【フランスのコロナ規制の現状】マスク着用義務とワクチンパスポート提示義務
2022年7〜8月、コロナで3年間我慢してた海外旅行に個人手配行ってきました。旅行先は経由地を入れると、フランス、スペイン、イタリア、スリランカ、トルコ、ドバイ、シンガポールの8カ国。3年分のリベンジ旅行ということでひと月以上の旅程で思いっきり楽しんできました。
今回のブログでは私が実際現地で見てきたフランスのコロナ規制やアフターコロナの街の様子、マスク着用義務、ワクチンパスポートの提示義務などについてお伝えします。この記事がこれから海外旅行を再開しようと計画されているたくさんの方の参考になれば幸いです。
フランス旅行でワクチンパスポート、マスクは必要か?
結論から言うと1ヶ月の旅行中、フランス国内でワクチンパスポートの提示を求められたことは一度もありませんでした。マスク着用義務もありません。
長距離鉄道、地下鉄、バス、トラム、レストラン、ショップ、ホテル、どこもワクチンパスポート不要で利用できます。マスクの着用義務もありません。
*ワクチンパスポートが必要なのは日本を出国するさい航空会社のカウンターで搭乗手続きをするときだけです。フランス入国時のイミグレーションでも提示する必要はありませんでした。
ワクチンパスポートの取得方法、利用の仕方はこの記事を参照してください↓
パリのコロナ規制と現地の様子
パリではノーマスクが当たり前
私が訪れた2022年の夏、パリではノーマスクの日常が当たり前という感じでした。
空港や地下鉄の車内、鉄道駅などではマスクをしている人を時々見かけましたが、レストラン、カフェ、ショップ、観光地ではマスクをしている人はほとんどいませんでした。
またレストラン、カフェでは日本のように入り口に体温測定器があったり消毒があったり席のパーテションなどはありません。
これらの場所でマスク着用義務、ワクチンパスポート携帯義務はありませんでした。
シャルル・ド・ゴール空港
パリの空の玄関口、シャルル・ド・ゴール国際空港ではマスクをしている人をたまに見かけます。出発先や航空会社によってはマスク着用が義務付けられているからだと思います。
パリの地下鉄
パリの地下鉄でも車内やホームでマスクをしている人を見かけました。でもマスクをしている人が少ないので逆にマスクをしてたら目立っていました。乗車する時にワクチンパスポートは必要ありません。
レストラン
レストランではマスクをしているまず人はいません。入り口に検温器や消毒液が置いてあるところもほぼ皆無です。座席のパーテションもありません。密にならないように座席の間隔が空けてあるということもありません。ぎゅーぎゅーづめでした、笑。カフェも同様です。
ホテル
ホテルでは一応エントランスに消毒液が置いてあるところがありました。でもそれを利用している人は見ませんでした。
ロビーでもレストランでもエレベーターでもマスク着用義務はありません。
またチェックイン時にワクチンパスポートの提示を求められることもありません。
ホテルの朝食時もマスクをしている人はいません。ビュッフェの食事を取るときも日本のホテルのように手袋をする必要はありません。
ショップ
パリ・サンジェルマンFCのオフィシャルショップでは店内はお客でごった返していました。密にならないようにという入店規制はありません。
店員さんが数名マスクをしていたと思います。
パリの有名観光地
凱旋門やエッフェル塔、モンマルトル、ルーブル美術館、コンコルド広場などパリのメジャーな観光地でもマスクをしている人は見かけませんでした。マスク着用義務もワクチパスポート提示義務もありません。
凱旋門のあるシャルル・ド・ゴール・エトワール。マスクをしている人は皆無でした。
シャンゼリゼ通りのカフェ。
コンコルド広場。噴水は止まっていました。
エッフェル塔を眺めるシャン・ド・マルス公園。
エッフェル塔に昇る人の列。
アレクサンダー3世橋。
モンマルトルの丘。
サクレ・クール寺院前の広場。大勢の観光客がいますが皆さんノーマスクです。
モンパルナス駅
私が訪れた時はモンパルナス駅はフランス国鉄のストライキでダイヤが大幅に乱れ大混雑していました。
でもマスクをしている人はほとんどいません。鉄道の車内でも1人か2人マスクをしている人を見かけた程度です。
長距離列車に乗るときにマスク着用やワクチンパスポート提示の必要はありませんでした。
大西洋沿岸の観光地でのコロナ規制
フレンチバスク
バイヨンヌやピアリッツ近郊の海辺のリゾートで1週間過ごしましたがマスク着用、ワクチンパスポート提示義務のある場所はありませんでした。レストランやカフェ、ショップ、などどこも全く規制はありません。
高速道路のサービスエリアでもマスク着用義務、ワクチンパスポート提示義務はありません。
フレンチバスクのスーパー。買い物客の中にマスクをしている人はいない。
フレンチバスクのビーチリゾート。
サイクリングを楽しむ集団。
ボルドー
世界遺産月の港ボルドーや郊外のワイナリーリゾートでも1週間ほど滞在しました。
ボルドー駅でもホテルでもレストラン、カフェ、人気の観光名所でもマスク着用義務、ワクチンパスポート提示義務はありません。マスクをしている人も見かけませんでした。
ブルス広場で遊ぶ子供達。
大勢の観光客で賑わうパルモン広場のカフェ。
シャトー
ボルドー郊外の5大シャトーめぐりをしましたがマスクをしている人は皆無でした。
南仏のコロナ規制・マスク着用義務
ニースやプロバンスの観光地でもマスク着用義務、ワクチンパスポート提示義務はありません。
プロヴァンス
ゴッホが作品のモチーフにしたアルルの診療所の中庭。
マルセイユ駅。
マルセイユ駅構内。
コートダジュール
レストランやカフェ、ショップ、駅、トラム車内などどこでも全く規制はありません。
シャガール美術館でもマスクの着用義務はありませんが、1人だけマスクをしている人がいました。
ニースのトラムでもマスクは皆無。フランス国鉄も満席で混雑していましたがマスクは皆無。ニース駅のホームもごった返していましたがマスクをしている人はいません。レンタカー会社のオフィスでも同様。
マスク着用義務、ワクチンパスポート提示義務はありません。
エズで会った日本人旅行者はフランクフルトから(ドイツ)、スイスを越えてイタリア、フランスという旅程だと話してくれました。ドイツはマスクをしている人がそこそこいたけどイタリアやスイスではほとんど見かけなかったそうです。マスク着用義務もありません。それぞれの国境を越えるときもパスポート、ワクチンパスポートの提示義務はなかったとのことです。
モンテカルロ
モナコ公国のモンテカルロでもホテル、レストラン、ビーチ、ショップ、カフェ、駅、電車の車内、どこもマスク着用義務、ワクチンパスポートの提示義務はありません。
イタリア
モナコからランニングで国境を越えたイタリアでもマスクをしている人は皆無。ちなみに国境を越えるときはパスポートもワクチンパスポートの提示も求められなかったです。
フランス・マントンを眺めるイタリアのカフェ。お客は誰もがノーマスク。