焼きたてのフランスパンにフレッシュマンゴージャムをぬりたくる幸せなレナラの朝食
レナラの朝食
翌朝目覚めると、夕べの雨がうそのように上がっている。一転して雲ひとつない青空が広がっているかと思いきや、そこまでではない。どんよりした曇り空だ。ガーデンの木々草花の濡れ具合から、雨はまだ上がったばかりのようだ。
「せっかく麦わら帽子を買ったのに意味ないじゃん」
そうだね、帽子を買いに行くまでがすごくかんかん照りで、買った途端こんちくしょ~っていうくらい曇ったね。はっはっは。
Tシャツに着替えて外に出ると、空気がひんやりして気持ちいい。雲の切れ間から所々、朝の光がこぼれだしていた。
焼きたてのフランスパン / このマンゴージャムがヤバすぎ!
「おはようございます、ぐっすり眠れましたか?」
レストランに着くとマミーがわたしたちのテーブルの前で立っている。
「おはよう!もう爆睡でしたよ」
夕べわたしたちにタオルを貸してくれたウェイターのお兄さんが、飲み物を聞きにくる。わたしとママはコーヒー、こどもたちにはホットチョコレート。朝食のメニューは、焼きたてのフランスパンと、しぼりたてのフレッシュマンゴージュース、それにオムレツだ。マンゴージャムが、もうヤメて下さい!と叫びたくなる美味しさ。それをあつあつのフランスパンにびちょびちょってぬりたくって、ぬりたくっちゃって、いいの~、本当にいいんですか~、そんなことしたら、そんな禁断の美味しさ知っちゃったら、もう日本へ帰れませんよ。
オムレツにいたっては、これ何の卵ですか?っていうくらい、濃厚でさわやかな、そして清冽な香りと味でした。
夢中になってあっという間に平らげてしまった朝食。う~ん、まんぞくじゃ☆
では、予定通り6時半にホテルを出発しますよ
バオバブ並木へGO!