【子連れ海外旅行の達人が伝授】赤ちゃん・子連れで機内を無事過ごす無敵のノウハウ11選

2019年3月15日

赤ちゃん連れ・子連れ旅行者の機内対策

我が家の赤ちゃん連れ子連れフライトの歴史

我が家で初めて子どもを飛行機に乗せたのは、長男が生後3ヶ月の赤ちゃんのときでした。父の法事で東京から実家の島根へ帰ったときです。その後、4ヶ月のとき東京から北海道(スキー旅行)、7ヶ月のときハワイ・マウイ島旅行、10ヶ月のとき沖縄・石垣島旅行へ連れて行きました(本人は覚えていませんが、あちゃー)。

次男は生後2ヶ月の赤ちゃんのとき、イギリス・フランス・スペインへ連れて行きました(義姉の結婚式)。

こうして我が家では0歳児の赤ちゃんのときから飛行機に乗って苦労したり試行錯誤してきた中で、この項で紹介する「無事機内を乗り切るための無敵のノウハウ」が出来上がったわけです、おお〜〜。

🐬私がこのノウハウを発表して17年の月日が流れましたが、その間に多くの方がこのノウハウを活用し、子連れ海外旅行を楽しまれてることを嬉しく思います。

ちなみに

「生後間も無い赤ちゃんを飛行機に乗せるなんて何か障害が出るのでは?」

と心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。私は外資系の会社で働いていましたが、アメリカ人やイギリス人の同僚は、実家(アメリカやイギリス)で生まれた赤ちゃんを1、2ヶ月で飛行機に乗せて日本へ連れて来ていました。

生後2、3ヶ月の赤ちゃんのときから頻繁に飛行機に乗っていた我が家の子どもたちも、その後成長して今では大学生になっていますが、脳の発達に問題があるとか、なんらかの障害があるというようなことは全くありません。多少天然ぼけしてはいますが、うはは。

最大の難関・機内対策

狭い機内、長い飛行時間、人様には迷惑をかけられない。いつさわぎ出すかわからない子供を連れて無事乗り切れるのだろうか?

多くの親子さんにとって、赤ちゃん、子供連れ海外旅行をためらうもっとも大きな理由は飛行機に搭乗中の不安ではないでしょうか。特に子供が5~6歳になるまでは、子供を連れての海外旅行をあきらめている方もたくさんいらっしゃると思います。

そんな親子さんに我が家の経験やノウハウがお役に立てればと思いこの記事を書きました。もちろん子供には個人差がありますから、ここでご紹介する情報やノウハウがすべてのお子さんにばっちりあてはまるとは思いません。むしろ、ひとときもじっとしていない猛獣のような男の子2人連れて過酷な試練に挑んだ我が家の経験は「そこまでやるのか?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

でもこんなに騒がしい子供でもできたノウハウは、少なからずご参考にしていただける部分があると思います。この項でご紹介する情報を活用し1組でも多くのご家族が、子供連れ海外旅行を楽しまれるなら、こんなにうれしいことはありません。

飛行機に乗ってからではもう遅い

機内さえ無事乗り切れば子連れ海外旅行は成功したようなもの、と言われています。それ程大切な事なのに子連れ海外旅行のガイドブック等では、意外なくらい簡潔にしかこの問題には触れられていません。

我が家には有り余るほど元気な男の子が2人います。普段住み慣れた家でさえとんでもなく騒々しいのに、機内という密閉空間で、自由に動く事も制限され、尚勝つ人様に迷惑をかけずに、長い飛行時間を乗り切れるのか?

赤ちゃん連れ・子連れ旅行者の機内対策

よく言われてる対策は「目新しいおもちゃ等を隠し持っておいて子供があきてきたら小出しにする」と言う事ですが、その程度では焼け石に水、力石にりんご、で子供が暴れ出してからでは何の意味もなしませんでした。

試行錯誤の末たどり着いた最大の教訓は

「機内対策は飛行機に乗る前に9割方勝負がついている」

という事です。

🤱飛行機に乗って子供がさわぎ出してからではもう遅い、飛行機の中を目的地まで無事過ごす重要な鍵は、旅行の計画の段階から飛行機に乗る直前までの「準備」が握っていたのです。それから、パパの惜しみない協力が必要なのは言うまでもありません。

では次に、飛行機に乗る前におこなうべき対策をみていきましょう。

フライトを知る

フライトを知る

旅行先のブランドショップやレストランの情報は調べるのに自分の乗る飛行機のスケジュールは知らない、というような事はありませんか?機内で快適に過ごすにはまず「敵」を知る、すなはちフライトスケジュールを知り事前に十分な対策を練る事が重要です。

フライトについて旅行会社に確認すべきポイント

子連れ旅行者に人気の高いハワイへ行くフライトは全て日本を夜出発して翌朝現地に到着する「夜便」です。ハワイと並んで人気のオーストラリア線もほとんどのフライトが夜便です。(グァム経由ケアンズ行きのコンチネンタル便は同日着です。ただし到着は夜12時近くになりますが、、、)

グァム、サイパン線は昼便があります。その一方で現地に深夜到着する便や、帰りの便がとんでもない早朝出発という事もあります。特に格安パックツアーではこのような過酷な条件のフライトを使用するケースが多いのでお金を払う前に必ず旅行会社に確認して下さい。

