グッドモーニングサーファー
アロハ〜☆マリンスポーツ歴40年、カウアイ島にタイムシェアーのリゾートコンドを購入し毎年子連れハワイ旅行を楽しんでいます。日本人にはまだまだ馴染みの薄いカウアイ島の情報を発信しています。
ハワイ旅行10日目。いよいよ今回の旅行の最終日になりました。今日は朝ジョギングをして、朝食後にブルネッキーズビーチで最後のボディボードを楽しみました。
ハワイ子連れ旅行のスケジュール
<1日目>
- 23:40 羽田・東京国際空港発 ハワイアン航空458便
- 12:50 ホノルル国際空港着 着後エアポートシャトルバスでホテルへ
- 午後 カラカウア大通り、ワイキキビーチウォーウ散策
- 夕食 チャックステーキハウス
パシフィックビーチホテル泊
<2日目>
- 朝食 ワイキキビーチのマクドナルド
- 午前 ワイキキビーチで泳ぐ
- 昼食 クレープハウス
- 午後 パシフィックビーチホテルのプールで泳ぐ
- 夕方 ダイヤモンドヘッド1周ジョギング
- 夕食 ハレクラニの「ハウスウィズアウトアキー」
パシフィックビーチホテル泊
<3日目>
- 終日 自転車を借りてサンディービーチまでワイキキから往復サイクリング
- 夕食 アラモアナセンターの「ババガンプシュリンプ」
パシフィックビーチホテル泊
<4日目>
- 午前 ワイキキビーチでのんびり
- 11:50 ホノルル空港インターアイランドターミナル発 ハワイアン航空185便
- 12:20 カウアイ島リフェ空港着 着後レンタカーを借りてククイグローブショッピングセンターへ
- 昼食 ククイグローブセンターの「デリ&ブレッドコネクション」
- 午後 コストコカイアイ店と地元のスーパーで食材の買い出し
- 夕方 コンドミニアムにチェックイン
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<5日目>
- 午前 グランドハイアットカウアイのプール
- 昼 シップレックビーチで泳ぐ
- 午後 ポイプビーチでボディボード
- 夕方 ククイウラショッピングヴィレッジ
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<6日目>
- 早朝 朝のジョギング
- 午前 コンドミニアムのプール
- 午後 南海岸のブルネッキーズビーチでボディボード、その後東海岸のリドゲートビーチでボディボード
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<7日目>
- 朝食 セントレジスプリンスビルリゾート&スパで朝食
- 午前 ノースショアのハエナビーチでボディボード、その後隣のトンネルビーチでシュノーケル
- 昼食 ハエナビーチパークでピクニックランチ
- 午後 東海岸のアナホラビーチでボディボード
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<8日目>
- 午前 ジョギング後コンドミニアムのプールで泳ぐ
- 午後 ディズニー映画「リロ&スティッチ」の舞台となったハナペペタウン見学
- 夕方 南海岸のソルトポンドビーチで泳ぐ、その後オールドコロアタウンで買い物
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<9日目>
- 午前 カウアイコーヒーカンパニービジターセンター見学
- 終日 ピヘアトレイル、アラカイトレイルを子連れでトレッキング
- 夕方 ワイメアタウンのイシハラマーケットで買い物、ラパーツアイスクリーム本店
ダイヤモンドリゾートポイントアットポイプ泊
<10日目>
- 午前 ジョギング後ブルネッキーズでボディボード
- 午後 コンドミニアムのプールで泳ぐ
- 16:50 カウアイリフェ空港発 ハワイアン航空190便
- 17:20 ホノルル国際空港着
- 18:45 ホノルル国際空港発 ハワイアン航空457便
機中泊
<11日目>
- 20:15 羽田・東京国際空港着
子供の勉強部屋について
楽しかったハワイ旅行も今日がいよいよ最終日です。でも最終日といってもフライトは夕方なのでそれまではゆっくりできます。朝起きたらいつものように海辺の遊歩道をジョギングして部屋に戻ってシャワーを浴びてから朝食をいただきました。
そのあとリュウは宿題と勉強、わたしは読書、ママはソファーでごろごろしながらテレビショッピングを見ています。リゾートコンドミニアムですからリビングにはソファー、ダイニングにはテーブルとイス、寝室にはベッド、など必要なものはすべて揃っています。が、子供の勉強部屋はありません。ですからリュウが勉強するところは主にダイニングテーブルです。
ところで我が家では「子供部屋」を与えていません。
こどもが宿題や勉強をするのは、家でもダイニングテーブルかリビングのテーブルです。うちは特殊なマンションで間取りの広さは400平方メートルあります。ですから子供部屋はいくらでも用意できるのですが、我が家のポリシーとして与えていないのです。
