ルフトハンザ航空アテネ〜フランクフルトがビジネスクラスに格上げされいて驚いた件
空港ビルに入ったわたしたちは、ルフトハンザ航空のカウンターで登場手続きをすませ、出発ロビーに向かう。
そう言えば、足元が広いスクリーン前の座席をリクエストしたけど、希望はとおったのかな?
カウンターのおねえさんはにっこり笑って、搭乗チケットをわたしに渡してくれた。
あの笑顔がOKサインかー?
アテネ空港のルフトハンザ航空ビジネスクラスラウンジ / ビールが美味しい♪
ルフトハンザはスターアライアンスメンバー
座席番号を見ただけではよくわからない。
まあ、どうせ機内へ入ったらわかるからいいんだけど。
今回の旅行で利用する飛行機の旅程はマイレージでゲットしたのでタダ。でも帰国便のウィーン~成田のオーストリア航空が満席で取れなかったため、復路は1人5000マイル足して、アテネ~フランクフルト~成田、というルートになった。(スターアライアンス・ユーロパス)
フランクフルト~成田は全日空便だが、全日空はアテネに就航していない。それでアテネ~フランクフルトは、同じスターアライアンスメンバーであるルフトハンザ航空を利用するのだ。
ラウンジの食べ物
アテネ空港のラウンジ
ルフトハンザ航空3381便の出発予定時刻は13時55分。ほんでもって今の時刻は午前11時50分。
ありゃぁぁ~!
高速道路がすいていたので想定外に早く空港に着いてしまった。アテネ空港の出発ロビーにはたくさんのお店が集まっている。有名ブランドからギリシャならではのお土産ものまで、こんなにたくさんショップが入ってる空港は珍しい。でもいくら時間があるからって、さすがにママももう買い物はたくさんらしい(今回の旅行ではいつになく買い物ができました)。じゃあルフトハンザ航空のラウンジで出発までの時間を過ごそうか。
ルフトハンザ航空はドイツのフラッグシップで、欧州最大級の航空会社。全日空とは同じスターアライアンスのメンバーであり利用客には相互に同レベルのサービスを提携している。空港内でのラウンジ利用もその提携サービスのひとつ。
通常スターアライアンスのゴールドメンバーは、本人の他プラス1名だけラウンジ利用が可能。つまり家族4人なら2人までがラウンジを利用できる。だが家族カードを発行してもらえば、わたしたちのように家族4人全員大手を振ってラウンジを利用することができるのだ。これはぜったい教えたくない裏技だけど、おしゃべりなわたしはつい書いてしまった(汗)
登場ゲートの様子 / あの飛行機に乗ってフランクフルトまで行く
最近はヨーロッパの域内線では食事が出なくなってる。
アテネ~フランクフルトは域内線としては3時間もある最長路線のひとつだけど、やはり機内食が出ない可能性が高い。それを想定して、このラウンジでしっかり食べておこうと思ったのだが、ラウンジにはビールのおつまみのナッツ類と果物とヨーグルトしか食べるものがない。しかたない、機内食が出なかったらフランクフルトまでがまんするか。そして、フランクフルトで乗換えの時に何か食べよう、フランクフルトとか、あるいはフランクフルトとか、はたまたフランクフルトとか、ってそんなに食べたいんかい!!
ところでこのラウンジ、ビールがめっちゃウマい!さすがはドイツの航空会社だな~。そしてビールをグビグビ飲みながらナッツをつまんで読書をしていたら出発の時間になった。
離陸してすぐ窓から見えるピレウス港が見えた / 機内の様子
ビジネスクラスに格上げ!
「え~とわたしたちの座席は何番だっけ?」
機内に入り、きょろきょろしながら座席を探す。
あった、ここだ、って、あれ~~?
ここビジネスクラスなんですが!
ええ~~なんでーー、そんなこと聞いてねーよ、って怒ってどうすんだ。
「本当にここであってる?」
あってる、あってる、確かにここだ、番号に間違いない。
うははは、どうゆうことー!?
あまりの突然ラッキーにどう対応していいのかわからず、ただただ興奮をぶちまける。
待てよ、っていうことは、心配していた食事も当然食べれるんだよね。
やったぜ、お腹ペコペコだったのですっげぇ~うれしい。
シートも広いしサービスもいいし、ずっとこのまま乗ってたいよ~、ついでに成田までこれで連れてってくれ~!
と無茶な要求まで飛び出す始末。一方でなぜビジネスクラスに格上げされたかなんて理由にはぜんぜん関心のないわたしたちだった。
シャンパンです / ビジネスクラスの様子 / ビジネスクラスの食事
基本情報
ルフトハンザ航空は、フランクフルト、ミュンヘン、チューリッヒ/スイスの3つの国際空港をハブとし、世界98カ国・419都市に週1万4847便を運航している、欧州最大級の航空会社。全日空も加盟するスターアライアンスの創立メンバーでもある。日本への乗り入れ開始は1961年。現在、成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港とフランクフルト(成田からはミュンヘンへも就航)の間にフライトを就航している。
日本からの直行便が就航していないヨーロッパの都市へ向かう時は、ルフトハンザか全日空でフランクフルトに飛び、そこで乗り継ぎするのが便利でおすすめ。実際フランクフルト空港を利用する旅客の8割が乗り継ぎ目的だ。
日本船の機内食の内容はコチラ。
2009年地球の歩き方エアライン・ランキングによると、ルフトハンザ航空は総合で10位にランクイン。カテゴリー別ランキングでは「安全性、信頼性」部門で2位の座を獲得している。実際ルフトハンザ ドイツ航空の航空機の平均使用年数は8.4年で、IATA加盟キャリア全体の航空機の平均機齢より約2年新しい。またニューズウィーク誌の「最も安全な航空会社ランキング」第1位にも選出されている。
社名の由来は「空のハンザ同盟」の意から。「ハンザ」とは中世ドイツにおいて発達した「商人組合」のこと。一方「ルフト」には「風」「空」の意味がある。前述したように、1997年に、エア・カナダ、スカンジナビア航空、タイ国際航空、ユナイテッド航空と共に、世界最大の航空連合であるスターアライアンスを結成した。2005年にはスイスインターナショナル航空を買収し、さらに2009年9月に、オーストリア航空を買収、ますます勢力を拡大しつつある。(水面下でKLMオランダ航空、アリタリア航空の買収をすすめている)
印象的なロゴのモチーフとなっている鳥はツルで、その理由は、(1)鳥の中で最大級の大きさであること、(2)お伽話や童話で「天国の使い」、「幸運を呼ぶ鳥」、「長命のシンボル」等として取り上げられていることから。会社では実際、野生のツルを保護する活動も行っている。
*食事は、シャンパンが飲み放題、パンはアツアツで腰が抜けるほど美味しい。それからアスパラのチーズ/生ハム巻きはなんですかぁ~~!っちゅう衝撃的な味