バリやプーケットなど東南アジアのビーチへも昼便で行けますが、乗り継ぎになるフライトが多いのがアジア方面の特徴です。しかも深夜の乗り継ぎというケースが少なくありません。アジア方面の場合確認すべき点は

  • 乗り継ぎがあるか
  • 乗り継ぎ時間帯はいつか(深夜、早朝でないか)
  • 乗り継ぎの待ち時間はどれくらいか
  • 乗り継ぎについて行きと帰り、両方の便で確認する

傾向としては安いツアー/チケットほど子連れには厳しいスケジュールの事が多いです。安い上に優しい条件のフライトから予約が埋まって行くので計画はなるべく早めにたてるようにしましょう。

長い飛行時間が苦にならなければヨーロッパ方面は以外と楽です。日本を午後出発して現地に午後3~4時到着するケースが多く、この時日本では午後11時前後なのでホテルにチェックインしてすぐ寝れば翌日から元気に行動できます。ただし帰りは逆になりますので注意して下さい。

アメリカ方面は遅い午後に出発して翌日の午前中到着します。フロリダへはノンストップ便はないので必ずどこかで乗り継ぎになります。国際線より乗り継いだ後の国内線の方がつらいです。

スキー場がたくさんあるコロラド/デンバー空港へも日本からのノンストップ便はありません。アメリカは帰りが楽なのが特徴です。

東西の移動があるフライトでは行きと帰りの飛行時間が変わります。例えばハワイは一般的に飛行時間7時間と言われますが行きは6時間を切り5時間台で行くこともあります。逆に帰りは8時間以上時には9時間かかる事もあります。気流の強さによって飛行時間は影響を受けるので毎回微妙に変わりますが旅行会社に確認する時は行き何時間、帰り何時間という目安を聞いて準備をしましょう。

ツアー代金やチケット代は季節によって大きく変わります。年末年始やゴールデンウィーク、夏休みは特に高くなります。安いのは正月休みが終わった最初の週、新学期が始まったばかりの4月中旬、ゴールデンウィークが終わった次の週、11月最終週、12月中旬、です。子供の年齢が上がって行く程これらの安い時期には休みが取りつずらくなります。

夜便は要注意

夜便は要注意

機内が真っ暗になりほとんどの乗客が静かに眠る夜便に子連れで乗るには相当な覚悟が必要です。機内が寝静まった深夜にわが子が泣き叫ぶ図は親にもまわりの乗客にも相当なプレッシャーです。

一方昼便だからと安心はできません。深夜の到着や帰りのとんでもない早朝発も子連れに厳しいスケジュールです。

東南アジアのビーチへは乗り換えが必要なフライトが多く乗り換えが深夜だったり待ち時間が長かったりすると子連れには過酷です。旅行会社の担当者に必ず確認しましょう。

飛行機に乗ったら離陸して水平飛行に移るまで席を立つ事ができません。成田のような過密空港では1時間以上席を立てないケースがほとんどです。その時子供がトイレに行きたくなっても後の祭りでどうしようもありません。食事となるとそれからさらに1時間近くかかりますので、搭乗前のお子さんのお腹のすき具合やトイレは親がしっかり把握してあげましょう。

回数をこなすと子供でも飛行機の中での過ごし方が上手になってきます。もしこれから何回か子連れで海外旅行を考えているなら、まず国内線で慣れて、次に昼便で飛行時間の短い所、それから夜便とステップを踏んでいかれるのがいいと思います。

夜便にもいいところがあるというお話もしておきましょう。おとうさんがお勤めの人なら出発日は仕事を休まなくても間に合う方が多いのではないでしょうか。ちなみにスーツケースは事前に宅急便で空港に送れます。

小中学生のお子さんなら、学校の終業式に出てから空港に向かっても間に合うでしょう。

とてもよく寝る子だ、とか一度寝るとけっとばしても起きない、というお子さんをお持ちの方なら夜便はお勧めです。

星空の中、はかない流星のように駆ける夜間飛行に甘いあこがれを抱いている方、そして出発の日早起きして空港に行くのがいやな方にもお勧めです。

連れて行くのは危険な年齢

連れて行くのは危険な年齢

*ここで言う「危険」というのは子供が大爆発して手のほどこしようがない状態なる、という意味です。子供の身体や心に危険がおよぶ、という意味ではありません。

子供によって個人差がありますが10ヶ月から2才までは相当大変です。特に1才から1才半までの間は出来れば飛行機に乗せない事が賢明です。

10ヶ月くらいまでの赤ちゃんが泣く時はおむつとかおっぱいとかおよそ推測できます。泣き止ます方法も比較的簡単にわかります。一方2才代は俗に反抗期と言われる年齢ですが逆にその心理を利用して上手に誘導する事も可能です。

ところが1才過ぎの頃はこうはいきません。

気に入らないことがあるととにかく火がついたように泣き叫びます。床を転げ回ったり、空中をバタフライで泳ぐように派手なアクションをおりまぜながら体全体で不快感を表現し続けます。困ったことにその理由は親には検討もつかないとこが多いので対処のしようがありません。よしんば理由がわかって解決してあげても一度火がついたらそもそもの理由なんてどうでもいいみたいでとにかく力のかぎり泣き叫び続けるのです。

対策の練りようがないのでよほどの理由がない限りこの時期に旅行に行くのは避けるべきだと思います。

では子供が2歳近くになるまで、妊娠中も含めて3年近く旅行に行けないのか?

