はじめに〜シンガポール子連れ旅行記

2019年2月5日

マーライオンとシンガポールの夜景

🤗こんにちは、イルカパパです!

今まで出張を含めて10回以上シンガポールを訪れたことがありますが、子連れでシンガポール旅行は初めてです。今回はモルジブからの帰りのためあまり時間がありません。

そこで一点集中セントーサ島に目的をしぼって遊び尽くしました。大人だけの旅行やビジネス出張とは違う子連れならではの目線から、おすすめのスポットを楽しみました。

シンガポール子連れ旅行記~セントーサ島を遊び尽くす

シンガポール、セントーサ島のビーチ

この旅行記は2007年3月にモルジブ、シンガポール、セイシェルを家族旅行した時の記録を、2020年1月にリニューアルしたものです。

シンガポールには、モルジブからセイシェルへ移動する時に1泊しただけなので、もともとシンガポール単独の旅行記はなく、モルジブ&シンガポール旅行記」の中に収録していました。ところが、お問い合わせや反響が大きかったため、新たにシンガポール編を単独で追加したのがこの旅行記です。ですから、シンガポール/チャンギ空港での乗り換えがあったり、へんなところから到着したりと、知らずに読むと

なんだコレ?と思われるかもしれません。

なにとぞご了承ください。

もともとモルジブ&シンガポール旅行記がベースとなっていますので、その流れをお含みおきいただきながら読んでいただければ、より理解が深まるかと思います。

さらにシンガポールから日本へ帰国せずセイシェル旅行へ続きますので、そちらもあわせてお読みいただければ幸いです。

シンガポールは、今や1人当たりGDPで日本を抜き、名実ともにアジアで最も豊に発展した国です。清潔で治安もよく食事も美味しくて、こどもと楽しめるMr.スポック、いや、、見事なスポットがたくさんあります。子連れ旅行者にとってパラダイスと呼ぶにふさわしいディスティネーションでしょう。

この旅行記がこれからシンガポール旅行を計画されている1人でも多くの方の参考になれば、こんなに嬉しいことはありません。

セントーサ島へ向かうスカイケーブル

シンガポールについて

前述したように、この旅行記はモルジブ、シンガポール、セイシェルを子連れで旅行した時の旅行記です。

シンガポール航空が、シンガポールーモルジブ、シンガポールーセイシェル、のフライトを運行していたので、成田ーシンガポールも含めて全てのフライトをシンガポール航空にすると、驚くほどお得にモルジブとセイシェル旅行を楽しむことができました。(モルジブーセイシェルの直行便も運行していてくれたらもっとよかったのですが、笑)

シンガポールには、モルジブからセイシェルへ移動する時にほんの少し滞在しただけなので、これを本格的に「シンガポール旅行記」というのは少しおおげさかもしれません。ですが誤解を恐れずに言いますと、自慢でも言い訳でもありませんが、私は出張等でシンガポールへは10数回訪れています。ですから、町の地図や交通手段、食事、ショッピング、観光スポットなどは、住んでいる人のよう詳しいと自負しています。初めてシンガポールに行って浮かれ気分で極めて主観的に書かれた旅行記ではないとお含み置き下されば、シンガポール旅行を計画されている方にとっても十分お役にたてるものだと思います。

概要

シンガポールは東京23区ほどの面積の島国です。メインのシンガポール島とその周辺のおよそ60の島で600万人弱の人口を有し、人口密度は世界第2位の高さです。戦時中(1942~1945年)は日本軍の占領下にありました。戦後は英領、マレーシア領を経て、1965年にマレーシアから分離、シンガポール共和国として独立しました。

以来、目覚ましい経済発展をとげ、今や1人当りGDPで日本以上の豊かさを示すに至っております。

気候

気候は1年を通じ高温多湿で、年間平均気温は27.4度、最高気温の平均はおよそ31度前後、最低気温の平均はおよそ24度前後です。

つまりいつ行っても真夏の服装でOKなので、荷物が多くなりがちな子連れ旅行者にとっては、そこは大変ありがたいポイントです。いつ行っても気温は大きく変りませんが、5~9月は南西モンスーンに乗って、スマトラ島(インドネシア)の焼畑農業や山火事の煙が流れ込み、「ヘイズ」と呼ばれる煙霧になることがあります。

