【ローマ・ナポリ・アマルフィ海岸子連れ旅行5日間モデルコース】南イタリア満喫編
💓ども、チャオ、ボンジョールノ!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。
3歳と5歳の2人の息子を連れて家族4人でイタリア個人手配旅行を楽しみました。フィレンツェのアグリツーリズモに7日間滞在したあとナポリへ移動しました。ここからイタリア子連れ旅行の第2弾、南イタリア編がスタートしまっせ、へいおまち!
ということで今回のブログ記事は南イタリア子連れ旅行モデルコースの紹介だぜ、どは。
どうぞ参考にしてくだされ、プルファヴォーレ。
大脳皮質に汗をかきながら考えたイタリア子連れ旅行モデルコースの日程表・南イタリア編
イタリア子連れ観光モデルコース・南イタリア編 | |
1日目 |
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2日目 |
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3日目 |
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4日目 |
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5日目 |
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モデルコースのポイント
ホテルの選び方
子連れイタリア旅行前半のトスカーナ編では、ずっと同じ宿に滞在しレンタカーや電車を利用して(ほとんどレンタカー)日帰りで行ける範囲にお出かけしました。
それがこの後半の南イタリア編ではがらっと変わり、電車やフェリーで移動しながらホテルを変える「移動型」旅行になっています。移動型旅行は子連れにはハードルが高いのでそれを望んだわけではありませんが、南イタリアは移動範囲が広いため、前半でおこなったような滞在拠点を中心に日帰りでお出かけすることが難しく、やむなくこのようなスタイルになりました。
そのためホテルは駅前とかフェリー乗り場前とか、なるべく家族の負担を少なくできる立地の良さを優先して選びました。
その上で家族4人で1部屋に泊まれるファミリールームやコネクティングルームが確約できるホテル、という2つ目の選択肢、さらに子供が楽しめるプールがある、という3つ目の選択肢、そのうえ快適でしかも料金がお得!というホテルを厳選しました、うほ〜〜。
モデルコースの説明を読むときはホテルの選択理由などにも注目するとより参考になるかなと思います。
移動手段
南イタリア編での移動手段はほとんど電車ですが、ナポリ〜カプリ島〜ポジターノ〜アマルフィ〜サルレノ間ではフェリーを利用します。
ナポリ〜カプリ島はさすがにフェリーしか移動手段がありませんが、アマルフィーやポジターノへはナポリから電車とバスを乗り継いでも行くことができます。もちろんレンタカーでも行けちゃいます、ほほ。でもそれをしなかったのは、夏のハイシーズンのアマルフィ半島の交通渋滞を懸念したためです、あひゃぁー。
細いくねくね道が多頭するアマルフィ半島では夏場は慢性的な渋滞が発生します。渋滞中に景色が見れるからいいじゃないか、というメリット(アマルフィ半島の山道は標高が高いので所々絶景をポイント通過します)もありますが、やはり限らた旅行で時間を無駄にしたくはありません。
あれこれ調べた結果、カプリ島からポジターノ〜アマルフィー〜サルレノを結ぶフェリーが運航していることがわかりました。フェリーなら道路と違って渋滞がありませんので、時間通り移動できます。それに夏場は天候が安定するので海が荒れてフェリーが欠航になることもまずないでしょう。
それになんてったってアイドル、ちゃいますがな〜、フェリーに乗るっちゅーことは一応アマルフィー海岸をクルーズするっちゅーこと、うほ〜、それよくないですかぁー、夏の紺碧の海、世界のスーパーセレブ達を魅了してやまないアマルフィー海岸のクルーズなんて、しかも普通の定期フェリーだから運賃はバス並みに安い、うははは。海から見るアマルフィー半島の景色も最高だろうし、こりゃいいことずくめだね、ということでアマルフィでの移動はフェリーに決まりだぁ、おおー。
旅のプチテクニック
ナポリのホテルをチェックアウトするとき大きな荷物はフロントに預けて出発しました。ナポリを出発したあとはカプリ島〜ポジターノ〜サルレノとフェリーで移動し、サルレノから列車でナポリに戻ってきます。その移動の間、大きなスーツケースは邪魔になるので、手持ちの小さなバッグに2泊分の荷物をまとめてそれ以外はスーツケースにしまいフロントに預けたのです。
