子連れハワイ旅行のエキスパートが教える・時差ぼけ解消法

2019年1月14日

ハワイの時差ぼけ解消のための朝の散歩

aloha〜☆マリンスポーツ歴40年、カウアイ島にタイムシェアーのリゾートコンドを購入し毎年子連れハワイ旅行を楽しんでいます。日本人にはまだまだ馴染みの薄いカウアイ島というマイナーな島の情報を発信しています。

今日はハワイ滞在5日目、時差ぼけもだいぶ解消されてきました。でも時差ぼけは体の免疫力を落とし旅行中病気にかかるリスクが高まるので早めに解消しましょう。この項では時差ぼけ解消テクニックを紹介します。

カウアイ島最初の朝

カウアイ島の朝はとても素敵です。特にわたしたちが泊まっているダイヤモンドリゾートは格別です。敷地がとっても広いので自動車の音が聞こえません。バイクのけたたましい音も、ゴミをあさるカラスの鳴き声も、踏切の音も聞こえません。もちろん集配トラックの荷物を運ぶ音や、飛行機やヘリコプターが上空を飛び交う騒音も、清掃車の音も、工事現場の音も聞こえません。

朝の光のシャワーとともに窓から部屋に流れ込んでくるのは、遠い潮騒とヤシの葉ずれの風の音、それから小鳥のさえずりです。

昨日カウアイ島に到着したのは午後でしたから、今朝がカウアイ島で向かえる最初の朝です。今朝は6時に起きて、リュウと海辺の遊歩道をジョギングしました。貴重なカウアイでの時間を、ベッドで朝寝して過ごしたらもったいないですからね。

コンドミニアムの朝の風景

ハワイと日本の時差計算方法

ハワイと日本の時差は19時間です。

ハワイにはサマータイムは導入されていません。

またハワイの島間には時差はありません。

日本がハワイより19時間進んでいますので、ハワイの時間を計算するには下記のようにします。

「ハワイの時間=日本の時間ー19時間」

でもこれって実際やってみるとけっこうめんどうです。今、午後の1時だから13時マイナス19時間で、え~~っと、、、暗算が苦手なわたしは途中で放棄。でもそれでは困ることもあるので、もっと簡単に計算できる方法を考えました。

それは

日本の時間に5時間を足して1日戻す方法です。

例えば日本が午前8時なら、5時間足すと13時、そして1日戻すので、ハワイは昨日の午後1時ということになります。逆にハワイから日本の現在時刻を計算するときは、ハワイの時間から5時間引いて1日進めます。

ハワイが午後1時なら、5時間引いて午前8時、そして1日進めるので、日本は明日の午前8時ということになります。

ガーデンを散歩する次男

時差ぼけの正体は?

海外旅行の悩み事のひとつに「時差ぼけ」があります。時差ぼけとは、日本と旅行先現地時間の時差によって、体内時計(内因性リズム)が不安定になることで生ずる心身の不調状態のことです。

具体的な症状としては、軽い睡眠障害から、集中力、判断力の低下、食欲増進又は減退、さらにひどい場合は吐き気や頭痛をもたらすケースもあります。

先ほどの時差の例で説明すると、旅行先のハワイで午前2時でも日本は午前7時です。体内時計は朝の7時=起床(日常の生活ではもっと遅い人もいると思いますが)なので、まだ暗い深夜の時間帯に目が冴えて眠れなくなってしまうのです。

逆にハワイで午後7時、さあ夕食を食べようか!という時間にまぶたがどろ~~んと重くなって睡魔に襲われます。ハワイが午後7時ということは日本は真夜中の12時ですから、眠くて当然ですよね。

このように、体内時計はまだ日本での生活時間で動いているのに、ハワイの時間が違うことで、そのずれから眠れない、逆に眠くてしょーがない、あるいは食欲がない、お腹が減ってしょーがない、という不調状態が生じるのです。

わたしは仕事の出張でよくニューヨークへ行きますが、東京とニューヨークの時差はちょうど12時間です。まったく昼と夜が逆転している状態です。そんな中で、ただでさえ難しい話しを英語で会議なんてされたら眠くて眠くてたまったもんじゃありません、ってそれは時差ぼけとは関係ないかもですね(><)

ちなみに時差は英語で「 a time difference」です。

でも時差ぼけは「a time difference senility」とは言わず、

jet-lag(ジェットラグ)」と言います。

朝の散歩ですれ違う人。サーフボードを持っている。

時差ぼけの特徴

時差ぼけは現地の生活リズムに順応してくると自然と解消します。若い人のほうが年配者より早く解消する傾向があります。また日本から西(ヨーロッパ方面)へ移動したときのほうが、東(アメリカ方面)へ移動したときより早く解消します。

一般的に時差ぼけが解消するのに1週間程度かかると言われています。でも旅行期間が1週間くらいなら、時差ぼけが解消して現地の生活に身体が順応した頃に帰国するということになります。そして日本に帰ったらまた日本での時差ぼけが始まります。これではたまったもんじゃないですよね。それに時差ぼけの状態では身体の免疫力が低下しているので、風邪をひいたり病気に罹りやすくなります。

1週間なんて悠長なことを言ってないで、もっと早く時差ぼけを解消する方法はないのでしょうか?

