子連れにおすすめの世界遺産ランキング第5位~イースター島・チリ共和国
世界遺産イースター島
正式名称:ラパヌイ国立公園
国:チリ共和国
遺産種別/登録年:文化遺産/1995
登録基準:文化遺産として最高レベルの(i)/人類の創造的才能を表す傑作
おすすめの年齢:小学校低学年以上。ツアーバスでの集団行動に適応できるかどうかがポイントです。また日本からの移動距離が長いため、機内対策もしっかり行なって下さい。
治安:全く心配いりません
病気:日射病、熱中症
こんな世界遺産
イースター島は南米大陸から2000キロ以上離れた絶海の孤島です。他の民族や文明との交流がない島にモアイ像を1000体以上も作りあげた独自の文化、風習が形作られました。
1体80トン以上もある巨石像を、採石場から20km以上離れた場所にどうやって移動させたのか?そもそもモアイは何のためにどうやって作られたのか?そしてなぜある日突然作られなくなったのか?
未だに解明されていない謎だらけの遺跡の島です。
見た目のインパクトも大きいモアイ像にまつわる様々な謎について、親子で調べたり話し合ったり、実際に見学してその感想を述べ合ったり、たくさん楽しめます、ふふふ。
イースター島子連れ観光の見所
イースター島では巨石像モアイが島内のいたる所に点在しています。モアイ見学はツアーバスで島内を移動しながらおこなうのが一般的です。代表的な遺跡は、トンガリキ(モアイの数、大きさで最大規模の遺跡)、ラノララク(モアイの採石場跡、製造中や運搬中のモアイが転がっています)、アフナウナウ(アナケナビーチでモアイを眺めながら泳げます)、オロンゴ鳥人儀式村(イースター島の伝統儀式がおこなわれた会場)です。
これらの遺跡内ではガイドといっしょにトレイルや見学コースを歩いて回ります。モアイ像は小さな子供にとっても印象に残る大きな存在なので興味を持って見学すると思います。またイースター島の美しい自然景観も見所のひとつです。
さらに世界最高レベルの透明度を誇るイースター島の海で、シュノーケリングやダイビングを楽しむこともできます(オルガダイビングセンター)。サーフィン、ボディボードも盛んですよ。
イースター島への行き方
1)日本→タヒチ→イースター島
🛫成田からタヒチへはエアータヒチヌイ航空が周2便のフライトを運行しています。一方、タヒチからイースター島へは火曜日の周1便しかフライトがありません。このためタヒチでの乗り継ぎに17時間以上かかります。さらにイースター島で1週間滞在する必要があるので、子連れ旅行者には現実的とは言えなルートです。しかしもし時間とお金がたっぷりあるなら、乗り継ぎの悪いタヒチでは行きも帰りもストップオーバーして南の島の楽園でのバカンスを楽しみ、さらにイースター島でも1週間ゆったりするのは悪くないと思います。ちなみに日本からタヒチまではハワイ、オーストラリア、ニュージーランドを経由する行き方もあります。
2)日本→北米(ヒューストン、アトランタ、ロサンゼルスなどを経由)→サンチアゴ→イースター島
🛩どの区間もフライトの選択肢が多い。ただしサンチアゴ〜イースター島は混雑するため予約が取りづらい。そして大変時間がかかります。この旅程をストップオーバー(途中降機)なしで1回で乗り切るのは子連れには(大人にも)非常にハードルが高いと言えるでしょう。
1)日本→オセアニア→サンチアゴ→イースター島
🛬日本からシドニーやニュージーランド・オークランドを経由して南米チリのサンチアゴに入りそこからLATAM航空へイースター島へ行く方法です。ただしこの方法でもあきれるくらいフライト時間が長くなりますし、サンチアゴ〜イースター島の混雑は同じです。オーストラリアかニュージーランドもこの機会に楽しんじゃおう!という人はもちろんおすすですよ、うほほ。
イースター島内には公共交通機関はありません。島内の移動/観光はツアーバスでおこなうのが一般的です。
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イースター島の地図
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