シュノーケリングとボディボードの両方楽しめるカウアイ島東海岸・アナホラビーチ
aloha〜☆マリンスポーツ歴40年、カウアイ島にタイムシェアーのリゾートコンドを購入し毎年子連れハワイ旅行を楽しんでいます。日本人にはまだまだ馴染みの薄いカウアイ島というマイナーな島の情報を発信しています。
ハワイ州立アナホラビーチパークの概要
アナホラビーチはカウアイ島北東の角にある静かで美しビーチです。三日月の弧のように長く伸びる広い砂浜が特徴で、その長さはおよそ2kmあります。なぜか人がほとんどいないため、いつも我が家専用ビーチみたいに独占状態で利用しています。
三日月型ビーチの中央付近は年間を通じて波があります。波の高さは冬場は1m以上、夏場は50－60cmくらいです。初心者や子供がボディーボードを楽しむには、うってつけの波だと思います。
一方、ビーチの南東沖にはリーフがあって、シュノーケリングが楽しめます。リーフに守られている範囲には波はほとんどありません。ハエナビーチやケエビーチと比べると海の透明度はやや落ちますが、それでも十分、シュノーケリングが楽しめます。
ここも1998年の世界的な珊瑚礁の死滅で、大きなダメージを受けましたが、現在は少しずつ珊瑚の再生が見られます。リーフに守られているビーチの南東側には駐車場、シャワー、トイレ、更衣室、ピクニックテーブル、公園、などの施設があります。これらはすべて無料で利用でます。ライフガードも常駐しています。他のビーチと同様に、周囲にレストラン、カフェ、ホテル、売店などはありません。
ビーチを独り占め
今日はハエナビーチから、ポイプへの帰りに立ち寄りました。贅沢な「ビーチホッピング」です。それもこんなカウアイ島の極上ビーチをつまみ食いするなんて、幸せすぎて涙がちょちょ切れちゃいそうです。
ビーチのすぐ近くに車を止めます。ここはビーチパークの駐車場ではありません。駐車場は上の写真の場所から200mくらい右側（東側）にあります。
以前は正面の木にブランコが作ってあったのですが、なくなっていました。このブランコは思い切りこぐと海に飛び出していくようなスリルが楽しめたのですが、まあ、もうリュウもブランコに乗って喜ぶような年齢ではありませんからよしとしましょう。
こんなに広いビーチなのに、そして駐車場もあってシャワーも更衣室もあるのに、誰もいません。
こんなビーチを独占できるなんて、本当に贅沢ですよね。
ボディボード
リュウはまずボディボードがしたいと言って、車のトランクからボードを持って海に飛び込みました。
夏場なので波はそれほど高くありませんが、ノースコーストのようにまったく波がない状態よりは楽しめると思います。アナホラビーチの中央付近は冬でも波がなくなることありません。
参考記事：子連れ海外ボディーボード情報
シュノーケリング
ボディボードで遊んでいるうちに、なんだか空が曇ってきました。
ボードはこれくらいにして、今度はシュノーケルを楽しみましょう。
カウアイ島到着2日目に水中カメラが水没（ふたを開けたまま水に潜った）したため、今回の海中写真はありません（＞＜）。上の写真は2005年にアナホラビーチで潜ったときに撮影したものです。
関連記事：タヒチに来て1回も使わないままデジカメが水没した残念な件
上の写真はビーチの南東側です。このあたりは写真でもわかるように波がほとんどありません。珊瑚のリーフで守られているためです。シュノーケリングはこのあたりから沖へ泳ぎ出しておこないます。
参考記事：子連れ海外シュノーケリング情報
珊瑚礁再生のためにわたしたちが出来ること
6年ぶりにアナホラビーチに潜った今回、珊瑚の再生は見られましたが、前回より目立って大きく育っていると言う印象は受けませんでした。
珊瑚の再生と地球環境保護のために我々全員の地道な努力が必要です。
- 海に入るときはサンオイル/日焼け止めクリームは使わない
- 足ひれ（フィン）は使わない
- 珊瑚を踏まない。手でも触らない
- カウアイの海の美しさを多くの人に伝える
行き方
ノースコースト方面からは、クヒオハイウェイを南下し、アナホラロードを左折します。車窓の右手にキングコングの頭のような山が見えてきたら曲がる準備をして下さい。クヒオハイウェイが右へカーブしながらゆるやかに坂を下り、再び上り坂になるところにアナホラロードの入り口があります。
アナホラロードの入り口には案内板などはありません。スピードを出しているとうっかり通り過ぎてしまうこともあるかもしれません。そんなとき慌てて急ブレーキを踏むと事故の原因になるので注意して下さい。
入り口を見過ごしても次のククイハレロードを左折してリカバーできます。ククイハレロードの入り口はクヒオハイウェイの坂を上り切ったあたりにあります。
アナホラロードでもククイハレロードでも左折してまっすぐ進めば海が見えてきますので、そこがアナホラビーチです。迷うことはないでしょう。
