【タイで一番美しい海】シミラン諸島子連れシュノーケリングツアー体験記
子連れビーチ旅行におすすめの「シミラン 諸島」へのシュノーケリングツアーの様子を紹介します。
🤗サワディークラッ!
マリンスポーツ歴40年、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2と小5の子連れ家族でちょっと変わったプーケット旅行に来ています。
今日は滞在3日目に出かけた、知られざるプーケットの穴場「シミラン諸島」へのクルージングツアーとシュノーケリングの様子を紹介します。
我が家が参加したシミラン諸島シュノーケルツアーの料金とタイムスケジュール
ツアーのタイムスケジュール
- 8:30 カオラック/タプラム港より出発
- 10:00 シミラン諸島No.9(バング島)にてボートからシュノーケリング
- 11:00 シミラン諸島No.8(シミラン島)に上陸フリータイム(ドナルドダックロック登頂)
- 12:00 シミラン諸島No.7にてボートからシュノーケリング(クリスマスポイント)
- 13:00 シミラン諸島No.4(ミアン島)に上陸、ランチ&フリータイム&シュノーケリング
- 15:00 シミラン諸島出発
- 16:30 カオラック/タプラム港到着
料金
大人3000バーツ/子供1800バーツ。
料金に含まれるもの ホテル送迎、ボート代、ボート内でのドリンク&フルーツ、ランチ、マスク&シュノーケル&フィンライフジャケットのレンタル、国立公園入場料、英語ガイド、保険
(*ランチ時のドリンクは別料金、参考例コーラ40B、ビール80B) 手配 ブルーマリンサービス
シミラン諸島へGO!
プーケット・カオラック滞在3日目。今日は楽しみにしていたシミラン諸島シュノーケリングツアーに出かける日だ。朝6時半に起きて、ゆっくり朝食を食べた後、8時ちょっと前に集合場所のホテルエントランスに向かう。しばらく待っていると迎えのピックアップトラックがやって来た。
「おはようございます、イルカさんですね?」
「はい、おはようございます。今日はよろしくお願いします」
名前を告げてトラックに乗り込む。メルリンリゾートから乗ったのはわたしたちを含めて3組。となりに座ったグループに「どこからですか?」と尋ねると「ドイツのニュルンベルグからです」との答えが返ってきた。おお~~、ドイツと聞いてすかさず食いつくこどもたち。
ユーロ2008やドイツのサッカー選手の話しでプチ盛り上がる。そしてホテルを出発して7~8分で車は、シミラン諸島へのクルージングボートが出港するタプラム港に到着した。
タプラム港ではサンタの帽子をかぶった陽気なスタッフのお出迎え。ピックアップトラックを降りると魚市場みたいな大きな屋根の建物に案内された。そこには他のホテルからの参加者がすでに大勢集められており、無料のホットドリンクやパン、ビスケットを思い思いに口にしている。プーケットから参加した人はかなりの早朝出発になるので朝食をとらない人が多いらしい。
そのために無料の軽食が用意してあるのだ。わたしたちはカオラック滞在なのでホテルでしっかり朝食をいただいてきました。建物内をこどもたちとぶらぶらしていたらダイビングショップを見つけた。外側のガラス戸にはシミラン諸島の海中写真が貼ってある。
「お、ジンベエだ」
「ジンベエも見れるの?」
「これはリチェリューロックというポイントだろう。ここに行けばかなり高い確率でジンベエやマンタと遭遇できるらしいよ」
「えっ?今日ここに行くの?」
「う~ん、本当はここに行きたかったんだけど、シュノーケリングツアーでは行かないらしい」
「ダイビングでしか行けないの?」
「そうみたい」
「おれダイビングやってみたいな」
「はっはっは、それはもっと大きくなって自分でお金をかせぐようになったら自分のお金でやれよ」
シミラン諸島は、カオラック沖およそ92kmの外洋に浮ぶ9つの無人島。乾期の12月~5月にしか行くことができない「幻の海」であり、1982年には国立海洋公園に指定された。外洋にあるため水の透明度が高く、海の美しさ、大物との遭遇率の高さから世界中のダイバーのあこがれとなっている。
またダイビングクルーズ行程の折り返し地点に当たる「リチェリューロック」は、水深35mから駆け上がる隠れ根からなり、ギンガメアジ、バラクーダ、キンセンフエダイなどが群れる、ダイナミックなポイント。ジンベイザメ、マンタなどの出現率が高いことで知られる。
