プーケット島へ移動

2019年6月13日

サワディークラッ!マリンスポーツ歴40年、東南アジアへの渡航歴50回以上のイルカパパです。今回は小2と小5の子連れ家族でちょっと変わった個人手配プーケット旅行に来ています。

さて今回の旅行の前半の目玉、エレファントトレッキングとラフティングが無事終わり、サファリキャンプでランチを食べて、いよいよプーケット島へ移動しますよ〜、オ〜イエェ〜イ!

サファリキャンプでランチ

サファリキャンプでランチ
辛さと酸っぱさが絶妙のトム・クルーズ、、あ、間違え!トム・ヤンクン

「いや~~スリル満点でたのしかったね」「最高だった」「おれもう一度やりたい!」

興奮さめやらぬ様子でラフティングの感想をまくしたてる子供たち。小型トラックに乗ってサファリキャンプへ戻る道中は、どこをどう走っているのかわからないほど、ラフティングの話しに夢中になっていた。こんなにこどもたちが喜ぶエキサイティングなアクティビティを今までやらなかったのは、年齢制限があるから。でも今年はリュウも晴れて8才になった。

もう世界中たいていの場所でラフティングが楽しめるはずだ。これからはばんばん挑戦できるね!うはは。

料理の写真
ランチの料理 / キャンプのテーブル席 / タイ風オムレツも微妙にピリ辛で美味い

贅沢なランチの時間

サファリキャンプに戻ると、もうランチの用意が出来ていると言う。どのテーブルにしますかと聞かれたので、最初は芝の庭にあるピクニックテーブルでいただこうと思った。でも午後をすぎたこの時間の日差しは強烈!ラフティング中は濡れるので気付かなかったが、こんな日差しの中で食事をするのはちょっとキツい。仕方なく屋根のある普通のテーブルにしてもらった。

席に着くと次々に料理が運ばれてくる。野菜いため、魚のグリルピリ辛ソース添え、トムヤンクン、鳥の唐揚げピリ辛野菜ソース添え、ごはん、フルーツ。うひゃぁぁ~~、どれもこれも美味そう!アジア方面の旅行にはたくさんのメリットがあるけど、料理が日本人の口にあうといのは大きなポイントだ。

河のせせらぎと森にこだまする鳥のさえずり。ぜいたくな自然の中でトレッキングやラフティグで疲れたからだを癒しながら、ステキなタイランチに舌鼓を打つのであった。

貴重品を預けるロッカー
サファリキャンプのトイレ/ 屋根のあるテーブル席 / 貴重品を預けるロッカー

子育てコラム~自立心

今日は「自立した子を育てる」についてお話しましょう。

子供の自立心を養ううえで大切なことは、こどもをあまやかさない、自分のことは自分でさせるということ、です。カイが幼稚園の年中さんの時、神奈川で行われる年中園児サッカー大会に参加しました。駐車所からグランドまで距離があったので、試合をするこどもたちのボールやシューズ、水筒、着替えなどを持ってあげる親(おじいちゃん、おばあちゃん)がたくさんいました。

さらに試合の帰りには、荷物を持つどころか、子供をおんぶしたりだっこして駐車場まで歩く親(おじいちゃのばあちゃん)たちの姿も少なくありませんでした。わたしは、駐車場からグランドが遠かろうが近かろうが、こどもの試合なんだからこどもの荷物は子供自身で持つのが当然だと思います。こどもを甘やかすのは各ご家庭の自由ですが、甘やかしていると少なくともこの項で話題にしている「自立心」は養われません。

そればかりか過保護に甘やかされて育ったこどもは、幼稚園や学校に入っても、何でも自分の思い通りになると考えてしまいます。その結果、集団からのけ者にされたり、いじめの対象になるというケースが報告されています。自分のことは自分でするように幼い頃から厳しくしつけると、他人の面倒もよく見れるようになります。自立した心の習慣がある子は、大きくなる過程でも、社会や他人を助けてあげる優しい心を持ったこどもに育つのです。

先ほどのサッカーの試合の話しに戻りますと、我が家では駐車場からグランドがどんなに遠い会場でも、こどもの荷物はこどもたちが持って移動していました。これは海外旅行能の時も同じで、旅行に持って行く本やおもちゃは自分で荷造りをして、旅行中は自分で責任を持って持ち運びをする、ということを徹底してきました。小学校高学年になった現在では、自分の荷物の他に、家族の大きな荷物も当たり前のように運んでくれます。

またこれには自立心とは別のもうひとつの「魔法」がかけてあります。我が家では、重い荷物を持つのは損、という考え方はしていません。むしろ逆で、重い荷物を持って歩くのは身体が鍛えられてものすごい得、という考え方を徹底しています。

電車で座れないのも、逆に座ったら足腰が弱ってものすごい損、というふうに親自身がいつもこどもたちに言ってきかせています。発想の転換ですね。私自身、これは事実だと思っています。常に身体を鍛える生き方をしていないと、年をとってからとんでもない病気になったり、苦労をするはめになるのはあなた自身なのですから。

さて自立心のことで意外と忘れられがちですが、親も自分のことを自分できっちりやる姿をこどもに見せる、ということも大切なポイントです。毎日の親の姿や行動から、こどもの心に自分のことは自分でやる、という自立心が養成されていくのです。親が家事を外注していては、こどももめんどくさいことは人にやってもらうという価値観を持ってしまうかもしれません。お父さんも頻繁に、皿洗いやトイレ/風呂そうじなどをおこない、家事をお母さんに「外注」しているのではないという態度を見せましょう。

