【オアフ&カウアイ島ハワイ子連れ旅行】計画・準備編

2019年1月9日

ワイキキビーチ

さらば愛しのハイダウェイ

💕アロハ〜☆ハワイにリゾートコンドを購入し毎年子連れでハワイ旅行を楽しんでいます。

今回の旅行では、オアフ島ではホノルル/ワイキキに滞在、カウアイ島ではいつものようにリゾートマンションがあるポイプに滞在しました。あまり予定を決めずのんびりしながら時々自転車を借りて遠出をしたり、透明なビーチでシュノーケリングやボディボードを楽しんだりしました。

通常のハワイツアーでは物足りない方に、こんな子連れハワイ旅行もあるのかと参考にしていただればとっても嬉しいです。

ハワイ子連れ旅行のスケジュール

子連れハワイ旅行のスケジュール

<1日目>

  • 23:40  羽田・東京国際空港発 ハワイアン航空458便
  • 12:50  ホノルル国際空港着 着後エアポートシャトルバスでホテルへ
  • 午後   カラカウア大通り、ワイキキビーチウォーウ散策
  • 夕食   チャックステーキハウス

パシフィックビーチホテル泊

<2日目>

  • 朝食   ワイキキビーチのマクドナルド
  • 午前   ワイキキビーチで泳ぐ
  • 昼食   クレープハウス
  • 午後   パシフィックビーチホテルのプールで泳ぐ
  • 夕方   ダイヤモンドヘッド1周ジョギング
  • 夕食   ハレクラニの「ハウスウィズアウトアキー」

パシフィックビーチホテル泊

<3日目>

  • 終日   自転車を借りてサンディービーチまでワイキキから往復サイクリング
  • 夕食   アラモアナセンターの「ババガンプシュリンプ」

パシフィックビーチホテル泊

<4日目>

  • 午前   ワイキキビーチでのんびり
  • 11:50  ホノルル空港インターアイランドターミナル発 ハワイアン航空185便
  • 12:20  カウアイ島リフェ空港着 着後レンタカーを借りてククイグローブショッピングセンターへ
  • 昼食   ククイグローブセンターの「デリ&ブレッドコネクション」
  • 午後   コストコカイアイ店と地元のスーパーで食材の買い出し
  • 夕方   コンドミニアムにチェックイン

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<5日目>

  • 午前   グランドハイアットカウアイのプール
  • 昼    シップレックビーチで泳ぐ
  • 午後   ポイプビーチでボディボード
  • 夕方   ククイウラショッピングヴィレッジ

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<6日目>

  • 早朝   朝のジョギング
  • 午前   コンドミニアムのプール
  • 午後   南海岸のブルネッキーズビーチでボディボード、その後東海岸のリドゲートビーチでボディボード

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<7日目>

  • 朝食   セントレジスプリンスビルリゾート&スパで朝食
  • 午前   ノースショアのハエナビーチでボディボード、その後隣のトンネルビーチでシュノーケル
  • 昼食   ハエナビーチパークでピクニックランチ
  • 午後   東海岸のアナホラビーチでボディボード

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<8日目>

  • 午前   ジョギング後コンドミニアムのプールで泳ぐ
  • 午後   ディズニー映画「リロ&スティッチ」の舞台となったハナペペタウン見学
  • 夕方   南海岸のソルトポンドビーチで泳ぐ、その後オールドコロアタウンで買い物

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<9日目>

  • 午前   カウアイコーヒーカンパニービジターセンター見学
  • 終日   ピヘアトレイル、アラカイトレイルを子連れでトレッキング
  • 夕方   ワイメアタウンのイシハラマーケットで買い物、ラパーツアイスクリーム本店

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊

<10日目>

  • 午前   ジョギング後ブルネッキーズでボディボード
  • 午後   コンドミニアムのプールで泳ぐ
  • 16:50  カウアイリフェ空港発 ハワイアン航空190便
  • 17:20  ホノルル国際空港着
  • 18:45  ホノルル国際空港発 ハワイアン航空457便

