【この星のS級クラス絶景を見に行こう!】南仏プロヴァンスのラベンダー畑の行き方・ベストシーズン
💕ボンジュ〜ル、イルカパパです。
真夏の南仏プロヴァンスをレンタカーでドライブ旅行しました。
その最大の目的は地平線の彼方までずーっと続く満開のラベンダー畑を見ることです!うほほー。紫の絨毯がうねりながら波打つ大地に広がる光景はまさにこの星最高級の絶景!そこら中にラベンダーの香りが充満してて、うっとり陶酔してしまいますぞ、ううう。
今回はそんな南仏プロヴァンス地方にあるラベンダー畑への行き方と見頃の時期を紹介しちゃうよ〜〜ん。最後まで見てねー。ヒアウィーゴー!
ヴァランソル高原のアンジェルヴァンラベンダー農園
ヴァランソル高原はプロヴァンス地方ヴェルドン自然公園の中にあるよ。って聞いただけじゃそれがどこのどんな場所なのかさっぱりわかんねーや。
ざっくり言うと、マルセイユの北東、アヴィニョンの東、ニースの西、といったところかな。それでもわからなかったら下の地図を参照してね、へっへっへ。
プロヴァンスの大きな都市の中では、エクスアンプロヴァンスからが一番近くて、レンタカーで50分弱くらい。だたしそれは迷わずに行けたらの話だけど。道に迷ったらその倍くらいかかるかな。
まあそれでもプロヴァンス地方で大人気のラベンダー畑だからここだけは絶対行った方がいいですよ、おすすめ、うんうん。
ヴァランソル高原を車で走っていると左右そこらじゅうにラベンダー畑が見えて来る。初めて見た時は小さな畑でも感動して写真を撮りまくるんだけど、その先のほうにもっとすごいやつが待ってるからあせらなくて大丈夫でござんす。
ヴァランソル高原のラベンダー畑の中でも一番ベストな撮影スポットがアンジェヴァンラベンダー農園だよん、はいはい。ラベンダー石鹸やエッセンシャルオイル、ポプリ、食品などラベンダーグッズを売ってるお土産屋や工場(見学できます)のある一帯の裏手に広がるラベンダー畑が特におすすめだ。
この畑はゆるやかな坂になっていて、旅行雑誌で見るようなインスタ映えする素敵な写真が撮れちゃぞ!わははは。坂の上のラベンダーの中に子供、あるいは恋人に立ってもらって、こちら側から撮影すると奥行きと光に溢れた最高にいい写真が撮れるぞ。
ここのラベンダーの見頃は6月中旬から2週間程度だよ。年によって違うけどね。だけど年々地球温暖化の影響で早まっているらしい、うう。
それから毎年7月10日前後にはヴァランソルの街でラベンダー祭りが開催されます。ラベンダー収穫祭ってやつでこれも年によって開催時期は変わるよ。民族衣装を身にまとった村人たちのパレードや、ラベンダー製品の青空市場が開かれて小さな村は大にぎわいです。
アンジェルヴァン・ラベンダー農園の地図
アンジェルヴァンラベンダー農園の公式サイト(仏語のみ):https://www.lavande-valensole.fr/content/6-visite
アンジェルヴァンラベンダー農園への行き方
ちょっと辺鄙な場所にあるアンジェルヴァン農園。主な行き方は下の3通りでごぜぇます。
- レンタカー
- 路線バス+タクシー
- ツアー
1.レンタカー
これはう〜〜ん説明するのが難しいね。地図見ながら行ってくださいと言うしかありません。私はマルセイユ・プロヴァンス空港でレンタカーを借りて行ったんだけど、距離的にはエクスアンプロヴァンス駅かエクスアンプロヴァンスTGV駅から行ったほうが少し近いよ。
ただし高速道路や幹線道路に乗り降りするとき、大きな街を通過するとき、にはまず道を間違えると思っておいたほうがいい。間違えて反対方向に行っちゃって、高速に乗り直したらさらに反対方向へ行ってきまぁ〜〜す、なんてこともざらにあるから、うははは。これは欧州の道路の枝割れのロジックが日本やアメリカとは異なっているからも〜しょーがない。
逆に日本やアメリカでまったく運転したことのない「高速道路処女ドライバー」なら真っ白なので平気かもしれませんけど、う〜〜ん。
とにかく道を間違えることを前提にして時間に余裕を持って行くのがいいと思います。
レンタカーで行ったら好きなところで好きなだけ車を止めて写真を撮れるよ。サイコーだね、ピース。ヴァランソルやマノスクにはホテルもあるので、泊まりながらプロヴァンス地方の美し村々をポッピングして回るのもありだぞ。それからラベンダー畑の周辺にはたいてい駐車場(みたいなスペース)があります。駐車違反の心配はいらないと思けど、そこは自己責任でお願いします、ちゃーす!
