【プロヴァンスの美しい村観光】ここだけは見たいおすすめ5選

2019年10月2日

プロヴァンス地方の道路標識
ゴルドの入り口に立つ道路標識

💕ボンジュ〜ル、真夏の南仏プロヴァンスをレンタカーでドライブ旅行しました。

パリもいいけど、プロヴァンスの田舎の小さな村も負けないくらい感動的!う〜〜ん、今回はその中でもとびっきりのおすすめスポットを紹介するよん、最後まで見てねー。

ゴルド・Gordes

ゴルドの全景
フランスの最も美しい村・ゴルド

ゴルドは「フランスの最も美しい村」に認定されているプロヴァンス・リュベロン地方を代表する人気の観光地だよ。「プロヴァンスで1箇所だけ美しい村に行きたい」ならここかな。時間がない人は上の場所で写真撮るだけでもオッケーにしちゃっていいかも。

上の写真を撮った場所がゴルドのベストビューポイントでここには大型観光バスも止まる駐車場がある。空いていればレンタカーも無料で駐車できるよ。うひょぉ〜。ここから村の中心の広場までは徒歩で10分くらい。

ゴルドベストビューポイントの地図

ゴルド村の中心の広場
村の中心の広場

ゴルドの中心の広場。ゴルドは「天空の村」「鷹ノ巣村」などと呼ばれるように、丘の上部に建物が集まっています。そして一番てっぺんがこの古城のある広場っちゅーわけ。ここから切り立った崖に沿って建物が丘の斜面を囲んでいる。

この広場には路線バスの停車場やレストラン、カフェ、みやげもの店などがありますよ。

ゴルドの裏路地

古城前の広場から少し下ってきたところ。このときは40度以上の猛暑だったんだけど、空気が乾燥しているので、日陰に入ると涼しくてちょー気持ちいい。丘の上なので風通しもいいしね。うははは。

冷たいビール美味しそう、でも私は車だから飲めんのですが、ええ〜ん。

ゴルド

建物の隙間から見える景色もまたナイス。ラベンダーの香りが風に舞って漂っています。

ゴルド近郊のレストラン
眺めの良いテラス

ゴルドの中心から車で2〜3分(徒歩だと20分弱)のさらに高いところに登った場所にあるホテル&レストラン(Hôtel Le Petit Palais d’Aglaé)。味も眺めも最高でした。

ルシヨン・Roussillon 

ピンクの建物が集まるルシヨン
ピンクの建物が集まるルシヨン

ルシヨンはサーモンピンクの建物で統一された可愛らしい村だよ。上の写真は駐車場から谷越しに写したもの。ピンク色の村の全景を写真に収めるベスト撮影ポジションじゃ。駐車場は3ユーロ。村の中の駐車場は住民や関係者しか利用できません。

ルシヨンの路地
ルシヨンの路地

このあたりで採掘されるオークルという顔料が建物の塗装に使われている。あ、だから村全体がピンク色なんだね、ふむふむ。

サンミッシェル教会のファザード

村の頂上に建つサン・ミシェル教会のファサード。ファサードの先にある展望台からはプロヴァンス地方の壮大なパノラマが楽しめるぞ。夏なら大地を紫色に染めるラベンダーの絨毯を見ることもできる。うほほー。

ルシヨンを散策する子連れの観光客

教会へ登る道にはブティックや雑貨店が並んでいる。それから子連れで観光する人もけっこう多いな〜。このルシヨンも「フランスの最も美しい村」に認定されているよ。っていったいいくつあるんだ??

ルシヨンのおみやげショップの陶器
ルシヨンのおみやげショップの陶器

レンタカーの旅行なら重たい陶器もけっこう気軽に買えるね。

あわせて読もう

ルシヨンのカフェ

カフェやレストランもたくさんあるぞ。

ルシヨン観光駐車場の地図

ルシヨン観光案内所の公式サイト:https://otroussillon.pagesperso-orange.fr/ang_index.html

ボニュー・Bonnieux  

ボニューの骨董市
ボニューの骨董市

ボニューも村のてっぺんに教会があって、そこから丘の斜面に沿って建物が並んでいる「鷹ノ巣村」。ここは政治家や映画スターの別荘が集まっていることでも有名じゃ、ひゃぁ〜〜。

