初日の夜はマダガスカルビールで乾杯〜スコールの中駆けて行ったホテルレナラのディナー

2019年3月2日

「サンキュー、ジョー、とっても楽しかったよ!」

「またいつでも遊びにおいで」

マングローブの入り江で、ジョーと記念写真を撮って、ホテルに戻る。

 

レナラのディナー

           マダガスカルのビール、THB

 

睡魔の襲われて

ディナーの開始時刻は7時らしい。ああ、それはありがたい。わたしもこどもたちも、もうお腹ペコペコだし、時差とロングフフライトの疲れで、今にも睡魔に無条件降伏しそうな情勢だ。部屋に戻ってシャワーを浴びたら、速攻で、あの眺めのいいレストランへ向かおう。

と、思っていたのだが、

部屋に入ってベッドにちょっとだけ横になったのがいけませんでした。停電のように一瞬で意識がプッツンと切れて、そのまま深い深い眠りに落ちてしまったのだった。

 

ディナーの様子

 

滝のような雨

「ねーねー、そろそろ晩ご飯食べに行こうよ!」

それからどれくらい時間がたっただろうか、全身を激しく揺さぶられ、頭に電気ショックを浴びせられたような不快感が重くのしかかる。喉がカラカラだ。ん~~、あれ、ここは、そうだ、部屋に戻ってそのままベッドで眠り込んでしまったんだ。

となりを見るとママはまだ、山崩れで転がってきた岩のように、どっしり寝入っている。時計を見ると午後8時を回ったところ。こどもたちはあれからずっと部屋の外でサッカーをして遊んでいたらしい。突然雨が降り出して、部屋に入ったらお腹が減っていることを思い出し、私を起こしたと言う。

よし、じゃあママを起こしてレストランへ行こうか!

バンガローの外に出ると滝のような雨が降っている。午後からずっと曇ってたからね。もういつ降り出してもおかしくありませんでした。とりあえずバンガローの軒下から、一斉に飛び出して、植栽の中に伸びる遊歩道を走り出す。歩道ももう水びだしで、わたしもママもこどもたちも、ばしゃばしゃ水をはねながら全力でレストランへ駆け込んだ。

はーはーはー、アハハハ、なんか、濡れて気持ちいいね。髪をつたって水滴がぽたぽた床に垂れる。ウェイターのお兄さんがにっこり微笑んで、タオルを差し出してくれる。テーブルに座る頃には、もうすっかり眠気も醒めていて、遠くで音のない稲光が、時々、南国の浜辺を昼間のように明るく照らしていた。

 

夕食の写真

脂ののったサバのような魚の塩焼き。ライムをしぼってかける / 濃厚な野菜のスープ /クレープには新鮮なマンゴージャム

 

マダガスカルの晩餐

夕食のメニューは、野菜たっぷりの濃厚スープ、地魚の塩焼き(ライムをしぼっていただきます、脂がたっぷりのったサバのような味)、ライス、それからデザートは焼きクレープにフレッシュマンゴージャムをのせて。そしてマダガスカルのビール、THBをぐぐいと。

ここの食事は本当に美味しいね♪くせがなく、薄い味付けが日本人の口にあっていると思う。

さあ、いっぱいいただいたら、ぐっすり寝て、明日はバオバブ並木と、キリンディー森林保護区へ行くぞ。

夜のうちに雨が上がって、明日も晴れますように。