迷わずに行けた場合の所要時間はエクアンプロバンス駅からレンタカーで片道40分くらい。エクアンプロバンスTGV駅から73km、約50分、マルセイユ空港からだと70〜80分くらいかな。
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エクスアンプロバンスTGV駅からレンタカーでの行き方マップ
2.路線バス+タクシー
近隣で一番大きな村マノスクからヴァランソルへは1日2〜4便くらい路線バスが運行しているよ。バスの乗車時間は片道25分くらいで運賃は1ユーロ、おお〜〜。レンタカー借りるより断然安いぞ。ヴァランソル村からアンジェルヴァン農園へはタクシーで5分くらいだ。
実はヴァランソル村からラベンダー農園まで4km弱の距離。ゆっくり歩いても1時間かからないくらいだぞ。荷物がないならプロバンスの美しい田園風景を眺めながらのんびり歩くのも悪くない。行程はほぼ1本道なので迷う心配もないと思います。ただし夏は日差しが強烈で、日陰がないので、熱中症に注意してね。
3.現地発ツアー
マルセイユ、エクスアンプロバンスから出発してラベンダー畑を見学するツアーがばんばん催行されているよ。プロバンスの美しい村周遊とセットになってるタイプやラベンダー畑見学に特化したもの、畑見学と工場見学、ランチがセットになったものなどチョイスがいろいろある。
ツアーの料金は半日ツアーで50ユーロ前後、1日ツアーで100〜150ユーロくらい。時間と手間を節約できるのでおすすめです。ただしプロバンス地方を何泊かしながら周遊するならレンタカーのほうが安く上がる。
ヴァランソル村
アンジェルヴァンラベンダー農園とヴァランソル村の間に、大きなひまわり畑があります、うひゃぁ〜〜。こっちもすごい眺めだ。隣のラベンダー畑が満開だったら大地が色鮮やかな紫と黄色の縞模様に染まってまぶしい光に映えてとっても綺麗でっせ、おおお。
ヴァランソル村でふらっと立ち寄ったパン屋さんがイケてた。
お店の名前は「Le Four Pain」。フランスではほとんどのお店は土日はやってないし、朝もゆっくりだし、だけどパン屋さんだけは朝早くから必ず営業している。そしてお客さんがたくんいるのもびっくりだ、うは。
焼きたてのフランスパンは美味しかった。ここでサンドイッチやあつあつのクロワッサンを買って、ラベンダー畑を眺めながら朝食を楽しみました。プロヴァンス、朝の光、ラベンダーの風、最高に贅沢ですな、ふむふむ。
セナンク修道院のラベンダー畑
「フランスで最も美しい村」に認定されたゴルドから崖にそって細い道をくねくね降っていくと、深い谷底にラベンダー畑が見えてきます。そのさらに奥のほうにひっそり佇む古い建物が900年の歴史を紡ぐセナンク修道院だよ、うひゃぁ〜。
紫色に輝くラベンダー畑といぶし銀のような重厚な存在感を持つ修道院とのコントラストが印象的で毎年ランベンダーの花が咲く時期には多くの観光客がカメラを持って訪れるプロバンスでも大人気のラベンダー名所だよ。
修道院では現在も修道士たちが生活していて、礼拝堂や中庭などを見学するガイド付き観光を実施しているぞ。ちなみに修道院の収入は、拝観料のほかラベンダーのエッセンシャルオイルなどラベンダー関連商品と、ラベンダーに集まる蜂の蜜などだそう。美味しそう。
ここのランベンダーの見頃は6月後半から7月の頭くらいまで。
セナンク修道院への行き方
レンタカーで行く場合
レンタカー利用の場合、アヴィニョン駅からおよそ41km、迷わずに行けると所要時間は57分です。
アヴィニョン駅からセナンク修道院までのドライブルート
途中で大きな町を通過しないので、比較的道に迷いにくいルートです。距離も短いので日帰りでも十分行けちゃうね、ふっふっふ。
マルセイユ空港からのドライブルート
私はマルセイユ・プロヴァンス空港から行ったけど距離は78km、所要時間は1時間15分。私は空港を出て高速道路に乗ったら反対方向だったのでちょっと大まわりになり1時間半くらいかかりました。
参考記事🚘
フランスで最も美しい村、ゴルドから細い一方通行の坂道を5分ほど下りていくと、セナンク修道院の駐車場の入り口が見えるよ。谷底まで下りて川を渡ってUの字カーブを曲がり上り坂になり始める手前に見えてくる左手に下る細い道がそれ。
駐車場
細い道を進むと途中からさらに細くなって「この先で車をUターンすることはできないんじゃないか」と不安になります。実際何台かの車が路上駐車しているので、つい私も「ここまでだな」と車を止める決断をしたんだけど、そこからさらに奥へ進むと急に開けて大きな駐車場があります。だから途中で不安になってもくじけないで(ファイトー)一番奥まで進んじゃて下さい。駐車場は無料。
