サントリーニ島イアで子連れで泊まれるプール付き洞窟ホテル【ファナリヴィラズ宿泊体験記】
ども、カリメラ、子連れ海外旅行をこよなく愛するイルカパパです。小2、小5の子連れで個人手配のちょっとよくばりなギリシャ家族旅行を楽し見ました。
サントリーニ島には断崖絶壁の淵に絶景ホテルがありますが、ほとんどは子連れ宿泊が不可です。特に世界一の夕日が見れるおとぎ話しの世界のような素敵な町イアでのホテル探しはとても苦労します。
今回のブログ記事ではそのイアで1軒だけ見つけた子連れでも宿泊できる絶景デザイナーズホテルの宿泊体験記を紹介しますよ、いぇ〜い、どうぞ最後まで御覧ください。
ファナリヴィラズ~サントリーニ島のホテル
サントリーニ島最北西端にあるイアは、世界一美しい夕日が見れる街として有名です。
わたしたちが滞在した「ファナリヴィラズ」は、そのイアの街はずれにある可愛らしいデザイナーズホテル、わおー。
下の写真では、ちょうど風車の下あたりがホテルの客室になります。
この写真よく見ると、細い路地から溢れんばかりの人だかりがあるのがわかりますか?これは、みんなこの街からの夕日の眺めを見ようと集まった観光客なんです。
一方下の写真は、イアキャッスルの展望台からイアの街全体を眺めたものです。
ここでもよ~く目を凝らしてみると、路地中人で溢れていますね。でもいくら混んでいてもホテルの敷地内には宿泊者以外は入れません。ですから人影があまり見当たらない所は、ホテルの敷地です。
伝統的なスタイル
サントリーニ島のホテルの多くは、断崖の岩をくり抜いて作った伝統的なケーブハウススタイルです。
岩をくり抜いた横穴のまわりに建物を作ります。だから建物同士は外では繋がっていますが、中はひとつひとつ独立しているんです。
プールも上の写真を見ると崖の壁をくり抜いた様子がよくわかりますね。
ファナリヴィラのプールは、洞窟の中では探検気分が味わえるし、海にせり出した部分は開放感があってとっても気持ちがいいです。
もちろん眺めはサイコー!
客室とアメニティ
客室の様子はこんな感じ。
海に面した扉を開けると、目の前にエーゲ海のパノラマが広がります、オオ〜〜!
エーゲ海の風ももれなくそよいでくれます。そして、沖の海を豪華客船なんかが通った日にゃ、涙ちょちょギレもんです、うう。
テラスも気持ちがいいです。
ウェルカムシャンパンなんかついてるけど、このホテルどんだけ気前がいいんでしょう。これタダですって、うははは!
テラスから見える海の対岸にあるのは、サントリーニ島がちぎれたティラシア島。
ホテルの下のアモウディ港から船で行けます。
わたしたちが泊まった部屋はジュニアスイートの客室。
料金は高めですが、1部屋に家族4人で泊まれるので、普通の部屋を2部屋利用するより、結果的には安くあがります。
ファナリヴィラズのジュニアスイートの広さは、日本のマンションだと1LDKみたいな感じです。
リビング/ダイニングルームの他に、メインのベッドルームとキッチン、バスルームが付いています。お風呂はジャグジー付き、わお〜。
ベッドまわりの小物が、エーゲ海らしさを演出してくれます。
棚に並べられた本やアメニティにもセンスの良さが光っています。
ホテルのロケーション
ホテルの敷地はイアの町の断崖絶壁の縁にあって全体が急な斜面になっています。
ですからフロントやレストランに行くのに階段を登ったり降りたりする。
これはけっこうな運動になります、うう。
日頃の運動不足解消にも、とってもいいと思いました(笑)
さらにホテルの崖下には小さな港があって新鮮なシーフードレストランがあります。
イアの街はカルデラ海の内側と外側つなぐ「パス」に面しています。
そのため大小さまざな船が、パスをゆっくり通り過ぎます。
その光景がまた絵になる。
背中を伸ばして、ああ~~気持ちいい。
子連れオッケーの貴重なホテル
サントリーニ島には、世界の旅行雑誌やアンケート調査などで、トップクラスにランクされる上質のリゾートホテルがいくつもあります。ペリヴォラス、カティキエス、ホロマタ、コスモポリタンスイーツ、、、
そしてその多くは、イアの街にあります。
しかし残念ながらほとんどのホテルが子供の宿泊をNGにしています。
そんな中でファナリヴィラズは、イアにあって子連れでも宿泊できる貴重なホテルなのです。
宿泊料金・サービス
定期船が就航するアティニオス港やサントリーニ空港への送迎を頼むこともできます。
ホテルのすぐ下にあるアモウディ港には美味しいシーフードレストランが数件あります。またポートの少し奥にはきれいなビーチもあります。ポートへの車での送迎もあります。
歩いてもいけます。下りは10分、登りは30分くらい。高低差はおよそ130m。
火山島やティラシア島を訪れる日帰りのエクスカーションもアレンジしてくれます。
レストランは美しい夕日を眺める特等席にあり、大変な人気です。
部屋のタイプは、ハネムーンスイート、シニアスイート、ジュニアスイート、サントリーニスート、の4タイプ。
わたしたちが泊まったジュニアスイートの料金はピークシーズンで1泊500ユーロ。この時のレート、1ユーロ175円で計算して、87500円。