機中泊

<11日目>

  • 20:15  羽田・東京国際空港着

*この滞在記は2011年8月に子連れ旅行でオアフ島カウアイ島を訪れたときの記録を、2020年4月に再編集したものです。料金等はなるべく直近のものを調べ直し記載していますが、一部施設やお店等はなくなっているものもあります。何とぞご了承ください。

子連れハワイ旅行の料金と費用

子連れハワイ旅行の料金

ハワイ旅行の料金は季節によって大きく変動します。1年を通じて最も安い時期は1月の後半と4月上旬、それから11月下旬~12月上旬です。人があまり旅行しない時期が、料金も安いということです。正月休みが終わってすぐ海外旅行に行こうなんて人、普通あまりいないですからね。

逆に料金が高い時期は、たくさんの人が旅行にでかける時期です。ゴールデンウィークや夏休みの特にお盆前後、それから年末年始は予約が取りにくい上に、涙が溢れちゃうほど高くなります。

一番安い時期と高い時期では、へたをすると4倍以上料金が違うこともあります。ですから4月上旬とか11月下旬とか、旅行代金が安い時期に旅行に行くことが断然お得なのですが、かりにお父さんの休みがその時期に取れても、小学生高学年以上のお子さんでは、こどものほうがその時期に休みを取ることは難しいこともあります。

例えば4月上旬と言えば学校の新学期が始まってすぐですから、ちょっと休みつらいですよね。クラス替えなんかあったら、顔を覚える時期に旅行へ行ってるわけで、帰ってきたら

「あんなやついたっけ?」

なんてことになりかねません。

ですからこどもが高学年になる前と言わず、小学校に入る前に少しでもたくさん海外旅行に行かれることをおすすめします。

4倍以上料金が違うということは、

同じ金額で4回旅行に行けるということですから。

それに幼稚園を休むことは抵抗があるかもしれませんが、小学校を休む(あるいは中学校を休む)ことに比べると砂場の山とエベレストくらいの違いがあります。

ロイヤルハワインショッピングセンター
ロイヤルハワイアンショッピングセンター/ワイキキ

それから幼稚園を休んで海外旅行へ行っても、せいぜい姑さんから「小さなこどもを海外へ連れて行ったって何も分からないんだからかえってかわいそう」とか「お金がもったいない」とか言われる程度ですが、小学校を休んで行っちゃったらそれはもう教育熱心なお母さん方や先生方から「子どもの未来をつぶす気か!」とひどい罵声をあびせられます(わたしは幸いこんな経験はありませんが)。

ですからとにかくこどもの休みが比較的自由に取れて、料金も安い時期(幼稚園のうちに)にたくさん旅行をされることをおすすめします。

また、子どもが幼稚園を休んでハワイへ行ったら「お友達の◯▲ちゃんがうらやましがってかわいそう」というような大変親切なアドバイスも耳にしますが、1ヶ月もしたらその◯▲ちゃんはあなたの子供が幼稚園を休んでハワイへ行ったことなど全く覚えていないでしょう。

夏にハワイへ行くメリットは?

では、今回の我が家のように料金の高い「夏」にわざわざハワイに行くメリットはあるのでしょうか?ハワイは海やプールに入る時、ちょっとがまんというか、体に「うっ」と力を入れなければならない程度に「寒い」場所です。もちろん本州の真夏に比べるとその「うっ冷たい」という程度は弱いですが、それほど快適じゃないのは事実です。

モルジブやタヒチのような熱帯の海では、水に入るのに何の我慢も心の準備も必要ありませんし、水から出たあと雫がぽたぽたと落ちるがままにしていても全く寒くありません。

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その状態と比べるとハワイでは「寒い」ということです。我が家ではこどもが小さい頃は料金が安い日本の冬か秋、春にしか行ったことがなかったので「きっと7、8月ならハワイもでモルジブのように何の抵抗もなしに海に入れるに違いない」と思っていました。

でもハワイは真夏でもそうじゃないんです。それは気候分布的言うとハワイは「亜熱帯」に属していて「熱帯」ではないからです。そのうえとても乾燥しているため、水からあがったあと水分が蒸発する時からだの熱を奪うので寒く感じるのです。

夏のほうが冬より多少楽に入れると言うことはありますし、1、2月で雨なんか降っているとちょっと海やプールへは入れなくなります。しかしそのために高い料金を払って「夏」に行くことのメリットは、少なくとも「水」に入ることからは見つけられんません。