いいえ、そんな事はありません。

我が家の経験では生後5,6ヶ月くらいまでの赤ちゃんの時が実は一番楽で、その時練習もかねて一度行っておく事をおすすめします。

我が家では次男のりゅうが生後2ヶ月の時、イギリスに連れて行きました。姉の結婚式に参加するためで選択の余地がなかったのですが、行ってみてわかったのはあれこれ心配して損した、と言う事です。その時長男のかいは3歳になったばかりでそれはもう大変な暴れようだったのですが思った以上に次男に手がかからず大助かりでした。

この時期の赤ちゃんはほとんど寝てます。たまに泣いても小さな赤ちゃんの泣き声なんて上の子に比べたらそれはもう蚊の鳴くようにしか感じません。軽いので片手で抱っこしてもう片手でスーツケースを持つ事も楽に出来ます。もちろん暴れまわったり走りまわったりもしませんし、そのへんにひょいと置きっぱなしにしても落っこちる心配がありません。おむつも大きい子に比べたらうんちなんてほんのちょびっとです。

こんな事は1人目を育ててる最中には無我夢中で気付かないかもしれませんが、この時期の旅行は本当に楽ちんでおすすめします。

計画~出発前に気をつける事

オーストリア航空に搭乗する

冬の出発は要注意

冬は風邪をひきやすい季節です。風邪で鼻がつまってると気圧の変化に対して飛行機の離陸時、下降時に耳抜きがしずらくなります。それが原因で大泣きする子はとても多いですし何より子供がかわいそうです。あまりひどい痛みを経験した子供はもう二度と飛行機に乗りたくないと言うかも知れません。

もしあなたの旅行が冬の出発を予定しているならお子さんの健康管理にはいつも以上の注意が必要となります。

キッズミールの予約

航空会社が決まったらキッズミール等をリクエストしましょう。

あらかじめリクエスト出来るのは

<乳児の場合は>

  •    オムツ
  •    ミルク
  •    離乳食

<幼児の場合は>

  •    キッズミール

です。

キッズミールは内容を確認した上でリクエストするかどうか決めましょう。量が少なかったり内容がよくないケースもあり、我が家ではリクエストせず大人と同じ食事にしてもらう事もあります。

また子供の食事の配膳を早くしてもらうようにリクエストできます。。子供向け機内サービスは航空会社のWebから事前に確認しておきましょう。

計画~出発前に気をつける事

全日空ロンドン便のバシネット。生後2ヶ月でイギリスに向かうりゅう。

バシネット

航空会社によって基準が異なりますが、お子さんの体重が10Kg以下ならバシネット(赤ちゃん用簡易壁掛けベッド/写真下)をリクエストできます。うまく寝てくれれば飛行中ずっとだっこしっぱなし、という悲惨な状態から解放されます。寝ない時にも、おもちゃや赤ちゃん用のちょっとした品々を入れておけるので大変便利です。あまりの便利さありがたさに思わずほおずりしたくなるほどです。

ただし離着陸時には使用出来ません。またバシネットが取り付けれるシートは限られているので、飛行機の予約と同時におさえておきましょう。

座席の指定

エコノミークラスでも航空会社によって、あるいはチケットの種類によって事前に座席の指定が可能です。賛否両論あるようですが私はいつもバシネット取り付け可能なスクリーン前の席を予約します。この席は足もとが広く赤ちゃん/子供の荷物などを置いておく事が出来、何かあった時はさっと取り出せます。また食事中でも席を立つ事が出来るので子供が吐いたり急にトイレに行きたくなっても対処可能です。

この席の欠点はひじ掛けが上がらない事、スクリーンが近いので明るい事、トイレが近いので人の往来がある事、です。ただトイレが近い事は子連れにとっては利点でもあります。

子供の服装について

せっかくの海外旅行だからいい洋服を着せてあげたいという親心は誰にもあります。しかし子供にとって普段着慣れてない服はそれだけできゅーくつで不快です。

そこに他の不満が重なると大爆発することがあります。我が家では飛行中長時間座ってても楽な服装を優先しています。特に夜便の場合は寝るだけですから少しでも子供が楽に寝れるように

もうほとんどパジャマです。

出発の1週間前から気を付けること

機内では不満が複数重なった時子供は大爆発します。

不快に感じる要因を一つでも多く取り除いてあげることが機内を無事過ごすポイントといえます。繰り返しになりますが風邪気味で鼻がつまってうまく気圧調整が出来ない、体調が悪い、睡眠不足、などのリスク要因は出発1週間前からの健康管理でかなり軽減することが出来ます。

我が家ではこの時期、規則正しい生活と十分な睡眠をとることを普段以上に心がけています。

子連れに有利な座席はどこか?