だからレストランやカフェやお店がハイセンスなんだね。ボニューのカフェでは母乳ラテが人気だって、って違うだろー。

ボニューのカフェのテラス席
ボニューのカフェのテラス席

ボニューのカフェ。高台にあるので眺めがいいし、なんてったって風が気持ちいい。アイドル、ひゅぅ〜。

プロヴァンスの美しい村ボニューの裏路地の風景
プロヴァンスの美しい村ボニューの裏路地の風景

ボニューの裏路地。車が通行できない細い石畳の路地がたくさんあるよ、う〜〜んいい雰囲気、いかにもプロヴァンスっていう風景だね、よっナイスプレ〜、トレビヤ〜ン!

高台から見下ろすボニューの町とプロヴァンスの田園風景
高台から見下ろすボニューの町とプロヴァンスの田園風景

丘の頂上、つまりボニューのてっぺんにある教会前の広場からの眺め。中腹には別の教会があって、さらにその向こうにプロヴァンスの緑の大地が広がっている。遠くの方に紫色のラベンダー畑も見えるね。うんうん、ケン・ソゴル、よしやまくん。

ここから見る夕日はとっても人気があるぞ。

教会前の広場にいた猫ちゃん。どこから来たの?

ボニューの眺めのいいレストランの地図

ルールマラン・Lourmarin  

ルールマランのお土産ショップ
ルールマランのお土産ショップ

ノーベル賞作家アルベール・カミュが45歳の時に自宅を購入して移り住んだルールマランも「フランスで最も美しい村」に認定されているプロヴァンスの大人気観光地じゃ。カミュは残念ながら自宅購入のわずか2年後に永い眠りにつきました。

ルールマランはゴルドやルシヨンのように丘の上にある「鷹ノ巣村」ではない。ええーー!だからほとんど坂のない村の中は歩きやすいぞ。でも逆に遠くを眺めることも、どこからでも見れるランドマークもないので、道に迷ってしまうこともある、ふあぁ〜〜。

ハイセンスなショップが点在するルールマランの路地
ハイセンスなショップが点在するルールマランの路地

アンティーク家具、おしゃれな雑貨ショップ、画家や陶芸家などアーティストたちのギャラリーやハイセンスなブティックがプロヴァンス風建物が並ぶ石畳の路地に点在している。

アンティーク家具屋
ルールマランのアンティーク家具ショップ

プロヴァンス料理がいただけるレストランやおしゃれなカフェもたくさんあって、目的もなくぶらぶら歩くだけでも心臓がときめきで爆発しそうなくらい楽しいぞ、うははは。

路地に面したパラソルがおしゃれなレストラン
路地に面したパラソルがおしゃれなレストラン

プロヴァンスの小さな村はまさにこれですって、言う感じのそこらじゅうプロヴァンスの空気で満たされたおしゃれな村なのじゃ。

それからこの村には直線の道がほとんどない。ゆるやかに弧を描くようにカーブする路地は先が見通せず、歩いていたらいきなりパラソルのきれなカフェがあった、素敵な雑貨ショップがあった、という偶然の出会いもドラマチックだ。

プロヴァンスで人気の村ルールマランのショッピング通り
プロヴァンスで人気の村ルールマランのショッピング通り

「フランスの最も美しい村」は観光資源の掘り起こしと観光産業による活地方性化を目的として、1982年に設立された「フランスの最も美しい村協会」が認定するぞ。

人口が2000人以下であることや、最低2つの遺産、遺跡があることなどが認定基準。2019年10月現在、フランス全土で150以上以上の村が「最も美しい」村に認定されている、あひゃ〜。

プロヴァンス観光で人気の村ルールマラン
プロヴァンス観光で人気の村ルールマラン

ルールマランの地図

ポンデュガール・Pont du Gard 

ポンデュガールと地元の音楽隊
橋の前で演奏する地元の音楽隊

ポンデュガールはこれまで紹介してきたような「村」ではないけど、プロヴァンスでは絶対に見逃せないおすすめのスポット。ほぉ〜〜。

紀元前19年頃に建設された古代ローマ時代の水道橋じゃ、じゃじゃ〜〜ん。導水路はユゼスからニームまでなんと50kmもの距離があり、その50kmの導水路の高低差はわずが17mしかないという、うひゃぁー。古代ローマ人の建築技術すごいね。