では夏にハワイへ行くメリットはないのか?メリットがないのに休みがそこしか取れないからという理由で高い料金を払わなければならないのか?いえいえ、とくがわいえやす。

わたしはひとつだけ「夏」にハワイに行くメリットがあると思っています。それは真夏の日本との気候の違いです。日本の夏は高温多湿。猛暑になると外を歩くのもつらくなります。その気候と比べるとハワイの夏はとても過ごしやすいのです。「暑いのにさわやか」と言いましょうか。先ほど述べたように、空気がとても乾燥しているため、どんなに暑いときでも日陰に入るとひんやり感じます。ですからテラスで食事をしていてもパラソルなどの日陰があると、汗がぼたぼ落ちるようなことはなく、とても快適に過ごせます。

ハワイの魅力は人それぞれでいろいろあると思いますが、わたしはこの「さわやかな風」こそハワイの一番の魅力だと思っています。それを実感できるのが、「猛暑、高温多湿の日本」から行った時なのです。

これが日本が寒い時期に行くと、ハワイの暖かさばかり目立って「風」を体感しにくくなります。それに日本の冬は特に太平洋側はハワイ以上に乾燥しています。そんなわけで前置きが長くなりましたが、夏にハワイに行くメリットは、ハワイ最大の魅了である「ハワイの風」をしみじみ体感できることだと思います。

ロイヤルクヒオパーク

ロイヤルクヒオパークはいつも大勢の人で賑わっている/ワイキキ

ハワイ旅行における島の組み合わせ

ハワイには宿泊施設のある島が6つあります。その中でどの島がいいかは人によって好みが分かれるところなのであえてここではふれませんが、では2島に行くとしたら、どんな組み合わせがベストか?

わたしは6島のうちモロカイ島とラナイ島へは行ったことがありませんので、行ったことのあるハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島の組み合わせからお話します。

この4島の中で「景観」につて言えばカウアイ島だけ他の島と異なります。それは島の「年齢」が他の島とまったく違うからです。

主要4島の中で最も古いのがカウアイ島、一番新しい島がハワイ島です。カウアイ島とハワイ島では実に340万年も「年齢」が違います。マウイ島やハワイ島(あるいはオアフ島西部)の特徴はなだらかな稜線の山がほとんどということです。それに対してカウアイ島には急峻な山や地形が多くあります。長い年月の雨などによる浸食の結果、タヒチのような急な斜面をもつ、尖った山が多くなったのです。

それから最も古い島ということは生態系が最も豊かに発達しているということでもあります。カウアイには固有の動植物が数多く存在しています。

もちろん、なだらかな山と尖った山とどちらが好みかは人によって分かれるでしょう。ただ異なる組み合わせを楽しむならカウアイ島とそれ以外の島を組み合わせるのがおすすめです。せっかく2島へ行くのに同じような島をまわってはもったいないですから。

また島の「田舎度」でもカウアイ島は群を抜いています。4島の中で最も人口が少ない(オアフ島約100万人ーカウアイ島約5万人)のがカウアイ島です。ですから例えばカウアイ島とオアフ島を組み合わせると、都会と自然リゾートの両方を一度の旅行で経験でききるのでとってもおすすめです。景観も雰囲気も都会か田舎かということでも大きく異なるカウアイ島とオアフ島ですが、飛行機ではほんの20分しか離れていません。移動の便利さからもこの2島をまわるのがおすすめです。

モアナサーフライダーのロビー

ワイキキの貴婦人と称されるモアナサーフライダーホテル/ワイキキ

島をまわる順番

ではカウアイ島とオアフ島を旅行する場合、どちらが先でどちらを後にしたほうがいいのか?