タイ航空の機内の様子

最近は事前に座席を確保することが可能なケースが増えてきました。では、子連れ旅行者にとって機内を無事乗り切るために、どの座席が楽なのか?ケースごとに見ていきましょう。

まず、飛行機のシート配列を考えてみましょう。日本発の国際線では下の図のように、窓側から3席、通路をはさんで中央4席、反対側の窓側に3席、という3-4-3の配列が多く見られます。

機内のシート配列

パパとママ+子供が2歳未満で座席を取っていないケース

この場合は、中央4列のうち通路側から2席を確保するのがベストです。窓側3席のうち2席を取った場合、誰も隣に座らなかったら非常にラッキーですが、もし子供がきらいな人や子連れ旅行に意見がありそうな人、あるいはものすごく体の大きい人が来ると、到着までの長いフライトが地獄になります。

誰も来ないことにかけるのであれば、閑散期でなおかつ月曜~火曜の出発便なら、勝つ確率はいくらか高くなるかもしれません。

図を見てお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、3-4-3のシート配列の飛行機であっても、後方は2-4-2、あるいは、2-3-2になっていることがあります。予約の時に確認しましょう。

また全日空のハワイ便(シート配列2-3-2)やエミレーツ航空の関空~ドバイ便(シート配列2-4-2)のように、すべての飛行機が図のような配列ではありませんので、予約時に必ず確認しましょう。

もちろん2-3-2あるいは2-4-2のシート配列なら窓側がベストです。

パパとママ+2才以上の子供が1人のケース

スクリーン前の4席のうち並びで3席がベストだと思います。また窓側から3席でもいいでしょう。ただし前述したように、全日空のハワイ線やエミレーツのドバイ線では、窓側のシートが2席になっています。また同じ航空会社で1日に複数便ある行き先の場合は、便によってシート配列が異なるケースがあります。必ずシート配列を確認してから手配するようにしましょう。

パパとママ+2才以上の子供が1人と座席未購入の2才未満の子供が1人のケース

この場合も座席の確保は3席ですから、基本的に上の、「パパとママ+2才以上の子供が1人のケース」と同じです。ただし2才未満の子供がいれば、スクリーン前の座席を優先的に確保できますので、ゆったりしたフライトになる可能性が高いです。

パパとママ+2才以上の子供が2人のケース

この場合は、中央4席を横1列確保しましょう。というかそれしかありません。子供が2才以上ですから、スクリーン前の座席を取るのも難しくなります。窓側の座席が横2席なら、前後の4席にするのもいいでしょう。また窓側から3席、通路をはさんで1席のよこ変則4席でもいいかもしれません。

スクリーン前座席について

スクリーン前の座席は足下が広いのが特徴です。

普通の座席では、前の席との間隔が狭いため席を立つのに苦労します。子供が急にトイレに行きたくなるとか、吐いた場合、さっと席を立てないのがネックです。スクリーン前の席なら、いつでもさっと席を立つことができるので、子連れ旅行者にとってそのメリットは計り知れないほど大きいと言えます。

でもこの席には難点もあります。それは、スクリーンが近いため明るいこと。夜便で消灯時間になって機内が暗くなっても、この席のわまりは明るいままです。

またトイレに近いので、人の往来が多いことも難点です。しかし、子連れの場合はトイレに会ことはメリットと考えることもできます。

この席のもうひとつの大きな難点は肘掛けがあがらないことです。

子供が2才未満の場合、パパとママの間に子供を寝かせるか、パパかママがかわりばんこに抱っこすることが多いと思いますが、いずれのケースでも、パパとママの座席の間の肘掛を上げれることが大きなポイントになります。従って肘掛が上がらないスクリーン前の席は、バシネットを利用しない2才未満のお子さんがいる親子3人のケースでは、おすすめできません。

2才未満でも航空券を買うという選択

2歳未満は航空券を購入しなくても搭乗するこができますが、航空券を購入して席を確保してはいけないということはありません。航空料金が安い時期に出発すれば負担も小さいので、2歳未満のお子さんであっても、席を確保することを考えてみてはいかがでしょうか。ペックスなら子供料金があり、通常大人料金の75%で購入できます。

子供の航空券を買えば、3人分の座席を確保できるので、窓側から3席や、肘掛けが上がらないスクリーン前の席でも、快適に過ごせるでしょう。

親子の席がばらばらになってしまった場合

何らかの理由で事前に座席を確保できなかったケースで、万が一親子がばらばらの席になった場合どうするか?

搭乗後、キャビンアテンダントさんにその旨を伝えて、席の交換をしてもらいましょう。我が家のケースでは、席の交換をしてもらえなかったことはありません。気持ちよく席を譲ってくれた人には、くれぐれもお礼を忘れずに。

帰りの座席の確保

行きのフライトだけ座席を指定できて、乗り継ぎ便や帰りのフライトの座席確定ができないケースがあります。その場合は、

  1. 行きの搭乗手続きをする際に、カウンターでもう一度座席の指定を試みる
  2. それでだめなら、乗り継ぎ手続きをする時にカウンターで交渉する
  3. 帰りの搭乗手続きは、少し早めに空港に行って交渉する。

ことです。

当日空港へ向かう時に注意する事

当日空港へ向かう時に注意する事

空港へ向かう交通手段は自家用車、バス、電車などがあると思いますがそこでの子供の過ごし方、特に睡眠時間とタイミングにも十分意識を注いで下さい。最悪なのは空港に向かう交通手段の中でぐっすり眠ってしまって、逆に飛行機に乗る頃に目が冴えてしまい、機内では眠れず大騒ぎをしてしまうというパターンです。