こうすることでフェリーや列車での移動が楽チン。
ホテルをチェエクアウトしたあとスーツケースなどの大きな荷物を預かるサービスはほとんどのホテルで無料でおこなっています(そうはいっても利用する予定があえる人は予約時に確認して下さいね)。一般的にはチェックアウトしたあと電車や飛行機の時間までちょっとそこらへんで買い物するとか観光する間、スーツケースを預かってもらうサービスなんでしょうが、私はその町から1泊とか2泊くらいの小旅行に出かけるときはちょいちょい利用しています、へへへ。
それでとがめられたことや追加料金を請求されたことは一度もありません。
今回のモデルプランでもナポリのホテルをチェックアウトするとき荷物を預け、2日後にサルレノからローマへ向かう途中、ナポリ駅での列車乗り換え時間を利用してホテルへ行って預けていたスーツケースを受け取ってきました。
ここでもうひとつ大事なポイントは、列車の乗り換え時間に行って戻って来れるくらい駅に近いホテルでないとこの計画は成り立たないということです。
我が家ではそのためにもナポリでは駅前のホテル、で、なおかつコネクティングルームがあるホテルを手配したわけです。
イタリア旅行で毎回の外食について
アグリツーリズモに滞在していたときはキッチンがあるので子供達の食べやすい料理を作ってあげることができてよかったんですが、外食が続くとそうはいかなくなります。
まあそれでもイタリア旅行での外食は子連れ旅行者にとってそれほど難しい問題ではありません。スパゲティやピザは子供でも喜んで食べますからね。でも例えば「スパゲティミートソース」は子供たちも大好きなメニューなんですが、これがイタリアだと「スパゲティボロネーゼ」になるんですね。ボローニャ風パスタ。でこれはちょっとハーブや香辛料が日本の「スパゲティミートソース」とは違いことがあるんです。レシピはお店によって違いますからどの程度違うか、あるいはほとんど違わないか、はオーダーして食べてみないとわかりません。
それで、このハーブや香辛料の微妙な違いというのは大人には全く気になりませんが、味覚、嗅覚が敏感な小さな子供にはけっこう鋭く気になるようなんです。
それなので「お前の好きなスパゲティミートソースだよ」と言ってもぜんぜん受け付けてくれないことがあるので外食は注意が必要なんです、うん。
その点ピザはあまりそういうことがないような気がします。かと言って毎食ピザといのもいかにイタリアのピザが美味しいからって朝から晩まで毎食ピザだとさすがに飽きてきます。
それに次男のりゅうはトマトがだめなんですね。でもピザの赤いソースの正体を知らないからピザは美味しいといって食べれくれる。いつその正体がトマトだとわかってしまってもうピザは食べられないなんていいだすんじゃないかとどきどきしてましたよ、うは〜。
たまにはマクドナルドなどのファーストフードにするとか、中華料理、日本食、ラーメンなんかにするのも元気に旅行を続けるために必要なことだと思います。
モデルコースの説明
モデルコース1日目
初日はナポリからスタートします。我が家はフィレンツェから電車でナポリに移動したのでナポリ到着は午前11時です。ナポリ到着後駅前のホテルにチェックインして荷物を預けすぐに出かけました。
もしもっと早くナポリに到着できるなら午前中の時間を買い物や観光などに利用したらいいでしょう。
ナポリ駅前のトラットリア「アンティカトラットリアエピッツゼリアダトナト」でお昼を食べたあと電車でポンペイへ向かいます。
ポンペイ
ポンペイは2000年前の古代都市が現在に蘇ったタイプカプセルのような遺跡です。
今からおよそ2000年前、ヴェスヴィオ火山の大噴火によって火山灰と土石流に埋もれほぼ当時のままの姿で発掘されました。ポンペイを含む遺跡群はユネスコ世界遺産に登録され大勢の観光客で賑わっています。
我が家はナポリ到着後、つまり初日の午後、まだ体力がたっぷりあるうちにこのポンペイ遺跡を観光することにしました。
古代のポンペイは人口およそ2万人と紀元前後の時代では大都会です。遺跡といっても当時の街頭を歩くわけですからその範囲は広大。夏場は猛烈な暑さに見舞われますが日差しを遮りものはありません。ポンペイを観光するには相当な体力が必要ということです。
そのため我が家は初日にこのスケジュールを持ってきました。
<ポンペイ遺跡の観光情報>
古代都市ポンペイ遺跡 | |
チケット(2020年5月現在) |
