ユナイテッド航空でGO!サンフランシス子連れコフライト
ユナイテッド航空でGO!
「うわーなんかもう暗いよ~~」
「始まってるんじゃない?」
駐車場を出て見上げると薄く曇った空に
太陽の姿はない。
しかし曇ってることを割り引いても光が足りないぞ!
なんか暗いのだ。
それもそのはず。
今日は日本で日食が観察出来る日。
完全に太陽が隠れる皆既日食は
屋久島など南西諸島の一部でしか見られないが、
東京でも
太陽の75%が欠けるという
かなりすごい部分日蝕が見られる。
車が首都高の代々木付近を通過する頃には
冬の夕方のように暗くなってきた。
おお~~!
欠けている太陽の姿が見えないのは残念だけど、
朝からこんなに暗くなるなんて
まさに世紀の天文ショーだ。
「日食」とは、月が太陽の前を横切るために、
月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象。
太陽が月によって全部隠されるときには「皆既日食」と呼ばれる。
今回は南西諸島など一部の地域で
この「皆既日食」が見られる。
また、太陽のほうが月より大きく見えるために
月のまわりから太陽がはみ出して見えるときには
「金環日食(または金環食)」
と呼ばれ、
太陽の一部しか隠されないときには
「部分日食」
と呼ばれる。
日本の陸地に限ると、
皆既日食が観察できるのは1963年7月21日の北海道東部で見られた皆既日食以来、
実に46年ぶりと言う。
次回は2035年9月2日
の北陸・北関東などで見られる皆既日食まで
26年間起こらない。
「日中からこんなに暗くなるところが見れてよかったね」
今回の日食の東京での「食」の開始時刻は午前9時35分、
最大に欠ける時刻は11時08分、
終わりは12時28分。
最も食されている時間帯をわたしたちは首都高で過ごし、
成田に付く頃には日食が終わっている。
「次は26年後か。。。。」
「キミたちはいったいいくつになってるんだろーね」
すっかり明るくなって元にもどった午後の光のなか、
わたしたちは成田空港第1ターミナルに到着した。
最終の搭乗案内がはじまった
今回わたしたちをサンフランシスコまで運んでくれるのはユナイテッド航空。
アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに本拠を置く
全米最大の航空会社だ。
2010年10月1日、コンチネンタル航空との合併が法的に成立した。
シカゴ・オヘア国際空港をハブとする他、
デンバー国際空港やサンフランシスコ国際空港、
ロサンゼルス国際空港などを主要なハブとしており、
世界201都市への運航を行っている。
またルフトハンザ、全日空とともに航空連合である
スターアライアンスの中心的な航空会社である。
航空券を手配する際、
どの航空連合のエアラインを選択するかはとても大切 。
特に
利用する空港と航空会社、航空連合の関係
をよく把握しないと
痛い目に合う。
今回利用するサンフランシスコ国際空港や、
乗り継ぎで利用するシカゴオヘア空港は、
スターアライアンス系の母空港なので、
スターアライアンス加盟メンバーである
ユナイテッド航空で利用すれば
笑いが止まらないほどの利便性を満喫できるのだ。
わたしたちの今回の飛行ルートは次の通り。
成田>サンフランシスコ
サンフランシスコ>シカゴ>オーランド
オーランド>ワシントン>成田
*全ての行程をユナイテッド航空利用。
航空券は数社の旅行代理店にあたって最安値価格をGETしました。
旅行会社によって提示される経由地や乗り継ぎ便が異なるため料金にもかなりのばらつきがあります。
成田に到着したら車を預けてターミナルへ。
成田の第一ターミナルは
スターアライアンス専用ターミナルとして
数年前にリニューアルオープンした。
わたしたちは
スターアライアンスゴールドメンバーのファミリーカード
を持っているので
今回はエコノミークラスの搭乗券にもかかわらず
ユナイテッド航空ファーストクラスカウンターでチェックインができる。
預ける荷物にもプライオリティータグを付けてくれるので、
到着地でも一番最初に荷物を受け取ることができる。
チェックイン手続きが済んだらイミグレーションを通過しラウンジへGO!
このラウンジもゴールドメンバーが利用できる特典。
わたしたちのようにファミリーカードを保有していれば
家族4人で利用できる。
てんぷらそばとおすしやおにぎりをわしわし食べて、
デザートに焼きたてメロンパンとアイスクリームをいただいて、
う~~満足。
そのあとラウンジ内のパソコンから
インターネットでモントレーのホエールウォッチングツアーを
夕食朝食 / 着陸前に給仕される
しばらくして時間になったので登場ゲートへ向かう。
ユナイテッド航空のシート配列は3-4-3。
後方3列は2-4-2。
パーソナルテレビはなし。
午後4時40分前に離陸。搭乗率は90%くらい。
夕食はビーフ&ブロッコリーかカレー風味チキン。
デザートはブラウニー。夜食はなし。アルコール類は有料で600円。
食事が終わって本を読んでたら
なんだか眠くなってきた。
サンフランシスコまでの飛行時間はおよそ8時間。
ぐっすり眠って目が醒めたらカリフォルニアの青い空が見えるかな。
出発前夜の荷造りから、今日も車を飛ばして渋滞の首都高を駆け抜け、あわただしく成田に到着して飛行機に乗って、やっと一息つけた。
一息ついたらああ~本当にこれから旅行が始まるんだなと実感が湧いて来る。
今年の夏の家族旅行。
どんな出会いや冒険が待っているだろう。
期待と興奮でどきどきする気持ちを、窓の外に広がる星空がすーっと静かに落ち着かせてくれる。
「星間飛行」を口ずさみながらいつしか深い眠りに落ちていった。