ペンシルバニア子連れ旅行記(5歳・7歳)・ポコノ編
ニューヨーク子連れ旅行7日目の朝に、カールが運転する車でペンシルバニア州へ移動。ここから3日間、森と湖に囲まれたポコノの別荘でのバカンスが始まる。
森と湖のリゾート・ポコノ
ペンシルバニア州・ポコノは、豊かな自然に恵まれたポコノ山地を中心に、美しい森と湖が点在するリゾートエリア。ニューヨークから車で2時間弱のため、週末には多くのニューヨーカーたちが、大自然を満喫しにやって来る。ポコノでのアクティビティは多彩だ。湖ではカヌー、スイミング、フィッシング、水上スキーなど、森では、ハイキング、トレッキング、キャンプ、サイクリング。また冬にはスキーも楽しめる。ただし、このあたりの山は標高があまり高くないので、クロスカントリーの方が「いける」だろう。ゴルフコース、テニスコートはそれこそ無数にある。
ペンシルバニア州
「ほら見て、見て、シカがいる!」
ペンシルバニア州について軽くふれておこう。ペンシルバニアはアメリカで2番目に連邦に加盟した由緒ある州。人口は東京都とほぼ同じで1240万人強、これは全米で6番目に多い。州の東端に位置する主要都市、フィラデルフィアは、独立宣言や合衆国憲法が立案された町として有名だ。私にはロッキーが駈け登った階段がある町というイメージの方が強いのですが。一方州の西端には鉄の都、ピッツバーグがある。つまりペンシルバニアという州は東西に長く伸びる形をしているのだ。
子供たちはパニック
夕べは夜のうちに移動したので、子供たちはホボケンで寝たはずが、朝目覚めたらなんか見知らぬ森の中でしたーでなんだこりゃー状態。
「うわぁーどこだここ!」「うぉぉ~この家すっげぇデカイ!」と早朝から大騒ぎ。スミの別荘の中を、ハチの巣をつついたみたいに上へ下へ走り回って探検してました。
スミたちが購入した別荘地は、森と湖と小川に囲まれた静かな場所。時折バルコニーの先に野生の七面鳥やシカの群れが現れたりする。
「だっ、いや、し~!そんなでっかい声出したら逃げちゃうって」
バルコニーで朝食
バルコニーに出ると、ちょっとヒンヤリして寒いくらいだけど、緑一杯の空気が新鮮で美味しいね。今朝はここでで朝食にしましょうかー。いえーい!
ママたちがオムレツを焼いたぞー、あとカリカリベーコン。うん、どれもめちゃくちゃ美味い!もー許して下さい、って感じですわーハッハッハッー。
「自然の中で食べる食事って本当に美味しいね」
「なに言ってるの、私の腕がいいからでしょ」
「ごもっともでございます」
こうして僕たちの、おもしろおかしくポコノでの生活が始まったんだ。
スクラントンでレンタカーを借りる
ポコノにいる間は車が2台あったほうが何かといいだろう、ということで、レンタカーを1台借りに行くことにした。お留守番のジョンとカールを家に残し、このあたりで唯一の町、スクラントンへ車を走らせる。
カールの車はイギリス製の4WDSUVで7人乗り。声で、オーディオやエアコンなどを操作できるところが面白い。「4枚目のCDのトラック18曲目をプリーズ」と言えば「了解しました」と応答があり、本当にCDの演奏が始まるのだ。へーこりゃすごいねー。でもたまに「すみません、その命令は理解できません」と応えることがあってみんなで大爆笑。
ポコノの森林地帯を抜けると、なだらかな、しかしかなり大きな山々が連なる景色に変わる。日本の急峻で標高の高い山の景色を見なれてると、ちょっと不思議な感覚だ。
19世紀に炭坑と鉄鋼と蒸気機関車の町として繁栄を謳歌したスクラントンは、そんな山々に囲まれた盆地のような場所にある。
