【ギリシャ旅行の魅力】ベストシーズン・世界遺産・ギリシャ基本情報

2019年2月14日

朝のエーゲ海

🤗ども、ヤサス、カリメーラ、子連れ海外旅行のパイオニア、イルカパパです。

小2、小5の子連れでちょっと変わった、そしてよくばりなギリシャ家族旅行を楽しみました。今回はギリシャ旅行の魅力やベストシーズン、ギリシャに行こうと思ったちょっとしたエピソードなどを紹介します。

ギリシャ旅行の魅力

サントリーニ島
サントリーニ島のレストラン「スカーラ」にて / サントリーニ島ではロバも立派な交通手段だ / へっへっへ、おれたち仲良し

ギリシャの魅力は、変化に富んだ地形や豊かな自然があることと、長い歴史がもたらした遺跡や歴史的建造物が数多く残っていることだ。

ギリシャ旅行を計画する時、まず多くの観光客が頭に浮かべるのが、古代から中世にかけての遺跡の数々だではないだろうか。ギリシャには世界遺産条約によって登録された18カ所の世界遺産(2019年)がある。

一方ギリシャにおいて遺跡巡りをしのぐ人気の的となっているのが、エーゲ海やイオニア海に浮ぶこの世のものとは思えないほど美しい島々とビーチの存在だ。年間300日が快晴という気候、照りつける太陽、透明に揺らめくコバルトブルーの海。中でも今回の旅行で訪れたサントリーニ島は、言葉では現せないほどの素晴らしさだった。

さらに底抜けに明るいギリシャの人々の人生観や、長い歴史に育まれた美味しい料理に触れることもまた、ギリシャ旅行の大きな魅力と言えるだろう。

旅行のベストシーズン

ギリシャには(ギリシャに限らず南欧全体に)ハイシーズン、ミドルシーズン、ローシーズンの3つの観光シーズンがあり、それぞれにメリット、デメリットがある。

ハイシーズンは7月、8月。場所によって6月中旬から9月いっぱいのところもある。

エーゲ海などのビーチで泳ぐにはこの時期が最適だ。

ただし世界中から大勢の観光客がどっと押し寄せるため、どこも混雑している。ホテルなどの宿泊費も高騰する上、予約が大変取りにくい。その一方で、フェリーや飛行機の運行本数が多く移動の計画を立てやすいというメリットもある。

お店やレストランもこの時期はかき入れ時とばかりフルタイムオープンで、シエスタを取らない傾向にある。また博物館、美術館なども遅い時間までオープンしていたり、様々なイベントが主催されたりして活気がある。

さらに日没時間が遅い(暗くなるは午後9時以降)ので1日を有効に過ごすことができるだろう。

ローシンズンは、11月~3月。宿泊費は安くなり予約も取りやすい。一方、島間交通の便がぐっと少なくなり、路線そのものが運休する所もある。また船や飛行機が天候不順により運休したり大幅に時間が遅れることもしばしば。ホテルやレストラン、土産物店の多くが休業し、思うように旅行ができなくなる。

ミドルシーズンはその中間。旅行をするには快適な気候だが、小学生以上の子供がいるご家族には、子供の休みの関係で難しいだろう。

シーズンごとに旅行者にとってメリット、デメリットがあるが、ギリシャへ行くのが一生に一度になる可能性が高いなら、是非夏のハイシーズンに訪れて欲しい。

輝く太陽の光が燦々と降り注ぐ夏こそ、ギリシャの魅力が一番際立つ時だからだ。

アクロポリスとパルテノン神殿
アクロポリスとパルテノン神殿

ギリシャの世界遺産

ヨーロッパ、アジア、アフリカが交わる東地中海は、古代より多くの文明が交錯してきた地域。ギリシャには、そんな特異な歴史に育まれた遺跡や歴史的建造物が数多くのこっている。

中でも世界遺産条約に基づいて登録された、18件の歴史的建造物や遺跡は、スケールの大きな歴史を体感できる格好のこども野外教室と言える。

ギリシャの世界遺産一覧

  • 1.アテネのアクロポリス
  • 2a.ダフニ修道院
  • 2b.オシオス・ルカス修道院
  • 2c.ネア・モニ修道院
  • 3.デルフィの遺跡
  • 4.メテオラ
  • 5.ヴェルギナの遺跡
  • 6.テッサロニキの初期キリスト教とビザンチン様式建造物群
  • 7.アトス山
  • 8.ミケーネとティリンスの古代遺跡群
  • 9.エピダヴロスの遺跡
  • 10.オリンピアの遺跡
  • 11.バッセのアポロ・エピクリオス神殿
  • 12.ミストラ
  • 13.ディロス島
  • 14.サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿
  • 15.パトモス島のヨハネ修道院
  • 16.ロドス島の中世都市
  • 17.ケルキラ(コルフ)島旧市街
  • 18.ピリッポイの古代遺跡
メテオラの奇岩と修道院
メテオラの奇岩と修道院

