【ドロミテ子連れトレッキング4】サッソポルドイのロープウェイとピッツボエハイキング

2020年1月23日

サッソポルドイのロープウェイ乗り場
サッソポルドイのロープウェイ乗り場

💕ども、ボンジョルノ!小6の次男と2人でイタリア・ドロミテ子連れ旅行中のイルカパパです。

コルチナダンペッツォのホテルをチェックアウトして、ファルツァレーゴ峠から南回りでポルドイ峠を経由しサンタクリスティーナへ向かいます。

今日は、途中そのポルドイ峠で車を止めてロープウェイでサッソポルドイの山頂へ登る様子を紹介します。

サッソポルドイロープウェイ

ポルドイ峠の駐車場

ポルドイ峠の駐車場。車もすごいけど自転車もすごいね。

ここに車を止めてロープウェイに乗るぞ、おうー。

岩山の頂上にポルドイ展望台が見える

ポルドイロープウェイ乗り場。正面の岩山のてっぺんに見えるのはポルドイ展望台。

ひゃーあんなところまで登るのかー!

ベースの標高は2238mで展望台の標高は2950mだから700m強登るぞ、大丈夫かな、ひゃっひゃ。

ポルドイロープウェイ乗り場

  • 住所:Passo Pordoi, 38032 Canazei TN, イタリア
  • 電話:+39 0462 608896

ロープウェイ乗り場の地図

ロープウェイの料金

私たちが乗った時は、2人分の往復で22ユーロでした。内訳は、、、う〜〜ん忘れた、がはっ!

2020年7月現在、公式サイトがクローズ中なので直近の正確な料金はわかりません

頂上へ行くキャビン

このキャビンに乗っていくわけさ、ほー。

山頂目ざして動き出したキャビン

動き出したロープウェイ。頭上のロープの先が山頂の展望台とつながっている。

ロープよ、切れないでね、ペルファヴォーレ、ペスカトーレ!

キャビンの中で写真撮影をする観光客たち

高く登るにつれ窓の外には絶景が広がる迫力満点のロープウェイ。

キャビンの乗客は興奮して撮影に余念がありません、ってみんな、怖くねーの?

ロープウェイから見える景色

ひゃー、こんな急斜面にもトレイルがある、そして歩いている人がいらっしゃる〜〜!

冬はスキーのゲレンデになるのかいな、こりゃすげーぞ。

山頂に到着

ロープウェイの終点ポルドイ展望台

あっという間に山頂のポルドイ展望台に到着。ここの標高は2950mだ。

ステーションが断崖絶壁の上にあるので高さに足がすくんで震えるぜ、うう。

サッソポルドイ山頂からの眺め

展望台から西側は平らで緩く傾斜しているぞ。

向こうに見えるのはドロミテの名峰サッソルンゴ。

とりあえずあのデカイ十字架みたいなもののところまで行ってみよう、ふむふむ。

巨大な穴

大きな十字架の近くには、、、

こんな大きな穴が空いてましたー!

うおおお〜うっかり砂利で足を滑らせたら危ないじゃないか。子供なんか知らずにダハハと笑いながら走って行ったらそのまま天国まで行っちゃうぞ。

十字架とマルモラーダ

いちばん下まで降りて十字架の方を見ると、背後に氷河を頂くマルモラーダが見えた!ってさっきから見えてるよ。穴に気を取られて気づかなかっただけさ。

ちなみにマルモラーダはドロミテ最高峰で標高は3343mじゃ。

サッソルンゴ

ここがギリギリの崖っぷち!ひえ〜こわー、やばー!

リフージョ・マリアで一休み、ふぃ〜

展望台の入り口

みぞれ交じりの雨が降ってきたので、一旦展望台に避難。

するといきなりバキバキ音を立てて大粒の雹が降ってきた。

ふー、間一髪、あぶね〜。それしても急激に気温が下がったね、さぶっ!

展望台の中にあるリフージョマリア

展望台の中にあるリフージョ・マリア。

  • 住所:Loc. Passo Pordoi, 38032 Canazei TN, イタリア
  • 電話:+39 0462 608899
売店のカウンター

レストランに売店もあるぞ、いろいろ売ってるね。

しばらく雹だか霙だか止みそうもないので、カフェで温かい飲み物を注文しよう、おー!