「ポコノから30分くらいなんだ。けっこう近いね」
「ほとんど高速道路で行けるから便利だよ」
スミの話によると、スクラントンにはディスカウントストアーやホームセンターなど、これはというチェーンストアーはほとんど揃ってるという。近年は、かって繁栄した時代の建築物等をリニューアルし、観光産業にも力を入れてるらしい。
高速を降りて、坂道の多い街並をしばらく行くと、スミが電話で予約したレンタカー会社の看板が見えて来た。
スクラントンはバイデン大統領の出生地です。この時は知りませんでしたが(><)
クライスラーのネオン
「エンタープライズ?あんまり聞いたことのない会社だね」
オフィスは小じんまりしているが、中に入ると予想外に従業員がたくさんいて、ちょっとビックリ。いや、たくさんと言っても別に20人も30人もいるというわけではないのだが、この規模にしては随分多いなと思う。
「こんなにレンタカー借りる人がいるの?」とつい余計な心配をしてしまう。
一番安いクラスをリクエストしておいたので、車はクライスラーのネオンだった。まあ、運転しやすいし、そんなに長距離走るわけじゃないからいいよー。
契約書にサインをして、とりあえず一旦別荘の方に戻ろうか。
帰り道は車2台連ねて、抜けるような青空の下、のどかにたたずむスクラントンの町をあとにしたんだ。
参考記事:海外レンタカーの借り方・返し方・活用法
クロッシングプレミアムアウトレット
ポコノの別荘に戻ると、ジョンはすやすやお昼寝の真っ最中。
「のんびり本でも読んでるからみんなで買い物に行ってきたら?」とカール。
ちょいとペンシルバニアの気候をなめてまして、私は短パンしか持ってきてなかったので、朝晩の冷え込みがどえりゃーきつーてかんわー状態なんです。
早く暖かい長ズボンを買いたい!早く人間になりたい!それとカールが、テニスをやろうって言ってるのでテニスシューズも買わなくっちゃ。5月のエアーズロック登頂の時、私のお気に入りのテニスシューズはソウルがベロンベロンにめくれてしまい、いくらなんでも履けません!宣言したばかり。
「ああ、そーゆーものを買いたいのなら、スクラントンのモールより、クロッシングの方がいいかもよー」と言うスミのお勧めに従い、クロッシングプレミアムアウトレットに行くことにしました。
クロッシングプレミアムアウトレットは、御殿場やハワイ/ワイケレのプレミアムアウトレットと同系列。ホームページによると、ハワイ/ワイケレの店舗数は50でクロッシングは100となってるから、こちらはワイケレの倍くらいの規模ということになる。実際は1店舗ごとの面積が大きいので、さらに随分広く感じる。
ポコノからI-380を30分ほどニューヨーク方面に戻ったあたりで、森の中に大きな建物群が見えてきた。
「おおーあれかー、うわーこれはまたかなりデッカイね」
「なんでこんなまわりに何もない森の中にあるんだろう?」
「このへんはどんどんリゾート開発がすすんでて、バケーション中の人たちがけっこう来るんだよ」
「ポコノからニューヨーク方面に30分戻るということは、ニューヨークからでも1時間半かからないんじゃない?きっと直接買い物に来る人もターゲットにしてるんだろうね」
「ねーねーオレお腹すいたー」
「お、そうだった、悪い悪い。じゃあまず何か食べようか」
駐車場に車を止めて、とりあえず腹ごしらえ。オープンテラスのレストランで、ベーグルサンドやあつあつのピザをいただいて、いざ、出撃じゃ!