ファナリヴィラズの地図
ファナリヴィラズの公式サイト:http://www.fanarivillas.gr
ホテル周辺を朝の散歩
チェックインの手続きが終わったらママはせっかく眺めのいい素敵な部屋だから朝食までゆっくりしているという。子供達も少し宿題や勉強をしなくちゃね。
じゃあ、その間私はちょっとホテルの周辺を探検してくるということでカメラ片手にお出かけしました。
南エーゲ海に浮かぶサントリーニ島は、日中は日差しが強くて猛烈に暑いんですが、朝はとてもひんやりして気持ちいいです。砂漠並みに空気が乾燥しているせいもあるでしょうが、高温多湿の日本のじめじめした夏の気候とは大違い。
肌をさらさら吹いゆく朝の風が気持ちよくてついにんまり笑顔になってしまいます、あっはっは。
そして朝のイアは、まだ観光客も誰もいなくてひっそりと静まりかえっています。
日中から夜にかけて、街はどこも歩けないほど人で溢れているのに、朝は人っこひとり歩いていません。ひんやりした空気と誰もいないひっそり感が、こりゃまたとても心地良い。
朝の散歩はちょ~おすすめです。
ファナリヴィラズの朝食
さて気持ちいい朝の新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで散歩から帰ったら、ちょうどお腹もほどよくすいている、うん。
よ~~し、サントリーニ島の素敵な景色の中、美味しい朝食をいただくぞ、おおー!
あぶないじゃないかー、というくらい一番崖沿いの眺めのいい席に陣取って、料理が並べられたテーブルから、焼きたてのパンや、フレッシュな果物、香りの高いコーヒーなどを運んできます。
ファナリヴィラズの朝食は好きな物を好きなだけ取って食べるビュッフェスタイル、ナイスプレー!
島と島の間の海峡を今朝も大型客船が行き交う、白い波を引き連れて。
輝く空と青い海の間を今朝も海鳥が飛んでいる、透き通った風を纏って。
こうして朝食の時間をたっぷり取れるのは、海外旅行の特権ですね。
さあ、朝食をいただいたら少し休憩して、イアの町の散策に出かけてみようか、いぇ〜〜い!
交換条件
男の子は買い物がちょー苦手。
買い物に付き合わそうと思ったら、よっぽどの交換条件を提示しなければならない、あひゃ。
無理矢理連れて来たって、お店で毒づいて暴れまわるだけだし、うう。
わたしたちが朝食後、イアの街に出かけるのは買い物が本当の目的じゃなく、まあ初日なので、どちらかと言うと街の探索をするためです。
そのついでに今夜のレストランのチェックをしたり、ちょっと休憩してジェラートをほおばったりしようかな、と言う程度のものだった。
それでもこどもたちにとっては、海やプールで遊ぶこと意外は「買い物」に定義されるようだ、ひー。
美味しそうなジェラート屋さんがあったら食べる、ということと、ホテルに帰ったら夕食の時間までプールで遊ぶ。
それがこれからイア散策にあたってこどもたちと同意した交換条件です。
ほんでもってイアの街をぶらぶら散策したりお店をチェックしたりジェラートを食べたり、写真を撮ったりしてホテルに帰るなりダッシュで階段を駆け下り、服を脱ぎ捨て水に飛び込むこどもたち。
アタマの毛が焼けるくらいの日差しの中を、2時間近く歩き回ったから、まあそれはそれで気持ち良さそうでした。。
ファナリヴィラズのプール
ファナリヴィラズのプールは、サントリーニ島の伝統的なケーブハウススタイルになっています。崖の岩をくり抜いた洞窟の中にプールがあり、さらに奥に、ジャグジーとサウナ、そしてバーカウンターがありますぞ、うひょー。
一方、プールの海側は、崖に向かって大きくせり出していて、まるでクルーズ船のデッキのよう。
大きなプールではないけど、変化に富んだ形状は好奇心いっぱいのこどもたちのイマジネーションを刺激するさ、あは。
水しぶきがエーゲ海の午後の日差しの中で、真珠のきらめきのように輝き、見下ろす海峡を大きな船がゆっくり横切っていた。
夏のエーゲ海は空気がとても乾燥しています。
どれくらい乾燥しているかと言うと、食べ残した焼き鳥が一夜にしてひからびたミイラになるほど。
ってそこまでかぁ~~!
ギリシャに焼き鳥屋ないしーー。
子連れにおすすめファナリヴィラズのまとめ
世界的観光地のサントリーニ島の中でも大人気のイアにはおしゃれなホテルがたくさんあります。でも残念なことにそのほとんどは子連れで宿泊できません。
そんな中で我が家が滞在したファナリヴィラズは子供オッケーの貴重なホテルです。しかもイアで一番夕日が綺麗に見える崖っぷちの高台にある絶好のロケーション。おまけに子供が喜ぶプールもあります、うははは。
料金はさすがに高めですが家族4人で1部屋に泊まれるのはお得。
一生に一度の絶景、一生の家族の思い出が出来ると思えば高くはないと思います。
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それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!
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