アグリツーリズモのキッチンで子連れ旅行の自炊のメリットを再認識
アグリツーリズモのキッチン
アグリツーリズモのキッチンには、ガスコンロ、冷蔵庫、必要な食器や,鍋、フライパンなどの調理道具はすべてそろっている。ただし電子レンジと食洗機はありません。ハワイやフロリダあたりのコンドと比べると全体的に少し小ぶり。それでも、ちょっと料理する程度なら何の問題もないでしょう。
置いとけば勝手に乾く食器棚/スクランブルエッグを作るカイ
家族で分担、食事の用意
夏のテニス合宿へ行って、カイがスクランブルエッグや目玉焼きを作れるよになった。すごいぞ、テニス合宿!ってそれ主旨が違うから。で、シチリア滞在中、朝の卵料理はカイが担当。
わたしは夕食のパスタを担当。
ぜんぜん参考にならないと思うが、ここでオレ流パスタの作り方みたいなのを紹介しよう。
まずフライパンにオリーブオイルをひいて弱火で熱する。にんにくを包丁の柄でぶちゃっとつぶし、フライパンに入れる。この時、にんにくの皮はいちいちむきません。皮と身の間にうまみがあると聞いたから。でも本当の理由はめんどくさいから。そのにんにくを超弱火でじっくり炒める。これが一番のポイント。超弱火で時間をかけて炒めるのは、オリーブオイルににんにくの香りをじっくりしみ込ませるため。そのうちにんにくがゆっくり焼けて小麦色になったら、ホールトマトを手でぐちゃぐちゃつぶしながら、フライパンに入れる。そして火を少しだけ強くしてまたじっくり待つ。
今回はそこにシーフードミックスを加える。そして茹で上がったパスタを入れて素早く混ぜる。これも大切なポイント。素早く混ぜるのは、お湯で茹でたパスタと、オイルベースのソースを乳化させるため。パスタは塩をたっぷり入れたお湯で茹でる。
前菜は、スーパーで買った各種チーズの盛り合わせと、野菜のマリネ。食前酒は赤いスパークリングワイン。
う~ん、いい食材が安く手に入るから、食事も豪華で美味しいぞ!
シーフードパスタの材料/にんにくを弱火で炒める/ホールトマトを入れる
子連れ海外旅行中の自炊生活のメリット
1)家族で分担して食事を作ることは、それ自体が楽しいアクティビティ。忘れられない思い出になる
2)ヨーロッパのリゾートでは夕食の始まる時間がそんなに待てないよっちゅーくらい遅い。特に食旺盛な男の子には辛い。自炊なら自分達の好きな時間に食事ができる
3)あまり食欲がない時でも、自分達のペースで、それなりの量や内容に調整できる
4)食費が安くあがる
シーフードミックスを加える/2種類のパスタの出来上がり/シチリア名産、真っ赤なオレンジジュース。美味しい!