ヘイズによる大気汚染は健康への被害が懸念されるレベルとなることもあるため、子連れ旅行はこの時期はさけた方が良いでしょう。

食事

女性の社会進出が多いこともあり、外食が盛んでフードコートやレストランなどの外食施設が大変充実しています。屋台街のホーカーズでは朝ごはんでも、深夜近くのご飯でも食べられるところが多いので、1日3食フードコートやホーカーズで済ませてしまうこともあります。

また多民族国家なので、料理メニューも多種多様です。福建料理、潮州料理等の中華料理や、インド料理、スリランカ料理、マレー料理、タイ料理、ベトナム料理、フィリピン料理などアジア各国のグルメを堪能できます。

さらに外国人在住者も多いのでフランス料理、スペイン料理イタリア料理、もちろん日本食に、韓国料理、トルコ料理、ブラジル料理、と数え上げたら切りがないほどバラエティは豊富です。

セントーサ島のドラゴントレイル

シンガポールの子連れ観光の見所

発展著しいシンガポールには、次々に新しい観光スポットや見所がオープンしています。

常に最新の情報を入手されるように心がけて下さい。

ここでは子連れシンガポール旅行におすすめの観光スポットをご紹介します。

シンガポールのセントーサ島にあるユーラシア大陸最南端の地

セントーサ島

シンガポール島の南に位置する島で、

娯楽施設や公園、ホテル、カジノ、テーマパーク等が整備され

島全体が観光アミューズメントスポットとなっている。

シンガポール中心街から地下鉄で気軽にアクセスできる。

ユニバーサルスタジオシンガポール

カリフォルニア、フロリダ、大阪、

次いで世界で4番目に開業した

ユニーバサルスタジオのテーマパーク。

日本のユニバーサルよりやや小ぶりなので

気合いを入れれば半日程度で制覇できる。

セントーサ島にある。

リバーサファリ

世界の8大河川を再現した、

淡水生物専門の動物園で、

世界最大級の規模を誇ります。

長江エリアには、ジャイアントパンダがいます。

2014年4月には、アマゾン川エリアに「アマゾンリバー・クエスト・ボート・ライド」がオープンし

人気アトラクションとなっています。

シー・アクアリウム

セントーサ島内「マリンライフ・パーク」にある水族館。

南アジアからアラビア湾まで、

エリア別に800種以上の海洋生物が展示されている。

36メートルの大パノラマ水槽「オープン・オーシャン」は必見。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ

植物と近未来の建造物を融合させた

巨大テーマパーク的植物園。

未来都市をイメージさせる人工の木、

スーパーツリーの高さは25~50メートル。

このスーパーツリーは200種、162900本以上の熱帯植物を外壁に巻いた高層庭園だ。

シンガポール動物園

年間140万人が訪れる

シンガポール有数の観光名所。

「オープンズー」のコンセプトのもと

絶滅危惧種を含む約300種の動物が展示されています。

き方

日本からシンガポールまでのフライト時間は直行便で約6時間。現在はシンガポール航空、日本航空、全日空、ユナイテッド航空、デルタ航空の5社が直行便を運航しています。

シンガポール/チャンギ空港はスターアライアンス加盟会社に有利に設計されているため、直行便にせよ経由便にせよ、スターアライアンスの航空会社を利用するのが便利です。

電圧とプラグ

電圧は230V 、50Hzです。プラグ形状は四角形の穴が3つのタイプ(BF型)が一般的です。たまに丸穴が3つのタイプ(B3型)もあります。


日本の電気製品をシンガポールで使う場合にはもアダプターが必要となりますが、シンガポールではほとんどのホテルで貸出サービスを実施しているのでもし忘れても問題ないと思います。

消費税

シンガポールでは買い物には7%の消費税が加算されます。宿泊ホテル料金やレストランはさらに10%の消費税が加算されます。

またF1シンガポールグランプリの期間中はマリーナエリアのホテルは30%の税金が加算されるので注意して下さい。屋台街のホーカーズではサービス料、消費税は加算されません。

シンガポールで購入した品物を日本に持ち帰るときは、一定条件を満たしていれば、購入時に支払った消費税の払い戻しを受けることができます。

タバコの持ち込み

タバコは量などは関係なく1本からが課税対象になります。日本から到着してタバコを申告せずに所持していたため、多額の罰金が課せられるというケースも多く見られます。タバコを持ち込む方は通関で申告することを忘れないで下さい。

またシンガポールは麻薬などの薬物犯罪に極めて厳しい国です。知らないうちに自分の荷物に麻薬を入れられそれが税関などで見つかれば最悪の場合死刑になることもあります。

シンガポール

セントーサ島のビーチ