ギリシャへの行き方

2020年1月現在、日本からギリシャへの直行便はない。飛行機を利用する場合、おおまかに分けて次の3通りの行き方が一般的だぞ。

1)ヨーロッパ経由

日本とヨーロッパ主要都市は豊富なフライトで結ばれている。またヨーロッパの各都市からギリシャへもたくさんのフライトが運行されているので利便性が高い。所要時間は日本からヨーロッパがおよそ10~13時間、ヨーロッパの都市、例えばロンドンからアテネは3時間、パリからは2時間15分、フランクフルトやウィーンからおよそ2時間、ローマから1時間。またモスクワ経由で行く方法もある。

2)アジア経由

シンガポールやタイなど、東南アジアのハブ空港を経由してギリシャへ行くことができる。主要時間が18~24時間と長く、経由地によっては乗り継ぎ時に宿泊が必要となるケースもあるが、料金が安いことが魅力。

3)中近東経由

ドバイやトルコ、エジプトを経由して行く方法。日本からそれら乗り継ぎ国までの直行便があり、その先のフライト時間が短い。これらの国とギリシャをあわせて旅行する場合に持ってこいだ。

国内移動

エーゲ身の島々へ行く場合、飛行機を利用すれば時間を有効に使える。ただし注意しなければいけないのは、ほとんどのフライトがアテネを基点としていることだ。例えばクレタ島とミコノス島を結ぶようなフライトはないので、もし複数の島を訪れるのなら、その都度アテネに戻らなくていけない。一筆書きの行程で効率よく複数の島を飛ぶことができないのだ。

これは船を利用する場合にもあてはまる。複数の島を周遊する定期船は運行されていない。

もし複数の島を効率良く訪れたならクルーズツアーを利用するのが便利。ただしクルーズを利用すると気に入った島で宿泊することができない。裏技としてはクルーズを利用しながら最後に寄港する島で下船してそこで何泊か滞在するという方法がある。その場合アテネへは定期船か飛行機を利用して戻る。

外貨の両替

ヨーロッパのATM

ギリシャの通貨はユーロ。この原稿を書いている2020年1月15日のレートは1ユーロ122円台だが、2008年には1ユーロ170円もしていた、当時は日本国内で両替すると手数料をとらえるうえにさらに設定レートが悪かったので1ユーロ180円近くかった。ちなみに成田空港では出国前にある両替所より、出国後にある両替所のほうがレートがいい。

ギリシャ国内の銀行や外貨両替ショップで両替しても高い手数料を取られレートも悪い。最も有利な方法はクレジットカードでユーロをキャッシングする方法だ。返済日までの金利がかかるが1ヶ月で返済すれば2%程度ですむ。レートがいい上に両替の手数料がかからない。おまけにクレッジトカードのキャッシングマシンはそこらじゅうに設置してあり24時間利用できるので便利だ。(有人の両替ショップで両替する場合10~15%の手数料がかかる。そのうえレートも10~15円くらい上乗せされておりほとんど詐欺。くれぐれも注意しよう)

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ギリシャ基本情報

ゼウス神殿
  • 面積 131、944平方キロメートル(日本の3分の1)
  • 人口 1094万人
  • 首都 アテネ
  • 言語 ギリシャ語。主な観光地やホテル、レストランでは英語が通じる
  • 通貨 ユーロ
  • 時差 日本より7時間遅れ。ただし3月最終日曜日から10月最終日曜日前の土曜日まではサマータイムとなり6時間遅れ
  • 電圧/プラグ アテネをはじめほとんどの都市で220V/交流(AC)50Hz。プラグはC2タイプ

ギリシャと私の関わり

ギリシャの世界遺産メテオラの写真
おいしい空気を吸いながらメテオラでハイキング / ルサヌー修道

天空にそびえる3000メートル級の山々、宝石のような海原に散りばめられた3000以上の島々、後世の世界に大きな影響を及ぼした3000年以上の歴史。

エーゲ海とイオニア海にはさまれた、バルカン半島最南端に位置するギリシャは、豊かな自然と素晴らしい歴史に恵まれた国だ。そのギリシャで生まれた文明は、洋々な建築家、彫刻家、哲学者、歴史家を輩出しているが、わたしの胸の中にはある人物の名前が

火傷のようなしこり

となって残っている。

サントリーニ島最西端の町イアの夕暮れ

それは大学入試の時の世界史の問題だった。

英語、国語が苦手なわたしは世界史で点を稼いで

一発逆転合格を目指そうぜ作戦

に勝負をかけていたのだが、配られた問題用紙を開き「おお、ラッキー!」とにやける。

世界史の中でも得意としていた「古代ギリシャ」領域の問題で始まっていたからだ。

「よ~~し、いいぞ、どれどれ『ギリシャで紀元前5世紀に活躍したヘロドトスの出身地はどこか?』」

って何コレ?、

出身地!?