同じくコボン、コチャタイはマンタとほぼ100%の遭遇が期待できるポイント。ここはリュチュリーロックとセットでまわることが多い。わたしはそのリュチュリーロックへ行くスノーケリングツアーを探したのだが、見つけることはできなかった。
そのうちツアー代金の支払いが始まり、それに続いてスノーケリングセットの貸し出しがあった。そのあとスタッフによるツアーの説明がなされる。それからいよいよ乗船だ。(建物内に男女別のトイレがあります。またツアーの説明は英語の他、ドイツ語、フランス語などでもおこなわれていました)
建物内を横切って海に面した桟橋に今日のクルーズ船が停泊している。乗船する前にサンダルを脱ぎかごに入れ全員裸足で乗船する。わたしたちは乗船したのが最後のほうだったので、イスがある船内の客室は満席で座れなかった。仕方ないので最前部のスペースに4人で陣取る。
「ここはものすごく揺れるよ」
「どうして?」
「てこや振り子の原理を思い浮かべてごらん、船の場合最後尾が支点になるから、最前部の振幅は支点の振幅の何倍にもなるんだ」
と、さりげなく理科の勉強。
最近の小学生は理科の学力低下が深刻だと言う。理科はこどもにとって、机での勉強ではなかなか理解しにくい教科だ。実体験としてからだで覚えなくてはいけない部分が多い。しかしテレビやゲームを長時間するこどもが多く、勉強も自分の部屋の机にかじりつく状態。
なかなか実体験をする機会がないのが実情だ。理科を好きになるには、はまず外に出ていろいろなことに興味を持ち、自分で体験することが重要なのだ。
その意味でも、旅行に出かけたら、大人もみずみずしい好奇心を思い出し、親子でいろんなことに興味を持って、こどもといっしょに不思議の解明に挑戦して欲しい。それは旅育という考え方でにつながる連れ海外旅行の大きな魅力です。
さて船はゆっくり出航する。岸壁に残ったスタッフたちが手を振っている。それから船は港を出て、島が点在する内海をしばらく進む。やがて外洋に出てスピードをあげると、やっぱり最前部はものすごい揺れ方だ。左右に揺れるのではなく上下にトランポリンのように跳ねるように揺れる。
こどもたちはそれが面白くて2人でゲラゲラ大笑いしながら楽しんでいた。こっちはいつ船酔いするか心配だったが、こどもたちはいつの間にか笑い疲れ、爆睡。おいおいそんなとこでよく眠れるな、と感心する。
そしてカオラックの港を出航しておよそ1時間20分で、ついにあこがれのシミラン諸島に到着した。
シミラン諸島でシュノーケリング
シミラン諸島は南北に細長く連なる9つの無人島からなる。9つの島それぞれに名前があるが、島の識別には数字を使うのが一般的だ。
南の島から順にナンバー1、ナンバー2と上がってきて、一番北の島がナンバー9。
わたしたちがまず到着したのは、ナンバー8とナンバー9の間のパス。そのナンバー9(バング島)よりのリーフエッジにあるクリスマスポイントで1本目のシュノーケリングをおこなう。
ボートから海をのぞき込むと、魚がたくさん泳いでいるのが見える。どれどれ、それじゃあ早速いってみますかぁ~。ザッボ~~ン!このポイントの水深は5~8メートルくらい。パスなので流れがある。透明度は8メートルくらい。色とりどりの魚たちが花吹雪のように舞っている。
珊瑚は9割方なくなっているが、ところどころ群生している場所が残っていて、それなりに見応えがある。空が曇ってきたので、海中に差し込む光量が足りず、あまりきれいな写真が撮れなかったのが残念。
こどもたちと45分くらいシュノーケリングを楽しんでたら、ボートが出発する時間になった。急いでボートに返ろうとするが、潮の流れがきついので、なかなか思うように前へ進めない。これはいかん、まさかボートはわたしたちを置いて行かないよね?夢中になってこどもたちとヒーヒーはーはー、潮に逆らって力いっぱい泳いで、何とかボートへ戻って来ることが出来たのでした。
やっとの思いでボートまで辿りついて、息を切らしながら船上に上がる。
「ひ~~、いい運動になったよ」
「あはは、そんなに流れがきつかったの?」
1本目のスノーケリングをパスして、高見の見物をしていたママが余裕の笑みを浮かべながら聞く。その間にボートはゆっくり発進。それからナンバー9の対面にあるナンバー8の方へ近づいて行った。これからナンバー8に上陸してしばらく休憩するらしい。
参考記事・子連れ海外シュノーケリングの楽しみ方(広告じゃないよ)🐬
ドナルドダックロックに登る
ナンバー8の正式名称は「シミラン島」。シミラン諸島で最も大きな島であり、その名の通りシミラン諸島の代表選手みたいなもんだ(試合すんのかー!)