これは間違いなくカウアイが先、後がオアフです。

まず後がカウアイだと、日本へ帰るときオアフで乗換えになります。オアフから日本へ帰る便はほとんどが午前中に出発するため、これに乗るためにはカウアイ島をものすごく早い時間に出発する必要があります。空港に1時間半前に到着することを考慮するとへたをしたらホテルは午前4時台とかに出なければなりません。いくら帰国する日とはいえせっかくののんびりリゾート気分が台無しになります。子連れにとってもこんな早朝に部屋の片付けをしてホテルのチェックアウトをして出発にするのはかなり厳しいと言えます。(*最近はホノルルを午後~夕方出発するフライトが登場しているので、そういう遅めのフライトを確保できればこの問題はクリアできるようになりました)

もうひとつの問題はスケジュールです。買い物やグルメ、アクティビティが豊富なオアフ島ではどしてもスケジュールがぎゅうぎゅう詰めになりがちです。最初にオアフへ行くパターンだと到着日からフル回転なんてことも珍しくないでしょう。

ところがここに大きな落とし穴が!

日本からハワイへ向かうフライトはほとんどが夜便です。飛行時間が6時間前後なので食事の時間や離着陸の時間を除くと睡眠時間は3時間程度しか確保できません。それも目をつぶった瞬間眠れて顔をびんたされても起きないくらい睡眠力がある人の場合です。

一般の人は物音のする機内、今からハワイへ行くというわくわく感でほとんど眠れないか、多少うとうとできるくらいでしょう。つまりほぼ徹夜同然の状態でハワイに着くわけです。それが午後の遅い時間とか夕方ならその日は「寝るだけ」ですみますが、ハワイに到着するのは現地の朝か午前中です。ほぼフルに1日あるわけです。そこにスケジュールをびっしり入れてしまうと子どもだけでなく大人だって体調を崩してしまうかもしれません。実際そういう報告がたくさんあります。

その点何もないカウアイ島に先に到着する旅程なら、到着した日はゆっくり休んで睡眠や体力の回復、時差ぼけ解消を図ることが可能です。

それからわたしは東京に住んでいますが、最初にカウアイ島に着くとものすごい大自然の島に着くわけでとても癒されるというかいきなりすごい旅行に来たという充実感でいっぱいになります。そしてカウアイでのんびりしてそろそろ都会も恋しくなった頃にオアフに移動するとちょうどいい気分転換になります。

ハレクラニホテルのプール

ハレクラニホテルのプール。ワイキキ中心部にあるホテルのプールでは最大/ワイキキ

そんなわけで、もし2島滞在型旅行を計画されるなら、最初カウアイ→後オアフがベストなスケジュールです。では、次に「計画と手配」編にすすみましょう。

子連れハワイ旅行の計画と予約、手配方法

子連れハワイ/カウアイ島旅行にいたった経緯

我が家の直近の旅行先はガラパゴスやペルーなど飛行距離が遠ぉ~~いうえ、内容もハードな旅行だったので、次は近場でのんびりしたい、という思いがありました。それにハワイのタイムシェアーにも、もう4年も行ってません。そんなわけで今回の旅行先がハワイになるのは必然だったと思います。

旅行の時期については、サッカーの練習で我が家で一番休みが取りづらい長男のスケジュールを優先しました。おそらくお盆だけは休みがあるだろうと想定し、その期間カウアイ島のタイムシェアーを押さえました。長男の休みは取れても5日間程度なので、今回はカウアイ島のみ、という予定です。

飛行機は全日空のマイレージがあるので、家族4人分の無料航空券を予約。うまく行けば夏の高い時期にもかかわらず、宿泊も飛行機も無料でいけるかもしれません。

(*マイレージの上手な使い方でも説明していますが、マイレージで無料航空券をゲットする場合、同じ路線でも季節によって料金が大きく変動することに留意しましょう。航空料金が高い時期に無料航空券を使うのが賢い使い方です)

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ただ、当然ですが、混み合う時期なのでマイレージを使った無料航空券は予約いっぱい。とりあせずキャンセル待ちを入れて様子を見ることにしました。(マイレージの上級会員は、キャンセル待ちが何人いようとぜんぶすっ飛ばして最前列に割り込ませてくれます)ところがいくら待ってもキャンセル待ちの空きが出ず、あっと言う間に時間が過ぎ、出発予定日まで1ヶ月ちょっとになってしまいました。さすがにそろそろキャンセル待ちをあきらめて他の手段を確保しなければなりません。