知らんがなそんなもん。ヘロドトスがどんな人かとか、どんな功績を残した人かとか、もっと素直にフツーなこと聞こうよ。出身地なんて知ってたってこのあとの人生で何の役に立つって言うんですかーー!

(今のところ何の役にも立っていません)

この時以来、わたしにはヘロドトスの出身地がトラウマになった。

  • 「イルカさん、今日のお昼は何を食べますか?それからヘロドトスの出身地はどこでしたっけ?」
  • 「本人確認のため、生年月日と登録されている電話番号、それからヘロドトスの出身地をお答え下さい」
  • 「レギュラー満タンですね、窓のほうもお拭きしてよろしいですか?あとヘロドトスの出身地はどちらですか?」

ヘロドトスの出身地は

いつ誰にどのような意表をつく形で質問されるかわからない。

私はいつでもさらっと風を受け流すように自然に答えられるようにしている。

ちなみにヘロドトスの出身地は(ちなみにかい!)、現在のトルコ南西部にあるハリカルナッソスという町。ギリシャの植民都市として建設され、のちにペルシャ帝国の属国カリア国の首都として栄えた町だ。古代七不思議のひとつにあげられる「マウソロスの霊廟」が建設された町としても知られている。

さて、そのハリカルナッソスを含むトルコ全土をほぼ手中におさめたペルシャ帝国は、次の標的としてエーゲ海を渡りバルカン半島に進出を目論む。これに対抗してギリシャの都市国家が連合を結び、強大なペルシャ帝国を迎え撃つ「ペルシャ戦争」編は、ヘロドトスの著した「歴史」の中でもクライマックスのお話しだが、それはまた別ん機会に。

イアのホテル、ファナリヴィラズ

親子で遺跡巡りを楽しむギリシャ子連れ旅行

小学校5年生の時、渋谷にあった五島プラネタリウムによく友達と通いました。月ごとにテーマが変わるため、毎月訪れても飽きる事なく、星座や星に関する話しを夢中になって聞いていたのを覚えています。山羊座の山羊は上半身が人間の姿をしている、そのわけとか、さそり座とオリオン座は決して同じ天空にのぼらないわけとか。

小学生の頃聞いた星座や星の神話の登場人物たちって、ほとんどがギリシャ神話に出てくる神々だったんですね。

イアから見るエーゲ海の夕焼け

今回の旅行は、その神話と星座のふるさと、ギリシャを訪れます。ギリシャはたくさんの山や島々、そして青く透き通るエーゲ海をいただく自然豊かな国です。海や島や山に繰り出せば、こどもたちと思いっきりアウトドア体験を満喫できるでしょう。また食べ物も魚介の料理が豊富なため日本人の口に合いますし、気候がよくて人々が親切ときてますから、申し分ありません。

でもギリシャには、豊かな自然や美味しい料理以外にも大きな魅力があります。それはヨーロッパ最古級のギリシャ文明が残した遺跡の数々です。ギリシャには数ある世界歴史遺産の中でも横綱クラスの「パルテノン神殿」を始め、オリンピック発祥地オリンピア遺跡や、中世の城郭都市ロドス、謎の空中遺跡メテオラなど、国中に特筆すべき遺跡が点在しています。

我が家の子供が小さかった頃は、遺跡や史跡をいっしょに観光してまわるのは困難でしたが、こどもたちも学年があがってくると、海や山で遊ぶだけでなく、歴史とか遺跡にも興味を持つようになってきます。

視野が広がり始めたこどもたちと、親子で遺跡巡りをする。それは子連れ旅行の新たな楽しみの発見でもありました。

このギリシャ子連れ旅行記シリーズでは、そんなギリシャの魅力と感動をお伝えしたいと思います。この旅行記がこれからギリシャ旅行を計画されている方々の、少しでもお役にたてればこんなに嬉しいことはありません。

サントリーニ島の夕日を見学する大勢の人

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以上、ギリシャについてあれこれ書いてみました。

この記事があなたの子連れギリシャ旅行の参考になったならとても嬉しいです。

それではまたお会いしましょう、良いご旅行を!

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