前日の睡眠をたっぷりとらせたうえで空港へ向かう交通手段の中で子供の睡眠を管理するのは親の責任といえます。

我が家は自家用車で空港へ行きますが、飛行時間や出発時刻、空港に到着してから出発までの時間を考慮して、成田空港へ向かう車の中でいつ、どれくらい子供を寝かせるか、あるいは寝かせないかを決めます。

このときのポイントは、自宅を出発してから、飛行機に乗って目的地に到着するまで、トータルの移動時間の中でどれくらい睡眠時間を確保するか、を考えることです。

ところで前日たっぷり睡眠時間をとるべきと言っても普段11時に寝てる子を旅行の前日だけ8時に寝かせようとしても難しいものがあります。1週間前から慣れさせるのでもきついかもしれません。

結局少しおおげさに言えば普段の子育ての考え方や習慣が飛行機の中では明らかになるということです。

空港に着いて飛行機に乗る前にする事

空港に着いて飛行機に乗る前にする事

最も重要な儀式

空港で行う最も重要な「儀式」、それは子供達を思いっきりあばれさせることです。

遊ばすとか軽く運動するというレベルではなく、へとへとにくたばってもう一歩も歩けません、許して下さい!という状態になるまでとことんあばれさせます(女の子にはあてはまらないかも知れません)。パパも子供達と一緒になって汗まみれになってあばれるとより効果的です。着替えを2、3枚用意することを忘れてはいけません。

ママはこの間見ず知らずの他人になって免税店でのショッピングを楽しんでます。

成田空港にはプレイルーム/キッズパークもありますが、6ヶ月くらいの赤ちゃんから小学校4、5年生のお兄ちゃんまでいろんな年齢の子がいますから注意が必要です。

我が家ではすいている時は利用しますが、混んでる時はその騒々しさのみ利用させてもらって周りで大騒ぎします。理想は思いっきりあばれた心地よい疲労感と満足感に抱かれて、離陸と同時に眠りに落ち着陸するまでずーと眠りっぱなし、という状態を作る事です。

空港での食事

飛行機に乗ったらすぐ食事が食べれるわけではありません。

出発時刻のおよそ1時間半~2時間後が、機内で食事が始まる目安です。それを考慮しながら出発時刻と子供のお腹のすき具合をはかって、空港で子供の食べる量を調整します。さらに徹底するなら、空港でとる食事の1回前の食事の時からフライトスケジュールを計算しながら食事の時間や量を調整していくのがベストです。

オムツ交換とトイレ 

機内でオムツの交換は大変です。トイレは狭いし揺れるし、そもそも飛行機が気流の不安定な中を通過する時はトイレの使用は出来ません。(席に座ってシートベルト着用)

それから搭乗してしばらくはトイレは使えません。離陸して水平飛行に移るまでの1時間くらい席を立てないのです。

シートベルト着用サイン点灯中に「子供がトイレなんです」と叫んでも「そこで漏らして下さい」と言われます。

ですから搭乗直前は必ずトイレに行かせます。出にくい時は出発ぎりぎりまで粘ります(汗)オムツの時もうんちが出るまで乗らないで粘ります。

機内で出来る対策

機内で出来る対策

これまで「機内対策は飛行機に乗る前におこなうべし」というスタンスで我が家のノウハウをご紹介してきましたが、実際に子連れで飛行機に乗ってからもするべき事はあります。

この項では、機内に乗ってから出来る対策と、してはいけない機内対策をご紹介します。もちろん「機内で出来る対策」と言っても、飛行機に乗る前の準備は必要です。

お話をする、一緒に遊ぶ

我が家の経験則では、子供と一緒にたくさんお話をしたり遊んだりしするのが、一番有効な機内対策だと思います。

日頃お子さんと話をする機会の少ないお父さんにとって、機内ではお子さんとゆっくり話が出来るチャンスではないでしょうか?幼稚園や学校での出来事、興味のある事などをじっくり聞いてあげましょう。未修学の幼児でもお話をしながら一緒に遊ぶことはとても効果的です。

また一緒に本を読んだり、行き先に住んでる昆虫や動物の話をするのもいいと思います。そしてこれらは主にパパの役目です。

ビデオ・スマホ

ビデオカメラは撮影するためだけにあるのではありません。

液晶画面で再生も楽しめますので、あらかじめ子供の好きな番組を録画しておき機内で観る、というのもいいアイディアです。スマホで子供自身が映ってる映像を見せるのもいいでしょう。ポータブルタイプのDVDプレーヤーをお持ちなら尚いいと思います。ただしこれらの電子機器は離陸時と着陸時の使用を禁止されていますのでご注意下さい。また当然ですがまわりの乗客の迷惑にならないように音量に配慮して下さい。

おもちゃ

子供が爆発しそうになった時新しいおもちゃを見せて気を引くのも効果的です。

ただし効果が長続きしないケースや、かえってかんしゃくを引き起こす原因になったりする事もあるので注意が必要です。また落として機嫌が悪くなったり落とした時の音が騒々しいものもあります。

我が家の場合おもちゃはほとんど使いません。

というのも我が家の子供達はおもちゃで遊ぶ時「ドカーン」とか「ズキューン」というような擬態音を発するので逆にやかましくなりまわりの人の迷惑になるからです。おもちゃ自体から音が出ないのはもちろん、落としてもテーブルにぶつけても音が出なく、子供が擬態音を発しながら遊ぶ必要がなく、なおかつ男の子が静かに夢中で遊べるおもちゃ、があれば本当にいいのですが。