それから長男の休みですが、どやら予想より短くて、お盆の期間たった2日になりそうです。ひえぇ~~、これじゃあ猛烈サラリーマンより短い!長男とも話しましたが、もし1週間ハワイへ行くなら、2日の公休プラス5日間練習を休まなければなりません。お前はどうしたいか?結局残って練習したいという長男の意志をくんで、彼だけ日本に置いていくことにしました。まあ日本に置いて行くといっても朝から夜遅くまで練習しているわけですから親がいようといまいとそんなに関係ないかもしれません。それに我が家ではこどもたちが小さい頃から料理や掃除、洗濯など家事を手伝わせてるので、1人暮らしがいつでも可能です。

そんなわけで今回は長男を日本に残して家族3人でのハワイ旅行となりました。そうすると何もこんな一番高い時期にしなくてもよかったとママがぶーぶー言いました。

グランドハイアットカウアイリゾート&スパのプール。プールサイドには白いパラソルとデッキチェアが並べられている。プールの向こう岸には青い空にヤシの木が風のそよいでいる。

グランドハイアットカウアイリゾート&スパ・離島のホテルのプールは豪華で大きい

フライトの手配・予約

長男が行かないならもう少し長く旅行期間を取ることができます。それならいっそ違う行き先への旅行も考えましたが、タイムシェアーのことを考えると、やっぱり今回はハワイに落ち着きました。期間が長く取れる分、カウアイ島+オアフ島にも滞在しよう、ということでまずフライトのチェックをします。(*夏の繁忙期は宿泊よりまずフライトの確保が優先です)

カウアイのコンドミニアムの予約は前後がいっぱいでもう動かせないので、まず我が家のおすすめのパターンの「最初にカウアイ、後でオアフ」という行程でうまくフライトの空きがあるか調べます。ところがが~ん!カウアイのあとにオアフを入れると帰りがちょうどお盆休みの終わりと重なるため、とても手配できそうにありません。

無理なことはさっさとあきらめるのが私の主義なので、これはもうおすすめとか言ってられない、先にオアフ、後がカウアイでもフライトが確保できるならいいじゃないか、ということで、その方向で調べることになりました。

そして、、

インターネットで安い航空券を検索すると、空きがわずながらあるのはあるのですが、どれも高い!!定説通り安い時期の4倍以上しています!はっはっは、やってくれるよーさすが一番の繁忙期!なんて笑ってられません。いくらなんでもこれじゃ3人分も払って行くのはあまりにもったいないです。

今回は長男が行けないしやっぱりやめようか?

あきらめかけたとき、ママが「英語で検索したら安いのが出て来るんじゃないの?」と言うのでワラをもすがる気持ちで、ハワイ、格安航空券、と英語で検索してみました。

すると、、、

おお~~出て来ました!安い選択肢がけっこうたくさん。うははは、なんだあるんじゃないか、サブローくん(って誰~~?!)出し惜しみしないでもっと気前よく見せたまえ。でもよ~~く見ると安いフライトは全部韓国ソウル経由。。。。。。。

つまり成田からいったんソウルへ飛んで、ソウルで飛行機を乗り換えてホノルルへ向かう、帰りもホノルルからいったんソウルに降りて乗り換えて成田、羽田に向かうというフライトです。ソウルでの乗り継ぎ時間が8時間とか12時間とか長いほど安くなっています。どうしようか。

一瞬迷いましたが、ここは値段が安いならOKということでソウル経由の便に決めました。それにここでぐずぐずしてたらこのフライトもなくなってしまうかもしれません。さっそく予約じゃ!!とぉー!

ワイキキビーチの眺め。写真奥にダイヤモンドヘッドが見える。

インターネット画面の指示に従って入力していきます。必要事項を入力しフライトの日時に間違いがないか確認し送信すると、支払いの画面になります。ここでクレジットカードの番号を入力するのですが、こんな名前も知らない、そもそもどこの国の旅行会社のサイトかもわからないものにやすやすとクレッジトカードの番号を入力してもいいのでしょうか?

以前の経験ですが、カード会社は身に覚えのない買い物は、後で申請すれば返金してくれたので、多分大丈夫でしょう、それに今は一刻を争う、ということでカード番号を入力しました。

ところが!

