【コロナ禍での中学校卒業式】祝辞原稿の例文
😊こんにちは、イルカパパです。
東京の公立中学校でPTA会長を4年、学校運営協議会会長を8年しています。今回はコロナ禍で行われた中学校の卒業式での祝辞原稿の例文を紹介します。
コロナ禍の卒業式では、卒業生、2年生、教職員、卒業生の家族2名まで、に参加者を限定して行われました。PTAや地域の来賓は招待しない。ただし学校運営協議会の委員は「来賓」ではなく、学校の「職員」という立場で参加しました。
この記事が全国のPTA会長の皆さんのお役に立てば幸いです。またそれが子供達や地域の笑顔を増やすことにつながればこんなに嬉しいことはありません。
コロナ禍での中学校卒業式での祝辞原稿
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
皆さんが、心身ともに大きく成長して、今日の日を迎えられたことを大変うれしく思います。3年間の中学校生活では、皆さんそれぞれにたくさんの思い出があることでしょう。これまでの皆さんの成長には、ご家族の愛情や、先生をはじめ多くの方々の温かいご指導、そして、ともに学び、励まし合った仲間の存在があります。
そのような中、昨年からの新型コロナウィルス感染症の流行で、皆さんの中学校生活最後の年が、例年とは違う学校生活になりました。しかし、学校行事の内容を工夫したり、部活動では市長杯で成果を発揮したりと、この困難を乗り越えるために積み重ねた努力、仲間との固い絆は、皆さんの成長に大きくつながっていきます。
今後も予測できない変化が、私たちの前に立ちはだかることも考えられます。
こうした経験は、今後の人生にも必ず生きてくるはずです。
困難は人を強くするのです。
皆さんには、これからも夢を持ち続け、力強く生きて行ってほしいと願っています。
そして皆さんには、家族や周囲の大人、友だちなど見守ってくれる人がたくさんいます。歴史・文化の豊かなふるさとK市もいつも皆さんを見守っています。これからも、社会の変化や、さまざまな困難な状況の中でも、誰の道でもない、皆さんのそれぞれの未来に向かって力強く歩み続け、新しい世界へ羽ばたいていってください。
保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。
人類の歴史に刻まれる1年を立派に乗り切った子供たちが、夢に向かって挑戦し、自分の選んだ道を力強く歩き始められるよう、温かく見守り、支えていただきますようお願いしたします。
結びにあたり、これまで熱心にご指導をいただきました校長先生をはじめ、教職員の皆様に厚くお礼を申し上げますとともに、今、夢と希望を胸に輝かしい門出を迎えた卒業生に、今後ともより一層のお力添えを賜りますようお願いを申し上げて、お祝いのことばといたします。
以上です。
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それではまたどこかでお会いしましょう!
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