ぬりえ 

ぬりえも効果的です。かなりの長時間静かな状態が持続します。

ただし戦隊ものなどのぬりえだと「ガギューン」と擬態音を発しはじめるので購入する時気をつけましょう。色えんぴつ/くれよんがばらばら床に落ちるのがぬりえの欠点です。一色づつ塗らせて使ってない色えんぴつはしまわせるようにしましょう。

航空会社によっては子供用の簡単なおもちゃや、おもちゃセット、塗り絵セット等をくれます。また子供用の絵本を数冊用意してますので機内に入った時もらいましょう。搭乗が遅れて絵本がなくなっていてもリクエストすれば後で読み終えた人から回収して持って来てくれます。

マスク

機内は大変乾燥しているのでマスクは必需品です。

特に寝る時は必ずマスクを着用しましょう。行きの飛行機で喉、鼻をやられて現地に到着してから熱を出して寝込んだ、という悲しい例はたくさんあります。

チャイルドシート

普段車で使用しているチャイルドシートをはずして飛行機の座席に取り付けるという方法もあります。

旅先でレンタカーを借りる予定があったり、子供がチャイルドシートならすぐ寝てくれる場合に有効です。

着替えと子供の手荷物

機内で吐くなどして服を汚した時の為の着替えと、目的地に着いてからの着替え(日本と目的地の気温差が大きい場合)は機内持ち込み手荷物に入れておきます。

我が家では子供にそれぞれ自分のリュックを持たせてその中に各自の着替えや飲料水、おもちゃや本などを入れます。

そして極力自分のリュックは自分で責任を持って持ち運びさせます。おもちゃなどは出発前自分でどれを持って行くか決めさせます「どれくらいお泊まりするの?」とか聞いて自分なりに判断してるようです。

ついでに説明すると、行き先がハワイなど南の島のビーチの場合で、現地到着後、海やプールで遊べる時間があるフライト(現地到着が午前中など)のときは、水着や海・プール遊びグッズは、必ず機内持ち込み手荷物のほうにまとめます。到着後、万が一ロストバゲージになったとき「あ〜水着はスーツケースの中だ」と後悔するのを避けるためです。スーツケースが手元に届くまで、きれいな海やプールがあるのに、それこそただ指をくわえて見てるだけ、ということになります。

子供の飲み物のもらい方

機内で飲み物のサービスが始まるとキャビンアテンダントが子供にも何を飲みたいか聞いてきます。

この時「ほぉら○○ちゃん、ジュースですって、何にしましょーかー?」「んーっとんーっと」などと時間をかけてやってると大変迷惑です。飲み物のサービスが始まるのを察して自分達の順番が来るまでに何にするか決めておきましょう。

またフタ、ストロー付きのコップを頼めば子供があやまってコップをひっくり返しても安心です。

お茶のもらい方

西洋人のキャビンアテンダントは日本人がお茶と言えばグリーンティーだとアタマから思い込んでます。

「ティー?」と聞かれて「イエス」と答えようなら何の躊躇もなくティーバッグのグリーンティーを渡されます。子供の機内対策とは関係ありませんが、日本人以外のキャビンアテンダントにお茶のもらい方をご説明しましょう。

● 紅茶が欲しい場合

「イングリッシュティー プリーズ」 と言います(ブラックティーで通じることもあります)。レッドティーではありません。

● ウーロン茶が欲しい場合

一部の航空会社でしか用意してません。でも試しに聞いてみるなら チャイニーズティープリーズです。もしかしたらジャスミンティーくらいは出て来るかも知れません。ウーロンティープリーズと言っても日本人以外にはまず通じません。

● 冷たい緑茶が欲しい場合

コールドグリーンティーなんて言おうものなららけげんな顔をしてティーバッグのグリーンティーに氷を入れられますので注意をして下さい。

コンビニで売られているくらい豊富なお茶の種類は機内では用意されてません。

飲みたいお茶が必要なら飛行機に乗る前に買っておきましょう。ちなみにこの時のペットボトルは現地で利用価値大なので飲み終わっても捨てないようにしましょう。(空のペットボトルですが、シートベルト着用サインが出ていて席を立てない時にどうしてもおしっこがしたくなったら男の子には即席のトイレ代わりに使えて便利です。でも後でうっかり使わないようにしましょう)

機内での服装と睡眠、食事

機内での服装と睡眠、食事

睡眠と食事について

機内で十分な睡眠を取れなかったため旅行中体調を崩したり、高熱を出したお子さんの話をよく耳にします

。特にハワイ、ケアンズ行きは夜便になるため睡眠時間の確保は重要な問題です。また機内でぐっすり眠ってくれれば、騒いで他の乗客の迷惑になる事もなくなりますので一石二鳥と言えるでしょう。

そのため搭乗前に空港で思いっきり暴れさせて疲れさすわけですが、もう一つ配慮すべきポイントがあります。それは機内食についてです。

一般にハワイ、ケアンズ線など夜便では機内食を食べてから寝ると、フライト中の睡眠時間は3時間程度しかなくなってしまいます。これは他のページでも繰り返しお話してますが、離陸して出発時刻の2時間くらい後にならないと夕食が始まらないためです。7時出発の便は9時、8時の便なら10時、9時だと11時が機内で夕食が配膳されるおよその時間で、そもそもこんな遅くまで子供のお腹を我慢させる事は難かしい話です。また機内食を食べさせようと子供を寝かさずにおくと、どうしても機内では睡眠不足になります。

