マダガスカル最南端の町フォールドーファン
フォールドーファン空港
チュレアールを離陸して、飛行機の窓からマダガスカルの大地を見おろす。どこまでもずーっと人の住んでいない荒涼とした風景が続いている。いったいこんな先に町があるのだろうか?
しかし、1時間くらい飛んだところで海辺に建物がちらほらと見え始め、飛行機はじょじょに高度を下げていく。そしてチュレアールを出発しておよそ1時間20分、フォールドーファン空港に到着した。
窓の外には荒涼とした大地が続く / フォールドーファン空港に到着
正式名称はタウランニャロ
フォールドーファンは、マダガスカル南部で最大の町。農業と漁業が盛んで人口は7万人ほど。インド洋に突き出した小さな半島の先端に位置し、美しい湾にかこまれている。フォールドーファンとはフランス統治時代に付けられた名前で「皇太子の砦」という意味。もともとの正式名称は「タウランニャロ」。はっ?何ニャロですって、だからタウランニャロ。早口言葉で10回言うと顔がにやけてくる。
この町は世界的に有名なベレンティー保護区へのゲートシティとなっている。そのため年間を通じて多くの観光客が訪れる。
空港に着いたわれわれは荷物が出てくるのを待って、車で市内へGO!
荷物は手で運ばれてくる / 空港ビル内の様子 / 到着出口を出たところ
データ
アンタナナリブからのフライトは1日1~2便。うち直行便は週8便。チュレアールからは週2便。
空港は町の北西およそ4kmのところにあり、車で市内まで約7~8分
空港の駐車場と迎えの人 / 車から見た町の様子