【個人手配アテネ子連れ旅行】2日間よくばりモデルコースとおすすめの観光スポット

2019年2月15日

パルテノン神殿を眺めながら座ってお話する子供たち

ども!カリメーラ!子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れ4人家族でちょっと欲張りな個人手配ギリシャ旅行を楽しみました。

今回のブログ記事は2日でアテネの見どころを回るモデルコースと、子連れ旅行におすすめの観光スポット5選の紹介です。ぜひ参考にしてくだされ。

アテネ子連れ旅行2日間の観光モデルコース

おすすめの子供の年齢:小3〜中3

子連れのポイント:遺跡見学だけでは子供が退屈するので、ホテルのプール遊びやプチトレッキング(丘に登る)など子供が喜びそうなアクティビティを組み入れています

モデルコースの旅程表

1日目
9:00〜 世界遺産アクロポリス観光(パルテノン神殿、ディオニソス劇場、プロピレア門、エレクティオン、イドロ・アティコス音楽堂など)
11:00〜 新アクロポリス博物館見学
12:30〜 アテネゲートホテルのルーフテラスレストランで昼食
14:00〜 パナシナイコスタジム、ゼウス神殿見学
15:00〜 ホテルのプールで遊ぶ
18:00〜 フィロパポスの丘に登る
19:30〜 プカラ地区のレストランで夕食
2日目
9:00〜 アテネ国立考古学博物館見学
11:30〜 リガヴィトスの丘に登る
13:00〜 コロナキ広場のタベルナでランチ
14:00〜 ギリシャ子供博物館(小学校高学年以上ならアテネ貨幣博物館)
16:00〜 ホテルのプールで遊ぶ
18:00〜 古代アゴラ見学
19:30〜 モナスティラキ広場のタベルナで夕食

モデルコースの解説

1日目の朝一番でアクロポリスに行くけど、開園前から行かないとチケットを買うのに大変な行列に並びます、うへ。それから午前中はパルテノン神殿の正面から写真を撮るととんでもない逆光になるぞ。

アテネ観光最大の目玉(目玉おやじか〜〜)なので初日の朝一番のスケジュールにしましたが、本当は夕方に行ったほうがいい。夏は19時まで見学できるし朝と比べると混雑していません。それに夏のギリシャでは夜9時でも明るいので19時というのは昼間と変わりません。

もしアクロポリス観光を夕方に持ってくるならフィロパポスの丘を朝に変更したらいいかな、うんうん。

アテネゲートホテルのルーフテラスレストランからはパルテノン神殿やゼウス神殿がよ〜〜く見えるのでわざわざ観光しなくてもいいくらい。ここでゆっくりランチを食べながら休んで、午後はホテルのプールでのんびりするので、1日目の移動はすべて徒歩で大丈夫です。

歩きまわって少し疲れたくらいのほうが食事が美味しく食べれるぞ。そのうえ夜はぐっすり眠れますぜ、旦那。

2日目はホテルから国立考古学博物館へ行く時は時間節約のため地下鉄を使いましょう。そのあと考古学博物館からリガヴィトスの丘、コロナキ広場、子供博物館、ホテルは同じ方向への一筆書きルートなので、徒歩で問題ありません。

ギリシャ子供博物館は日本でいうと設備の整った「児童館」みたいな感じ。10歳くらいまでの子供は楽しいいけど、小学校高学年以上だったらここよりアテネ貨幣博物館がおすすめです。

ホテルから古代アゴラ、モナスティラキ広場は全部徒歩圏内。夕食はモナスティラキ広場のバイラクタリスがおすすめです。

アテネ子連れ観光におすすめのホテル

エレクトラパラスホテルのルーフプールで遊ぶ子供たち
エレクトラパレスホテルのルーフプールからパルテノン神殿を眺める

モデルコースではアクロポリスの丘に近いエレクトラパレスホテルに宿泊することを想定しています。遺跡観光や食事、買い物に便利なロケーションにあるホテルです。

このホテルの屋上には眺めのいいルーフトッププールがあります。プールサイドのデイベッドに横になりながらパルテノン神殿を見ることができるので、わざわざアクロポリス観光に出かけなくてもいいくらいです。

