チチカカ湖に面したリゾートホテル/カサ・アンディーナ・プレミアム・プーノにチェックイン
チチカカ湖リゾートホテル・カサ・アンディーナ・プレミアム・プーノ
私達がプーノで泊まるホテルは、チチカカ湖に面したリゾートホテル/カサ・アンディーナ・プレミアム・プーノです。チチカカ湖を見晴らす広いルーフテラスがあり、ガラスと大理石をふんだんに使ったおしゃれなで快適なホテルです。このホテルを選んだ理由のひとつはチチカカ湖畔に建ち、部屋でもロビーでもレストランでも、いたるところからチチカカ湖が見えるからです。せっかくこんな遠いとこまで来たのですから、飽きるくらいチチカカ湖を見なきゃ損だと思いました。
それからもうひとつの理由は、このホテルには「コネクティングルーム」があることです。コネクティングルームとは、別々の2つの客室を1つに「連結=コネクト」できる部屋のことです。ペルーに限らず、子連れで旅行する場合、1つの客室に1台のエキストラベッド/ベビーベッドしか置けない、ケースが多くあります。親子3人の家族連れならそれで問題ないのですが、我が家のように4人家族で旅行する場合は2部屋取らなくてはいけなくなります。1つの部屋に父親と子供、もうひとつの部屋に母親と子供、というように家族で別々の部屋に宿泊しなければならなくなるのです。
それがコネクティクングルームだと、家族4人でひとつの客室に泊まれるので、とってもありがたいです。そのうえ料金もコネクティングルームにするから特別高くなることはありません。もともとの2部屋分に料金ですみます。
コネクティングルームはどのホテルにもあるわけではありません。それに用意できるホテルでも数が限られているので、子連れ海外旅行を思い立ったら、とにかく早めに手配することをおすすめします。
ホテルの設備、サービス、客室タイプ
ここでカサアンィーナプーノの仕様をご紹介します。
ホテル設備
無料WiFi、無料PCコーナー、ランドリー設備、レストラン、バー/ラウンジ、暖炉、酸素吸引機(20分まで無料)、テラス、無料駐車場、ATM、専用桟橋、ビジネスセンター、ツアーデスク
ホテルサービス
24時間対応フロントデスク、コンシェルジュ、空港送迎(有料)、外貨両替、全館禁煙、ロビーでの無料新聞サービス、ドライクリーニング/ランドリーサービス、無料朝食ビュッフェ、ルームサービス
ルーム設備
石鹼、シャンプー、リンス/コンディショナー、バルコニー、エアコン、液晶テレビ(ケーブルテビ衛星放送付き)、ヘアドライヤー、客室金庫、コーヒー/ティーメーカー、アイロン/アイロン台、バスタブ、コネクティング可能ルーム
客室タイプ
- スタンダード
- スーペリアトリプル
- スーペリアキングサイズベッド1台
- スーペリアダブルサイズベッド2台
- スイート
- シングル
- ツイン
- 客室数は45です。
室内に追加可能なエキストラベッド/ベビーベッド 1台まで
チェックイン
フロントデスクでチェックイン。送迎スタッフが来なかったので自分たちでおこないました。
手続きに必要なものは、バウチャー、パスポート、クレジットカードです。
ホテルのスタッフには英語が通じます。
ロビーの様子。壁には暖炉、窓の外にはチチカカ湖が見えます。
テラスからの眺め。チチカカ湖とプーノの町が見える。
客室の外観。
コネクティングルームの室内の様子。
1部屋はキングサイズベッド1台、もう1部屋はダブルサイズベッド2台でした。
バスルームと客室アメニティ。
ハンドクリームはとっても良い香りでした。
カサアンディーナのディナー
夕食はどこで食べようか?
チチカカ湖畔のホテル、カサアンディーナ・プライベートコレクション・プーノにチェックインし、客室で荷物を開けて少し休憩しながら「夕食をどこで食べようか?」という話しになりました。ホテルのまわり、歩いて行ける範囲にはレストランはありません。タクシーを呼んでもらってプーノの繁華街まで行って食事をするという選択肢もありましたが、リュウの体調や夜の町を歩くという治安面のリスクを考えたら、気が進みません。
やはり宿泊しているホテルのレストランでいただくのが最善の選択のようです。
カサアンディーナのレストラン
カサアンディーナのレストラン「Alma」は1Fにあります。大きなガラス窓の外には緑の庭園とその向うにチチカカ湖の水面が広がっているはずですが、夜は室内の灯りがガラスに反射して、外の景色は見えません。
店名の「Alma」はスペイン語で「魂」という意味です。ペルー/アンデスの「魂」がこもった料理を提供するという意味がこめられているのでしょうか。ちなみにに隣国チリにある巨大な電波望遠鏡の名称も「Alma」です。こちらは「Atacama Large Millimeter/submillimeter Array」(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計」に頭文字をとったものです。
レストランのバーカウンターにはたくさんのお酒が用意されています。メニューにも美味しそうなチリワインのリストがありましたが、こんな高地でアルコールを飲んだら大変な事になると思いやめました。
このホテルの標高はおよそ3800m!富士山の山頂より高い場所です。
キッズメニューにあったチキンナゲットがものすごく美味しかったです!
スパゲティボンゴレ。
こちらもキッズディナーコースの料理ですがとても美味しかったです。大人の料理は美味し過ぎて写真撮るの忘れてしまいました。
デザートのアイスクリーム。
料理は大人のコース2人分とキッズコース1人分で合計45ドルでした。
ラウンジで酸素吸入
食事のあとはロビーラウンジでちょっと休憩。カイは読書をしています。
ロビーラウンジには暖炉もあります。
ゆらめく炎を見ていると落ち着きます。
ロビーラウンジで酸素吸入器を利用するリュウ。
20分までは利用料無料です。
トラベルドクターの往診
リュウの容態ですが、吐き気はおさまったようなのですが、熱が下がりません。マチュピチュでトラベルドクターに診察してもらい、処方された薬を飲めば2日くらいで熱も下がり歩けるようになると言われたのですが、熱が下がる気配がなく心配なのでプーノでもまたトラベルドクターを頼んで、部屋に往診してもらいました。
関連記事:トラベルドクターを呼んで!往診治療と診察費、ペルーの感染症
ひととおり診察してもらい、昨日処方された薬を見せました。ドクターはその薬を見ながら、「これを飲んでいれば、2日くらいで急激に回復するはずです」と言いました。2日ということは、明日の午前中ということになります。2人のお医者さんがそう言うのだからきっとそうなんでしょう。
「じゃあ、リュウも明日は元気になってみんなでいっしょにチチカカ湖のウロス島に行けるね」
まだ心配な気持は残っていますが、明日リュウが劇的に回復して家族全員で元気にウロス島へ行けることをお祈りしながら、ベッドに入りました。部屋の灯りを消すと、暗くなった窓の外のチチカカ湖に映るプーノの夜景がまたたいていました。
ドクターの診察費は60ドル、処方してもらった薬代が50ドルでした。この支払いもクレッジトカード付帯の海外旅行保険でカバーできました。トラベルドクターの手配はフロントに電話して頼みました。