【イア子連れ旅行記】プール・夕食レストラン・坂道・ショッピング
💓カリメラ、ヤサス、イルカパパです!
小2、小5の子連れで家族4人ちょっと変わったギリシャ旅行を楽しみました。今回はサントリーニ島イア滞在2日目の夕方から夜までを旅行記の形式でお伝えします。あたなの旅や子育ての参考になれば嬉しいです。
イアに登る
ビーチから上がったら、崖の上にあるイアの街のホテルまで歩いて帰る。
わたしたちはツアーのバスを断ったので、自分たちの足で登るしかない。(港のお店でタクシーを呼んでもらうことは可能です)
「ああ、あそこまで登るのか」
見上げると、イアの街は天空の要塞という偉容で赤い崖の上にそびえている。
アモウディビーチからイアのファナリヴィラズへの徒歩ルート
🐬アモウディビーチとイアの高低差は120m、距離800mです
今日は火山島に登ったり、海中温泉で泳いだり、ティラシア島のマノラス村に登ったり、それからアモウディビーチで泳いだり、そしてこれからイアに登る。
はぁーなんかトライアスロンみたいな1日だね、うう。
ビーチからアモウディ港まで戻ってイアへの登山道を探していたら、美味しそうなジェラート屋さんを見つけてしまった。
しまった、ちょっと食べていこうか。
登る前の気持ちの整理も必要だし、って言い訳かぁーー!
わたしとママは食べ過ぎが気になるが、まああんな高いところまで登れば、それくらいのカロリーはすぐ消費するでしょうと、甘く考えながら、こりゃまた甘いジェラートをほおばる。
あ、そこもっと大盛りにしちゃってね、わはは。
石畳の木陰で休んでのんびりジュラートほおばって、食べ終わったら出発だ。
港からホテルまでおよそ120メートルくらいの高低差だろうか、ほとんどの行程が階段だ。(こどもたちが階段の数を数えていたが忘れました)
暑さがすごいので休み休みでないときつい。
しかし登るに連れ、素晴らし景色が広がると疲れも吹き飛んでしまう。
それに、そよそよそよぐ、エーゲ海の風が心地良い。
旅育効果バツグンの親子トレッキング(階段を上るだけにせよ)
こどもが夢を持って前向き生きるために必要なものが、前項でも説明した「自尊感情」だ。
自尊感情は、人が社会に出て活躍したり、誰かの役に立とうとしときに、なくてはならない素養。人生はいつも順調に行くとは限らない。うまくいかなかったり壁にぶつかった時、自尊感情が豊かな人は、それを周りや環境のせいにすることなく、改善、工夫し壁を乗り越えて行く。
人が一生を通じて成長してくために必要不可欠な素養なのだ。そしてそれは子供時代に
外で思い切り遊んだり、早寝の習慣
によって育まれることが研究によって分かっている。
またこの自尊感情を養うのと同じくらい大切なことは、「夢を見る力」そのものを養うことだ。
夢を見る力が弱ければ、目標へ到達する前に力つきてしまう。エキサイティングで喜びと感動に満ちた豊かな人生を歩むために、子供時代に夢を見る強い力を育むことが重要なのだ。
ノースカロライナ大学精神科の佐々木教授によると、夢を見る力は、親子で感動体験を共有することで、子供の心の中にしっかり根ざすと言う。
親子がともに汗を流し、ゴールを目指すトレッキングは、健康にもいいうえ、こどもと気軽に感動体験を共有できる素晴らしいアクティビティではないだろうか。
🐬ただ階段を登るだけのプチトレッキングでも旅育効果はバツグン!
