チャイナタウンを歩く

2019年1月31日

チャイナタウンを歩く

「サンキュー」

「Bye-Bye!」

自転車を借りたBay City Bikeのお兄さんにお礼を言って店を出ます。

 

都合のいいことにお店の前がケーブルカーの始発駅。

確かこの線に乗っていけばユニオンスクウェアーや

昨夜夜食を食べたフードコートのあるウェストフィールドショッピングセンターに着けるはず。

 

じゃあこのままここでケーブルカーに乗って、昨日と同じフードコートで晩ご飯を食べようか!

いいぇーい、それがいい!

 

でも店の外に出てみてびっくり。

 

店の前にケーブルカーの向きを180度変える

大きなターンテーブルのようなものがあるのですが、

そのまわりにびっしりと人が集まっているのです。

 

しかもそれはケーブルカーの向きを変える作業を見物する人だかりではなく、

向きを変えてダウンタウンの方へ帰るケーブルカーに乗る為の人の列のようです。

 

チャイナタウンの落書き

 

「ひゃぁ~~!あんなに並んでる」

「これじゃあ乗るのにどれくらい時間がかかるかわからないよ」

 

わたしはもし歩いたらどれくらい時間がかかるか計算しました。

答えは多分30~40分くらい。

 

「それなら順番を待ってるより早いんじゃない?」

 

ママが言います。

 

それにこどもたちがここでおとなしく

30分も40分も列に並んでいるはずがありません。

 

「じゃあぶらぶら街を見学しながら歩いて行こうか」

 

ケーブルカーに乗ってみたいという気持ちもありましたが、

わたしたちは歩いてダウンタウンに向かうことにしました。

 

サンフランシスコのチャイナタウンとケーブルカー

 

歩き出しは平坦なコースなのですが、

そのうちだんだん登り坂になってきました。

 

そして道の先を見るとまるで

ちょっとした山

でも越えるくらい急な上り坂が続いています。

 

こんな急な坂があるからケーブルカーが活躍しているんですね。

坂の両側の斜面がチャイナタウン、

坂を下り切ったあたりがダウンタウンになるようです。

 

チャイナタウンの写真

 

サンフランシスコのチャイナタウンは

北米一の規模を誇るチャイナタウンです

 

中国系移民が多く、看板も中国語の表示が目立ちます。

英語教室、病院やレストラン。

わたしたちに日本人にもなんとなく意味がわかるから面白いですね。

 

チャイナタウンのメインストリートはグランドアベニューです。

うっかり写真を撮るのを忘れて歩いていたので写真がなくてごめんなさい。

 

サンフランシスコのダウンタウン

 

坂を越えるとまわりの風景が変わってきました。

だんだん高層ビルが多くなってきます。

このあたりの風景はニューヨークと言われればそう信じてしまうくらい「都会」です。

 

上の写真ではわたしたちは写っている通りを横切って右手の方向へ歩いています。

歩いているわたしたちをケーブルカーが追い越していきます。

これで2台目です。

 

さっきの列の長さでは、

わたしたちが並んでいてもまだまだ乗車できていないでしょう。

歩いて正解でした。

 

 

ケーブルカーに沿ってさらに坂を下っていくと広場に出ました。

ダウンタウンの中心「ユニオンスクウェア」です。

高層ビルに囲まれたまさに都会のオアシス。

高級ホテルやおしゃれなブティック、レストランが広場を取り囲んでいます。

 

ケーブルカーの折り返しポイント

 

そして「ユニオンスクウェア」を左手に見ながら少し歩いた先がケーブルカーの終点です。

ケーブルカーの方向を変えるターンテーブルがありますね。

 

コチラ側の駅にも大勢の人が並んでいます。

フィッシャーマンズワーフのほうにもホテルがたくさんあるので、向こうに帰る人たちでしょう。

それともしかするとこっちに泊まっている人で

向こうに食事に行く人もいるのかもしれません。

 

フィッシャーマンズワーフから歩いてだいたい30分くらいでした。

途中4台のケーブルカーに追い越されました。

 

この4台目に乗車できていればほぼ同じ時間、

もし5台目になっていれば歩いたほうが早かったことになります。

 

まあ運動になったしいろいろ見れたので歩いて正解だったと思います。

お金もかかりませんでしたしね。

 

さあ、歩いてお腹が減ったので、

このまま昨日のフードコートに晩ご飯を食べに行きましょう。