カフェでオーダーしたカプチーノとホッとチョコレート

熱々のカプチーノとホットチョコレートをオーダーしました、うはは。

料金はカプチーノが2ユーロ、ホットチョコレートが3ユーロ、

何だお前の方が高いじゃないかと次男を叱りつける理不尽な父親。

テラスからの眺め
展望テラスからの眺め。氷河を頂いたマルモラーダ が見える

暖かい室内で熱々のカプチーノ&ホットチョコを飲んでいたらそのうち雹だか霙だかも上がり、青空が広がってきた。ヤッホー、いいぞ。

展望台のテラスからはこりゃまたすごい景色が眺められるのさ、うっしっし。

トレッキング開始

山頂付近でトレッキングをする観光客

天気が回復したようなのでトレッキングに出発。

サッソルンゴの後ろには青空が広がってきた。

参考記事🐬

ピッツボエが見える

とりあえず展望台の先に見える丸っこい禿山(といってもここらへん全部禿山)に登ってみよう。

あの山は今俺たちがいるセラ山群で一番高いピッツボエで標高は3152mだ。

セラ山群は断崖絶壁の石柱をイメージすれば良い。その石柱の高さはだいたい700m、ほんでもって太さは、、、43kmだ。って、ええ〜〜それじゃ山手線1周35kmより「太い」じゃないかー。

高さ700m太さ42kmの石柱、そう、それがセラ山群、そしてその中でいちばん高い場所がこれから目指すピッツボエといういうわけだ。

それからこのセラ山群の周囲にあるスキー場はリフトやロープウェイでつながっているので、冬はスキーでぐるっと1周滑っちゃうこともできるぞ。その1周コースはセラロンダと呼ばれ世界中のスキーヤー、スノーボーダーの憧れだ、わおぉ〜!

セラ山群の頂き

平に見えていたのに展望台から進んでいくとだんだん下りになった。

ピッツボエ

おいおい、まだ下るのか。

ピッツボエに続くトレイルを歩く人たち

さらに進むと、あれ〜〜あんなほうまで下るのかー、しかも人があんなに小さく見えるということは距離もそこそこあるんだな。

さらに下るとなんか岩の切れ目みたいなところに建物が見えてきたぞ。

リフージョ・フォルセッラポルドイ

この建物はリフージョ・フォルセッラポルドイだ。標高2848m。宿泊もできる。

地図

ポルドイ峠へ下る急斜面のトレイル
ポルドイ峠へ下る急斜面のトレイル

岩壁の切れ目にはトレイルがあった!

ひゃぁ〜!こんな急斜面を下るのかー、あ、さっきロープウェイから見えてた場所だ。

ピッツボエ

気持ちを切り替えて前を向こう。我々が目指すのはピッツボエ登頂だった。

でもなかなか近づけないぞ。

諦めて引き返すことも肝心だから

トレイルの途中で振り向く次男

これ無理じゃない?

近くに見えるけど結構遠いよ。

展望台へ引き返す次男

ということで登頂は諦めて引き返すことに。近くに見えるからひょいひょいって簡単に行けると思ったんだけどな。でもまリフージョ・フォルセッラポルドイと岩壁の切れ目の急斜面トレイルが見れたからよしとしよう。

セラ山群の眺め

それしても何という荒涼とした景色。ここは標高3000mですよ。

距離感とかスケール感とか時間の感覚さえも狂っちゃうね。

ロープウェイ乗り場が見えてきた

やっとロープウェイ乗り場がある展望台見えてきたぞ。でもまだあんなに遠かった、ひ〜〜。

マルモラーダ

台地のエッジから見えるポルドイ峠とマルモラーダ 。

まとめ

ポルドイロープウェイに乗って展望台まで行き、そこからピッツボイを目指して歩きましたが、途中断念しました。

見た目には近く感じますが実際歩くと思わぬ高低差と距離があって、今夜チェックインするホテルの夕食に間に合わなくなったら大変ですからね。

でもロープウェイもそうですが展望台からの眺めは絶景!

マルモラーダやサッソルンゴが間近に見えて、コルチナダンペンッツォとはまた違う峰々が見れてよかったです。

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この記事があなたの子連れイタリア旅行の参考になったならとても嬉しいです。

それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!

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