子連れにおすすめの世界遺産ランキング第9位~ウルル・オーストラリア

2019年3月25日

夕日を浴びて赤く輝くウルルを見学する長男たち
夕日を浴びて赤く染まるウルル(エアーズロック)。アボリジーの聖地で見る夕焼けは神秘的な大自然のドラマ

世界遺産ウルル

正式名称:ウルル・カツジュタ国立公園(エアーズロック)

国:オーストラリア連邦

遺産種別/登録年:複合遺産/1987

登録基準:自然遺産として最高レベルの(vii)/類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域

おすすめの子供の年齢:幼稚園以上。日中は高温になります。

治安:心配ありません

病気:注意する病気は日射病、熱中症

エアーズロックの夕景

こんな世界遺産

オーストラリア大陸のほぼ中央、乾燥した大地に聳える「山」のように巨大な一枚岩。地上部分の高さは348mですが、地下に埋まっている部分は6000mもの深さがあります。

原住民アボリジニの聖地であり「大地のへそ」と呼ばれます。周辺にはおよそ1万年前から人が住み始め、壁画が多く残されています。

ウルル一帯はそ1987年に世界自然遺産に登録され、1994年には「文化遺産」で追加登録をされています。これにより「自然」と「文化」で登録された、世界に24ヶ所しかない「複合遺産」となり、それを機に1995年、「エアーズロック-マウント・オルガ国立公園」としていた名称を「ウルル-カタ・ジュタ国立公園」と改めました。登録後に名称が変更になった「希少」な世界遺産でもあります。

ウルル子連れ観光の見所

ウルル子連れ観光
エアーズロック登頂

朝焼け、夕焼けのウルル鑑賞は、エアーズロック観光のハイライトです。現地発のオプショナルツアーで「ウルル夕日鑑賞ツアー」の料金は通常1人1万5000円以上します。これに星空鑑賞やバーベキューディナーがつくと3万円以上。家族4人で参加すると相当な出費になります。しかし子供は夕日を鑑賞することには全く興味がありませんから、もしこのような高額のツアーに参加するなら、子供の興味を引くような工夫が必要でしょう。

ウルル登頂は子連れにおすすめの人気の高いアクティビティです。ただしウルルはアボリジニにとって聖地であるため、このエリアへの異国人の進入やまして登頂は本心では絶対許せないことです。

その一方、観光客による入場料が彼らの生活の糧となっているためやむを得なく入場、登頂を許しているという現実があります。

ウルル(エアーズロック)登頂は、2019年10月26日より禁止されました

子連れおすすめのアクティビティ

・ウルルーカタジュタ、ヘリコプターツアー

ウルルとカタジュタをヘリコプターに乗って上空から見渡す遊覧飛行ツアー。現地の旅行代理店で直接申し込むと安くできるぞ、ほほほ。

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・カタジュタ/風の谷トレッキング

風の谷のナウシカの原案になったカタジュタにある風の谷のトレッキング。

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・ウルル登頂

エアーズロックで子連れに一番おすすめのアクティビティ。我が家は挑戦したときは長男6才、次男は4才でした。ウルルの高低差はおよそ335m、最大斜度48度、登頂に擁する時間は1時間半~2時間程度です。

*2019年10月26日以降は登頂が禁止されています

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ウルルへのき方

1)日本>ケアンズ、シドニー、メルボルン、パースなど経由→エアーズロック空港→空港からリゾートエリアまでおよそ6km→リゾートエリアからウルルまでおよそ20km

個人手配でもツアーでも最も一般的な行き方です。

2)日本→ケアンズ、シドニー、メルボルン、パースなど経由→アリススプリングス→アリススプリングスからリゾートエリアまでおよそ500km

エアーズロック空港にはレンタルカー会社のオフィスがないため、レンタカー、キャンピングカーを利用する場合がアリススプリングスが一番近い町です。

*日本~オーストラリアはシンガポール、香港、などアジア経由で行く事も可能です。

現地では、ツアー、レンタカーキャンピングカーで移動します。

エアーズロックの地図

参考記事