われわれを乗せたボートは、一直線にナンバー8の北岸に到着。このあたりは魚が口を大きく開いたような型の湾になっており、ボートはそのキア湾の西側の沖で停止。そこでボートを降り、膝上まで水につかりながらのウェットランディングになる。
キア湾の景色はシミラン諸島を紹介する写真にたびたび登場する。特にキア湾に面したビーチから見上げる岩山の姿が、ドナルドダックに似ていることから「ドナルドダッグロック」と呼ばれているらしい。(似てないと思いますますが、、正式には「ヒン・ルア・バイ」と言う。またヨットのセールにも見えることから「セーリングロック」とも呼ばれます)
ビーチに上陸してしばらくその岩山をまじまじと見上げていたら「あ、あんなところに人がいる!」とカイが指差して叫ぶ。よく見ると、ありゃぁ~~、本当だ!ドナルドダックロックのてっぺんに人が立ってるではないかーー!
「ヘェ~登れるんだ、あんなとこ」
登れるところにはとりあえず登っておく、というのが我が家のポリシーなので、さっそくGO!とりゃぁぁ~~!!
登頂コースの入り口は、ビーチの端に横たわる大きな岩と岩の間。そこを通り抜けると、板が渡してあるので、その上を進む。
次にロープづたいに急斜面を登る。さらにロープに掴まりながら、岩の上を回り込むように登る。
うっかり足をすべらせて落ちないようにしよう。何たって裸足ですから。今まで、旅行先でこどもたちと色んな所に登って来たけど、裸足というのは初めて。サンダルはボートに乗る前、カオラックの港に置いてきたもんねー。
けがをしないように慎重に登ろう。でも注意するのは足もとだけではない。登るにつれ、頭上に出っ張る岩に頭をぶつけないよう、気を付けなくてはならない。
最後の急斜面を登ると、ドナルドダックの顔にあたる部分の裏側に出た。ここからビーチに面した正面へ、岩の下を横歩きで回り込む。背中を岩にぴったり合わせたまま横歩きで移動するのだが、これはかなりのスリル。人が立てる十分なスペースはあるけど、下を見ると吸い込まれそうになる。
うひゃぁぁ~~!
それでも何とか反対側に回り込むと、その先には岩と岩がよりかかるように覆いかぶさって出来たトンネルが現れた。ちくちょー、聞いてねぇーよ!トンネルの中に渡してある細い板の上を緊張しながら進む。足を踏み外したら岩の隙間に落っこちて、運が悪ければ大変なことになるかもしれない。
ゆっくり中腰でトンネルを進むと、やっとビーチ側の岩の上のゴールに到着だ。やったぁ~~!!