送信にものすごい時間がかかって、そのあとこんなメッセージが表示されました。

「ご希望のフライトはもう一杯です!」

ええーーそんなー、わたしが入力している間にタッチの差でいっぱいになっちゃったってこと?いやしかしいくらなんでもそんなタイミングの悪い話しがあるはずはない、と思い、もう一度最初からやり直すことにしました。最初の画面から再スタートして確認するとまだちゃんと空きがあるじゃないですか!

では何かの手違いだったんだろーということで、最後まで入力しカード番号を送信すると、さっきと同じように、ご希望のフライトはいっぱいで手配できませんでしたというメッセージ画面になります。その後も何回かトライしましたが同じ結果になるだけ、そのうち夜も遅くなってきたので、しょうがないけど今夜はここまで、明日また対策を立て直そうということにしました。

そして翌日、今度はママが英語で検索します。するとどんな検索ワードでひっかかったか覚えてませんが、たまたま羽田発着で安いフライトを見つけました。これはいいぞ!

別項で説明しますが、このフライト、出発が羽田とは言え深夜です、なのでハワイ到着が現地の午後になり、到着日にフルに1日使えないということになります、帰りはほとんどのフライトが午後2時前後に日本に到着するのですがこのフライトは夜10時過ぎ。会社の休みを目一杯とっている人にとっては翌日から仕事をするうえでかなりハードなスケジュールになるので、このフライトは人気がなく、それでこんなに安い料金になっていたのでしょう。

でもわたしたちにとっては好都合。到着初日はオアフだろうとのんびり過ごすので別に午後に到着してもかまいません。それに帰りが遅いということは現地出発時刻も遅いのでカウアイからホノルルで乗り換えるにしても早朝に宿を出る必要がなくなります(実際は午後3時まで海でサーフィンをしました)

さらに我が家に好都合なのは、この羽田発着の安いフライトはハワイアン航空ということです。オアフ~カウアイ間はハワイアン航空を利用するので、日本~ハワイと同じ航空会社ならそこも安くなるかもしれません。うははは、なんか我が家のために作ってもらったようなありがたい航空券!これはもうゼッタイ買いだね、ということでアハアハ笑いながら予約画面から購入手続きを進めます。

すべてうまく言ってよかったよかったと笑っていたらひとつ疑問が浮かび上がってきました。次男はこの時点で11歳なので子ども料金が適用されるかもしれないのです。それにオアフ~カウアイ間の料金や時間帯も知りたかったので、翌日直接ハワイアン航空の日本支社に電話することにしました。

すると。。。

カウアイ島のハエナビーチ。白い砂浜を親子が手をつないで歩いている。

ハエナビーチ/カウアイ島には天国のようなビーチが無数にある

ハワイアン航空

ハワイ離島間のフライトを運行する会社は以前はアロハ航空とハワイアン航空の2社でしたが、アロハ航空が倒産したため、現在はハワイアン航空1社になっています。かっては2社間でサービスや料金面での競争があったのですが、1社になって当然考えられるのは独占企業=殿様商売、つまりサービスの低下や価格高騰です。

サイトには一応電話番号が載せてありますが、「ハワイで唯一離島間フライトを運行していますが何か?」的横柄な対応をされるかもしれません。それでも確認しなければならないことがあるので仕方なしに電話しました。

ところが

そんな心配をよそに電話の応対は素晴らしかったですし、インターネットで予約したことを告げると履歴をチェックしてもっと安い料金に変更してくれました。おまけに子ども料金の適用や、オアフ~カウアイ間の移動ももっと便利な時間帯に変更してくれるなど惜しげもなくサービスしてくれました。

さらにさらに格安航空券だと荷物の重量制限などがあり、超過すると別料金をチャージされることもあるのですが、それもサービスしますとのこと!!だはー!何と素晴らしいのでしょう。というかこれなら最初からインターネットではなく電話すればよかったと思いました。