夏のセールス期間だったので、こりゃまたすばみせんっちゅーくらい安かったのだが、スミが何故か「さらに40%オフ!」などという強烈なサービス券を持っていたので、本当に申し訳ないくらい納得の買い物ができたのでした。
野生のビーバーを探そう!ペンシルバニアの湖でカヌーを遊び
「カイとリュウが遊びに来るからって、カールおじさんカヌー買ったんだよー」とスミが言うと
「え、ホントー?どこにあるの?乗りたい!乗りたい!」と子供達は大騒ぎ。買い物から帰って来て休む間もなく湖に繰り出すはめに。
カヌーは別荘の1階のガレージに「格納」してあった。以前私が無造作に「家の前に湖があるなら、カヌーとかカヤックがあったら楽しいね」と言ったひとことに刺激されてカールが買っちゃったみたい。でもジョンも楽しんでるっていうからいいよね。
イギリス人のカールは、日本語は全然話せません。だけど最近ジョンと一緒に習ってるんだって。「むすんでひらいて」とか。いや、それ歌ですけど。
ポコノ周辺の湖や川には、野生のビーバーが住んでいる。カールもジョンとカヌーに乗ってる時一度だけ見たことがあるという。ああー、野生のビーバー見たいな~。
参考記事:海外子連れカヤック・カヌー情報
ビーバーってどんな動物?
「ビーバーって何?」
「パパが一番見てみたい、野生動物だよ」
「かものはしより?」
「かものはしと同じくらい」
参考記事:野生のカモノハシを探す子連れ旅行記「美しきユンガブラ村」
ビーバーは水の中に家を作って住んだり、ダムを作って水をせき止めたりする。ビーバーによってせき止められた川は湿原となりその一帯に豊かな生態系がはぐくまれる。
ビバーは森の環境保護官なのだ。毛皮目当ての乱獲により一時は数が激減したが、近年の地道な努力の成果で、回復傾向にあるらしい。ちょうど我々が日本に帰ってきて数週間経った月曜夜8時、NHKの動物番組でビーバーを取り上げていて、子供達は真剣に観ていた。
ビーバーを探してカヌーを漕ぐ
カールにひととおり、カヌーの漕ぎ方を教わり、岸で手を振ってるジョンに「行ってきます」と別れを告げて、沖へむかってカヌーを漕ぎ出す。
「よーし、ビーバーを探そうぜ」
「あっ、あれかな?」
「違うよ」
「あっ、あれだ!」
「違う違う、って言うか君たちビーバー知らないじゃん」
空に浮かぶ雲が水面に映り、でもオールを切ると揺れてなくなる。ペンシルバニアのどこまでも済んだ青い空と森と湖に、子供達の元気な笑い声が、いつまでもこだましていた。
ご近所さんと別荘のテラスでバーベキューパーティー
ペンシルバニア滞在初日の今夜は、近所に住むメロン&リック夫婦をよんで、バーベQパーティーだ!
メロンとリックは2人ともペンシルバニア生まれのペンシルバニア育ち。遠い遠い日本から珍しいお客さんが来るというのでこの日を心待ちにしてたらしい。
お2人ともやさしくて親切で素晴らしいご近所さんだ。日本にとても興味があるということで、私の話しなんかを熱心に聞いてくれた。もし日本に来る機会があったら是非我が家に泊まりに来てね。
俺たち食いしん坊親子
「何を食べてるの?カール」
「クラッカーにクリームチーズをぬって食べてるんだよ」
「美味しい?」
「うん、美味しいよ、リュウも食べてみる?」
「Yes!」
リュウは本当に食いしん坊だ。人が何か食べてると必ず近付いてくる。結局ビーバーは見つけられなかったけど、いっぱいカヌーに乗ったからお腹ペコペコなのはわかるけどね。
というか私もお腹ペコペコだー。カール、おれにもそれくれない?
えっ炭を使わないの?