理由のひとつは、少しでも子供と同じ空間にいたい、という考えです。親の目の届くところでいつも勉強していれば、子供の集中度や勉強の進み具合が良くわかります。それに疑問点や質問があれその場で親に聞くことができます。私とママも同じ空間で本を読んだり調べものをしたり、勉強をしたりします。
「子は親の背中を見て育つ」
と言いますが、親も子供も同じ空間で読書や勉強をすることの意味はとても大きいのです。
もうひとつの理由は、こどもを甘やかすことはこどもにとって最大の虐待だと思うからです。子供が一生何の苦労もなくつらい思いをすることもなく過ごすなんてありません。
壁にぶつかってつらい思いをしたり悩んだりして、そこから這い上がってくることが人生の価値だと思います。その試練に向かう訓練の時間にこどもを甘やかしていいては、心も身体も弱い人間になってしまうのです。
その子供を甘やかす大きな要因のひとつは「子供部屋」です。狭い日本の住宅事情で、子供に専用の部屋を与えることの金銭的コストがどれくらい贅沢なことか考えたことがあるでしょか?もし自宅が賃貸なら、坪当たり、毎月いくら子供部屋にかかっているのか?、購入した家なら一坪当たりの単価を計算してみて下さい。
個室がないと集中して勉強ができないということはまったくありません。我が家ではいつもダイニングテーブルで勉強しているので、ハワイのコンドミニアムのダイニングテーブルでも快適に感じながら勉強できるのです。そればかりか、空港の待合室や飛行機の中でも集中して勉強できます。
子供部屋を与えないと子供は勉強しないなんていうのは親の大きな思い違いであることを理解しましょう。
朝の勉強のあとボードを持ってビーチに向かうリュウ
グッドモーニングサーファー
リュウの勉強が終ったらみんなでブルネッキーズビーチへ行きました。コンドミニアムの敷地を出るのにおよそ5分、敷地の外からビーチまでもおよそ5分で合計10分の距離をボードを持って歩きます。ブルネッキーズビーチはカウアイ島南海岸にあるボディーボード天国のビーチです。早朝から日没まで大勢のボディーボーダーで賑わっています。
今朝は日本へ帰国する前の最後の波乗りです。カウアイに着て毎日ボディーボードをしましたが、ずいぶんうまくなりました。大きな波にすいすい乗ってビーチまでひゅーーんと滑るようにやってきます。
「おお、うまくなるもんだなー」
「このままあと何日かいたらプロ級にうまくなるね」
息子が夢中になって波乗りをしている様子をビーチに腰かけて眺めるわたしたち。ああ、ここに長男のカイがいればもっと楽しかったのになー、カイにはかわいそうなことをしたなー、なんて話しながら朝の潮風に吹かれていました。
さて、お昼近くまで波乗りを楽しんだあと、そろそろ帰るにあたり、この愛着のあるボードをどうするか?という話になりました。
いくら愛着があるといっても日本に持って帰るわけにはいきません。飛行機に積むと1万円くらい運搬料をとられます。10ドルで買ったボードにそんな「大金」は払えません(><)。ですから捨てていくしかないのですが愛着のあるボードをポイと置き去りにするのも忍びないものがあります。そこで一番いい解決法はハワイに到着したばかりの子連れの旅行者に譲ることです。
ではハワイに到着したばかりの旅行者をどう見分けるか?
簡単です。まだ日焼けしていない家族連れを探せばいいのです。ちょうどわたしたちのそばに10才くらいの男の子がいました。お父さんもお母さん子供も真っ白でぜんぜん日焼けしていません。しかもそのこどもは他の子供たちがボディボードをしているのをうらやましそうに眺めています。
「あの~よかったらこれ使いませんか?」と声をかけたら一瞬驚いた表情でお母さんがこちらに視線をむけました。
「今日の夕方の便で日本に戻るのでもう使わないんです。カウアイにいる間ずいぶんこれで遊びましたがまだまだ十分使えますよ」
話を聞いているうちにお母さんの顔がぱーっと明るくなりました。こどものほうを見ると「ええ、いいの?信じられない!」というような驚きの表情で今にも空を飛びそうに喜んでいます。
10ドルくらいのもんですからたいした出費ではありませんが、初めてアメリカ本土からハワイに来た旅行者にとっては、いったいどこで買えるのか?いくらするのか?検討もつかないはずです。それが時間をかけてどこかにいったりせず、今この場でボディボードに夢中になっている大勢の子供たちを見てうらやましく思っているこどもに「さあ、いってこい」と渡せるのですからこんな最高のタイミングはないでしょう。
まるで当たりの宝くじをわけてもらったみたいに顔をくしゃくしゃにして満面の笑顔でお礼を言うお父さんとお母さんに「喜んでくれる人に渡せてわたしたちも良かったです」言いながら、さんざん遊んだブルネッキーズビーチをあとにしました。
え?もう帰るの?もっと遊びたいな~~。
ビーチで砂遊びをする家族連れ。
遊歩道を散歩しながらてくてくと部屋へ帰ります。部屋に戻ったら荷造りをしていよいよカウアイ島ともお別れだね。