セントレジスカウアイリゾートホテルのロビー。ゴージャスなロビーの先には壁一面の大きなガラス窓があってそこにハナレイ湾の海と岬が見える。

セントレジスカウアイリゾートホテル/ハワイで最もゴージャスなホテル

ホテルの手配

フライトが確保できたので次にホテルの手配に移ります。

ハワイのホテルは、実はハワイに到着してから「今夜泊まりたいんだけど」と探すとものすごく安く手配できます。バカンスでハワイを訪れる人が、当日まで宿を手配をしてないなんてまずありませんから、ホテル側としては当日の空き部屋を埋めるのが難しいのです。だから泊まってくれるならどんなに安くてもかまわないという姿勢になるので、本当に安い料金でホテルが探せます。それに現地で不動産の物件探しをしているみたいでちょっと楽しいですよ。

でも希望のホテルには部屋がないということもありますし、せっかく旅行で来ているのにホテル探しをするのは時間がもったないと考える人もいますので、強くはおすすめしません。

わたしも上記の理由から今回はあらかじめネットでホテルを探しました。「ワイキキの中心でオーシャンビュー、3人で泊まれる部屋」という条件で検索をかけたらけっこういっぱい出てきます。ハワイにはホテルがたくさんあるので、夏の超繁忙期でも飛行機の予約を入れるのに比べたらホテル探しは難しくありません。その意味でも先にフライトを押さえるのが正解だと思います。

予約したのはパシフィックビーチホテルのオーシャンビュー3人で泊まれる部屋です。2連泊すると1泊無料になるのでずいぶん安く確保できました。それに為替が恐ろしく円高なので、円換算すると「こんなに安くていいの~~」という感じです。らっきーー☆

カウアイ島はタイムシェアーのコンドミニアムに泊まるので手配の必要はありません。さあ、これであとはレンタカーの手配だけです。

ハワイ/カウアイ島のレンタカーの手配

ハワイで借りたレンタカー。海辺に止めた青いオープンカー。

自然が豊かなカウアイではオープンカーのドライブが楽しい

レンタカーの予約はチャージなしで簡単にキャンセルできるので、本当は日程が決まったら真っ先におこなうべきです。しかし、最近の傾向としては直前でも希望の車種が取れないと言う事はまずなくなっています。それにフライトが確定していないとあとでフライト番号を知らせたりしなければならないので、ついついめんどうがって一番最後になってしましました。

まあそれでもぜんぜん大丈夫でしたが。

ハワイのレンタカーはもう圧倒的にバジェットが安い!クレジットカード払い(ドル建て)の全部こみこみパック<スーパーゴーバジェットハワイ>です。ハワイにはいろんなレンタカー会社があっていろなパッケージ料金がありますが、あれこれ悩まなくても料金が一番安くてお得なのはこれです。クレジット機能付きのJALカードで決済すればさらに20%安くなります。

今回は3人なのと、円高でかなり割安感があるので、オープンカーを予約しました。以前はバジェットのオープンカーはクライスラーのセブリングでしたが、今回はGMのムスタングにグレードアップしてました。

海と森に囲まれ豊な自然に恵まれたカウアイ島はオープンカーのドライブがおすすめです!笑いが止まらない程気持ちいいですよーー!

アクティビティの手配

カウアイ島で子連れトレッキング。

トレッキングはカウアイ島でポピュラーなアクティビティ/ハワイ屈指の人気トレイル、アラカイスワンプ

ハワイにはドルフィンスイミングやホェールウォチング、トレッキングツアーにヘリツアー、乗馬、サーフ教室、ディナークルーズなど大人も子どもも大喜びの様々なアクティビティが用意されています。よっぽどのことがない限りこれらのアクティビティは現地で直接申し込むのが一番安上がりです。そしてたいていのところは日本語で交渉できます。

今回の旅行で我が家がおこなった主なアクティビティは、ボディーボードシュノーケリング、トレッキング、レンタサイクル、テニスです。

このうち有料なのはレンタサイクルとテニスだけ。ボディボードは現地で500円~800円くらいで売っています。トレッキングはレンタカーでトレイルの入り口までドライブ、ボディーボードやシュノーケリングもポイントまで歩くか車で行けるのでお金はかかりません。

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプのメインロビーからの眺め。

ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプは大規模なリゾートマンション/カウアイ

その他気をつけるべき点

それからコンドミニアムに滞在する場合、初めてですと調味料や料理器具はどんなものを持って行ったらいいのか悩まれるかもしれません。でもご心配入りません。コンドのキッチンにはすべての料理器具が揃っていますしスーパーには日本食用の食材や調味料がふんだんにあります。醤油なんかもどうせ日本でも使うのですから、現地で買って余ったら持って帰ればいいのです。