そしてプールサイドにはレストラン&カフェもあります。冷たいカクテルをデイベッドに横になって飲みながら、小説や雑誌を読んだり惰眠をむさぼったり、時々子供達がプールで水しぶきをあげて遊ぶ姿を見ながらゆっくりできます。

このモデルプランのように観光の途中にプール遊びのスケジュ−るを入れることで、子供の息抜きができますし、大人もほど良い休息が取れます。プール遊びの間、パパかママが交代でショッピングや街歩きに出かけてもいいでしょう。

アテネ旅行におすすめの季節は?〜いつ行くのがいいのか

パルテノン神殿
アテネゲートホテルのルーフテラスにあるレストランからの眺め

アテネ子連れ旅行は夏がおすすめです。光が溢れ雲ひとつない抜けるような青空のもとで見る景色、撮った遺跡や子供達の写真は、冬のどんよりした薄暗い空のもとで見たり撮ったものとは比べ物にならないくらい素敵です。

夏は観光するのに暑い、人が多い、料金が高い、などのデメリットもありますが、最高に美しいアテネを観光することができる季節です。せっかく遠いギリシャまで行くならアテネが一番いい顔をする季節に行って下さい。

それから夏は遺跡や博物館などの開園時間が長いというメリットもありますよ。夏以外の季節だと上記で紹介したモデルプランを実行するのは難しい部分があります。また夏は日没時刻が遅いため(午後9時前後)遅くまで明るい太陽の下で観光できます。

子連れにおすすめのアテネの観光スポットベスト5

プロピライア門を登る子供たち
アクロポリスのプロピライア門

1位:アクロポリス〜アテネ観光のハイライト

今からおよそ2500年前に建てたれた古代ギリシャ文明を象徴する遺跡。そしてアテネ観光のハイライトです。うお〜〜。モデルコースは2日間だけどそんなに時間がないよ〜というビズィーピーポーが1箇所だけ行くとしたら間違いなくここです。

わたしも始めてアテネを訪れた時はローマからカイロへ向かうフライトのアテネ乗り継ぎの時間でした、あひゃ〜。5時間の乗り継ぎ時間だったので、エアポートバスでシンタグマ広場へ行って、そこからダッシュでアクロポリスへ登りまたダッシュで降りてきてバスで空港に戻りました。まるでトライアスロン並みのハードさ、うはは。

アクロポリス観光のハイライト、パルテノン神殿はペルシャ戦争の勝利を祝って、紀元前432年に建てられたもの。内部には巨大な青銅製のアテナ女神像が東を向いて祭られていました。

パルテノン神殿とほぼ同じ時期に、プロピライア(前門)、エレクテイオン、アテナ・ニケ神殿などが完成しアクロポリスの丘を形成していました。標高156mのアクロポリスの丘は1987年にユネスコの世界遺産に登録されています。

2019年11月現在、アクロポリスの入場料は大人20ユーロ、18歳未満無料

*2008年には共通チケット(他の遺跡にも入場できる)で大人12ユーロ、子供無料でした、うう。

*11/1-3/31は入場料が半額になりますが、見学する価値は夏に比べて半分以下です

公式サイト:http://odysseus.culture.gr/h/3/eh355.jsp?obj_id=2384

アクロポリスの地図

2位:リガヴィトスの丘〜アテネの絶景スポット

リガヴィトスの丘の頂上からアテネ市街地を見下ろす子供たち
リガヴィトスの丘の頂上からの眺め

リガヴィトスの丘はアテネの中心シンタグマ広場の北西約500mのところにあるアテネで一番高い丘です。標高はおよそ300m、世界遺産アクロポリスの丘のおよそ倍の高さで、頂上からパルテノン神殿を見下ろすことができます。

地下鉄エバンゲリスモス駅(コロナキ広場の近く)から600m(徒歩10分くらい)のところにケーブルカー乗り場があり頂上まで登ることができますよ。

リガヴィトスの丘ケーブルカー
営業時間 午前8時30分から翌朝の2時半
運行間隔 30分
乗車料金 大人7.50ユーロ こども4ユーロ 3才以下無料
公式サイト https://www.lycabettushill.com

歩いて登れる遊歩道もあって子連れにはそちらもおすすめです。行きはケーブルカー、下りの帰りはハイキング、でもいいかも。

頂上にはオープンテラス席のあるおしゃれな地中海料理レストランとカフェがあってアテネ市全域、エーゲ海まで360度のパノラマビューで楽しむことができますよ、おお〜〜。

地中海料理レストランの公式サイト:http://www.orizonteslycabettus.gr

それから19世紀に建造された聖ゲオルギオス教会の礼拝堂と鐘楼があって内部を見学できます。

リガヴィトスの丘の地図

3位:アテネ国立考古学博物館〜旅育におすすめ!