ですから我が家ではハワイ線など近中距離路線の夜便では基本的に機内食は食べない事にしています

空港で食事をさせて搭乗したらすぐ寝る、というスタイルです。到着時刻の約1時間半前には、朝食が始まりますので早めに夕食を食べたからといってお腹がすくという事はまずありません。どうしても心配な方は、カロリーメイトのような栄養食を用意しておくといいでしょう。

我が家のスタイルは極端な例かもしれませんが、いずれにしても飛行中の時間割を十分把握したうえで食事のタイミングと睡眠時間の確保をどう工夫したらよいか、出発前に十分検討し、お子さんに最適なスタイルを見つけて下さい。

服装について

機内は「海抜二千五百メートルにある砂漠」と表現されるくらい「過酷」な環境です。気圧は0.8気圧、湿度は5~15%とサハラ砂漠より低いのです。気温は20度前後。湿度が低いため、夏でも半袖のシャツでは寒く感じるでしょう。

夜便では、眠りやすいゆったりした服装が理想ですが、同時に「寒さ対策」もしっかりおこなえるようなものを用意しましょう。長袖のシャツやトレーナー、薄手のフリースなどがベストです。

また機内の異常に乾燥した空気により、搭乗中に喉や鼻をやられて、風邪をひいてしまう子供(大人も)も少なくありません。目的地に到着した頃には熱が上がり、せっかくの旅行が台無しになりかねません。

対策としては、濡れたハンカチ、ガーゼなどを口や鼻にあてておく、毛布を顔までかぶって寝る、マスクをする、等です。

機内での耳痛対策~原因と効果的な予防法

機内での耳痛対策

機内で子供が大騒ぎする原因のひとつが、耳の違和感、あるいは耳の痛みです。普段の生活では耳に違和感を感じるほどの急激な気圧の変化を体験することはまずありませんから、ほとんどのお子さんにとって、生まれて初めて乗る飛行機でそれを経験することになります。

余談ですが、私自身は小学1年生のとき、初めて乗った新幹線で、気圧の変化による耳の痛みを感じました。もちろん当時は「気圧の変化による耳の痛み」を理解し認識していたわけではありません。あとになって思い返したらあれはそれだったということです。しかも大人になって冷静に考えると、猛スピードで疾走する新幹線がトンネルに入るときに、ボワっという気圧の変化みたいなものを感じますが、それで耳が痛くなるというほどのものではありません。

しかし小さな子供で、原因も理由もわからなく度々耳の違和感を感じたら、それが得体の知れない恐怖となって「痛み」を知覚する流れはごく自然に発生するものと思われます。当時の私は、新幹線の中で両耳を手を押さえながら「痛いよー痛いよー」と泣き叫んでいましたが、親は「うるさい、痛くなんかない、静かにしなさい」とただただしかるだけでした。

原因や理油を理解していれば対処する方法はいくらでもあります。

ということでこの項の本題に入ります。

飛行機が目的地に向かって降下を始めると大泣きするお子さんが続出します。これは気圧の変化に対する調整、いわゆる耳抜きが上手く出来ずに不快感やひどい痛みを感じるからです。(実際は始めて経験する原因のわからない違和感に対する子供の恐怖心が、不快感を本当の痛み以上に知覚させるケースが多いと思います)

泣いたり力んだりすればよけい抜けにくくなり悪循環に陥りますので注意が必要です。

対策はあめや飲み物、ガム、おしゃぶりなどを与えて口やあごを動かすことです。あくびも有効です。そして重要な事はこれらの作業を飛行機が高度を下げ始める直前から着陸するまでずっと続ける、ということです。

降下中はどんどん気圧が高くなっていくので1回しただけでは効果は持続しません。

ほとんどのフライトでは目的地が近付くと機長が着陸予定時刻をアナウンスします。降下を始めて着陸するまで30~40分かかるのでそれを目安に耳痛対策を初めて下さい。降下を始める旨のアナウンスがある場合もあります。(あと20分したら目的地空港に向かって降下を開始します、というように)

外国の航空会社でも日本発のフライトでは日本語のアナウンスが必ずあるので英語が苦手な方でも心配無用です。キャビンアテンダントさんに降下開始時刻を尋ねるのもいいでしょう。

何度もしつこいようですが、風邪気味で鼻がつまってると、抜けにくくなるので出発前の健康管理はとても大切です。

離陸-上昇時にも気圧の変化を体験しますが、この時に泣くお子さんは少ないようです。降下時より不快感が小さいからだと思います。離陸時の対策は離陸直前から水平飛行に移るまで、ずっと耳痛対策を続ける事です。

飛行中の時間割〜ハワイへのフライトシュミレーション

飛行中の時間割

旅行前に、食事は何時頃食べられるのか?消灯時間は何時か?といった飛行中の「時間割」をイメージし、機内対策のシミュレーションをおこなうことが有効です。ここでは、実際のフライトを疑似体験出来るようにお話します。どういう対策が必要か、持ち物は何が必要か、事前の準備、心構えにお役立て下さい。