それにマッシュポテトにシーザーサラダ、特大のビーフステーキなんていうアメリカンな料理も楽しいですよ。

しいてあげればマヨネーズだけはかなり日本のものと味が違います。酸味がなく甘いテイストです。サンドイッチなどにはいいのですが、サラダにはちょっ合わない気がします。まあそれも短い期間ですし、サラダ用のドレッシングの品揃えは日本のスーパーの比ではありません。

それから料理器具では「おたま」がないケースがありますので味噌汁やカレーを作る予定でしたら念のためお持ちすることをおすすめします。あとアルミホイールも必ず持参しています。

醤油の他、塩、胡椒、ケチャップ、オリーブオイル、ドレッシング、ジャム、ハーブなどは現地で買って余ったら日本に持って帰って使います。

マーガリンだけは持って帰れません。現地で使い切るのも難しいです。対策としては朝食でトーストを食べないか、余ったらコンドのご近所さんにお裾分けする、等です。その他着るものや小物、雑貨などなんでも現地で揃っていますので、「必要なら買う」というスタンスでのぞめば問題ないでしょう。

*アメリカではマーガリンにトランス脂肪酸を使用することが禁止されています。トランス脂肪酸は継続的に摂取すると、脳卒中や心筋梗塞、がん、糖尿病などの原因になる危険物質です。日本のマーガリンには大量に使用されているので、特に子供の摂取には気をつけましょう。

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さあ、これでハワイ旅行の準備は整いました!あとは出発まで病気や怪我のないように過ごすだけです。

ハワイ・カウアイ島子連れ旅行記

4年ぶりのハワイ旅行によせて

今まで子連れで世界のいろんな場所を旅してきましたが、我が家にとってハワイは「特別」な場所です。長男のカイが1歳になる前から通い始め、次男が1才のときにはカウアイ島にタイムシェアのリゾートマンションを購入しました。それ以来子ども達の成長を楽しみながら、毎年訪れて来ました。

ところが、今回は間が開いてしまい4年ぶりの渡ハとなりました。「4年ぶり」ともなると、なんだか初めての旅行先に行くような新鮮さがあります。風に揺れるヤシの木の葉音を想像するだけでもワクワクします。4年の間、ワイキキの街や我が家のホームタウン/カウアイ島ポイプがどうなふうに変わっているのか、とっても楽しみです。

でも4年の間に変わったのはハワイだけではありません。次男のリュウは、4年前は小学1年生でしたが、今は5年生になっています。1年生と5年生では体力や興味、関心を抱く対象に大きな違いがあります。前回できなかったあんなことにチャレンジしてみよう!前回行けなかった場所のもっと遠くまで足を伸ばしてみよう!と出発前から気分は大いに大いに盛り上がります☆

思い出とともに子どもの成長を実感できるのは同じ旅行先に何度も通うメリットと言えますね。

一方、長男のカイは前回は小学4年生でしたが、今は中学2年生になっています。こちらも前回と比べたらもう別人のような変わりようです。身長なんかママをとうに追い越し、もうすぐわたしも抜かれそうです。そのカイは中学に入りサッカーのクラブチームでプレーをしています。平日は練習が終わって帰宅するのが夜の10時半過ぎ。まとまった休みもほとんどありません。本人に聞いたら散々悩みましたがサッカーをするために旅行へは行かない決断をしました。

子どもが大きくなってくると家族で旅行をすることがだんだん難しくなってきます。もしこれを読んでおられる方で子連れ海外旅行に行こうかどうしようか迷っている方がいらっしゃったら、迷わず行かれることをおすすめします。子育ては長いようであっと言う間。家族全員で子連れ海外旅行を楽しめる時期はそう長くはないのです。我が家もこどもが小さい頃にもっともっと旅行しておけばよかったと思います。

さあ、それでは大変長らくお待たせしました。準備が整ったようですのでそろそろ出発したいと思います。

風と光が溢れる愛しのハイダウェイへ。

子連れ旅行で訪れたハワイ

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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!

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