルトの半値以下で快適なホテルに宿泊できるぞ。
快速電車Sバーン、S1、S8、S9号線の終着駅であり、2002年にはICE網(長距離列車)とも繋がってますます便利になった。
駅からはちょっと歩く
駅からクアハウスやマルクト広場など旧市街の中心まで徒歩でおよそ30分。バスで7〜10分。
私は日本からの長い長い飛行中ずっと座りっぱなしの運動不足を解消するため、あえて駅前ではなく街の中心のホテルを予約し、スーツケースを引っ張って歩きました。
はいヴィースバーデンの紹介記事はここまで。
次はお待ちかね、ヴィースバーデンで温泉体験だ!
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