アレッチ氷河雪原の子供向けアクティビティとスフィンクス展望台

2019年2月3日

アレッチ氷河
スフィンクス展望台から見たアレッチ氷河の雪原

💓こんにちは!イルカパパです。

幼稚園年長の次男と小学3年生の長男の2人の子連れでスイス家族旅行に行ってきました。今日はスイス観光のハイライト「アレッチ氷河」と「スフィンクス展望台」について体験談を紹介します。

あなたの子連れスイス旅行の参考になれば幸いです。

アレッチ雪原のスノーファントップオブヨーロッパ

アレッチ氷河とスフィンクス展望台
スフィンクス展望台を背にして歩く子供たち

犬ぞり体験が出来ると聞いていたので、スノーファントップオブヨーロッパがあるアレッチ氷河の雪原に出てみた。

しかし吹雪はますますひどくなりガスでほとんど何も見ない。

雪原への出口付近で作業している人に、犬ぞりはどこで乗れるのか尋ねると「あのむこうだ」と指さす。

ずーっと登り坂が続いているように見えるのですが

でもむこうと言うならそうなんでしょう、と吹雪の雪原を歩きはじめた。

アレッチ氷河を見ながら歩く
アレッチ雪原を歩く子供たち

「犬ぞりはどこだー」

歩き始めて20分くらい、雪に足がずぶずぶ埋まるし、手袋も耳あてもないので冷たくて冷たくて手や耳がちぎれそう

スニーカーにビニールのウィンドブレーカーじゃちょっと無理だったかな、と思いはじめた時、上から数人のアメリカ人登山隊グループが降りてきた。

「君たち、そんな軽装でどこへいくんだ?」

「あ、いや犬ぞりにこどもたちが乗りたがってるので」

「死ぬぞ、

マイナス10度近い気温の中をそんな格好でこれ以上行ったら。この先にはレストラン(メンヒスヨッホヒュッテ3650m)があるだけだ。そこに行っても吹雪で何も見えないからすぐ引き返したほうがいい」と言う。

なーんだ犬ぞりないんだー。

がっくりしたら急に寒くなった

そして展望台のほうへしぶしぶ引き返した。

ちなみにこのアレッチ氷河雪原/スノーファントップオブヨーロッパでできるアクティビティは犬ぞりの他に、スキー&スノーボード、そり(子供用)、ホールインワン(氷河上のティーショット)、チロリエンヌ(宙づりで滑り降りる)、氷河トレック、など。

この時はあまりの吹雪と寒さですべてお休みだったようだ。

残念。

スフィンクス展望台

スフィンクス展望台から見た晴れた日のユングフラウ
スフィンクス展望台から晴れていればユングフラウの頂を眺めることができます

アレッチ氷河/スノーファントップオブヨーロッパから、ユングフラウヨッホ駅のほうへ戻り、今度はスフィンクス展望台を目指す。

標識に従い、暗くて長い長いトンネルを歩き、やっとたどり着いたエレベーター乗場には、長い長い行列ができていた。

どひゃ~!

電車を降りたら真っ先にここへ来るべきだったかー。

スフィンクス展望台
スフィンクス展望台へ登るエレベーターに乗る人の行列

じっと列に並び、ようやくわたしたちの番になってエレベーターに乗り込んだら、満員電車なみの込みっぷりだ。

しかしエレベーターは108mの高さを一気に登り、わずか25秒で展望台に着いた。

スフィンクス展望台の売店
売店と郵便局。ここもヨーロパで一番高所にある郵便局&ポストだ。

で、エレベーターを降りてまたびっくり。いきなり

日本人が

スイスの高級時計を売っているのだ。

ええぇ~、こんなところで~?!なぜ~?!

でも、さらにびっくり、買ってる人がいました!

あはは、どうしてですか~?

疑問に後ろ髪を引っ張られながらも、ここに来た本来の目的を思い出し階段を上る。

スフィンクス展望台
スフィンクス展望台

1フロア上ったところがスフィンクス展望台へ行く事だ。

標高3573mにあるスフィンクス展望台からは、東にメンヒ、西にユングフラウ、そして南にヨーロッパ最長のアレッチ氷河のパノラマを見ることができる。

アレッチ氷河の全長は22km、氷の厚さ900m、1年に180mの早さで流れているという。

ここから見える一帯は「ユングフラウ~アレッチ氷河~ビエッチホルン地域」として、スイス初のユネスコ世界自然遺産に登録されている。

晴れていれば唸るほどの絶景が見える場所だ。

スフィンクス展望台からの眺め
スフィンクス展望台の屋外テラス

展望台は全面ガラス張りになっていて、冬でも雪でも寒くても快適。中をぐるっと1周できる。ベンチやピクニックテーブルもある。また避雷ワイヤーで守られた外のテラスに出ることもできる。

わたしたちが行った時はマイナス8度

もう鼻水が氷河になるくらいの寒さだった(なるかー)。ガスと雪で視界も悪く写真にもほとんど何も写らない。

待ってても晴れそうにないので中で暖まろう。

スフィンクス展望台の屋内席

スフィンクス展望台基本データ

地図