高所恐怖症の人は控えてくださ!スリル満点ワイナピチュ下山ルートの空中浮遊体験

2020年6月10日

スリル満点の下山ルートの階段を降りる子供達
足がすくむような急傾斜の階段をくだるワイナピチュの下山ルート

💓ブエノスディアス、イルカパパです!

小4、中1の子供2人連れて家族4人でペルー旅行に行ってきました。

家族4人で念願のワイナピチュ登頂を果たした私たち。遅い時間から登り始めたので山頂には私たち以外ほとんど人がいなくて絶景を独占できました!頂上からの素晴らしい景色をいつまでも眺めていたかったのですがあまりゆっくりもしていられません。午後4時には登山ゲートが閉まってしまうからです、あひゃ。

それで下山を始めましたが、これが怖いやらすごいやらでまたまた驚きの連続!

今日のブログ記事では、まるで空中浮遊するようなワイナピチュからの下山ルートの様子を紹介します。あなたのペルー旅行の参考にしていただければ幸いです。

下山は別ルート

ワイナピチュの草も木も生えていない岩肌の斜面を下る次男

ワイナピチュ山頂からの下りは登ってきたのとは別のルートを進みます。

ワイナピチュ上部にある遺跡を通る部分が別なのですが、正確にはマチュピチュの方角に面した山の南東側のルートを登り、山頂から先はウルバンバ川を眺める山の南西側のルートを下ります。

  • 登り:ワイナピチュの南東側
  • 下り:ワイナピチュの南西側

そして遺跡が終る山の中腹あたりで、登ってきた登山道と合流するのです。まあ、そんなこと知らなくても問題ありません。私達も全然知りませんでしたがちゃんと下山出来たので道に迷ったりする心配は無用です。

順路を示す矢印に従って進めば、山頂に登れて、迷わず降りて来れます。

でも分岐点が1箇所あります

ワイナピチュ山頂付近の眺め
山頂付近の岩場を下る長男

ただし1か所だけ、山頂から少し下ったところに分かれ道があります。

それはワイナピチュを下る「正規」ルートと

月の神殿に向かうルートの分かれ道です。

月の神殿はワイナピチュの裏側にある石造りの神秘的な神殿です。カップルに人気の知られざるロマンススポットですが、行程が険しいうえ分岐点から片道40分かかるため訪れる人は多くありません。

わたしたちも月の神殿に行こうか迷いましたが、ここからさらに往復で1時間半以上かかると、ゲートの閉門時刻に間に合わなくなるかもしれません。

リュウの体調が少し怪しいこともありしぶしぶ「行かない」という厳しい決断をしたのでした。

空中浮遊するような下山

岩の隙間を慎重に下る長男
矢印にそって下る

ワイナピチュ山頂で景色を堪能したあと、矢印にそって岩の部分を下ります。

はっきりした道はありませんが、人が踏み固めた跡と矢印をたどって下ります。

遺跡の階段を下るママと次男
ワイナピチュ遺跡の階段を下る

ゲートの閉門時刻が午後4時なので、あまりゆっくりしていられませんが焦って降りると怪我の原因になるので注意しながら慎重に下りました。

ワイナピチュ遺跡の階段を下る。はるか下にウルバンバ川の流れが見える。
おお〜〜怖ぇ〜

ひゃぁ~~、遺跡のところまで下ると足がすくみそうな階段が現れます。

眼下のウルバンバ川に向かって落ちるように階段を下る
足の下にはウルバンバ川が見える

慎重に1歩1歩下りましょう。足を滑らしたら眼下に見えるウルバンバ川まで転落してしまいそうです、うひゃぁ〜!

絶好の撮影スポットでポーズを決める長男
落ちるなよ〜〜

絶好の撮影スポット。

高所恐怖症に打ち勝てたらこんな写真が撮れます。

🐬でも実際は写真で見るほどは怖くありません

さらに階段を下る子供達

さらに恐怖の階段は続きます。

まるで地の底まで続くような急傾斜の階段。

谷底に向かって飛び出すような空中浮遊体験だ~~。

ワイナピチュ遺跡の建物から顔を出す長男
ワイナピチュ遺跡の古い建物

昔のインカの人々は、よくこんな場所にこんな建造物を造ったな~と思います。造っただけじゃなくここで毎日仕事をしたのですからすごいですね。

遺跡の建物内部
遺跡の内部

収穫した農作物を貯蔵していた建物でしょうか。

マチュピチュを見下ろしながら小休憩
マチュピチュを見下ろしながら小休憩

眺めのいい場所で休憩しているグループと出会いました。ここはマチュピチュを眺める絶好のスポットです。

登山道と合流

石垣を下る子供たち
アンデネスの石垣を下る

ワイナピチュ遺跡の下部で、登ってきたルートと合流します。

下山ルートに咲いている高山植物
珍しい高山植物が咲いていました

この時間から登ってくる人はいないので、すれ違い待機に時間を取られることなくスムーズに下山できました。

無事ゴール

そして家族4人全員無事下山終了。

登山ゲートの前で座ってこちらを見る長男
登山ゲートまで戻ってきて休憩する長男

ゲートの閉門時刻にも余裕で間に合いました。

我が家がワイナピチュ登山に要した時間は

登りおよそ45分

下山およそ30分

でした。

ワイナピチュ登山ゲートは午前6時から午後4時まで開いています。

まとめ

私たちのように午前中マチュピチュを観光したあと、昼過ぎから登ると、下りの人とすれ違いで待機することも、下山時に登りの人とすれ違いで待機することもなく、スムーズに進行することができます。

また山頂にも人がまったくいなくて、好きなだけ景色を満喫し、好きな場所で好きなだけ写真を撮ることができてよかったと思います。

そんなわけで午後からのワイナピチュ登山はおすすめです!

我が家はキャンセル待ちの裏技を使ったのでこのような空いている時間帯に登ることができました。2019年1月1日以降、ワイナピチュ登山規制が変更になったので現在もキャンセル待ちの裏技が使えるかどうかはわかりません。

キャンセル待ちの方法を知りたい人はこの記事を参照して下さい↓

このブログ記事があなたの子連れペルー・ナスカ旅行の参考になったらとっても嬉しいです。

それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!

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