【51年ぶりの東北海道家族旅行3日目】オンネトー、摩周湖、弟子屈、屈斜路湖、美幌峠をレンタカーで回る
🤗こんにちは、イルカパパです。
51年前に母と妹と私の3人で旅行した北海道道・ 道東エリア。同じルートを同じメンバーで回ってみたいという長年の母の希望を「Go to Travel キャンペーン」の格安ツアーで叶えてあげることができました。
旅行3日目は、阿寒湖温泉からオンネトー、弟子屈、摩周湖、屈斜路湖、美幌峠、小清水原生花園、網走、能取岬、能取湖、サロマ湖、北見をレンタカーで回りました。
今日のブログでは北海道旅行第3日目の前編(美幌峠まで)を紹介します。あなたの北海道旅行の参考になればチョー嬉しいです!うはは。
それでは夢と冒険の旅へ ヒアウィーゴー!
オンネトー
東北海道家族旅行3日目。
今日は道東エリアのたくさんの湖を見て回る日。まずは
北海道三大秘湖の一つ
オンネトーへGO !
オンネトーは阿寒湖国立公園の深い森の中、雌阿寒岳と阿寒富士の西麓にたたずむ神秘の湖です。湖の周囲は2.5キロ。水の色が神秘的で「オンネトーブルー」と呼ばれてるよ。
幹線道路から離れた辺鄙な場所にある(だから三大秘湖)なんだけど、阿寒湖からはわずか19km、レンタカーで20分弱くらいの距離だ。ホテルをチェックアウトして30分も経たないうちにオンネトー湖畔に到着しました。
我が家が訪れたのは10月上旬でまさに紅葉のピーク!。ナナカマドやイアヤカエデが鮮やかに色づいてまたそれが鏡のような湖畔に映ってとっても神秘的な雰囲気でした、あひゃ〜!
阿寒湖温泉からオンネトーへのドライブルートマップ
オンネトーの駐車場は無料です。
雌阿寒岳と阿寒富士を正面に臨む展望テラス。
一帯の地図。
真っ赤な紅葉が美しかった。
この日は波があったので鏡のような湖面に映る紅葉は見れませんでした、あちゃー!
紅葉の木々越しに見るオンネトー。
では次の目的地摩周湖(ましゅうこ)へ向かって出発〜!
摩周湖
アイヌの言葉で神の湖「カムイトー」と呼ばれる摩周湖は北海道・道東エリア屈指の観光スポットで、阿寒摩周国立公園にも指定されています。
51年前の旅行の時も、母がすごく楽しみにしていたことと、実際展望台に立ったとき感激していた様子などをおぼろげながら覚えています。それだけに今回の旅行でも特に再訪したかった場所の一つです。
弟子屈駅前のガソリンスタンドで給油して「屈斜路摩周湖畔線」を登り摩周湖第一展望台にやってきました。弟子屈駅前(摩周駅)から摩周湖第一展望台まではおよそ15分でした。
摩周湖を取り囲むカルデラ外輪山には人口の建造物は建てることができません。
そのため51年前と全く同じ景色が広がっていました。展望台の構造やレストハウスなどは変わっていたので、当時、記念写真を撮った場所を特定することはできませんでしたが、摩周湖を背景に51年前と同じメンバーで写真を撮りました。
摩周湖について
「霧の摩周湖」と歌にも歌われる摩周湖は、周囲を高さ150〜350mのカルデラの壁に囲まれ下界から隔絶された神秘的な湖です。最大水深は212m、世界最高水準の透明度を誇っています。
カルデラ外輪山の最高岳はカムイムプリで標高857m。カルデラ内への立ち入りは厳しく制限されています。湖に浮かぶ島はカムイシュ島です。
第1展望台、第3展望台共通の駐車場料金は500円(硫黄山も共通です)。お土産ショップ、レストラン、トイレあり。
阿寒湖の西にあるオンネトーから摩周湖第一展望台まで約69km、車で1時間20分でした。
オントネー〜摩周湖ルートマップ
弟子屈(てしかが)
弟子屈は摩周湖、屈斜路湖、川湯温泉、硫黄山、阿寒湖などへの観光拠点としてかっては栄えていました。釧網本線の駅もあります。
51年前の家族旅行では、網走から汽車に乗って斜里経由で弟子屈に到着。
市街地の中心にあった丸米旅館に宿泊しました。そして翌朝、弟子屈駅(現摩周駅)から出発する観光バスに乗って、摩周湖、屈斜路湖、阿寒湖をめぐり釧路湿原で丹頂鶴自然公園へ立ち寄り、釧路駅まで行きました。
当時は自家用車やレンタカーが普及しておらず、摩周湖へ行く手段は弟子屈からバスで行くのが一般的でした。網走や釧路方面から鉄道でやってきて弟子屈で1泊、翌日摩周湖や屈斜路湖を観光していたのです。我が家と同じように。そのため弟子屈にはたくさんの旅館やホテルがあり大勢の観光客で賑わっていました。
現在は自家用車やレンタカーが普及したため、弟子屈を素通りして直接摩周湖へ登って行くのが一般的になりました。そのため弟子屈に宿泊する観光客は激減、賑わっていた中心市街地のホテルや旅館の多くが廃業してしまいました。
丸米旅館について
我が家が1969年8月に宿泊した丸米旅館は、市街地の中心で弟子屈温泉の源泉が湧く釧路川沿いにあり、昭和天皇も宿泊した由緒ある旅館です。
開業は1886年(明治19年)。建物は3階建で、木造三層楼としては日本最東端、最北端にある貴重な建造物です。1979年には西隣にホテル丸米をオープン(全32室5階建 )しましたが残念ながら2008年頃に廃業したらしいです。
今回摩周湖へ行った後にネットで調べてたらまだ旅館の建物が残っているらしいことがわかりました。それなら戻って確かめてみようということでもう一度同じ道を弟子屈まで逆戻りして見つけることができました。
我が家が泊まった旅館は廃墟のようになっていましたが、51年前に我が家がここに泊まったと思うと感慨無量です。
51年前、まさにこの場所で、私が荷物を持ち母が幼い妹の手を引き、この旅館に到着したのでしょう。そして翌朝旅館の人に見送られて出発したのでしょう。
当時は東京から小さな子供を2人連れてやってきた旅行者は珍しかったはずですから、私たちは暖かいおもてなしを受けたと思います。
丸米旅館の木造三層楼は貴重な建物なので是非なんらかの形で保存してもらいたいですね。
偶然の出会い!
