フランクフルト国際空港から市内へ電車で安く早く行く方法【パーフェクト版】
ども、メルシー、ジュテーム、今年の夏のヨーロッパ旅行ではフランクフルト空港を3回利用しました。その経験を忘れないうちに「市内へ電車で早く安く行く方法」をまとめてみましたよ〜🎉
これからヨーロッパ旅行をする人のお役に立てれば嬉しいです。じゃじゃ〜〜ん。
市内へ電車で安く移動する手順
1.所要時間と料金
空港からフランクフルト中心部への電車での所要時間は、
- フランクフルト中央駅(Hauptbahnhof/Hbf)まで3駅10分強
- フランクフルトの中心地(Hauptwache)まで5駅約15分
料金は4.95ユーロ(2019年9月現在)。いずれも乗り換えなし。
「えっそんなに安く行けるの?そんなに早くフランクフルトソーセージ食べれるの?」
って思ったあなた、本当です、って、フランクフルトは空港でも食べれますから〜。
2.空港到着から空港駅への行き方
私が直近のヨーロッパ旅行で利用したアシアナ航空はフランクフルト空港ターミナル1のコンコースCに到着。
ほんでもって到着から鉄道駅へは↓の手順で進めばオッケー。
- 飛行機を降りて「Arrivals(到着)、Immigration(入国)」の表示に従って進む
- 入国審査を受ける(ドキドキ緊張しなくでも大丈夫、ドイツ人は意外にひょうきん)
- 入国審査が終わったら「Baggage Claim」の表示に従って進む
- ターンテーブル番号を確認(フライトごとに表示されている)
- 自分のフライトの荷物が出てくるターンテーブルへ行き、荷物をピックアップ
- 税関を通って到着ロビーに出る
- 到着ロビーに出たら「Train stations」の表示に従ってエスカレーターで地下へ降りたらそこが空港駅
「Train stations」の表示はオレンジ色で電車のイラストが白抜きされたマーク。わかりやすぞ。
ここまでをもっと簡単に要約すると、
入国審査→受託手荷物の受け取り→税関→到着ロビー→地下へ進む
という流れだぴょーん。
覚えておこう空港の表示用語
空港で使われる用語は世界共通なのでこのさい覚えておこう。
Departures | 出発 |
Arrivals | 到着 |
Transfer/Connection Flights | 乗り継ぎ |
International | 国際線 |
Domestic | 国内線(域内線) |
Security Check | 手荷物検査・保安検査場 |
Baggage Claim | 受託荷物受け取り場 |
Currency Exchange | 外貨両替 |
駅には改札がない
到着ロビーからエスカレーターで地階に下りた場所がフランクフルト空港駅。Sバーンと呼ばれる近郊快速電車が発着している。
ただしドイツの駅には日本と違って改札口がない。だから地下に降りてもそこが「駅」だとは認識できないレディース&ジェントルメン、ボーイズ&ガールズの方々がいらっしゃると思う。でもよく目を凝らして見てほしい、フォースを覚醒させるのじゃ!って違うから、そこに自動券売機や切符販売窓口があれば、間違いなく駅。
あとは切符を買って正しいホームへ降りるだけ。
この記事を参考にしてね↓
自動券売機での乗車券の買い方
地下におりたら駅のコンコースで切符を買う。窓口でも買えるんだけどたいてい人が並んでいる。しかも1人1人に「いったい何の相談をしているんだろー」と思うくらい時間がかかるので、券売機で買ったほうが早くて楽だよ〜。人生楽ありゃ苦もあるさ、風車の弥七でぇー!
では自動券売機での乗車切符の買い方を説明するのでござる。下の写真を見よ、みよちゃん時間ですよ〜〜
これが自動券売機のデフォルト画面。ドイツ語表示だけど、下のイギリス国旗のマークをポチっと押したら英語表示に切り替わる。あ、もちろんドイツ語のままでオッケー、ダンケシェーン、という方はそのままで。
残念ながら今のところ日本語表示はありません。うう、
この自動券売機はコンコースの至る所にあるので、空いているやつならどれでもオッケー、と言いたいところだけど、
けっこう当たりはずれがあるぞ。
はずれのやつは、おつりがなかったり、クレジットカードを読み取れなかったり、高い料金しか選択できなかったりする。事前には当たりかはずれかは風車の弥七にもわからないので、ましてや修行を積んでいないレディース&ジェントルメン、ボーイズ&ガールズのみなさんは、まずは試してみて「あれ、おかしいな?」と感じたら機械を疑って、別のやつで再トライすること。
日本のように全ての自動券売機が正確に間違いなく作動する、という考えを捨てて対処すれば問題ありません。
*最後の料金支払い画面まで進んでいっても、そこでキャンセルすればお金は請求されません。
それから自動券売機は日本では壁際に並んでいるけど、ヨーロッパではコンコースの真ん中に立ってるよ。
英語表示に切り替わったら、一番上の「Single trip Frankfurt」をポチっと押す。オスメスオスメス。これはフランクフルト中心部(中央駅やその先までも)への片道乗車切符。あとで詳しく説明するけど、フランクフルト中央駅から別のSバーンやUバーン(地下鉄みたいなもん)に乗り換えることも可能。
それから2段目の「Day ticket Frankfurt」は1日乗り放題乗車券じゃ。3段目はグループ割引乗車券、それ以降はオッフェンバッハやヴィーズバーデンなど、フランクフルト以外の行き先が表示されている。