一方通行
それからセナンク修道院を見学し終わったら、来た道でゴルドへ戻ることはできない。一方通行だから。その辺もあらかじめ覚悟しておくといいだろう。
電車・バス・タクシーで行く場合
アヴィニョンからカヴァイヨンまで電車で34分、カヴァイヨンからゴルドまで1日1便の路線バスがあります。バスの乗車時間は約30分、料金は3ユーロ弱。ゴルドからセナンク修道院へはタクシーでおよそ5分、ただし帰りは一方通行のためものすごく大まわりになって料金も高くなるぞ。
ゴルドからセナンク修道院までの距離は3.7km、徒歩で40分くらいかな。行きはほとんど下り坂だけど帰りはその逆になるよ。徒歩ルートは途中にお店とかカフェとか1件もありませんから、ひぃ〜〜。
ツアー
やっぱりおすすめはツアーで行く方法ですな。金額は高くなるけど時間と手間を大きく節約できる。
ゴルドやルシヨンなどプロヴァンスの小さな村巡りとラベンダー畑がセットになったツアーもたくさんあるよ、ほっほっほ。
セナンク修道院の公式サイト:https://www.senanque.fr/en/
その他おすすめのラベンダー畑
リュベロン地方に点在する美しい村々、ルシヨンやボニューの街のまわりにもたくさんラベンダー畑がありまっせ。ヴァランソル高原のラベンダー畑ほど大きくないけど、村の頂上から眺めると広大なプロヴァンスの大地の所々が紫色に染まっているのが見えます。
これもまたラベンダー畑の鑑賞法のひとつだね、乾杯!
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ここまで来たら是非見たい絶景ラベンダー畑の夕日
地平線の彼方まで続く紫色のラベンダー畑。夢にまで見た景色を目の前にして感動に心を打たれるあたな。大満足ですよね、も〜〜。でも夢にはさらに続きがあるんです。
せっかくここまできたんだからもっとすごい絶景を見ましょうよ、ほれほれ。
はい、それがこれ、ラベンダー畑の夕日です!うおぉ〜〜。
プロヴァンスの乾燥した大地に沈む夕日を浴びて紫色のランベンダーが赤紫に輝く。昼間と違ってひんやりした空気中を漂うラベンダーの香りもいっそう密度が濃くなりますよ。
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実はラベンダー畑の夕日を見るのは思ったより大変なんだな。プロヴァンス地方でラベンダーの花盛りは6月下旬から7月上旬、でこの時期は1年で最も日が長い夏至の前後ですよ。さらにフランスではサマータイムで時計の針を進めているので、この時期夕焼けになるのは午後9時すぎですがな、が〜〜ん。
こんな遅い時間に観光ツアーはまずないから、やはり路線バスとタクシーを組み合わせていくか、レンタカーで行くかしかありません。あるいはとぼとぼ歩くか。
そして夕日を鑑賞したらあっという間に暗くなっちゃう。プロヴァンス地方はあまり町の灯りがないので夜レンタカーを運転したりましてやとぼとぼ歩くことは避けたほうがいいかな。夕日を見たかったら近くに宿を取っておきましょうぜ、旦那。ヴァランソルやマノスクには何件か気の利いた旅籠がありますぜ。
南仏プロヴァンスのラベンダー畑まとめ
この星のS級クラス絶景、プロヴァンス地方のラベンダー畑を紹介してきました。交通の便があまりよくない場所だけど、一生の思い出に残る体験なので是非行ってみてね。レンタカーや現地発ツアーで行くのがおすすめ。
最後にプロヴァンスの2大人気ラベンダー畑のおまとめ表を載せておくよ〜ん。この記事が参考になったら「いいね」をよろしく!
アンジェルヴァンラベンダー農園 | |
ベストシーズン | 6月中旬から2週間程度 |
行き方 | マルセイユ・プロバンス空港から90km、エクスアンプロバンスTGV駅から73km |
公式サイト | https://www.lavande-valensole.fr/content/6-visite |
セナンク修道院 | |
ベストシーズン | 6月後半から7月初頭 |
行き方 | マルセイユ・プロバンス空港から78km、アヴィニョン駅から41km |
公式サイト | https://www.senanque.fr/en/ |
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それでは地球のどこかでまた会いましょう!良いご旅行を、ボンボヤージュ。
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