ちょうど私たちが旅館の前に到着した時、小学生の女の子4人組がやってきました。
こんな廃墟の場所へ!?
話を聞いたら
そのうちの1人の女の子のおじいさんがこの旅館で働いていたと言いました
もしかしたら私たちは51年目にその人に会っているのかもしれません。それどころか親切にしてもらった、あるいは私たちの何かがその方の何かのお役に立ったのかもしれません。
全く人生は不思議なものです。
なぜこのタイミングでその女の子たちとこの場所で出会えたのか?
偶然という一言では説明できない不思議なご縁を感じます。ありがとうございます!
丸米旅館の地図
硫黄山
弟子屈で思い出に浸ったあと、川湯温泉街を通過して次の目的地「硫黄山」にやって来ました。
硫黄山は標高512mの活火山でアイヌの言葉で「アトサヌプリ」と言います。
意味は「裸の山」。噴煙が立ち込め、熱湯が湧き出す硫黄山には草木が生えていません、あひゃ〜!だから裸の山なんです。
硫黄山は弟子屈から屈斜路湖へ向かう途中にあります。摩周湖第一展望台の駐車場と共通だからチケットを見せればこちらは無料で入れます。
この硫黄山も51年前の家族旅行で来た場所。当時の写真があるからなんとなく覚えています。
レストハウスにお土産ショップや軽食コーナー、トイレなどがあります。
硫黄山駐車場
噴煙が立ち上がる硫黄。
熱気でムンムンしています。
噴火口がたくさんある。
別の星のような異様な景観。
駐車場から見た硫黄山。
硫黄山の駐車場。
屈斜路湖の砂湯
硫黄山で噴火口を見学し名物の温泉たまごを食べたあと、またまたレンタカーに乗って屈斜路湖畔の砂湯に向かいました。砂湯は日本最大のカルデラ湖である屈斜路湖湖畔にある天然温泉です。
駐車場は無料で、足湯とレストラン、お土産ショップ、ボート乗り場などがあります。
湖畔の砂浜を掘るとお湯が沸いてくる珍しい場所です。51年に来た時も砂を掘ってできた「マイ温泉」に足をつけて遊んだことを覚えています。
屈斜路湖は日本で6番目に面積の広い湖です。そして湖に浮かぶ「中島」は日本で一番大きな湖中島。湖の最大水深は117mです。
一時期、謎の生物、UMA、「クッシー」の目撃情報に沸いたことがありました。その名残?でレストハウスの前にはクッシーのオブジェが、レストランでは「クッシーラーメン」を売っていました、あひゃ〜!
また屈斜路湖では津別峠から見る雲海もおすすめの絶景です。
屈斜路湖のそのほかの温泉
- コタンの湯
- 和琴温泉
共に湖畔に沸く天然露天風呂で入浴料は無料です。特に冬は温泉に浸かりながらオオハクチョウの群れを近くで眺めることが出来ます。更衣室はコタンの湯は男女別、和琴温泉は男女共同です。
硫黄山からの砂湯へのルートマップ
硫黄山から9.9km レンタカーで10分ほどの距離です。
砂湯レストハウス
基本情報
- 住所:〒088-3331 北海道川上郡弟子屈町美留和1−570
- 公式サイト:http://sunayu.ftw.jp
これが名物?クッシーラーメン。味はなかなか美味しかったです。
こっちは普通の醤油ラーメン。
地図
美帆峠
さて砂湯で思い出に浸りランチを食べたら、網走に向かって出発です。
途中、北海道・道東エリア有数の絶景スポット「美幌峠」を通過します。
美幌峠は標高525mで屈斜路湖を見晴らす絶好のロケーションにあります。ちょうどオホーツク管区と釧路管区の境界線で、つまりオホーツク海と太平洋の境目ということになります。
屈斜路湖の砂湯から26.5km、レンタカーで26分の距離でした。峠にはお土産ショップやレストラン、トイレ、無料展望台があります。駐車場も無料です。
美空ひばりさんの歌碑。
美幌峠から見下ろす屈斜路湖。
🤗「【51年ぶりの東北海道家族旅行3日目】オンネトー、摩周湖、弟子屈、屈斜路湖、美幌峠をレンタカーで回る」はこれでおしまいです。3日目の後半「網走編」は次回ブログで紹介します。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたの北海道旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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