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営業時間 |
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休館日 | 1/1、5/1 、12/25 |
ポンペイ遺跡公式サイト:http://pompeiisites.org/en/
ポンペイへはナポリ中央駅からFS線かヴェスヴィオ周遊鉄道で30-40分ほどです。
ヴェスヴィオ周遊鉄道スカヴィ駅と遺跡の地図
ナポリ
ポンペイ遺跡観光からナポリへ戻ったあとはプレシビート広場、王宮、卵城などを見学し、ピッツァマルゲリータ発祥の店「ブランディ」で夕食を食べて(もちろんマルゲリータ!)それからサンタルチアの海沿いのプロムナードを散歩しながらナポリ湾の夕焼けを眺めます、ブラヴォー。
世界遺産ナポリ歴史地区の地図
モデルコース2日目
カプリ島
2日目はナポリのホテルをチェックアウトして、フェリーでカプリ島〜ポジターノと移動します。
ここで大事なことはホテルをチェックアウトするときスーツケースなど重い荷物をフロントに預けていくことです。荷物を預けて身軽になって移動も楽ちん!うはは。預けた荷物は2日後にナポリに戻ってきたときピックアップします。
まずは地下鉄1号線で中央駅からフェリーターミナルへ。そこから高速艇に乗ってカプリ島を目指しましょう!おお〜世界三大美港のひとつナポリ湾のクルーズじゃ、雲ひとつない快晴、景色も絶景、気分も絶好調、だけど午前中はヴェスヴィオ火山もカプリ島も逆光になるのでいい写真は撮りづらいよ、とほほほ。
青の洞窟
カプリ島に着いたらではマリーナグランデで下船してさっそく青の洞窟へ向かおう。
午前の早い時間は太陽光線がななめに洞窟の奥まで差し込むので青の洞窟が一番綺麗に見える時間帯と言われているぞ。しかも朝一番はすいているうえ、午前中のほうが波がおだやかで洞窟に入れる可能性が高い、っていいことづくめじゃないですかぁ〜〜、うひゃー。早起きは三文の得、だね。
青の洞窟への行き方はマリーナグランデから青の洞窟へ行く船に乗り換える方法と、いったん島に上陸してバスで行く方法があります。
船で行く方法は、ナポリからフェリーで行く人には、マリーナグランデで乗り換えてすぐ青の洞窟に向かうのでとにかく時間のロスがありません。それに朝一番なら洞窟へ入る順番待ちでほとんど待つことはありません。
これがお昼近くになると、洞窟前の海上がボートで大渋滞して待っている間に船酔いする人もいます、うひゃ〜。
青の洞窟へ船で行く場合の料金は
- マリーナグランデ〜青の洞窟の往復の中型ボートの料金
- 青の洞窟へ入る小型ボートの料金
- 青の洞窟への入場料
- 小型ボートの船頭さんへのチップ
がそれぞれかかります。料金はちょいちょい値上がりするので行く前に確認してください。
一方バスで行く方法は、カプリ島のホテルに泊まっている人には時間的ロスが少ない、むしろマリーナグランデまで行ってバスに乗るほうがロスが大きいかも。青の洞窟の目の前にあるホテルに泊まったら楽勝です。入場を待っている間も陸上なので船酔いする心配がない。
でもそのかわり船で来た人を優先的に洞窟へ入れるので、陸上で待つのはものすごく時間がかかります。
カプリ島の青の洞窟の地図
我が家はナポリから高速艇でマリーナグランデに到着したので、その場で船に乗り換えて青の洞窟へ向かいました。
青の洞窟はとっても綺麗です。でもスキューバダイビングをしていればこれくらいの光景はいくらでも見るのでどうってことないかな。ただ「あの有名な青の洞窟に来た」っていう感動はありまっせ。
絶景レストランでランチ
それからリフトに乗ってモンテソラーロに登ったり、ケーブルカーでウンベルト1世広場に行ってぶらぶら散歩しながらウィンドーショッピングしたり写真を撮ったりします。
そのあとウンベルト1世通りをもっと奥まで進んでカプリ島の絶景レストラン「リストランテ・テラッザ・ブルネッラ」で美味しいシーフード料理をいただきます。うははは、景色が素晴らしくて料理も素晴らしいなんて本当に贅沢だね。
リストランテテラッザブルネッラの地図
ポジターノ
ランチが終わったらカプリ島にお別れを告げ、高速艇でポジターノへ向かいます。
ポジターノやアマルフィーへはナポリから鉄道&バスを乗り継いで行く人が多いけど、夏場は渋滞が発生して大変なことになるよ。フェリーで海から向かえば渋滞はないしアマルフィー海岸の絶景を眺められるし、おまけに優雅なクルージング気分も味わえるから一石三鳥だぞ、わおー!
