ドバイの病院でPCR検査を受け日本帰国用陰性証明書を取得しました
2022年7〜8月、3年間我慢してた海外旅行に行ってきました。旅行先は経由地を入れると、フランス、スペイン、イタリア、スリランカ、トルコ、ドバイ、シンガポールの8カ国。3年分のリベンジ旅行ということでひと月以上の旅程で思いっきり楽しんできました。
今日のブログでは、私がドバイで日本帰国時に必要なコロナ陰性証明を取得した時の体験を紹介します。この記事がこれから海外旅行を再開しようと計画されているたくさんの方の参考になれば幸いです。
アメリカン・ホスピタル・ドバイでのPCR検査費用
私は3年ぶ海外旅行の最終出国地ドバイでPCR検査を受け日本帰国用コロナ陰性証明を取得しました。
検査を受けたのは「アメリカン・ホスピタル・ドバイ」という日本政府が指定する病院です。そして日本政府が指定する方法で検査を受け日本政府が指定する書式で陰性証明書を発行してもらいました。
費用は検査代、書類作成代全て込みで日本円換算で4500円ほど。支払いはクレジットカードです(先払い)。
ドバイの指定病院はドバイ日本領事館のサイトで確認しました。日本政府指定書式もサイト内にあります。
在ドバイ日本国総領事館のサイト:https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
日本帰国用PCR検査受付手順
タクシーでアメリカン・ホスピタル・ドバイに到着し中庭にあるPCR検査会場に入りました。上の写真の白いテントが検査会場です。細長いテントで内部は一方通行になっていますので入り口専用面のドアからしか入れません。
テントの場所は車寄せにいた病院のスタッフらしき人に尋ねました。
テントに入るとまず受付があります。
受付で問診票を受け取り必要事項を記入します。英語とアラビア語ですが、質問項目は氏名とか年齢とか職業など簡単に答えられる内容です。どうしても不安な人は翻訳アプリを使えば問題ないと思います。住所はドバイ滞在中のホテルの住所で大丈夫です。
問診票を提出すると記入漏れなどをチェックされ問題なければ整理券をくれます。
番号を呼ばれたらカウンターに行って面談をします。
このとき日本帰国用にPCR検査を受け陰性証明書が必要なことを伝えます。陰性証明は日本政府指定の書式が必要だということもしつこいくらい言いましたが本当に理解してもらえたかどうかはこの時点では確信がありませんでした。
面談が終わるとその場で支払いです。前述したように私はクレジットカードで決済しました。
それから書類一式を持ってさらに奥に進みPCR検査を受けます。検査は1分もかからず終了。さらに奥に進み出口専用ドアからテントの外に出ました。
検査結果はメールで知らせてくれるということです。
アメリカン・ホスピタル・ドバイの場所、行き方
アメリカン・ホスピタル・ドバイは、ドバイ国際空港とダウンタウンの間の南側(内陸側)にあります。
メトロの最寄駅から離れているのでタクシーで行くのが便利です。私も滞在しているホテルからタクシーで500円くらいの距離だったのでラッキーでした。
私がPCR検査を受けたアメリカンホスピタルドバイの基本データ
- 住所:12 American Hospital – 15th St – Oud Metha – Dubai – アラブ首長国連邦
- 電話:+97143775500
- Webサイト:https://www.ahdubai.com
アメリカンホスピタルドバイの地図
英語バージョンの陰性証明書が送られてきた
検査を受けた日の夕方に指定した私のメールアドレスに陰性証明書が送付されました。
でも日本政府指定のフォーマットではなかったので必要事項が満たされているか英語辞書を見比べながらチェックしました。
これが病院から送られてきたコロナ陰性証明書です↓
日本政府の指定する書式でなくても下記項目が日本語または英語で記載されている証明書なら大丈夫です。
- (1)氏名
- (2)生年月日
- (3)検査法(有効な検査方法を参照)
- (4)採取検体(有効な検体を参照)
- (5)検体採取日時(検体採取のタイミングを参照)
- (6)検査結果
- (7)医療機関名
- (8)交付年月日
その後夜8時頃に日本政府指定書式の陰性証明書が送られてきたのでこの作業は無駄になったのですが、とにかく陰性だったので良かったです。
これが私が夜になって送られてきた日本政府指定フォーマットで作成されたコロナ陰性証明書です↓
陰性証明書を携えて空港の搭乗手続きカウンターへ行く
問題はこの書類を確認するのは日本政府でなく、航空会社の搭乗カウンターにいるスタッフだということです。
この人たちが書類をチェックして「これはだめ」と言われたらどうしようもありません。まして外国で言葉が通じなければ理由を知るのも難しいかもしれません。
もし搭乗を拒否されたらせっかく日本に帰る気分でスーツケースに荷物をまとめ空港まで来たのに、そこからまた引き返さなければならいので精神的にも辛いでしょう。
私の場合も搭乗手続きカウンターでは、メールに添付されてきた書類を
ものすごく入念にチェックされました。
その間ドキドキハラハラです。やっと搭乗券が貰えた時は嬉しさあまり歓喜の声ををあげたほどです(爆)。
検査で陽性になった時は飛行機に乗れません。その場合は帰国便をキャンセルし新たに取り直す必要があります。またホテル延泊の手配もしなければなりません。
でもキャンセル費用や新たに取り直した航空券、延泊の宿泊費などは
クレジットカード付帯の海外旅行保険
で対応できるとのことです。私は三井住友VISAカードとダイナースクラブの2社に確認しましたが、今のところそのような事例がまだないので確実ではありませんがおそらく対応できるとのことでした。
2022年9月7日以降は入国規制が緩和される
この日本帰国・日本入国にあたっての厳しい規制は9月に緩和される見込みです。
変更ポイントは
ワクチン摂取3回済み者は陰性証明不要
になるということ。
渡航前に3回のワクチン接種を完了しワクチンパスポートを取得していることが条件です。ワクチン接種2回目と3回目の間には5ヶ月以上の間隔が必要なのでそのあたりのスケジュール管理に注意して下さい。
またワクチンパスポート発行には申請から1週間〜10日程度の日数が必要です(自治体によって異なります)。
さらにスマホで管理できるワクチンパスポートにはマイナンバーカードが必要になりますが、こちらは申請から1ヶ月程度の日数が必要です。
ワクチンパスポートの取得方法はこの記事を参照してください↓
ワクチン未摂取の人、3回目までは打ちたくない人、渡航までに3回目が間に合わない人は引き続き、帰国時の陰性証明書の提出が義務付けられています。
終わりに
🤗「ドバイの病院でPCR検査を受け日本帰国用陰性証明書を取得しました」はこれでおしまいです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログ記事があなたのコロナ後初の海外旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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