子連れにおすすめの世界遺産ランキング第6位~ナスカの地上絵・ペルー
子連れにおすすめの世遺産ナスカの地上絵
正式名称:ナスカとフマナ平原の地上絵
国:ペルー共和国
遺産種別/登録年:文化遺産/1994
登録基準:文化遺産として最高レベルの(i)/人類の創造的才能を表す傑作
こんな世界遺産
およそ2000年前にナスカ平原に描かれた数百の線、幾何学図形や動植物の地上絵。線の中でも長い物は20kmにもなります。飛行機も宇宙ロケットもなかった時代に、どうやってこのような巨大な絵を書いたのでしょうか?また仮に絵を描く方法があったとしても、上空から見ないと認識できないものをなぜ、誰のために、何のために書いたのでしょうか?
正確な答えは何も解明されていな謎多き世界遺産です。
どうやって描かれているか?
地上絵を描く方法はとても簡単です。ナスカ平原の表面は一面が赤っぽい小石で埋め尽くされているんですが、表面を取り払って幅50cmの線を出現させます。
その露出した線で幾何学図形や動植物の絵を描いているのです。
どうして2000年前の絵が消えずに残っているのか
特殊な塗料も使わず、地面を露出させたただけの単純な地上絵が現在まで残っているのはどうしてでしょうか?それは過去2000年の間、この地方ではほとんど雨が降っていないからです。
そのため地面に描かれた線や絵は水に流さて消えることはありませんでした。また小石を巻き上げるほどの強い風も地上付近では起きなかったため、地上絵は現在まで残されたのです。
何のために描かれたの?
これは諸説あります。雨乞い説、豊作を祈る宗教儀式説、死者の埋葬説、カレンダー説などなど。私が実際現地に行って地上絵のすぐそばに立った印象でいうと、雨乞い説というのがもっともな感じがします。
しかし日本ではナスカといえば「地上絵」ですが、欧米ではナスカといえば「線」のことこです。実際ナスカに描かれている地上絵は30個ほどですが、線は300本以上描かれています。
線の中には20kmにも及ぶ直線もありますし、巨大な三角形や平行四辺形など線で構成される幾何学図形もたくさんあります。
このような現実の前では、いくら地上絵が描かれた理由を推測しても意味がありません。ナスカの主役はあくまでも線なのです。
子連れでナスカ観光の楽しみ方
ナスカでのアクティビティ・観光スポット | |
地上絵遊覧飛行 | セスナ機に乗って地上絵を上空から観察する観光フライト |
ミラドール | マリアライヘ女史が建てた地上絵観察用鉄塔に登って近くから観察する |
ナチュラルミラドール | ナスカ平原にある小高い丘の上から無数の線を観察する |
奥ナスカの地上絵 | ナスカの地上絵よりさらに古い時代に描かれた無数の幾何学図形 |
マリアライヘ博物館 | 私財を投げ打って地上絵の保護と研究に貢献したマリアライヘ女史の功績を讃える博物館。住居や研究室も保存されている |
カワチピラミッド群 | 紀元前に建造されたピラミッドや神殿からなる巨大な宗教都市遺跡 |
カンターヨ水路 | 1500年前に作られた20kmにおよぶ地下送水路 |
セロブランコ | 標高2070mの世界最大の砂山。砂山登山やサンドボードが体験できる |
おすすめの年齢:小学校中学年以上。ナスカの地上絵の不思議さに興味を持てる年齢なら十分楽しめます。ただし日本から遠いことや、リマからも遠いことがネックです。
治安:心配いりません
病気:日射病、熱中症
ナスカへの行き方
日本→北米(ヒューストン、アトランタなどを経由)→リマ→バス又はツアーでナスカ
リマからナスカへは高速バスで片道およそ7時間かかります。現地ではツアーか、ガイドとドライバーをチャーターする、あるいはタクシーで移動します。
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ナスカの地上絵の地図
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それではまた世界のどこかでお会いしましょう、笑顔あふれる良いご旅行を!
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