ふっふっふ、

ここまで引っ張っておいて「ない」なんて言えませんね。

あるんです。

しっかり時差ぼけを解消する方法が。

では我が家が実践しているハワイでの時差ぼけ解消法をこっそりご紹介しましょう。

朝のビーチ沿いの遊歩道

ハワイでの時差ぼけ解消法

ハワイでの時差ぼけを早急に解消する方法は次の3つをきちっと守って実践することです。

我が家はこの方法でいつも到着翌日から時差ぼけとは無縁のハワイ生活を満喫しています。

  1. 到着日は昼寝をしない
  2. 到着日は午後8時までに寝る
  3. 到着日の翌朝は6時までに起きる

ではちょこっと解説しますね。

コンドミニアムのリビング

到着日に昼寝をしない

日本からハワイへのフライト時間は、たっぷり寝るには短すぎます。3~4時間も機内で眠れればいいほう、へたをするとほとんど寝付けない状態のこともあります。そしてハワイ到着は大半の便が午前中です。つまり徹夜明けに近い状態でハワイに到着するということです。

当然睡眠不足で、そのうえ体内時計が反応する日本の時間はこれから夜になっていくので、ちょっと気を抜くと日中から夕方にかけてものすごい睡魔に襲われます。

でも眠いからとここで昼寝をしてしまうと、逆に夜寝付けなくなってしまいます。日本が朝になる午前2時頃には目が冴えてもう寝ることができません。すると次の日も睡眠不足でふらふらの状態が続き、また昼過ぎくらいから猛烈な睡魔に襲われます。こうなるともう時差ぼけを解消するのは難しくなります。

完全に昼夜が逆転した状態ですから、ハワイ旅行を満喫するどころじゃありません。ハワイへのフライトは夜行バス、それも走行距離が短く眠る時間が少しかない夜行バスだと考えるとわかりやすでしょう。

徹夜明けで到着してたっぷり昼寝をすれば、例え日本国内でも昼夜逆転の状態を解消するのは難しいものです。ましてやそもそも昼夜逆転の時差があるハワイでは尚更です。

フライト時間が短く夜行便で朝到着する、ということから生じるハワイ独特の時差ぼけを解消するためには、まず何が何でも、到着日は昼寝をしないことが重要です。

朝のビーチ

到着日は夜8時までに寝る

到着日はどんなに眠くても昼寝は我慢して、そのかわり夜になったらなるべく早くベッドに入りましょう。睡魔と闘い昼寝を我慢してきていれば、7時でも8時でもベッドに入ったらすぐ深い眠りにつけると思います。

早期に時差ぼけ解消を望むなら、くれぐれも夜更かしはしないで下さい。到着日に夜更かしをすると、短い旅行期間では時差ぼけを解消するのが難しくなります。

到着日の翌朝は6時までに起きる

寝いからといっていつまでもベッドで朝寝をしていると、これまた時差ぼけ解消は難しくなります。少々眠くてもぱっとベッドから起きて、カーテンを開け、あるいはラナイに出て太陽の光を全身に浴びて下さい

朝の太陽光線には体内時計をリセットする力があります

できれば朝日を浴びながら30分程度散歩やジョギングをすればもっと効果があるでしょう。それに朝きっちり起きることでその夜も早くから眠くなり、質の高い睡眠をたっぷりとれるサイクルに入ります。

結局、ハワイで時差ぼけを早期に解消するということは、「早寝早起き」の生活リズムを作るということです。早寝早起きのパターンに入ると、1日の生活がとても充実したものになります。時差ぼけを解消するだけでなく、心の底から笑いがこみ上げて来るような充実したハワイ生活を満喫できます。

そしてこの方法はハワイから日本へ帰ってきたときの時差ぼけ解消にも役立ちます。ぜひ帰国後も時差ぼけ解消と早寝早起きの生活リズム獲得を目指して下さい。

コンドミニアムの朝食

ジョギングから戻ってくると部屋にはコーヒーのアロマと甘~~い香りが漂っています。

いけません。これは先に帰ったママがワッフルを焼いてるな。きっとホイップクリームをこれでもかというくらい山盛りにのせていただくのです。その他にも昨日はシナモンロールを1箱買いました。1箱っていったい何個入ってるの~~(△△)毎朝1人3個づつ食べてもなくならないよー。

サラダにはハムとチーズをたっぷりのせて、シーザードレッシングをかけます。

カウアイ島のコンドミニアムのダイニングでブロッコリーのクリームスープとオレンジジュース、入れ立てのコーヒー、そして家族の笑い声に溢れた朝食をいただくのでした。