ノースウェスト航空でニューヨーク・ジョンエフケネディ空港に到着

2019年5月15日

スウェスト航空でニューヨークへ出発

成田空港へはマイカーでGO!

今回の旅行ではノースウェスト航空を利用するから2002年の子連れフロリダ旅行以来久しぶりの成田空港第一ターミナルだ。駐車場はいつもと同じジョーイパーキング。出発時も帰国時もターミナルで車の受け渡しをしてくれるから荷物の多い子連れ旅行者にはチョーありがたいぞ。

ニューヨークまでは約12時間の長時間フライトだが、我が家では子どもの機内対策を徹底しているので何も恐れる事はない。

*ノースウェスト航空は、アメリカ合衆国ミネソタ州ミネアポリスに本部を置いていた航空会社ですが、2010年1月末にデルタ航空に吸収合併され、現在その名称は残っていません(この旅行記は2005年8月のものを2019年5月に再編集しています)。私が学生時代、初めての海外旅行で利用した航空会社なのでとても愛着があったのですが残念です。たま日本においてはJCBカードと組んで、日本で初めてクレジットカードによるショッピングマイル加算を実施した会社でもあります。ちなみにデルタ航空はアトランタ国際空港をハブとし保有飛行機数世界一を誇る航空会社です。

病明けのカイがまだ食欲がなく、「らーめんくらいしか食べれそうにない」と言うので(らーめんが食えるのかよっ!)今回は東関東自動車道酒々井パーキングエリアの松屋はあきらめて、成田空港第1ターミナル内のレストランで食事をすることにした。ずーっと改装工事してたと思ったけど、ありゃー随分変わったなー。おおーユニクロがあるぞ。これは便利。でも本屋さんの規模が少し小さいかな。第二ターミナルの本屋さんではマンガとか雑誌が発売日の前日に買えるのに、ここでは無理でした。「少年ジャンプ」買えないのは痛いなー。「デスノート」楽しみにしてたのに(涙)

赤坂離宮でランチ

成田空港ではフードコートでもらーめんが1000円、セットなら1200円前後もする。う~ん、高いなー。ママは「どうせ千円以上払うならあとちょっと贅沢して『赤坂離宮』がいいんじゃない?」と言う。フードコートのらーめんはイトーヨーカ堂なら400円前後だから1200円というのはすごい割高感があるが、赤坂離宮のランチコースなら少々高くても納得出来る。

お店の入り口でメニューを見せてもらったら、ランチセットは5種類あってどれも1300円。赤坂離宮にしてはまあ普通の値段だ。味も美味しくてとっても満足のランチだった。

安い航空券をゲット!

ノースウェスト航空に乗るのもとーっても久しぶり。夏休みの時期は航空料金も高く、東京ーニューヨークがPEXで15万~18万円くらいしてる。子供料金があるとはいえ4人分だとすごい金額になるぞー。今年4月にニューヨーク経由でフロリダまで行った時は1人77000円だったから、それと比べると倍以上も高い。いろいろ調べてたらIACEトラベルで、出発直前までどの航空会社かわからないチケットなら9万円台であるという。おーそれそれ、安いなら何でもいいよ。1人5万円の差なら4人で20万も違う!アメリカ系の航空会社で直行便だっていうからも~それでOK。

スカイチーム

ノースウェスト航空はエールフランスやアリタリア、コンチネンタル、デルタ、KLMオランダ航空等と「スカイチーム」というグループを組んでいる。今回はコンチネンタルにマイレージを付けよう。これで春のフロリダで貯めたマイレージと合わせると、家族全員日本からグァムを含むアジアへの無料往復航空券ゲットだぜ。やったー。

成田空港の出発ロビーでノースウェスト航空ニューヨーク便への搭乗を待つ子供たち

ノースウェスト航空018便

ノースウェストでは、私たちのように格安航空券の旅客はセルフチェックイン機で搭乗手続きをしなければいけないようだ。係の人が教えてくれるけど、これ4人分だとけっこうめんどくさいよー。

行きの機内食はビーフインドカレーかチキンの中華風かた焼そば。どっちもすげー美味い。でもパーソナルテレビはありません。ウーロン茶もなし。私たちのシートは中央4列横並び。子供達は食事が終ったらあとは到着までずーっと寝てた。病み上がりだもんねー。

スクリーンまで遠いので映画はあきらめて、私とママはお話したり、本を読んだり、だらだら寝たり、そんなこんなで予定より約1時間早く我々を乗せたノースウェスト航空018便は、小雨そぼ降るニューヨーク・ジョンFケネディ国際空港へ向けて高度を降ろしていったんだ。

ニューヨーク・ジョン・エフ・ケネディ国際空港に到着
ニューヨーク・ジョンエフケネディ空港の到着ロビー

ジョン・F・ケネディ国際空港に到着

ニューヨーカーたちが親しみを込めて「ジェイ・エフ・ケー」と呼ぶジョン・F・ケネディ国際空港はアメリカ東海岸を代表する大空港。ほんでもって言うまでもなくニューヨークの空の玄関口だ。野鳥保護区に指定されているジャマイカ湾に面しており、マンハッタンへは約20km、道がすいていればタクシーで30分もかからないぞー。

日本からはJAL、ANA、アメリカン航空が直行便を乗り入れているが(ユナイテッド航空はニューアーク国際空港へ直行便)ジョン・F・ケネディ国際空港にはターミナルが9つあり、どのターミナルを利用するかは航空会社によって異るよ。