「うわーすげーいい眺め」
「サイコーだね」
目の前にプルシアンブルーに光り輝く、シミラン諸島の海原が広がっている。白い砂の底地に珊瑚礁が透け、その上に船が浮いて見える。この景色を前に、裸足で登って来た疲れも吹き飛んでしまう。下から見あげたときドナルドダックの顔に見えた大きな岩に、こどもたちはぺたぺたと手でさわれて大喜び。
岩の上に座り込んでビーチを見下ろしていたら、やしの木陰でママが座っているのが見えた。
「お~~い、ママー」
「ここだよー」
ママも気付いて手を振返す。水面に反射する光を眩しそうに目を細めて、南海のドナルドダックが微笑んでいた。
ドナルドダックロックの地図
シミラン島とナンバー7の間のパスでシュノーケリング
「ママ、おれたち見えた?」ドナルドダックロックから降りてきて、ビーチの木陰で本を読んでいたママにリュウが話しかける。
「よく見えたよ、あんな高いとこ怖くなかった?」「ぜんぜん平気」「すっげぇー眺めがよかったよ」
それからしばらくビーチで遊ぶこどもたちを見ていたら、出発の時間になった。
ひざまで水につかりながら沖に停泊しているボートに乗り込む。それからボートはキア湾を出てシミラン島の西岸に沿って南下。シミラン島はシミラン諸島で一番大きな島だが、それでも南北の長さは2.5kmくらい。シミラン島の南側に回り込んだボートは、島南端の海上で停止した。
そのすぐ先にはナンバー7があり、今度はシミラン島とナンバー7の間の海でシュノーケリングタイムだ。
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ボートから直接海の中へ飛び込む。それ、ジャァァ~~ンプ!!ここはさっきのポイントより魚は少ないが、珊瑚礁はそこそこ残っていて潜りがいがある。潮の流れはほとんどなく透明度は7メートルくらい。
ここで30分ほどシュノーケリングを楽しんだら再びボートに戻って、それからナンバー4の島、ミラン島に上陸だ。
ミラン島にも桟橋はないので、沖に止まったボートから、ひざまで水に浸かってのウェットランディング。
このミアン島でランチにするらしい。
ミアン島でランチ
ミアン島は南北に連なるシミラン諸島のほぼ中央に位置する島。国立海洋公園の事務所があり、トイレやキャンプ場が整備されている。ただしキャンプ場はものすごい人気なので、あらかじめ公園の管理事務所に予約をする必要がある。
Mu Ko Similan National Park office
- 住所:Similan Islands, Lam Kaen Subdistrict, Thai Mueang District, Phang-nga 82210 タイ
- 電話:+66 76 453 272
- 公式サイト(タイ語):http://park.dnp.go.th/impday/
ミアン島には小さいけどおみやげショップもある。トイレ、シャワーも完備されている。
案内されてビーチの奥へ行くとレストランがあり、屋外席のテーブルに料理が並べられていた。うひゃぁ~~、これは美味しそう!
どうやら日帰りでシミラン諸島を訪れるツアー客たちはここでお昼にするようだ。
料理は酸っぱ辛い海老系のスープ、鳥の唐揚げ、ぴり辛の野菜炒め、ハタのような魚料理(素あげしたもの)、ライスにフルーツてんこ盛り。も~どれもこれも泣きたくなるくらい美味しいです。まあ、こうやって水着で海から上がったままの格好で外で食べるんだから美味しくないわけないですよね。はっはっは。ミネラルウォーターも飲み放題じゃ。
美味しい食事を腹いっぱい頂いて、ヤシの木陰で少し休憩したら、さあ、今度はビーチエントリーでシュノーケルしてみよう!
