プカラ地区の個性的な博物館めぐりと買い物にまつわる変わった法律
ども!カリメラ!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れでちょっと変わった個人手配ギリシャ家族旅行を楽しみました。
シンタグマ広場のアテネプラザホテルに荷物を置いて早速街に繰り出します。今回のブログ記事はプカラ地区の紹介です、それではどうぞ!
プラカ地区
アクロポリスとシンタグマ広場の間に広がるプラカ地区はアテネの旧市街で、3000年前から人が住みついている特別保存地区です。
異国情緒漂う迷路のように細く入り組んだ路地にはおしゃれなカフェやタベルナ、アクセサリーショップなどが軒を連ねています。建物が白ければサントリーニ島の街のような雰囲気。ぶらぶら歩くだけで楽しい気分にさせてくれるエリアです。
プラカ地区一帯は車の進入が禁止されているため、子連れでも安心して散策ができるのがありがたいですね。ネオ・クラッシック様式の建築物やビザンチン時代の小さな教会(ミトロポレオス大聖堂、パナギア・カプニカレア教会、アギオス・エレフテリオス教会)があり、それからあまり知られていませんがプラカ地区はマイクロミュージアムの宝庫です!
プカラ地区の個性的な博物館
ギリシャ子供美術館
子供の美術作品を展示する美術館。様々なワークショップや教育プログラムが実施されています。
入館料:3ユーロ
開館時間:10:00-14:00(火曜〜土曜) 11:00-14:00(日曜)
休館日:月曜日
公式サイト:http://www.childrensartmuseum.gr/home
地図
ギリシャ近代文化博物館
人類と道具の関わりをテーマにやギリシア各地の伝統工芸品や民芸品をそれが使われた当時の写真や絵画とともに展示しています。別館で風の大浴場も見学できます。
入館料:大人2ヨーロ、19歳以下無料
無料開放日:3/6、4/18、5/18、6/5、9/27、11/1〜3/31の日曜日、他
開館時間:8:00-15:00
休館日:月曜日
公式サイト:http://www.mnep.gr/en/
地図
アテネ大学歴史博物館
入館料:大人2ヨーロ、子供(12-18歳)1ユーロ、11歳未満無料
開館時間:9:00-16:00(月曜〜金曜)
休館日:土曜、日曜、祝日(毎月第1土曜は11時からオープン)
公式サイト:http://en.historymuseum.uoa.gr
地図
フリシラス絵画博物館
4000点以上の作品を所蔵するギリシャ唯一の現代ヨーロッパ絵画博物館。ビジュアルアーティストによるヨーロッパ最先端の作品も閲覧できます。
入館料:大人6ヨーロ、12歳以下無料
開館時間:11:00-18:00(水曜〜金曜) 11:00-17:00(土曜〜日曜)
休館日:月曜、火曜
公式サイト:http://www.frissirasmuseum.com/english/index.aspx
地図
カネロプロス博物館
紀元前8世紀後半のアルカイック期から19世紀に至るまでさまざまな時代のギリシアの美術品、工芸品が展示されています。
入館料:2〜4ユーロ(時期によって異なる)
開館時間:8:30-16:00(水曜〜月曜)
休館日:火曜
公式サイト:https://pacf.gr/en/
地図
ギリシャ・ユダヤ博物館
ギリシャにおけるユダヤ人の歴史を伝える博物館。
入館料:大人6ユーロ 学生3ユーロ
開館時間:9:00-14:30(月曜〜金曜) 10:00-14:00(日曜)
休館日:土曜
公式サイト:https://www.jewishmuseum.gr/en/
地図
イリアス・ララウニス宝石博物館
17000点に上るジュエリーの一部が常設展示されています。古代ギリシャからのジュエリーの歴史や宝石製造過程も学べます。ミュージアムショップも必見です。