アメリカのバーベキューは日本みたいに炭を使わない。バーベキュー台にガスコンロがセットされていて、簡単に火が着くし、火力を調整できるので、料理も簡単にできちゃう。さすが合理主義の国アメリカ。
便利で手軽と言えばそうなんだけど、やっぱり手間がかかっても炭でじりじり焼くステーキのほうが私は好きです。でも一生懸命肉を焼いてくれているカールにはそんなこと言えないよね。
うんうんこれはこれですごく美味しい、さすがステーキの本場アメリカだ。
ペンシルバニアの森と湖に囲まれた別荘で、わいわいがやがやと楽しいバーベキューパーティーで盛り上がった1日だった。
野生の七面鳥
「ね、起きて!起きて!なんか黒い鳥がいっぱいいるよ」
ペンシルバニア滞在2日目の朝。静かな森の別荘でやすらかに朝寝をしていると、長男のカイがけたたましい声を張り上げながらわたしたちのベッドルームに駆け込んで来た。
「何、黒い鳥ってからすじゃないの?」「違う、もっと大きいやつ」
どれどれ、いっちょ確認してみますかね。子どもの驚きの発見に、親として丁寧につき合ってあげる事はとても大切だ。それが好奇心の芽を育む事になるから。
眠い眼をこすりながらテラスに出ると「うわぁ、寒い」へたをしたら吐く息が白くなる一歩手前の寒さ。ペンシルバニアとニューヨークではこんなにも気温が違うのか。
「ほらあれ」
私が早朝の森の寒さにたじろいでいると、カイがテラスの下を指差して声をあげる。そこには20羽くらいの大きな七面鳥の群れがいた。(おそらくブラックターキー)
「ありゃー、これは野生の七面鳥だよ」。野生の七面鳥なんて、東京では見る機会がない、それもこんなたくさんの群れ。カイが七面鳥って何?と聞くので、アメリカではサンクスギビングデーやクリスマスに七面鳥を焼いて食べる習慣があるんだよ、と説明した。
「じゃあ、こんなにいっぱいいるから今捕まえればいいじゃん」と言うので今はクリスマスでもサンクスギビングでもないから捕まえない、と流しておいた。あとで起きてきたスミ達に七面鳥の群れを見たことを話すと「ああ、このへんじゃしょっちゅう見かけるよ」とそっけない返事が返ってきた。
ディクソンシティーのメガモール
朝食を食べ終えたら、車でディクソンシティーのメガモールへ行く事になった。我々の目指す「ウェグマンズ」のほか、ホームデポ、スーパーウォールマート、Kマート、JCペニー、トイザラス、サムズクラブ、ターゲット、シアーズなどの巨大店舗が、軒を連ねるように林立している。パーティーシティやチャッキーチーズもあるぞ!。
これだけあったら見て回るだけでも数日かかりそうなくらいの巨大モールだ。
ウェグマンズ
その中でわれわれの目当ては巨大食品スーパーの「ウェグマンズ」
創業は1916年。今や日本でのスーパーでも当たり前になっている「冷凍食品」の取り扱いや「インストアベーカリー」の導入などはウェグマンズが元祖。さらに店内で購入した総菜などを店内で食べる販売形態を始めたのもウェグマンズが最初。
次々と斬新なアイディアを取り入れ急成長した企業だ。
食に関心が高い人や子連れファミリーをターゲットとして、高付加価値商品や自然食品、オーガニック青果、さらに世界各地の食品を取り揃えるインターナショナルフードコーナーなどに定評がある。
関連記事:イタリアのスーパーで食材やお土産を買う
参考記事:ハワイの食品スーパー活用テクニック
お店の様子
店内は食品スーパーとは思えないほどディスプレイがおしゃれ。世界各国の珍しい調味料や「どれだけあるの?」というくらい豊富なチーズの品揃えに、驚きっぱなし。
食器やキッチン用品も見て回るだけでも楽しい充実ぶり、おまけにキッズコーナー(子どもの遊び場)やフードコートもある。