ノースウェスト航空は一番大きなターミナル4に到着、そこで入国審査、税関をすませるっちゅーわけだ。ちなみに6月に出張で来た時は全日空だったのでターミナル7だった。*デルタ航空のニューヨーク線は2016年10月に運休となりました。

ジョンエフケネディ空港のバゲージクレーム

バゲージクレームで荷物を待つ

入国審査

飛行機を降りたら通路を通って入国審査場へ進む。ターミナル4の入国審査場は体育館のように大きくて、審査員の数も多い。我々の座席はエコノミークラスの後ろの方だったので、入国審査場に着いた頃にはもうすでにほとんどの人の入国審査が終っていた。それで拍子抜けするくらいすぐに我々の順番になったが、だっ、ちょっと待って、書類まだ全部書いてないよ(汗)

アメリカでは2004年から入国審査時に、両人さし指の指紋と顔写真を撮られるぞ(子供は免除)。我々の審査員は妙に陽気な人で、無理にカタコトの日本語で質問しようとするんです。もー聞き取りにくいったらありゃしない。いや、だから英語で話してくれた方が早いって。

ジョンエフケネディ空港のターミナルビルの外観

タクシー乗り場から見たターミナルビルの外観

荷物を取って税関へ

入国審査が終ったら、自分の便のターンテーブルを確認して、預けていた荷物をピックアップする。カートは有料なので、まず置き去りにされてるカートがないか探したが、残念ながら見つからなかったのでしぶしぶ2ドル払ってカートを借りた(セコイぞ!)。荷物をカートに詰んで税関は難なくパス、自動扉をくぐったら晴れてアメリカ入国だ。

スミがエアポートリムジンを頼んでるので、私たちの名前が書かれたプラカードを持っている人がいるはず。さあ探せ!扉をくぐると大勢の人々が待っていた。あっちこっちで「おお!」と抱き合ったり、ぶちゅーっとキスたり、ドラマティックな出会いが演じられている。

さすが国際都市ニューヨーク。さあ、私たちにも素敵なシーンが!と期待に胸が高鳴った矢先、カイが「いた、あそこ」と指差す方に目をやると、なんかひげもじゃのおっさんが立っていました。

到着ロビーで送迎リムジンのドラーバーさんと落ち合う

税関はすいている / 税関を抜けると大勢の人が待っていた / リムジンカーのドライバー。見かけと違い優しい

空港からマンハッタンへのアクセス

1)エア・トレイン

9つあるターミナル間は無料のエア・トレインが24時間つないでいる。空港の外へ向うエア・トレインは「ジャマイカ駅行き」と「ハワードビーチ駅行き」の2路線あり、こちらは有料(5ドル)だ。エア・トレインの路線図はコチラを見てね。

2)市バス(MTA Bus)

各ターミナルから市バス(MTA Bus)で「ジャマイカ179丁目駅」と「ハワードビーチ駅」へ行ける(2ドル)。

3)地下鉄&LIRR

ジャマイカ駅からは地下鉄E、J、Zでミッドタウンへ、またロングアイランドレールロード(LIRR)で34丁目のペンシルバニア駅へ、それぞれアクセスできる。地下鉄はどれだけ乗っても1区間2ドル、LIRRはピーク時6.75ドル、オフピーク時4.75ドル。

 ジャマイカ179丁目駅からは地下鉄Fでミッドタウンへアクセスできる。

 ハワードビーチ駅からは地下鉄Aでダウンタウンへアクセスできる。

4)タクシー

子連れ旅行者には目的地まで直行で行けるタクシーが一番おすすめ。各ターミナルにタクシー乗場がある。マンハッタンならどこへ行っても45ドルの均一料金なので安心だ。(チップ、有料道路代などを入れると60ドルくらい)

5)空港バス

各ターミナルからグランドセントラルとポートオーソリティバステーミナルへ行く。料金は方道15ドル、往復27ドル。

6)エアポートシャトルバス

乗り合いバスなので必ずしも最初に自分のホテルで降ろしてくれるとは限らないが、目的地まで乗り換えなしで行ける。料金は17ドル~19ドル。予約は交通案内カウンターかウェブを通じて事前に行う。事前予約のURLはコチラ

7)リムジンカー

目的地まで直行で行ける。タクシーとの違いは車のグレードが高く乗りごこちがいいこと。事前に予約しておけば、プラカードを持って待っていてくれる。料金はタクシーより5%くらい高い。予約は交通案内カウンターかウェブ/電話を通じて事前に行う。

エアポートシャトルバス乗り場

エアポートリムジンカーでGO!

プラカードを持って待ってたおじさんは、スミが頼んだリムジンカーのドライバーで、見かけと違い明るくて優しい人でした。ダッハッハッハー。荷物も運んでくれるし、車はなんとリンカーン。皮張りのシートが気持ちいいね。

空港を出て高速をしばらく走ると、霧雨に煙るマンハッタンの摩天楼が遠くにぼーっとかすんで見える。もうすぐスミの家だね。ジョンも待ってるかな?こうしてぼくらの夏休みプチ・ニューヨーク生活が始まったんだ。

エアポートリムジンカー

リムジンカーはリンカーン。荷物を積んでニューヨーク市内へ向けて出発

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