アフリカで迎える子連れ新年あけましておめでとうございます
ジャンボ〜!6歳(年長)から12歳(小6)の6人の子どもを連れて、猛獣が闊歩するアフリカのサバンナでキャンプ旅行。
旅行8日目は1月1日でした。新年。お正月。あけましておめでとうございます。レストランのあるテントへ行って今年最初の朝食をいただきました。
サバンナの夜明け
2007年1月1日の朝は、セレンゲティのキャンプで迎える。
こどもたちはベッドの上ですごい寝相。
いやいや、寝相が悪いのはリュウの方で、
カイはむしろ被害者だ。
会社がある朝は、パパはのんびり君達の寝顔を眺めてる余裕なんてないけど、いつの間にか、こんなに大きく育ったんだね。リュウは4月から小学生か。カイもずいぶんお兄ちゃんらしくなって。
2人の無邪気な寝顔を見てると、
とっても幸せな気分になってくる。
この旅行に来て本当によかった。
アフリカで迎える新年
ジャケットを羽織ってテントの外に出てみる。
きりっと引きしまった新鮮な空気がすがすがしい。
明るいけどまだ朝日は登っていないようだ。
「オーイ、起きよー、気持ちいい朝だよ。いっしょに家族で今年最初の朝日を拝もう」
朝食のテーブルにつく、お腹減ったよ~
新年最初の朝食
みんなで顔を洗って、朝食を食べにレストランのあるテントへむかう。テントへむかう途中、道端の草は夜露で濡れていて、ちょっと触れるだけで足やズボンが濡れてしまう。でもこどもには「濡らさないように注意しながら」という配慮は全くなく、むしろ「ああ、気をつけていたのに濡らしちゃったー」みたいなわざとらしいノリで盛り上がる。そして気がつけば子供ちの膝から下はびしょびしょに濡れてしまった。
まあ、じきに日が高くなれば気温も上がるし、それに空気が乾燥しているのですぐに乾くだろう。
鳥や虫の鳴き声が大音量で響き渡るサバンナのキャンプ場。レストランのテントに着いたら、テーブルにはまぶしいくらい真っ白なテーブルクロスがかけられていて、銀の食器やグラスが丁寧に並べられていた。
日本の新年の朝は、おせち料理とお屠蘇があって、テレビをつけたら着物を着た芸人さんたちのトークや、日本各地の新年の風景などが流れている。それと比べたら、当たり前だけどアフリカで迎えるセレンゲティのサバンナの新年の朝は全く違う。今日がお正月と意識しなかったら、目に見えるものや耳に聞こえるものから「1月1日」を感じ取ることは一切ないのだ。
スタッフが心をこめて作ったアツアツの料理をいただいて、やがて集まってきた他のゲストたちと楽しいおしゃべりをして、全く意識していない新年最初の朝食の時間が楽しくすぎてよく
さあ、お腹もいっぱいになったし、楽しいおしゃべりをしていいぱい笑ったし、そろそろ今日のサファリへ出かけよう。
今年もいいこといっぱいありますように!!(と願う心の中にだけ「新年らしさ」があった)
今年最初の食事の様子。他のゲストたちも集まってきた。
キャンプサイトでの食事はいつも同じ時間に始まる。毎日顔を合わせているうちにどんどん打ち解けてくるゲストたち。