素足で楽園に飛び移る〜イランジャ島に上陸

2019年3月4日

ボートの準備がすむまでビーチ沿いのレストランでトイレを借りたり、海でちょっと遊んだりして過ごす。準備が整ったらからボートに乗り込み、空港から車でここまで運んできてくれたドライバーさんとお別れだ。

ボートの横には「ノシイランジャ」の名前。ホテル専用ボートだ。

 

イランジャロッジに到着

 

われわれのノシベ空港到着は午前8時。わたしが危惧していたのは、飛行機が到着してもすぐホテルへは向かわず、別のゲストが別のフライトで到着するのを待って、いっぺんにまとめて運ぶ、なんてことになったら困るな~ということ。そんなケースでありがちなのは、フライトが予定通り到着せず、余分に何時間も待たされてしまう事だ。

聞いてみたら実際午後の便でやってくるゲストを待って、まとめて送迎するケースもよくあると言う。だから今回はマックスサファリさんを通して、くれぐれも飛行機到着後、すぐホテルへ向かってもらうようリクエストしておいたのだ。

本当にその通りになってラッキ~~♪空港に到着してすぐボートで運んでもらえれば、午前中にはリゾートに到着してのんびりできるぞ~。

 

イランジャへむかうボート

                 あのボートでイランジャへ向かうよ

 

ノシベ島南部にあるエルヴィルビーチから出発して、ボートはぐんぐんスピードをあげる。波しぶきが顔にかかり、こどもたちは大喜び、そしてどんどん遠ざかるノシベ島。目指すイランジャはここからボートで1時間半もかかるという。こんなスピードで1時間半も走ったら、そうとう遠くまで行くぞ、それってもはやノシベとは呼べない別のとこじゃん。

そうこう思っているうちにも、ノシベ島はあっと言う間に見えなくなる。それからも延々と猛スピードで進むボート。進行方向左手にはマダガスカル本島が見えているが、そこには町も民家も道路もなく、未開の地といった感じの景色が続いている。ノシイランジャへはノシベ島からしかアクセスできないので「ノシベ」と呼ぶのが一般的になっているのだろう。

 

                                  ノシベ本島のビーチをあとにして / イランジャが見えてきたー

 

やがて遠くにこの世のものとは思えないほど美しいラグーンが見えてきた。ボートは次第にスピードを落とし、そのラグーンに向かっている。どうやらあれがノシイランジャか。やがてその宝石のように美しい島の浜に、何人かの白い服を着た人が立ってるのが見えてきた。ホテルのスタッフが出迎えてくれているみたいだ。ああ~~まるで映画のワンシーンのよう。なんてサイコーで、なんてきれいなところなんだろう!!

ボートはそのまま白い砂浜に乗り上げエンジンが止まる。それからわたしたちは、ボートから軽くジャンプして、素足のまま楽園に飛び移った。

 

ホテルスタッフのお出迎え

 

チェックイン

ボートから降りたら、暑い浜辺で冷たいおしぼりがサーブされた。同時にマネジャーがわたしの肩をたたきながら陽気にあいさつをする。その気さくさが、こんな高級リゾートに子連れでやって来て場違いじゃないかと緊張しているわたしたちをなごませてくれる。

「昨日まで日本人の新婚さんが滞在していたんですよ」

 

ビーチの写真

 

それからフロントロビーへ移動し、チェックインの手続き。そこで今度はココナッツのフレッシュジューズがふるまわれる。この到着から一連の気取らない、それでいてさりげなく気の利いたもてなし。ここが世界の旅行雑誌でたびたび取り上げられる、ベストオブ楽園の隠れ家リゾートであることに、首が折れるくらい納得するのだった。

手続きをすませリゾートの説明を聞いている間にも、スタッフがわたしたちの荷物を部屋に運んでゆく。

 

客室へむかう

ココナッツジュースを運ぶスタッフ / 部屋へ向かう。どんな部屋だろ~~、ワクワク / わーー、部屋にハンモックがあるよ!