受験で成功する子は「自立した子」とよく言われます。しかし自立心を持っている子供は受験だけでなく、その後の人生においても、他人や社会の役に立ち、立派に成功をおさめるでしょう。

サファリキャンプでランチを食べる子ども達
サファリキャンプでランチを食べる次男

我が家専用の送迎車

ランチが終わってしばらくすると、車の用意が出来ましたと言う。サファリキャンプの入り口に、カオラックのホテルから乗って来たのとは違う車が待機している。念のため荷物を確認すると、わたしたちのスーツケースがすでに積み込まれていた。おお、なんという手際の良さ。車は来た時より大きくなったが、この車に乗ってプーケットに向かうのは、どうやらわたしたち家族だけらしい。

ゆったり使えてありがたい。

カオラックからプーケットへ移動する途中に寄ったカシコーン銀行の為替両替レートがお得だった

途中どこかで両替をしたい旨を伝えると、ドライバー兼ガイドのスヴァンさんは「レートのいいところに立ち寄ります」と言う。レートのいい?まさかあやしげな両替所じゃないといいんだけど。

トンパリワットの山から降りて、小さな町をいくつか通り過ぎたとろで、柱のような奇妙な岩山がにょきにょきそびえている風景が見えて来た。写真でよく見るパンガー湾の島々と同じようなかたちの岩山だ。きっとパンガー湾が近いのだろう。

岩山群を横目で見ながら走っていると、ここまで通過した中で一番規模が大きい町にさしかかる。そして交通量の多い通りの舗道に寄せて車が止まった。

「あれです」

ドライバーのスヴァンさんが振り返って道路の反対側を指差す。指差す先には銀行の支店が見えてる。ママとこどもたちに少し待ってて下さいと言いながら、スヴァンはわたしをその銀行の入り口まで案内する。そして出てきた銀行のスタッフに「この人が円からタイバーツに両替をしたい」というようなことを告げてくれた。

しばらく待つと英語を話す女性の係員が出て来て、てきぱきと両替をしてくれる。店内は近代的でとてもきれだし、英語を話せるスタッフがいるというのも驚きだ。

「あやしげな両替所どころか立派な銀行じゃないか」

おまけに提示されたレートがものすごくいい。1円が2.6373バーツ。これはプーケット空港の両替所や、カオラックのホテルと比べて遥かにいいレート。もちろん成田空港や日本国内の銀行の店頭で表示されるレートとはくらべものにならない。アジアの通貨の両替に関しては、現地に着いて円の現金から現地通貨に替えるのが最も有利だと幾度となくお伝えして来た。アジア通貨は、日本出発前に市中の銀行や成田や関空の両替所で両替しては絶対にいけません。くれぐれも心に止めておいて下さい。

それにしても言ってる本人がビックリするようなレートを提示されるとは!それもこんな地方の名前も知らない小さな街で。銀行の名前は「カシコーン銀行」。タイ最大のバンコック銀行や、サイアム商業銀行、クルンタイ銀行等は知っているが、こんな名前は初めて聞く。対応もとても丁寧だし、お店もきれいだし、もうたっぷりお礼を言ってお店を後にした。

*ブルーマリンさんでお願いしてるエクスカーションはすべてタイバーツの現金支払いのため、両替が必要でした。

プーケット島へ上陸

やがて車はタイ本土とプーケットをつなぐ橋を渡り、プーケット島に上陸。それから島を南北に貫く幹線道路に入った。わたしたちが泊まるホテル「ヴィラゾリテュード」は島のほぼ南端、シャロン湾とカタビーチの中間の山の中にある。

プーケット島第2の都市タランを過ぎ、さらに南下、島最大の都市にしてプーケット県の中心地、プーケットタウンの入り口に差しかかったところで右に曲がり、島の南西海岸のカタビーチ方面へ進む。

ヴィラゾリテュードに到着
ホテル専用バギーでフロントへ向かう / ホテルのフロント / ウェルカムドリンク

ヴィラゾリテュードに到着

それから脇道に入り、山を登って行くと、ついにヴィラゾリテュードのエントランスに到着した。

「おお~~」

「すげー豪華!」

ゲートを入ってすぐのところで車を降り、そこからはホテル専用のバギーでフロントへ向かう。ここまで運転してくれたスヴァンにお礼を言って、ホテルのバギーに乗り込んだ。

メインロビー
ヴィラゾリテュードのメインロビー

バギーは急な坂道を登り、フロントの前で止まった。ここでいったんチェックインの手続きをして、それからまた部屋までバギーに乗るらしい。フロントは壁がなく見晴らしのいい建物で、高台にあるため開放感も抜群!真っ白な大理石の床は顔が映るくらい光っている。

ホテルのフロントから見下ろす景色
フロントから見下ろすプール / 白い大理石のフロントロビー

わたしたちの名前を告げると、冷たいおしぼりとウェルカムドリンクがふるまわれた。この辺りのおもてなしのそつのなさも、アジアのホテルならではだね。手続きが終わると、ベルボーイがバギーを運転して、ここからさらに高台にあるわたしたちの部屋まで案内してくれる。

さあ、どんな部屋だろう、とっても楽しみだ。

さあ、キャンプに戻ったらいよいよ本日のメインイベント、ラフティング~激流下りだ!!おお〜〜。

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この記事があなたの子連れプーケット旅行の参考になったならとても嬉しいです。

それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!

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