野獣のように肉を食え!ナイロビのカーニボアレストランで子連れゲームミート
大きなよく切れるナイフで肉のかたまりを削ぎ落とすいかつい男
ジャンボ〜!
6歳(年長)から12歳(小6)の6人の子どもを連れて、猛獣が闊歩するアフリカのサバンナでキャンプ旅行最終日。
アンボセリのオルトカイロッジを出発し、あっちこっちでお土産を買いながらナイロビへ向かいました。空港に行く前にこのアフリカ旅行最後のイベント「ゲームミート」に挑戦します。ってまだ何かあるの〜?本当に最後の最後までお楽しみ盛りだくさんの旅行です。
子連れアフリカ旅行のスケジュール
- 1日目:羽田→
- 2日目:ドバイ→ナイロビ→ナクル湖
- 3日目:ナクル湖→ナイバシャ湖→ナイロビ
- 4日目:ナイロビ→ナマンガ→アルーシャ→ンゴロンゴロ
- 5日目:ンゴロンゴロ
- 6日目:ンゴロンゴロ→マサイ族の村→オルドバイ渓谷→セレンゲティ(キャンプ)
- 7日目:セレンゲティ(キャンプ)
- 8日目:セレンゲティ(キャンプ)
- 9日目:セレンゲティ→キブズファーム→マニヤラ湖
- 10日目:マニヤラ湖→ナマンガ→アンボセリ
- 11日目:アンボセリ→ナイロビ→ドバイ
- 12日目:ドバイ→羽田
カーニボア・レストランでゲームミート
いかつい体格の黒人が金属製の細長い棒を持ってこちらにやって来る。
棒につきささっているのは
肉のかたまりだ。
われわれの目の前まで来ると、
きらりと光るサーベルのような大きなナイフで、
その肉のかたまりを
わっさわっさと切り落とし、
ぎょろっとした目で
「これはラクダの肉」
と言った。
ここがカーニボアの入り口/やぁ、ようこそ!/何がくるんだろ~、子ども達もドキドキ
ケニアで最後の食事
ケニアで最後の食事をするためにわれわれが子連れで連れて来られたのは、
ナイロビ郊外にあるテーマレストラン「カーニボア」。
「カーニボア/carnivore」
とは肉食獣の意味。
つまり
「野獣のように肉を食え!」
という趣旨のレストランというわけだ。
ちなみに綴りが似ている「カーニバル/carnival」も、
もともとの意味は「謝肉祭」。
「carniv」で何かしら肉と関係あるのだ。
こんな大きなナイフで肉を切る/みんなかたまって声が出ない / 次はお前の耳をそぎ落としてやろうか?
満員御礼
店内はセンスのいいダンス系ノリノリミュージックが響き渡り、
びっくりするくらい広い。
でももっとびっくりするのは
そんなに広い店なのに満席ということ。
客の顔ぶれを見るとほぼ全員、と言っていいいくらいが白人。
アフリカにこんなに白人がいるんだ、
と感心してしまう。
これから帰国するグループや、
到着したばかりのツアー客がここに連れてこられるのだろう。
肉につけるソース、こんなに種類がたくさんある
熱い鉄板には触るな
われわれは中庭に面したのオープンエアーのテーブルに案内された。
テーブルに座ると、
焼きたてのパンやアツアツのスープが運ばれてくる。
美味しい!
それから何種類ものバーベキューソースと、
ほくほくのジャガイモと、
熱い鉄板がテーブルの上に置かれた。
「すごく熱いから絶対触っちゃだめ」
と言い終わらないうちに
タイセイとリュウが手を出し
「あちぃー!」
と叫ぶ。
人の話をちゃんと聞けよ!
男の子というのはテーブルに置かれたものは何でもかんでもすぐ触っちゃうので、
うかつにレストランなんかに連れて行けない。
これがゲームミートだ
さらに待っていると
今度は棒に刺した肉が次々に運ばれてきた。
豚、鶏、牛、ラクダ、ワニ、ダチョウ、、、
それをサーベルのようなナイフで威勢よくそぎ落とし、
そぎ落とされた肉を野獣のように
わしわしとたいらげる。
この一連の行為を「ゲームミート」と言うらしい。
ソースの種類がたくさんあるからいろんな味が楽しめるのもいい。
お腹がいっぱいになってもうこれ以上食べれないと思ったら
鉄板の上に白旗を立てる。
そうすると肉をそぎ落とすのをやめてくれるのだ。
そんな凝った趣向もゲーム感覚で面白い。
旅のフィナーレ
さあ、お腹いっぱい食べたらジャクソンさんの車に乗ってナイロビ・ジョモ・ケニヤッタ空港へ向かおう。
楽しかったアフリカ旅行もこれでいよいよフィナーレだ。
ナイロビ・カーニボアの公式サイト:https://tamarind.co.ke/restaurant.php?carnivore