想定

午後8時15分発、成田からホノルル行きのフライトを想定してます。

機内搭乗後、離陸まで

乗客が全員乗り終わるとドアモードが変更され飛行機はゲートをゆっくり離れて動き出します。乗客はシートベルトの着用が義務づけられておりたとえ子供がトイレに行きたくなっても席を立つ事はできません。この後1時間くらい席を立てない状態が続きます。滑走路の移動や離陸の順番待ちがあり、実際に離陸するのは8時45分くらいです。

水平飛行~夕食

9時~9時10分くらいに水平飛行に移ってようやく席を立てるようになります。飲み物、おつまみが配られるのが9時半くらい。夕食が始まるのはもっと遅く9時45分~10時くらいです。

食後

食べ終わってもなかなかかたずけてもらえません。エコノミークラスでは食事用のテーブルを使用している間は前の席との間隔が狭いため席を立つのはかなり困難な作業です。食事がかたずけられてやっと席を立ったり動いたりできるようになるのはだいたい10時半を過ぎてからです。この時多くの人がトイレに行くのでトイレ前には行列ができます。

消灯

11時前後になると機内は暗くなります。映画を見る人や読書灯をつけて本などを読む人以外ほとんどの人は寝ます。暗くなると泣く子がけっこいるみたいです。皆が静まった夜中に突然夜泣きをする子もいます。

起床~朝食

ようやく眠りにつけたと思ったら午前2時くらい(日本時間)に突然機内の明かりがついて朝食が配られます。食欲より眠気の方が勝っていてほとんど手がつけられないまま2時45分くらいにはかたずけられます。

降下と耳痛対策

食事が片付けられると飛行機は徐々に降下をはじめます。この時気圧の変化に耳が対応できず泣き叫ぶ子が続出します。気圧変化への対応法は別に詳しくお話してますが、あごを動かして鼓膜内の空気を抜くことが必要です。あくび、ジュース、アメ、おしゃぶり、が有効です。下降を始めて着陸するまで40分近くかかりますから、その間ずっとそうしているのが望ましい方法です。

着陸

午前3時15分くらに着陸してようやく長かったフライトが終わります。が、本当に大変なのはこれからです。日本時間でこそ午前3時すぎですが現地の時間は朝8時15分です。飛行機の中でよく寝れなかった大人も子供も眠気との戦いの1日が始まるのです。

到着後空港で

もう少し続きを書くとこの後入国審査、荷物受け取り、税関が待っています。子連れだと入国審査は早い列に入れてもらえるのですぐ終わります。

時間がかかるのは荷物の受け取りで、エコノミークラスの人は一番最後になりますからターンテーブルに最初の人の荷物が現れてから自分の荷物が出て来るまで1時間くらいかかることもまれではありません。

平均的には入国審査、荷物受け取り、税関を通過して空港の外に出るまでに1時間〜1時間半くらいかかります。

この時日本での時間は午前4時前後で、皮肉にもほとんどの子供がおとなしくぐっすり眠っています。おとうさんも眠そうですが頑張って子供を抱っこしたまま列に並んでいます。よくベビーカーは持って行くより現地で買った方がいい、という意見を聞きますが、それではこの状態の時に使えないということになります。ベビーカーは飛行機に乗る直前までと降りたらすぐ使えるので我が家では子供が小さいうちは必ず機内に持参してました。

入国審査の時ベビーカーの中で眠っている子供を起こせと言われたことは一度もありません。

空港を出て  

空港を出たらパッケージツアーの方はアーリーチェックインをあらかじめ申し込んでおくとすぐホテルで休めます。個人旅行の方はホテルに行って交渉すると早く部屋に入れたりします。レンタカーの中で少し休憩するのもいいかもしれません。パッケージツアーでアーリーチェックインを申し込んでいない人は同じツアーの人と午後3時まで、市内観光に出かけることになります。

といってもバスの中ではほとんどの人が爆睡しています。

目的地に着く度に起こされ眠っている子供を抱っこしてバスを降り写真を撮ったらまたバスに戻って次の目的地に移動する、というかなりハードなスケジュールです。お疲れ様!

結局普段からの子供生活習慣の問題です〜まとめ

機内を無事過ごす無敵のノウハウ

以前機内で暗くなった時あるお子さんが大泣きをしました。

するとその親は「うちの子は暗いと怖がるので明かりをつけてくれ」と強い口調で抗議しました。もちろん明かりはつきませんでしたがここに子連れ海外旅行の大きなポイントがあると思います。

子供を必要以上に甘やかせていても普段の生活ではそのツケはすぐには顕在化しません。しかし言葉も文化も異なる外国へ行き公共の場に出る機会が多い海外旅行では悪い結果が如実に現実に跳ね返ってきます。

この親子の例のように機内で子供が大騒ぎすると周りの乗客の迷惑になるだけでなく、睡眠不足から家族の誰かが体調を崩して旅行そのものが台無しになってしまうこともあります。

旅行の準備では持ち物を物理的にそろえるだけではなく子供が旅行に行ける準備を整える、すなわち子供の苦手なことや良くない習慣を家族で克服していくということも大変重要なことだと思うのです。

それは時には大変な作業かもしれません。

しかしその過程にこそ子連れ海外旅行の素晴らしさを何倍にも増幅するヒントが隠されているのではないでしょうか。

海外旅行では良い行いの結果もすぐ目に見えて現れるのです。

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