シミラン諸島一の美しさを誇るプリンセスベイのミアンビーチでシュノーケリング
ミアン島(No.4)は南北に細長いシミラン諸島のほぼ中央に位置する島。
そのミアン島の北側に広がるプリンセスベイに面したミアンビーチは、
シミラン諸島一の美しさを誇るビーチだ
素足で歩くのが気持ちいい白砂のパウダーサンド、
ソーダ水を溶かしたような色のビーチの沖合には、ナンバー6のパユ島、そのさらに先にナンバー8のシミラン島が見える。
眺めがいいうえに、遠浅で、心地良い木陰もふんだんにある。まさに南国の極上ビーチと言えるだろう。
ランチのあとこどもたちはビーチで砂遊びしたり、木登りをしていたが、ちょっとシュノーケリングもしてみようか。
シミラン諸島に着いてすでに2回シュノーケリングしているので、ココの海はだいたいわかったつもりでいた。
が、すぐにそれは大きな誤解だと気付いた。
ビーチから歩いてエントリーする。ボートで沖合から海に飛び込むのと違って、水が暖かい。湾になっているせいもあるだろうが、水深が浅いことも影響しているのだろう。
さっそく顔を水につけてみて驚いた。
「だっ、何だこれ!」
光が屈折してゆらめく海中に、元気よく触手を広げる珊瑚礁の姿がある。ビーチから歩いて数歩の場所に、こんなみごとな珊瑚礁が残っている海がこの地球上にまだあったんだ。
珊瑚礁の大切さ
ご存知のように珊瑚礁は地球温暖化による海水温の上昇によって、その存続が脅威にさらされている。
特に地球規模で珊瑚礁に過滅的な打撃を与えた1998年の海水温上昇が深刻で、それ以降多くの海域で珊瑚礁が死滅している。1998年以前なら当たり前に見られた、ビーチから数歩海に入ったところに広がる珊瑚礁は、今やとても貴重な存在になっているのだ。
珊瑚礁はその体内に温暖化の原因である二酸化炭素を溜め込む。その珊瑚礁が減少するということは、二酸化炭素の増加が加速度的に早まることを意味する。そして二酸化炭素が加速度的に増加すれば、地球温暖化も加速度的に進行するのだ。
また海水温の上昇は、海生プランクトンの減少を引き起こし、それを補食する魚など資産資源の減少をもたらすと警告されている。こどもたちが大きくなった時、もはやこの地球上の海から珊瑚礁や多くの魚たちが消えているかもしれない。
日本にいて学校や会社への行き帰りの毎日ではなかな気付かないけど、自然が豊富な場所へ出かけると、地球の環境破壊が、もうこんなひどい状態まで進んでいることを目にするだろう。美しい海と珊瑚礁、そこに住む生き物たちを守るために、まだわたしたちができることはたくさんあるはずだ。
未来の地球についてこどもたちと話し合い、これからどうすればいいと思うのか意見を出し合うのは、子連れ海外旅行の大きな使命と言える。美しい珊瑚礁の海で、そのことこに気付かせてくれたシミラン諸島に、感謝しよう。
「あ、パパへんな顔!」
「あはは、お前も鼻がゆがんでるよ」
息継ぎで海面に上昇した時、水圧でマスクが歪んでひどい顔になる。それをお互い見て大笑い。カオラック沖90km、アンダマン海シミラン諸島のミアンビーチには、今日も穏やかな風がそよいでいた。
珊瑚礁を守るために出来ること
地球温暖化による海水温の上昇と必死に闘っているサンゴたち。わずかに生き残ったサンゴたちは、復活しようと懸命にガンバっています。でも、彼らの脅威は温暖化だけではありません。観光客が、手で触ったり、足で踏みつけたり、フィンによって傷つけることも、小さなサンゴ礁にとっては致命的なダメージとなるのです。
また、日焼け止めクリームやサンオイルによる水質汚染も、サンゴの再生を大きく妨げるものです。我が家では、南の島へ旅行する時、サンゴ礁を保護するため、次のようなことに気を付けています。
- サンゴがある海の浅瀬で泳ぐ時はフィンを使わない。
- 海に入る時は日焼け止めクリームやサンオイルは使わない。
わたしたち1人が1人が、ささやかな不便さを享受するだけでも、地球環境に貢献できるのではないでしょうか。小さなことの積み重ねで、大きな効果を生むことがきっとできる。
こどもたちに残す地球の未来は、わたしたち1人1人の意識で、変わってゆけると信じよう。
この記事があなたの子連れプーケット旅行の参考になったならとても嬉しいです。
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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