レインボーロリキートとブルータンドラゴン
レインボーロリキートに耳をかじられてくすぐったがる長男
グライナイトコージ管理人の家
マリーバの町を抜けるとすぐ未舗装のでこぼこ道になる。ツーリストインフォメーションのおじいさんが書いてくれた地図がなかったら不安になってしまうような、あたりには何もない淋しい道をひたすら進む。やがて林の中に1件の家が見えてきた。巨石と泉の渓谷、グラナイトコージの入り口らしい。
中からおばあさんが出て来て、家族4人なら入園料と餌代込みで12ドルだと言う。
「ああ、やっぱりお金がいるんだ」と思いながらお金を渡すと
「おチビちゃん達に、トカゲや鳥を触らしてあげるからこっちに来てごらん」と庭に案内された。
そこには大きな檻が2つあり、カラフルな大小のインコや、ブルータンドラゴン、夜鷹のあかちゃん等がいて、おばあさんは檻を開けると、インコを子供の肩や腕にぽんぽん乗せはじめた。
突然始まった動物ふれあい体験イベントに子供達は大興奮、くすぐったいだの、耳をかじっただの、大喜びでいつまでも鳥やトカゲと楽しそうに遊んでいた。
レインボーロリキート
このレインボーロリキートは、野鳥の楽園オーストラリア固有の鳥だ。
オーストラリアに6種類いるロリキートの中で、最もカラフルで観光客にも人気のある鳥らしい。
主食は蜂蜜、和名は「ゴシキセイガイインコ」、ってええぇーー!そんな鳥に和名なんてあるんっすかーー!?
「ゴシキ」は「五色」、「セイガイ」は「青海」、でも一体、誰がいつこのような和名をつけたんだろー、
そもそも「五色」だとレインボーじゃないじゃん!考え直そうよ。
男の子はへびでもトカゲでも平気で触る/ブルータンドラゴン。青い舌をチョロチョロ出して威嚇する
トカゲの楽園
それからオーストラリアはトカゲの楽園でもある。
エリマキトカゲ、オオトカゲ、マツカサトカゲ、レインフォレストドラゴン、ウォータードラゴン、ブルータンドラゴン等々。
そう言えばゴールドコーストのムービーワールドでアトラクションに並んでいる時、列の間を大トカゲが普通に歩いていた。
ブルータンドラゴン
ブルータンドラゴンは、危険が迫ると胴を扁平にし、四肢を突っ張り、大きく口を開けて鮮やかな青い舌を出して威嚇する。
その舌の青さからこのような名前がついた、やはりオーストラリア固有のトカゲだ。
頭部、胴ともに幅広く、四肢は短かく、からだはかたい大形うろこでおおわれている。
ところで舌をべろーと出すのが威嚇になる、というのは不思議じゃない?。
夜鷹の赤ちゃん。赤ちゃんのなのに顔はおっさんみたい