アテネの地下鉄を乗りこなせ〜料金、チケットの買い方、乗り方降り方

2019年2月16日

💓ども!カリメラ!ヤサス!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れでちょっと変わったギリシャ家族旅行を楽しみました。

今回のブログ記事はアテネの地下鉄の料金や乗り方などを紹介します。

アテネの地下鉄を乗りこなせ
アテネの地下鉄のホーム

アテネ滞在2日目、朝食後、ホテルを出たらシンタクグマ駅から地下鉄2号線に乗ってオモニア駅へ向かいます。

アテネの地下鉄は、市の中心シンタグマ広場や、モナスティラキ広場、アテネ空港、エーゲ海へのクルーズ船が発着するピレウス港、国鉄のラリッサ駅まで広くカバーしているよ。

うまく利用できれば、移動が楽なうえ料金も安くすむ。

というわけでアテネの地下鉄を自由自在に乗りこなすことが、今日の俺たちの重要なミッションだ、ひゃぁ~~!

アテネの地下鉄

アテネの地下鉄は2011年6月に、ISAP社、アッティカメトロ社、トラムを運営する会社の3社が合併して誕生した「Urban Rail Transport S.A 」によって運営、管理されています。

合併によって以前は1号線と2,3号線とそれぞれ別のチケットが必要だったのが共通チケットになりました、おおー。また会社経営も合併により重複部門のコストを下げるなどの効果が出ています、パチパチ。

アテネの地下鉄は3路線あって、アテネ国際空港やエーゲ海クルーズの拠点となるピレウス港、アテネの中心シンタグマ広場、観光に便利なモナスティラキ、国鉄ラリッサ駅など主要スポットは全部網羅されているぞー、へいへい。

1号線、グリーンラインは、1869年、アテネとピレウス港を結ぶ蒸気鉄道として開業しました。1904年に電化され現在の路線距離は25km。主な駅はピレウス、モナスティラキ、オモニア。

2号線と3号線はともに1991年に建設が始まり2001年1月に開業しました。完成まで長い年月がかかったのは、工事中に遺跡がぼこぼこ出て来るから、あひゃぁ〜。地下鉄工事中に発掘されたこれらの出土品は、シンタグマ駅など主要駅に展示されていますぞ、ほっほ。

ところでアテネの地下鉄には冷房がない、が〜ん。

2号線、3号線が開通した月が1月だったから誰も気づかなかったというウソみたいな逸話が残っています。*現在は冷房車両も走っています。

2号線レッドラインの営業距離は17.9km。主な駅はシンタグマ、オモニア、国鉄ラリッサ駅、

3号線ブルーラインの営業距離は41km。主な駅はアテネ国際空港、シンタグマ、モナスティラキです。

料金

地下鉄のチケット売り場
窓口で買えばおつりががもらえるよ / ここがシンタグマ駅の入り口だよ / 自動券売機

アテネの地下鉄料金はどこまで乗ったかという乗車距離制ではなく時間制です。1回券のようなものもありません。最も安いチケットは90分で1.40ユーロ、一駅だけ乗ってすぐ降りちゃったらなんかもったいない気がするぜ、うは。

  • 90分間:1.40ユーロ
  • 24時間:4.50ユーロ
  • 5日間:9ユーロ
  • 1ヶ月定期:30ユーロ

18歳以下は半額、6歳以下は無料です

バス、トラムへ乗り換えて利用しても制限時間内なら問題ありません。

それからアテネ国際空港〜市内の移動時は10ユーロかかります。

ATH.ENA TICKETチケットの買い方

シンタグマ駅のホーム
シンタグマ駅のホーム

2017年から地下鉄、トラム、バスなどの乗車券が、旧チケットに替わって「ATH.ENA TICKET」になりました。これはパスモやスイカ、イコカのようなICカードで、繰り返し利用したりお金をチャージしたりできるカードです。 

