ハワイアン航空でカウアイ島へ
2001年にカウアイ島にタイムシェアーのリゾートコンドを購入し、毎年子連れで旅行しています。以来、日本人には馴染みの薄いカウアイ島のディープな情報を発信しています。
ハワイ旅行4日目、ダニエルKイノウエ空港からハワイアン航空に搭乗し、いよいよカウアイ島にむけてテイクオフ。
ハワイアン航空について
ハワイアン航空は1929年に「インターアイランド航空」としてホノルルに設立されたエアーラインです。ハワイ離島間のフライトの他、日本やオーストラリア、サモア、タヒチなどとハワイを結ぶ国際線や、アメリカ本土の都市への便も運航しています。
2007年にライバルの「アロハ航空」が倒産したため、現在(2019年12月)ハワイ離島間フライトを定期運行する最大手の航空会社となっています。
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ハワイアン航空国際線の路線図
ちなみにオアフ島以外のハワイの離島へのフライトを運行しているのは、ハワイアン航空以外では、GO!航空(2014年3月運行終了)、アイランドエアー(2017年11月運行終了)の2社ありましたが、現在はハワイアン航空とモクレレ航空のみです。
料金とメリット
ホノルル~リフェ/カウアイ間の航空料金は、片道おおむね6000円~12000円です。早朝や夜遅い時間帯のフライトは安く、お昼前後のフライトは高く設定されています。これはホノルル~カウアイに限らず、他の離島間のフライトに関しても同様です。
日本からホノルルまでのフライトをハワイアン航空にすると、ホノルル~カウアイ(あるいは他の離島)の料金は割引になります。また受け取り荷物の料金も、1人2個まで無料になる特典があります。
わたしたちの場合、羽田~ホノルルをハワイアン航空にしたので、今回の旅行ではすべての行程がハワイアン航空を利用することになりました。
ハワイアン航空のメリットは
- 料金の割引(ホノルル~カウアイ島間)
- 受け取り荷物無料
- 予約、手配が1カ所で済むので楽
などです。これに加えて、2018年6月からはダニエルKイノウエ国際空港ターミナル1がハワイアン航空専用になったため、日本からハワイアン航空を利用し、そのまま離島へ乗り継ぐ際の利便性が格段に高まりました。
日本~ハワイ間のフライト
ハワイアン航空の日本とホノルルを結ぶ路線は
- 東京/羽田、成田
- 大阪/関西
- 札幌/新千歳
- 福岡(2019年11月より)
から発着しています。その他日本航空とのコードシェア便により、日本航空が就航している国内主要空港からもアクセス可能です。
またホノルルとハワイの離島間では
- カウアイ島/リフェ
- マウイ島/カフルイ
- マウイ島/カパルア
- ハワイ島/コナ
- ハワイ島/ヒロ
の路線に定期便を運行しています。
ハワイアン航空のインターアイランド路線図
予約方法
・電話
ハワイアン航空日本総代理店
株式会社グローバルサービス電話(ナビダイヤル):0570-018-011(有料)(PHS/国際電話/一部のIP電話ならびに列車の公衆電話から:03-5405-8761(有料)または06-6253-1717(有料))
営業時間:9:15~17:30
・オンライン
ハワイアン航空公式サイト:https://www.hawaiianairlines.co.jp
マイレージ
独自のマイレージプログラム(ハワイアンマイル)があります。
マイレージの提携航空会社はアメリカン航空、中国国際航空、チャイナエアライン、大韓航空、ジェットブルー航空、日本航空、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・アメリカ、ヴァージン・オーストラリアです。(2018年)
*ハワイアン航空および提携航空会社のマイレージ会員が相互にマイレージの獲得およびマイレージ利用航空券予約可能な航空会社
カウアイ島路線
ホノルル~リフェ/カウアイ島のフライトは午前6時台から午後10時台まで1日20便あります。またホノルル~カフルイ/マウイ島は1日30便、ホノルル/コナ/ハワイ島は1日39便のフライトがあります。
前述したように国際線は、日本の他、オーストラリ、、サモア、タヒチ、その他アメリカ主要都市とホノルル、カフルイを結ぶフライトも運行しています。
ハワイとタヒチやハワイとアメリカ西海岸を組み合わせた旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
機内サービス
ホノルル~リフェ/カウアイ島の機内サービスは、グァバジュースが配られるくらいです。機内食のサービスやパーソナルテレビはありません。フライト時間は離陸してから着陸するまで、およそ30分以下です。シート配列は3-3。
進行方向左側の座席に座ると、ワイキキやパールハーバーの景色を空から堪能できることが多いです(その日の風向きなどによってルートが変わります)。
いよいよ出発
「アロハ~~」
アロハシャツのユニフォームに明るい笑顔で向かえてくれたキャビンアテンダント。わたしたちは12時半ホノルル発リフェ行きのフライトに乗り込みました。満席の機内には「夏休みのバカンスを楽しむぞ!」というオーラが充満しています。
日本人乗客はいつものように私達以外見当たりません。機内アナウンスも英語のみです。でもたった30分足らずの飛行時間なので、それこそちょっとそこまでバスに乗るよなもの。
離陸後、雑誌をぺらぺらめくっていたら、すぐ飛行機は降下を開始しました。シートベルト着用サインが点灯し、窓の外に目をやると、真夏の太陽にきらめく海原に緑の宝石のような島が浮かんでいます。
こどもたちが0才の時から毎年通ったカウアイ島は、我が家にとって第2の故郷のようなもの。こどもが大きくなってくると思うように旅行の時間が取れないため、今回は4年ぶりの訪問となりました。
我が愛しのハイダウェイ、カウアイ島
どんなふうに変わっているか?
どんなふうに変わっていないか?
期待にわくわくしながらぐんぐん近づく陸地。小さかったこどもたちと過ごしたカウアイ島の思い出がフラッシュバックのように頭の中に蘇ります。
私はこみあげるなつかしさに目を細めながら心の中で「ただいま」とつぶやいていました。