世界のスーパーセレブを魅了するアマルフィ海岸の至宝、天界の神でさえ嫉妬する地上の楽園ポジターノでのホテルは、フェリー乗り場のすぐ前でビーチーフロントという絶好のロケーションにある「コヴォディサラチェーニ」おほー。
子供が喜ぶプールがあって(インフニティエッジプールなので大人もうっとりしますぜ)、家族4人で泊まれるファミリールームもあるっちゅーから、も〜嬉しくて恥ずかしくて鼻血吹き出しそう〜、あひゃ。
コヴォディサラチェーニの地図
到着後、私と子供達はプールやビーチで大暴れ、その間ママは街を散策しショッピングを満喫していました。
そして夕食はポジターノで食事をするならまずはここ!という景色、味、サービスの三拍子揃ったおすすめレストラン「ラスポンダ」でいただきましょう。
ここは子連れで入るには少し気後れするくらいブリリアントなレストランだけど、子供達を海やプールで思いっきり遊ばせたあとだったらおとなしくしていますよ、きっと。
ラスポンダの地図
モデルコース3日目
3日目は朝食後、フェリーでアマルフィへ行きます。世界遺産アマルフィ海岸で最大の都市アマルフィを観光したあと、バスでラヴェッロへ移動。
アマルフィからラヴェッロへは20分ほどで着きます。元気ならトレッキング気分で歩いて登ってもいいですよ、うひょ〜。
ラッヴェロはアマルフィ海岸の天空の隠れ家と呼ばれるとても、、なんてーレベルじゃない、そこらじゅうで絶景が当たり前のように見れる村です。日本ではまだあまり知られていませんが、アマルフィからバスで20分ほどの場所のなので、是非あなたのモデルコースにも組み込んでみて下さい。
ランチはラッヴェロのおすすめレストラン「ダ・サルヴァトーレ」でいただきます。
ダ・サルヴァトーレの地図
ランチのあとはヴィッラ・チンブローネの無限のテラスからの景色を眺め、ワーグナー通りをぶらぶらしてポジターノへ戻りましょう。ポジターノへ戻ったら、夕食までホテルのプールやビーチで遊びます。
そして夕食はビーチフロントにあるシーフードレストラン「シェブラック」でポジターノ最後の夜を満喫して下さい。ここはウニのパスタがおすすめです。
夕食後はまた、ホテルのライトアップされたインフェニティプールで遊びましょう、ブラヴォー!
モデルコース4日目
出発までホテルのプールやビーチで遊び、チェックアウト後フェリーでサレルノへ向かいます。コヴォディサラチェーニはフェリー乗り場のすぐ前にあるので、時間を有効に使えます、ふふ。
サルレノのフェリー乗り場から駅への徒歩ルート
サルレノから列車でナポリへ行き、ローマ行きの特急電車に乗り換えます。乗り換え時間を利用して駅構内のマクドナルドあたり(そろそろイタリア料理に飽きているので)でランチを食べ、その間パパはホテルで行って預けていたスーツケースをピックアップしてきましょう。
その時パパの心構えは「荷物を取ってきてやる」ではなく「ママが子供たちを見ていてくれるから荷物を取りに行ける、ありがとう」です。子連れ海外旅行では何事も協力、感謝の気持ちが大切です。
子連れでローマに到着
ローマのホテルはナポリからの特急列車が到着するテルミニ駅近くが便利です。でも問題は家族4人で1部屋に泊まれるホテルがあるかどうか、それもそこそこお得な値段で。さらにプールがあればいいですが、、
我が家の子連れローマ旅行のときはそんなナイスなホテルが見つからなかったので、テルミニ駅からは遠く離れたジャニコロの丘にあるホテルに宿泊しました。
駅からも市街地の中心からも離れると安くていいホテルが見つかります。我が家が泊まった「グランホテルデルジャニコロ」は家族4人で泊まれるファミリールームがあり庭には大きなプールがあるなかなかゴージャスなそれでいてリーズナブルなホテルでした。
さていったんホテルに行ってまた市内へ戻るのは時間がもったいないので、テルミニ駅の荷物預かり所にスーツケースなどを預けてローマ観光へ繰り出しましょう。
まず入場時間に終了タイムがあるコロッセオ見学から。
コロッセオ観光情報 | |
チケット(2020年5月現在) |
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オンライン予約手数料 | 大人、子供2ユーロ |
営業時間 |
*開場時間はシーズンに関わらず8:30です |
無料入館日 | 5/9、6/5、7/29、9/23、10,4、11/4、11/21、12/18 |
休館日 | 1/1、12/25 |
年に数回無料開放日があります。実際に行かれるときは事前に公式サイトなどで確認して下さい。