チケットは駅の自動券売機か窓口で買えますが、自動券売機はコインしか使用できなかったり、使用できる紙幣が限られていたり、紙幣を入れてもおつりが出なかったり(サギじゃねーか)、さらに旅行者にはどのコインがいくらかもわかりづらいので、窓口で購入するのが便利。

窓口ではお札も使えるので安心なのさ、はは。一応窓口でも券売機でも現金、クレジットカード、デビットカードが使用できます。        

ATH.ENA TICKET〜刻印は必要なくなった

アテネの地下鉄
これが刻印器です / このようにチケットを差し込む

乗車券がICカードになったことでそれまでに打刻器が姿を消し、代わりにICセンサーのタッチパネルが登場しました。日本の地下鉄の改札口と同じような構造です。

地下鉄やバスに乗り時、降りるときタッチパネルにふれて時刻や残高を確認しましょう。

以下はもう必要ないけど打刻器があった頃の記事です。

アテネの地下鉄にはホームへの改札口はありません。かわりに刻印器があります。入り口を通過するとき必ずチケットを差し込み刻印しましょう。車内ではたまに抜き打ちの検札がおこなわれます。もし刻印されていないチケットや、有効時間を過ぎているチケットを持っていることがわかったら、運賃の60倍の罰金を取られるのでくれぐれも注意しよーね、おお〜                

地下鉄の乗り方

自動改札のようなタッチパネルゲートを通ってホームへむかいます。

シンタグマ広場のように複数の路線が乗り入れている駅では、どのホームへ行ったらいいのか迷ってしまいますがまず路線ごとのを識別することです。

上り方面か下り方面かは、最終駅の表示で確認します。自分が乗る路線の最終駅名を知っておかないと、反対方向の電車に乗ってしまう可能性があるのでこれは重要ですよー。

地下鉄の路線図は、プラットホームや車内にありますが、3路線しかないので東京た大阪に住んでいる人ならさくっと把握できるでしょう。

地下鉄のホーム
ホームに路線図が表示されている

             

ホーム

ホームに降りたら、反対方向へ向かうホームでないか?あるいは自分が乗るのとは違うラインでないか?もう一度確認しようぜ、うう。

ホームの壁に路線図が張ってありまする。また電光表示版には、行き先が表示されているのでそれで方向を再確認するといいでしょう。ちなみにこの表示板には次の電車の到着までの時間も出ています、おおー。

地下鉄の車内
 アテネの地下鉄のホーム / 車内の様子 / 車内にも路線図がある

           

降り方

目的地の駅に着いたら電車を降ります。コンコースに進むと出口ごとにどこどこ方面と表示があるので、それに従って目的地に近い出口から地上に出ましょう。

わたしたちはシンタグマから2号線に乗って2駅先のオモニアで降りたのさ。そこから考古学博物館の表示がある出口へ進み地上へ出たっちゅーわけよ、うん。

地下鉄には冷房がないけど、空気がとても乾燥しているので、それほど必要だとは思わなかった。この日は土曜日だったためか、地下鉄の運行間隔は7分に1本程度でした。車内はとてもすいていたとさ。

シンタグマ駅からオモニア駅へのルートマップ

アテネの地下鉄のまとめ

きれいで快適な地下鉄に乗って、シンタグマ駅からあっと言う間にオモニア駅に到着したわたしたち。

今日は地下鉄に乗りましたが、アテネの観光スポットや見所は狭い範囲にぎゅっと集まっているので、徒歩でも回れちゃいます。実際我が家はアテネ1日目は小2、小5の子連れで、アクロポリス、ゼウス神殿、パナシナイコスタイジアム、コロナキ広場、リカヴィトスの丘、シンタグマ広場、フィロパポスの丘、プカラ地区を全部歩いてまわりました、いぇ〜〜い。

まあ今日は時間があまりないし、国立考古学博物館はシンタグマ広場から歩いて行くにはちょっと距離があるので地下鉄を利用しました。ではこれから国立考古学博物館を見学してきま~す。

このブログ記事があなたのギリシャ・アテネ子連れ旅行の参考になったならとっても嬉しいです。それではまたどこかでお会いしましょう。

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