子連れで海外温泉の楽しみ方
温泉天国は日本だけのもじゃない
「温泉天国」。その言葉は日本を指すものだとずっと思ってました。でも違うんです。たしかに日本は「温泉天国」には違わないですが、イタリアやドイツ、アイスランド、ニュージーランド等外国だって立派な「温泉天国」なんです。
ようは天然温泉が湧く国はどこでもすごい温泉があるということ。
ただ日本と海外の温泉の大きな違いは裸で入るか水着を着て入るかということです。
水着を着て入浴する国では男女混浴が基本です。家族連れやカップルが温泉で離れ離れにならなくてもいい、というメリットがあります。
海外で温泉に入るときはくれぐれも水着着用で、すっぽんぽんで入らないでくださいね。
逮捕されちゃいますよ、ひゃぁ〜。
海外にも日本式で裸で温泉に入る習慣の国があります。ドイツ、オランダ、ベルギー、オーストリア、チェコ、ポーランド、などです。ただしこれらの国では裸で混浴が基本なので注意しましょう
海外温泉の入り方
海外の温泉では日本のようにただお湯に浸かる、という習慣がありません。ただお湯に使ってぼぉ~っとしてるなんて行為は海外の人には理解しにくいかもしれません。それからお湯の中でお酒を飲んだり料理を食べたりすることもほとんどありません。
また「この湯分はどうだこーだ」なんてうんちくもありません。ですからそういった意味では日本はすごい温泉天国なんだと思います。海外の温泉は療養施設とか、ウォーターパークとか、プールとか、何かしら別の目的を持ったものが多いのが特徴です。
海外で温泉に入るときは基本的に水着を着用します。温泉のお湯が濁っているところでは水着に色が付着する可能性がありますので注意して下さい。
ネットで検索すると海外でもたくさんの温泉がヒットします。中にはウォータースライダーや巨大な遊具があってそれこそウォーターパークのような温泉もありますので、ぜひお子さんと行ってみて下さい。
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温泉施設の場合は入り口で入場料を支払います。
料金は通常、1日と、時間制に分かれています。子ども料金の設定もあります。それから貴重品などを預けるロッカーがあるかも確認して下さい。仮にロッカーがあっても、大金は持って行かないようにしましょう。大きな温泉施設では、館内はキャッシュレスで買い物や飲食ができます。それからプールや海で使えるカードや小銭を入れる防水の小型ボックスを持って行くと便利です。
欧州の温泉では更衣室も男女共同が普通です。
一方、自然に湧いている露天温泉はほとんどの場合無料です。交通の便の悪いところにある露天温泉には、ツアーで行く方法もあります。現地のツアー会社かツーリストインフォメーションに問い合わせると回答がもらえます。ただしツアーで行く場合はツアー代がかかります。
海外の温泉は水着で入るところは基本的にプールと同じ感覚なので、ゴーグルや水中マスク、腕輪が使用できます。
温泉地にホテルやレストラン、スパなどが併設されていることも珍しくありません。パパとこどもたちが温泉プールで遊んでいる間、ママはゆっくりとエステを受けたりスパでリラックスできます。
子連れ海外温泉体験
イタリア
イタリアにはたくさんの温泉や野外露天温泉があります。温泉施設は「テルメ」という療養施設になっていますが、病気でない人でも気軽に利用できます。スパと美味しいレストランがあるのが特徴です。
我が家は南トスカーナの「ヴァーニョヴィニョーニ温泉」へ行きました。
浴槽のそこかしこの地底からお湯がふつふつと湧く大きな天然露天風呂があります。有料でかつ水着着用です。
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オーストラリア
オーストラリア大陸のど真ん中、マタランカというところに野外露天温泉があります。
ここは砂漠の中のオアシスのような場所で、緑の草木がうっそうと茂るジャングルの中に温泉が湧いています。
とにかく近くに空港や駅はおろか町も村もない、大陸のど真ん中にぽつーんとある、不便な温泉です。
「秘境辺境の温泉」という意味ではこれほど秘境の温泉は世界中探してもそう多くないと思います。運がよければ入浴中に野生のカンガルーやワラビーが見れますよ。
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ギリシャ
サントリーニ島の沖合に浮ぶ無人の火山島の入江が天然海中温泉になっています。
鉄分が多く水は赤銅色。
海を泳いで行くとだんだん水が暖かくなってくるのがとっても楽しい体験です。
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ペルー
有名なマチュピチュ遺跡のふもとにも天然露天温泉があります。
入浴料は任意ですが、水着着用です。
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オーストリア
大人気の観光地ウィーン郊外に天然温泉のウォーターパークがあります。地下鉄で気軽に行けるので子連れにもオススメです。
その他
ドイツやスイス、オーストリア、ベルギー、スロバキアなどにもたくさんの温泉リゾートがあります。写真の整理が出来たら随時公開していきたいと思いますのでお楽しみに。
セーチェニ温泉(ブダペスト・ハンガリー)
【欧州温泉の達人】セーチェニ温泉の料金・行き方・持ち物・入浴方法
ゲッレールト温泉(ブダペスト・ハンガリー)
カイザーフリードリッヒ温泉(ヴィースバーデン・ドイツ)
この記事があなたの子連れ海外温泉旅行の参考になったならとても嬉しいです。
それではまた世界のどこかでお会いしましょう、良いご旅行を!
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