「時間がぜんぜん足りなーい!」
と目をキラキラさせて絶叫していたママを連れ戻すのに手を焼いた。
カールがハングリージャックのパンケーキを焼く
デジクソンシティのウェグマンズから戻って来ると、家の中に「こんがり甘いいいにおい」が充満している。おお何だろー。
「そう言えばカールがパンケーキ焼くって言ってたよ」とスミ。
「ほ、ほ、ほんと!」「やったー」
帰る途中からお腹がぺこぺこだった私も子どもたちも思わずガッツポーズをして喜ぶ。
「カールの焼くパンケーキはとっても美味しいよ」
ハングリージャックのパンケーキミックス
カールが使っているのは「ハングリージャック」のパンケーキミックス。アメリカのパンケーキミックスは、日本のホットケーキミックスよる軽い仕上がりになる。しかも水だけで作れちゃうというスグレ物。
アメリカやハワイ(でも売っています)のおみやげとして隠れた人気商品だ。ちょっとした食品スーパーならどこでも・手に入るし、お値段も嬉しいお手頃価格。
ちょー簡単
カールが作っているのは「ブルーベリー&ストロベリーバターミルクパンケーキ」だ。
作り方はちょー簡単。
水でといたパンケーキミックスにブルーベリーとストロベリーをごろごろ入れる。
そして適量をすくってフライパンで焼く。
これだけだ!
これだけで誰もが幸せで笑顔いっぱいになれるパンケーキが作れちゃう。奇跡だね。
いただきま~す☆!
さあ、出来上がったら湖を見渡せる森のテラスでいただこう。もちろんホイップクリームをナイアガラの滝のようにたっぷりかけて。
森では鳥が鳴いたり、小川のせせらぎがさらさらこだましている。新鮮な緑の風がそよぐテラスで、わたしたちは絶品のバターミルクパンケーキに舌鼓を打ったのだった。
あ~~しあわせおいしかった。
ビッグバスレイク
カールが焼いた美味しいパンケーキの朝食が終わっら、子ども達を水着に着替えさせてビッグバスレイクへ向かった。
ペンシルバニア州ポコノ周辺は湖が多い。ビッグバスレイクのビーチには子ども達が喜びそうな大型遊具があるし、ビーチで砂遊びも出来るし、おまけに水はちょっと冷たいけど、湖で泳ぐ事だってできちゃう。
これはすごいね~~、子連れ家族におすすめです。
ブイで囲まれた中が遊泳エリア。
子ども達は「ちょっと冷たいぞー」と言っていたがそのうちおかまいなしに遊び始めた。
砂浜にあるブランコに乗るのも楽しい。
ライド型の砂堀り遊具。こんなのが日本にもあったらいいのにー。
湖は子連れが多い。
ビッグバスレイクは森の中の湖なので水が澄んでいてとてもきれい。それに意外と魚も多い。クラッカーを砕いてまくと魚がたくさん寄ってくきた。
コニュミティのプールで遊ぶ
ビッグバスレイクで遊んだあとは、いったんポコノの別荘に帰りランチを食べる。昨夜の残りのスペアリブとか、大量に焚いたごはんでつくったおにぎりとか。っていや~~豪華だね。
食べ終わってバルコニーで森を眺めながら休憩していたら、スミが「昼からコミュニティーのプールへ行かない?」と言う。「コミュニティ」とはこの別荘がある地域のことで、別荘の住人が使用できるクラブハウス、プール、テニスコート、それにバスケットコート等があると言う。
「それは楽しそうだね!」
水が冷たくて湖ではあまり泳がなかった子ども達もプールと聞いて「やったー」と大喜びしていた。
ニューヨーク旅行出発前の発熱がうそのようにひいて元気になった長男のカイ。
ゴーグルをつければヒーロー気分。
潜って何メートル泳げるかなー。
よーしオレも飛び込むぞーとはりきる次男のリュウ。
ここには、競泳用プールと幼児/子ども用プールが2つある。
競泳用プールの水深は一番深いところで11フィート。約3.3528メートルです。げ、っけこう深い!