ロープウェイでミューレンへ

2019年2月3日

ロープウェイでミューレンへ行く

ミューレン行きケーブルカーはお休み中

実はミューレンへ登るロープウェイ乗り場は、

トゥリュンメルバッハの滝からバスでほんの5分くらいのところにある。

 

わたしたちがわざわざラウターブルネンへ引き返したのは、

ラウターブルネンからケーブルカーでミューレンへ行きたかったから。

 

ところがバスを降りてケーブルカー乗り場に着いてびっくり。

ケーブルカー改修中で

お休みじゃありませんかー!!

なに~。

 

「だってさっきバスに乗るとき見たじゃない」とママ。

 

いや~全然気づかなかった。

言ってよ~、もっと早く

 

次のバスは30分後

お店は日曜でほとんど閉まっちゃってる。

あーあ、仕方ない、わたしたちは、バス停前にある

ツーリストインフォメーションでしばし時間をつぶした。

 

ロープウェイからの眺め

 

再びバスで

ロープウェイのシルトホルンバーン駅経由、

シュテッヒェルベルグ行きのバスは、

インターラーケンからの電車の到着にあわせて出発する。

 

電車を降りた人が駅からぞろぞろ乗り込んできて、

バスが満員になる。

 

シュタウプバッハ滝を右手に見ながら、

ラウターブルネンの村をはなれ

さっき行ったばっかりの

トゥリュンメルバッハもすぎて、

10分足らずでシルトホルンバーン駅に到着した。

 

ミューレン行きロープウェイ乗り場

  ギンメルワルトでゴンドラを乗り換える / ミューレンのゴンドラステーション / ミューレンの景色

 

ロープウェイ

 

バスはシルトホルンバーン駅の入り口に停車、

バスを降りて階段を登った2階がロープウェイ乗場だ。

 

一応念のためにスイスパスを見せたら、

なんとこのロープウェイも

無料に!

 

うははは、すごい威力だ。

おそるべしスイスパス。

 

ロープウェイはここから一挙に

、断崖絶壁の上にあるギンメルワルトまで登っていくのだが、

下から見上げてもものすごい角度だ。

 

こんな急角度のロープウェイ、乗ったことないぞー。

上のほうは雲がかかって見えない。

 

銀色の大きなゴンドラが到着すると

待っていた乗客がいっせいに乗り込んだ。

 

ドアがしまり満員のロープウェイが静かに動き出す。

前にすすむというより、まるで空へ上昇していくような感じだ。

 

地上がみるみる遠ざかる。

右手には断崖絶壁の岩肌。

 

満員の重さでゴンドラはギシギシと揺れ

 

ロープが切れるんじゃないか

とはらはらどきどきしっぱなし。

 

その時間はとても長く感じたが、

ものの5分でギンメルワルトに到着した。

 

ミューレンの風景

 

ミューレン

 

ギンメルワルトでゴンドラを乗換えてミューレンへ向う。

乗ったときと反対側のドアが開き、

わたしたちの順番は一番最後になった。

 

そしてギンメルワルトから5分足らずでミューレンに到着。

ミューレンで降りる人はわたしたち以外ほんの数組。

 

ここでゴンドラを乗換えて

さらに上のシルトホルン展望台を目指す人が大半なのだ。

 

ミューレンはラウターブルネンから見上げた

断崖絶壁の上にある小さな村。

 

断崖の縁にそって1kmほど集落が続いている。

車の乗り入れを禁止しているので、

子連れでぶらぶらするにも安心だ。

 

通り沿いにはカフェや民宿、ホテル、お店がぽつんぽつんと並んでいるが、

人が少なくとても静かでのんびりしている。

 

雲は村より下にたちこめているので

ここまで登るともう雨は降っていなかった。

 

わたしたちはロープウェイステーションを背に、

ひっそりとした雨あがりのミューレンを歩き始めた。