参考記事✌️
ホテルに到着
そんなことを考えながら一歩一歩登っていたら、いつの間にか街の入り口まで戻っていた。
ホテルまでもうあとちょっとだ。
こどもたちは、ホテルに帰ったらプールで遊ぶと言う。
だから水着のまま。上半身は裸のまま。
わたしとママの水や着替え、タオルなどの荷物も文句ひとつ言わず当たり前のように運んでいる。
いや~~ホント助かる。それにしてもたくましくなったもんだな~。
ついこのまえまで、こっちがおんぶしたり肩車してたのに。
こどもの成長はとてもうれしいことだけど、寂しさを感じるのも正直な気持ち。こどもが小さかった日々はもう二度と戻ってはこない。
そして今日この日この瞬間さえ、いつか時がたてば、胸が痛いくらいなつかしく思い出すだろう。
だからこそ、こどもたちと過ごすダイヤモンドのような時間の一瞬一瞬を、心から楽しみたいと思う。
やっとの思いで、ファナリヴィラズの前まで帰った時、白い壁にブーゲビリアの花群れが、まぶしく風に揺れていた。
こどもがすすんで勉強をする習慣作り
ところで、勉強でもスポーツでも、こどもに何かを習得して欲しいと思ったら、こどもが自分から進んでそれをやってみたくなるように持っていくことが大切だ。どんなことでも、いやいややらされるのと、自分からすすんでやるのでは、集中する度合いも成果も格段に違う。
こどもにすすんで何かをさせるのは、まず親がこどもの前で、それを楽しそうにやってみることが効果的。こどもは基本的に親のまねをしたがるので、その習性を上手に利用しよう。
わたしはいつもこどもたちの前で、楽しそうに泳いだり潜ったりする姿を見せていた。するといつの間にか、こどもたちは水に入るのが大好きになり、上手に泳げるようになった。同じようにこの習性は、こどもの勉強の習慣作りにも応用できる。
我が家で実際おこなっている、こどもの習性を利用した具体例を次にいくつかご紹介しよう。
- 親が楽しそうに勉強や調べもの、読書をしている姿をこどもに見せる
- 家族の楽しい会話や笑い声が響くリビング/食卓で、家族がいっしょに勉強や読書を楽しむ
- 子供部屋や学習机は与えない
- トイレや廊下、お風呂場など家の中のいろんなところに、世界地図や漢字表、歴史年表、化学記号、アルファベット表などを貼る
- 本棚には親と子供の本をごちゃごちゃに混ぜて並べる
- 自治体や大学等が行う子供向けイベントに積極的に参加する
- 家族で博物館や美術館へ出かける
- 時々家族全員で食事を作る
- 小学生新聞を購読する
- サッカーがオフの休日はなるべく自然を体験できるところに出かける
ポイントは、暖かくてなごやかな日常の家庭生活の一部として勉強が自然に存在する、という雰囲気を作ること。
それから勉強を強要するのではなく、むしろ制限するのも効果的。勉強なんかしてたら目が悪くなっちゃうぞ、とか、身体の弱い子になるぞ、と言って勉強することを制限する。するとおかしなもので、だめと言われると逆に親の目を盗んでも勉強するようになるから面白い。
一方、「先に勉強を終わらせたら遊んでもいいよ」というのは逆効果です。「これは勉強はつらいもの」というメッセージを暗にこどもに送っているようなものだから。
我が家では「思いっきり遊んだら勉強してもいいよ」と言って育ててきました(笑)
ホテルに戻って子供はプール遊び、大人はシャンパンで乾杯
イアのビーチから坂を登って戻ってホテルに戻って来たのは午後5時すぎ。
夏のヨーロパは日が長く、夜9時をすぎないと暗くならない。
だから午後5時なんて、日本の感覚で言ったらまだ早朝みたいなもんだ、って、それはいくらなんでもおおげさでしょう~~、ウハ。
まあとにかく、夕食までは時間があるし、こどもたちはホテルのプールで遊ぶとはりきっている。
繰り返しっぽくなるが(って繰り返しでしょー!)今日は火山島に登ったり、海中温泉に浸かったり、イアやティラシアに登ったり、おまけにさっきまで海で泳いでいたのに、まだ泳ぎ足りないのかー。
まあ、子供が元気なのはノープロブレムですが。
こどもたちは夏の炎天下でもサッカーの試合を1日に3試合も4試合もしてるから、今日のエクスカーションくらいでは準備運動程度なのだろう。
ラッキーなこととにファナリヴィラズのプールは、わたしたちの部屋のテラスのすぐとなりにある。
おまけに泳いでいる人も、プールサイドで本などを読んでいる人もいないので、まるっきり我が家のプライヴェートプールみたいなものだ、わははは、こりゃいい〜。
じゃあ、夕食の時間までプールで遊んでていいよ。
やったぁ~~、と勢いよく水に飛び込むカイとリュウ。
この素敵な旅行に感謝して
じゃあ、こどもたちがプールで遊んでいる間、ママとシャンパンで乾杯しましょう!
ファナリヴィラのわたしたちの部屋には、無料のシャンパンがついていた。
こどもたちの日焼けした笑顔と、エーゲ海の風と、家族の健康と、このステキな旅行に感謝して~~
CHEERS !!
イアで最後のディナー
シャンパンを飲んでたら気持ちがよくなってうっかり居眠りをしてしまった。
人の気配に目が覚めると、こどもたちはいつの間にかプールからあがって勉強をしている。
時計を見たら午後8時前。
もうこんな時間かーー、じゃあそろそろ夕食に出かけようか?
