子連れにハードルの高い(料金も高い)キュランダ鉄道に乗らずにバロン滝展望台へ行く方法
大迫力のバロン滝 / バロン滝の展望台 / ボードウォークの途中で出会った珍しいカソワリー
バロン滝
世界遺産にも指定されているバロン滝国立公園のハイライトはもちろんバロン滝だ。
キュランダ観光鉄道のバロン滝駅(バロンフォールズズテーション)からの眺望は壮大で大変有名だが、この鉄道に乗らなくても、この駅と展望台を訪れる事が可能なのをご存知だろうか?
私は、出来る事なら有名なキュランダ観光鉄道に乗って、ここを訪れたいと思っている。しかし「高原の町キュランダ」でも述べてるように、この鉄道に往復3時間も乗ってキュランダ観光をするスケジュールは、うちの子供にはちょっと無理だ。
また家族4人で25000円以上かかる料金も考えもの。
わたしが苦労のすえ発見した、キュランダ鉄道に乗らずにバロン滝の展望台を撮る方法を、こっそりお教えしよう。
バロン滝への行き方
キュランダの駅からバロン滝展望台の駐車場までは5km足らずの距離。
歩いても行けないことはない。レンタカーで行く場合キュランダ駅から「バロンフォールズロード」にのり、バロン滝の標識に従って進むだけ。
迷わなければ2~3分でだどり着ける距離です。
駐車場からバロン滝の駅までは、整備されたボードウのォークを歩いて10分くらい。
ボードウォーク途中にも3か所の展望台がある。
ボードウォークを進む、そして迫力のバロン滝
無料パーキングに車を止め、エンジンを切ると地鳴りのような爆音が森の向こうから響いてきた。
地面から10~15mくらいの高さに架けられたボードウォークを足早に進み展望台を目指す。生茂る熱帯雨林が日光をさえぎり足もとは薄暗い。
進むにつれ爆音はどんどん大きくなり、霧のような水滴も漂っている。
やがて熱帯雨林が途切れ途切れになり、だんだん明るくなってきた。
もうあのすぐ先が滝つぼなのだ。
突然森が開け、足元から立ちすくむような巨大な水のかたまりが、はるか数百メートル下の大地になだれ落ちて行く。バロン滝だ。
雨期が終わって間もないこの時期、水量も多くダイナミックな迫力。1日2便の観光列車が去った午後は、ここを訪れる人もなくこの迫力の大パノラマを独占出来る。
*駅のプラットフォームまで歩いて行けるので、列車の時刻に合わせて行けば、列車の写真も撮れますよ。