この画面に表示されていない場所へ行きたいときは駅名か駅のコード番号(そんなもん知らんがな、ドイツ鉄道の公式HPで参照)を入力すると出てくる。
画面が切り替わったら「One way」をポチっ。最初の画面で片道って出てるのにねー、しつこいよ君。ちなみにこの画面では、1日、1週間、1月乗車券なども買えるぞ。
次に大人か子供かを聞いてくるので該当する方をポチっ。ちなみに赤い日本語の文字は(へたくそですまん)本当の画面には表示されないぞ。
子供料金は6-14才じゃ。間違えたときは下の「Cancel(キャンセル)」「back(戻る)」ボタンをポチっ。ってそのうちとなりのポチが来ちゃうよ〜。
画面が切り替わりました。この画面いらねぇ〜〜と思う。どこかを経由しますか?みたいな質問。「via」は「〜〜経由」の意味。実は上の写真は空港からフランクフルトとは反対方向の「ヴィーズバーデン」へ行くときのやつ。だから「フランクフルト経由」なんて選択肢が出ているんだけど、それは無視していいからね。
とにかくまっすぐ目的地へ向かう場合は一番安い表示を選択しよう。「Select」をポチっ。
ちなみに料金の隣に表示されている「Price group 04」とか「05」は、片道料金で行けるゾーンのこと。空港から04のゾーンにはフランクフルト中心地や反対方面のヴィーズバーデンまで入っている。
「Select」を押すと最終の支払い画面が表示されるぞ。上の画面は空港からヴィーズバーデンへ行くやつだけど、フランクフルト中心部でも料金は同じだから安心せよ。
金額は4.95ユーロ(2019年9月現在)。これでよかったら、クレジットカードか現金で支払おう。カードの場合はカード差込口にカードを挿入、現金の場合は紙幣差込口、またはコイン投入口にコインを入れる。
おつりと乗車券が出てきたら完了だ。ご苦労様!
おっと、ひとつ注意して欲しいのは、上の画面でいうと20、50、100ユーロ紙幣にバツが記されているところ。この3種類の紙幣はこの券売機では使用できません、という意味じゃ。
どの紙幣が使用できるかは券売機ごとに、あるいはタイミングごとに変わる、そしていずれのケースでもこの最終の支払い画面まで進まなければ風車の弥七でもわかりません。
それからクレジットカードを読み取れない機械もけっこうある。何度もトライするのは時間の無駄でござるのでさっさと見切りをつけて現金で払うか、キャンセルして他の券売機をあたろう。
ホームへの行き方
乗車切符を買ったらさらに下にあるホームに降りよう。改札口がないのでそのまま階段ですたすた降りる。それからフランクフルトでは乗車券に時刻を打刻する必要はありません。
フランクフルト中央駅方面は1番線ホーム。
表示に従って降れば問題なし。
Sバーンには路線ごとに番号が割り振られていて、中央駅へ行くのはS8とS9。空港駅ではどちらでもフランクフルト中央駅へ向かうので、とにかく1番線ホームで来た電車に乗れば大丈夫です。*ただし工事やトラブルなどで発着ホームが変更になることもあります。ひえぇ〜〜。
フランクフルトの中心地ハウプトヴァッヘ(Hauptwache)は中央駅からさらに2駅先、そこも同じチケットでいけるよん。
それから2番、3番ホームはフランクフルトとは反対方向のマインツやヴィーズバーデンへ向かう電車のホームだ、ほむほむ。
ちなみに4〜7番線ホームは、ここの地下ホームとは随分離れた遠い場所にある。国際特急などが発着する別名「空港長距離駅」と呼ばれている。
フランクフルト中央駅での乗り換え
ドイツ鉄道のフランクフルト中央駅は地上にある「行き止まりの駅」。一方空港からSバーンで到着するのはこの中央駅の地下にある駅です。ややこしいが混同しないようにしようぜ、レディース&ジェントルメン、ボーイズ&ガールズ&近藤さん。
この駅では他の路線のSバーンや、Uバーンという地下鉄に乗り換えることができる。
*フランクフルト中央駅(Frankfurt (Main) Hauptbahnhof)からはSバーンの全路線、地下鉄Uバーンの4号、5号線それにトラムにも乗り継ぐことができる。うっほっほ。
*フランクフルト空港からタクシーで市内へ行く場合の料金の目安は40ユーロ。その他バスやレンタカーで行く方法もある。
空港駅は2つある
さきほどちらっと書いたけど、フランクフルト空港駅には「近距離駅」「長距離駅」の2つあると理解したらいいだろう。実際はホームの番号が続きになっているので1つの駅なんだけど、けっこう離れているので区別するために呼び分けているらしい。
近距離駅はホームの番号が1〜3。フランクフルト中心部や反対側のマインツやヴィーズバーデンへ行くSバーンが発着する駅。
長距離駅はホーム番号が4〜7。ドイツ国内はもとよりウィーンやチューリッヒ、リヨン、ブリュッセル、など欧州主要都市と結ぶ国際特急列車が発着する駅じゃ。
この記事を参考にしてね↓
長距離へは、近距離駅から表示に従っていったんエスカレーターで地上に上がる(到着ロビーとは反対側)。そこからさらにエスカレーターで上に上がって、長い通路を横断しその先にコンコースが見えてくる。けっこう距離があるけど表示をしっかり確認すれば問題無し。コンコースからホームへ降りる時も、ホーム番号と行き先を確認しよう。
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それでは世界のどこかでまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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