コロッセオの公式サイト:https://www.coopculture.it/en/the-colosseum.cfm
コロッセオの地図
コロッセオはローマ観光のハイライトなので大変混雑しますが、午後の遅い時間、特に夕方近くになると寂しいくらい空いてきます。夏場は19:15まで開場していますし夏のローマでは日が暮れて夕焼けになるのは午後8時半近くになってから。19時はまだ完全に真昼間の状態なので狙い目ですよ。
コロッセオを見学したあとはトレビの泉、スペイン広場と順番に歩き、それからポポロ広場を通って、ピンチョの丘に登り、展望テラスから永遠の都ローマの夕景を鑑賞しましょう。
ピンチョの丘はジャニコロの丘と並ぶローマの2大夕景鑑賞スポットです。ジャニコロの丘はホテルがある場所なのでいつでも行けますね、うほ。
ピンチョの丘の地図
夕日を鑑賞したあとテルミニ駅に戻り「ダダニーロ」で夕食。それから預けていた荷物を受け取りホテルへ向かいます、おつかれ。
モデルコース5日目
いよいよ旅行の最終日。
ホテルでビュッフェの朝食を食べたあとバスでサン・ピエトロ寺院へ向かいます。
サンピエトロ寺院に登るぞ
ローマカトリックの総本山サンピエトロ寺院の高さは約116m、これは40階建てのビルに相当します。屋上のクーポラからはヴァチカン市国とローマの絶景が眺められると大人気です。クーポラ登頂の料金はエレベータが10ユーロ、階段は8ユーロですが、事前予約はできません。このため大勢の観光客で大行列ができますが、朝一番ならすいているためさくっと入れて登れます。
朝7時半に開場するのでできればその時間帯を目指しましょう。そして子連れなら迷わず「階段」で登りましょう、うう。家族全員で汗を流しながら階段を登る、そして屋上から素晴らし景色を眺める、という親子での感動体験の共有は旅育の大きな目的です。
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サン・ピエトロ寺院の地図
ヴァチカン美術館の最後の審判
サン・ピエトロ寺院の屋上に上ったあとは世界的美術の殿堂ヴァチカン美術館へ向かいましょう。ヴァチカン美術館の来場者数は常に世界の美術館のトップ5に入り、見学コースの総延長が7kmにも及ぶ世界最大級の美術館です。
そんなに大きな美術館の絵画をひとつひとつじっくり見ていたら子供が飽きてしまいます。ローマ観光にかける時間もそんなにありません。
そこでここは目的をひとつに絞って割り切ってそれだけを見る作戦。すなわちミケランジェロがシスティーナ礼拝堂の壁に描いた最後の審判だけ見ちゃうもんねー大作戦、タケコプター、あっはっは、でいくぞ、はい。
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ナヴォーナ広場でランチ
システィーナ礼拝堂の最後の審判を見たらチベル川を渡ってナヴォーナ広場へ行って、広場に面したオープンテラスのリストランテ「ベリニーニ」でランチにしましょう。
広場には噴水がたくさんあるし、大道芸人もいるので、子供達も飽きずに走り回るはずですよ。親は食事が終わってもパラソルが素敵な影を作るテラスの席でゆっくりできるでしょう。
ランチのあとはサンタンジェロ城、パンテオン、フォロロロマーノを見学しバスでホテルに戻ります。夕食までホテルのプールで遊んで、ローマ最後の夕食はホテルのレストランで食べます。そして食後もライトアップされたホテルのプールでゆっくりすごし旅の思い出話しで盛り上がりましょう。
以上が南イタリア子連れ旅行5日間のモデルコースです。
【ローマ・ナポリ・アマルフィ海岸子連れ旅行5日間モデルコース】南イタリア満喫編まとめ
南イタリアの人気観光地、ローマ、ナポリ、アマルフィ海岸を5日間で巡る個人手配子連れ旅行のモデルプランを紹介しました。
ホテルの宿泊料がとても高い場所なので、家族4人で1部屋に宿泊できるホテルを探してなるべくコストを抑える工夫が必要です。
それから移動手段は電車やバスだけじゃない、南イタリアではフェリーも有効に利用すれば時間の節約にもなるしクルージングをしながら素晴らしい景色を楽しむこともできます。
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このブログ記事があなたの子連れイタリア旅行、子連れローマ旅行の参考になったならとってもうれしいです。それではまたどこかでお会いしましょう。チャオ〜。
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