入館料:大人5ユーロ 12歳以下無料
開館時間:9:00-15:00(火曜、木曜、金曜) 9:00-21:00(水曜、土曜)
休館日:月曜、日曜、祝日
公式サイト:http://www.lalaounis-jewelrymuseum.gr
地図
学校生活・教育博物館
ギリシャの学校教育の歴史と発展が学べる体験型の博物館です。実際の学校を訪問するツアーや、昔の学校の様子を体験するイベント、子供向け親子向けワークショップなどさまざまな催しが用意されています。
公式サイト:http://www.ekedisy.gr/en/
地図
プカラ地区子連れ探訪記
夜遅くまで観光客や地元の人で賑わうプラカ地区だが、朝の時間帯はまだ営業を開始しているお店は少ない。しんと静まりかえった路地を歩いていると、タイムスリップしたような錯覚に陥る。
ホテルを出発して、まずは、アテネ観光のハイライト、アクロポリスを目指そう♪アクロポリスへ行くには、ホテルからアマリアス大通りを行くのが一番わかりやすい。
しかしわたしたちはプラカ地区を進むことにした。観光が終わったらプラカ地区で買い物や食事をする予定。時間を有効に使うために、まずはお店のチェックや、道順の把握をしておきたかったのだ。
ホテルを出たわたしたちは、シンタグマ広場の西側を横切り、フィレリノン通りを南下した。
シンタグマ広場から南へのびる、フィレリノン通り、ニキス通り、ヴリス通りの3つの通りは、どれも同じような雰囲気なので間違えないようにしよう。
フィレリノン通りのゆるやかな登り坂を進んで行くと、左手にちょっとギリシャっぽくない建物が見えてきた。ロシア教会だ。ロシア教会なのに前庭にヤシの木が誇らしげに茂っているのは面白いね、うは。
そのロシア教会の少し先を右に曲がると、プラカ地区のメインストリート、キダシネオン通りに出る。
年中歩行者天国のキダシネオン通りには、タベルナやカフェ、土産物店、アクセサリーショップ、革製品を扱うお店、民芸品ショップなどがぎっしり並んでいる。スペイン/マルベーリャの旧市街にも似た、一級の観光地が持つ独特のオーラが漂う地区だ、おお〜。
とりあえず今は、おおまかにプラカ地区の全体像を把握しながら歩くだけ。そのまま坂の正面の小道からアクロポリスのほうへ向かおう。
アクロポリスには西側にある正面入り口と、北側入り口の2つのゲートがある。わたしたちはプラカ地区から続く民家の間を縫うように入り組んだ路地に迷い込んで、やっとの思いで北側入り口に到着した。
入場料を払ってゲートの中に入り振り返ると、さっきまで彷徨っていたプラカ地区の街並みが、ずっと足もとに広がっていた。
買い物にまつわるギリシャの変わった法律
ここで買い物や食事にまつまわる、ギリシャならでは一風変わった法律を紹介しよう。
レストランやショップで買い物したり食事をすると、レシートが発行されるよね。
これは日本でも同じ。日本のコンビニではレジのすぐ横にレシートを入れるごみ箱が置いてあって、受け取ったらさっさとそこに投げ入れる光景をよく見かける。
でもギリシャでこれをやったら
法律違反
になるので注意しよう。
ギリシャでは買い物や食事をして清算する時、必ずレシートを受け取らなければならないという法律があるのだ。所かわれば、と言うけど、世界にはずいぶん奇妙な法律やルールがあるものだねぇ~。
プカラ地区のまとめ
プカラ地区は開発が制限されているアテネの旧市街エリア。異国風情漂う雰囲気のある狭い路地にタベルナやカフェ、ショップがひしめきぶらぶら歩くだけでも楽しい場所です。
歩行者天国なので子連れでも安心。小さくて個性的な博物館めぐりもおすすめです。
このブログ記事があなたの子連れアテネ旅行の参考になったなら嬉しいです。それでは良いご旅行を!