ポンデュガールの全景
河原から見上げるポンデュガール

ガール川にかかる石造りの橋は巨大な3層構造で、導水路がある上層の長さは275m、高さは49m、間近に見るとすごい迫力で美しい!。

世界遺産ポンデュガール

ポンデュガールは、1985年に世界遺産に登録されているぞ。プロヴァンス地方では数少ない世界遺産のひとつ。

橋の上からガール川を見下ろす。気持ちよさそうに泳いでいる人がいるね〜。

ビジターセンターにはポンデュガールミュージアムやカフェ、レストラン、お土産ショップ、コンビニみたいなショップ、トイレがある。トイレは無料なのでうれしいね。*フランスの観光地のトイレは有料のことが多い。

ガール川で水遊びする観光客たち
ガール川で水遊びする観光客たち

駐車場も無料。だけど駐車場からビジターセンターを通って橋も渡って、川の対岸まで行って戻ってくると1時間以上かかるでぇ、ありゃま。これまで紹介してきた小さな村より、ちらっと見て帰るだけでも一番時間がかかる観光スポットです、ひゃぁー。

私が訪れたときはツールドフランス第16ステージの舞台となっていて駐車場は閉鎖、近隣の道路ものきなみ交通規制されていて大変じゃった。ふ〜。

ポンデュガールの地図

プロヴァンスの美しい村への行き方

プロヴァンス地方のひまわり畑
プロヴァンス地方ヴァランソル高原のひまわり畑

プロヴァンス地方を観光するのに基点となる大きな街は、アビニョン、エクスアンプヴァンス、マルセイユなどだぜ。だけどこれらの街から美しい村々へ行くのはけっこう大変。これらの村は一般的に交通の便が悪い場所にあるからじゃ。ひぇ〜〜。

アビニョン、エクスアンプヴァンスから路線バスで行く方法が最も安くてお手軽だけど、時間と手間がかかる。

点在する村々を気ままに旅行しながら何泊する予定ならレンタカーがおすすめじゃ、うっほっほ。私もプロヴァンス・マルセイユ空港でレンタカーを借りて、小さな村々をドライブして回ったぞ。

しかし、道に迷ったり複雑なランダバウトや坂が多くてレンタカードライブも簡単ではありません。アヒャァ〜〜。

参考記事

そこで一番おすすめなのは、ツアーに参加することだと思うな。現地発のツアーは半日コース、1日コース、何泊するかコースまで種類も豊富、ラベンダー畑だけ見学する、小さな村を周遊する、など内容もバラエティーに富んでいる。

料金は50〜250ユーロと安くはないけど、見所を効率よく回ってくれるので、時間と手間を考えたら悪くないぞ。

自分で旅行の計画を立てるのが好き、知らない人と混載ツアーになるのは嫌、という人じゃなかったらツアーで回るのが一番おすすめじゃ。

レンタカーとツアーの料金を比較すると、1泊以上するのであればレンタカーのほうが割安になります。泊まるホテルにもよるけどね。

ベストシーズンは?

プロヴァンスのラベンダー畑の夕焼け
ヴァランソル高原のラベンダー畑

これはもうずばり夏!プロヴァンス旅行に行くなら夏以外にはあり得ないないない恋じゃない。夏に行くか、それ以外の季節に行くか、で魅力も価値も半減すると言っていいぞ、うひゃぁー。

夏の中でも一番おすすめは6月下旬から7月中旬くらいじゃな。この時期はまだ40度を超える「猛暑日」になることは稀だし、観光客もそれほど多くはない。

そして何と言ってもプロヴァンス最大の見所であります地平線の彼方までラベンダーが咲いている風景を見ることができる。温暖化の影響で花盛りのピークは年々早まっているぞ。

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プロヴァンスの美しい村観光まとめ

日陰が涼しげなカフェテラス
日陰が涼しげなカフェテラス

プロヴァンスには世界の人を魅了する美しい自然、豊かな暮らし、おいしい食べ物があふれているぞ。またここで紹介できなかった小さな村にも魅力的な場所はたくさんある。

是非あなただけの素敵なプロヴァンスを探す旅に出掛けて欲しい。そのときもしこの記事が参考になったならお土産買ってきてね〜、はっはっは、それではボンボーヤジュ!良いご旅行を!

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