ホテルから出ると、今日も街は夕日を見に集まった人であふれかえっている。ひゃぁ~~。
こどもたちとはぐれないようにしっかり手をつないで、人ごみをかきわけて進む。夕日が見えない裏路地のほうがすいてて歩きやすいぞ。
ブルードームのすぐ上にあるレストラン「TERPSI OIA」
今日は青いドーム屋根の教会を見下ろす絶好のポジションにあるレストランへ行こう。
路地からレストランに入って2階のテラスに上がると、まさにドンピシャ!。テラス席のすぐ下に教会のブルードームとエーゲ海のパノラマが広がっている。
感動的な眺めだ。
ブルードームのすぐ上にあるレストラン「TERPSI OIA」のテラス席からはブルードームとエーゲ海のこれぞサントリーニ島という景色が見れますよ。
TERPSI OIAの地図
営業時間
月曜ー日曜 8:00-24:00
「TERPSI OIA」の公式サイト
http://www.terpsienoia.restaurant
でも、あまりにも夕日の時間にタイミングが良すぎて、海側の席はすべて満席でした~~残念(涙)
日中あんなに暑かったのがウソのように夕方は涼しくなる。
風がさらさらして焼けた肌に気持ちいい。
空を染める夕暮れの光線が美しく、サントリーニはまさにこの時間が最高にステキだと思う。
で、いつまでも景色に見とれてないで、メニューを見て食事をオーダーしようか。
お昼にティラシア島でたらふく食べたので、まだあまりお腹が減っていない。
オーダーしたのはトマトのパスタ、ペペロンチーニ、マッシュルームのリゾット。
ここは景色だけごちそうとしていただいて、さらっとパスタ&デザートですまそうか、ってデザートは食べるんかい!
オール・シンプル系。シンプルな料理ほどその店の実力がわかるというものだ。
で、このお店、眺めの良さだけでなく、料理の実力もすばらしかったです、ウホ。
よく考えてみたら、ウィーン~アテネ~エジプト~イスラエル~キプロス~トルコ~サントリーニ、と流れてきた今回の旅行も、いよいよ大詰め。
今夜1泊と、明日アテネに戻って2泊を残すだけとなった。
ああ~本当に楽しかったね。
ここままで大きなトラブルもなく、けがも病気もなくたどり着けたことに感謝しよう!
そして残りわずかとなった日々も素敵なものになりますように!
イアにあるそのほかの眺めのいいレストラン
● 1800bar-restaurant
● Karma Restaurant & Bar
イアでショッピング
日が暮れて暗くなるとイアの街からめっきり人が少なくなる。
イアはホテルの数が多くないため、日帰りでこの街を訪れる観光客がほとんどだからだ。
食事が終わったら、カロリー消費のためにも、ちょっとぶらぶらしながらホテルまで戻ろう。
ちょうどママのサンダルのひもが切れちゃったから、いいものがあれば買いたと言ってるし。
で、昼間に目をつけていたというサンダル店に行って即買いました〜
夜のイアはおとぎ話の街
夜のイアの街は、どの路地を歩いてもおとぎ話の絵本から飛び出してきたような可愛らしさ。
家電量販店とかショッピングモールとかの大型店がないから、街は明るすぎない。キャンドルのライトのような優しい光に包まれている。
こどもたちは絵本の主人公になった気分でわくわくドキドキしながら夜のイアを探検する。
イアのジュエリーショップ
「やっぱり気になるお店があるからちょっと戻っていい?」
目を付けていたサンダル専門店で、お気に入りのサンダルをゲットしたママは、夕食を食べたレストランまで引き返したいと言う。
そしてその隣にある「AR Temis 」というアクセサリー&ジュエリーショップへ入った。
買うつもりはぜんぜんないけど、どんなデザインのアクセサリーをいくらくらいで売っているのか、参考までに見ておきたいとのこと。
でもちょっとひやかしに入っただけなのに、お店のおやじんさんはしつように食下がってくる。
夏ももう終わりに近いこの時期、お店のほうでも最後の売り上げを確保しようと必死だ。
いや、ぜんぜん買う気ないですよー、と言ってるのに、まったく気にしてない様子。これでどうじゃ!と値段を下げ続ける。
そのうち、えっ、その値段本当?というところまで下ったのを見て、そんなに安くしてくれるのならせっかくだから、いただいちゃおうか、と、銀行の貸金庫の扉より堅いママの財布のひもをこじあけたのだった、うひゃー。
このおやじさん、ひょうひょうとした顔付きで、なかなかやり手のセールスマンだね。
こうして、夏のヨーロッパのリゾート風サンダルとネックレス&ブレスレットをゲットしたママは、いつになくご機嫌な笑顔でお店を出る。
見上げると、エーゲ海の夜空には、ギリシャ神話に登場する神々たちの星座が、きらきら輝いていた。
イア子連れ旅行記のまとめ
イアの2日目の夕方〜夜の様子を旅行記にまとめてみました。
アモウディ港から歩いてイアに登ってホテルで休憩してシャンパンを飲んで居眠りをしてもまだ明るい!夏のギリシャは日没時間が遅いから1日を長〜く使えて旅行者にはありがたいですね。
それから夜のイアはめっきり人が少なくなり落ち着いて買い物を楽しめますよ。絵本から飛び出してきたおとぎ話の街のような雰囲気も昼間とは全く違っています。
この旅行記を参考に素敵なギリシャ・サントリーニ島旅行の計画を立ててください。
このブログ記事があなたの子連れギリシャ・サントリーニ島旅行の参考になったらとっても嬉しいです。
それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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