アテネ国立考古学博物館

国立考古学博物館はクレタ島以外のギリシア各地で出土した展示品を集めた古代ギリシア美術に関する世界有数の博物館です。3000年以上の時を超えた貴重な発掘品を目の前で鑑賞することができます。特に「黄金の仮面」、「馬上の少年像」、デロス島の「アフロディーテと牧神パンとエロスの像」など必見ですぜ、お代官さま。

子供時代に博物館などへ行く知的体験は子供の好奇心を刺激し心と頭の包容力を大きく成長させます。旅育効果抜群のスポットです。

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アテネ国立考古学博物館
営業時間
  • 4/13-10/31:8:30-16:00(水曜〜月曜)13:00-20:00(火曜)
  • 11/1-4/12:8:00-16:00(水曜〜月曜)12:30-20:00(火曜)
休館日 12/25、26、1/1、3/25、5/1他(イースター休日など)
入館料
  • 4/1-10/31:10ユーロ
  • 11/1-3/31:5ユーロ
公式サイト https://www.namuseum.gr/en/

アテネ国立考古学博物館の地図

4位:パナシナイコスタジアム〜近代オリンピックの舞台

パナティナイコスタジアムを見学する子供たち
パナシナイコスタジアム

ギリシャといえばオリンピック発祥の国。近代オリンピックの舞台となったパナシナイコスタジアムはスポーツの歴史と精神を学ぶため、是非子連れで訪れて欲しいスポットです。

もともとはパンアテナイ大祭の競技場として紀元前329年に建設され、その後ローマ時代に大理石の観客席が設けられました。

そして1896年の第1回近代オリンピック大会の会場として再び脚光を浴び、2004年の第28回大会では、男女マラソンのゴール地点とアーチェリーの会場に使われました。女子マラソンでは日本人の野口みずき選手が優勝のゴールテープを切った歓喜の場所でもあります、ワンダホー!

オリンピック博物館やギフトショップも充実していますよ。

入場料:5ユーロ、学生2.5ユーロ、6歳未満無料

8~19時(冬期は~17時)

パナシナイコスタジアム公式サイト:http://www.panathenaicstadium.gr/Default.aspx?tabid=84&language=en-US

パナシナイコスタジアムの地図

5位:ギリシャ子供博物館

料理や朗読、音楽、美術、工作など、いろいろなことにチャレンジできる体験型のミュージアムです。お子さんが小学校高学年以上ならアテネ貨幣博物館がおすすめ!

アテネ貨幣博物館:紀元前14世紀から現在までの50万を超える貴重なコインを展示する世界屈指の貨幣博物館。トロイ遺跡を発掘し夢を実現した実業家シュリーマンの邸宅を改装して博物館として公開している。豪華な内装も必見。

ギリシャ子供博物館の公式サイト:https://www.kidslovegreece.com/en/culture/hellenic-childrens-museum/

アテネ貨幣博物館の公式サイト:http://www.nummus.gr

ギリシャ子供博物館の地図

アテネ貨幣博物館の地図

アテネ子連れ旅行2日間よくばりモデルコースとおすすめの観光スポットのまとめ

ゼウス神殿を眺める次男

子連れで旅行するときは観光やショッピングの合間にプールで泳ぐ時間やハイキングなど子供の息抜きのスケジュールを入れることが大切です。それらのスポットを上手に組み入れながらアテネ子連れ旅行を楽しんで下さい。

このブログ記事があなたの子連れアテネ旅行の参考になったならとっても嬉しいです。

それではどこかでまたお会いしましょう。良いご旅行を!

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