マナド・サム・ラトゥランギ国際空港のビザ発給カウンターと料金、入国審査、為替の両替、送迎車
メナド・サム・ラトゥラギ空港は、
スラウェシ島北端の町、メナドにある国際空港。
インドネシアの首都ジャカルタや、
人気の観光地バリ島から遠く離れたへんぴな場所にあるので、
さぞちんけな空港かと思っていたら、
腰を抜かすくらいモダンで立派な空港だった。
メナド空港に着陸 / ブリッジを渡りターミナルビルへ / ブリッジを渡り終えたら奥に見える階段で1階に降りる
メナド国際空港のビザ発給カウンター
それもそのはず、メナドはインドネシアで一番所得水準が高い都市なのだ。
近年は観光客誘致にも力を入れており、
メナド空港には、シンガポールやフィリピン、台北から国際線が乗り入れている。
飛行機が停止したら、ガラス張りのブリッジを渡り空港ターミナルへ進む。
ブリッジを出たところがターミナルビルの2階で、
そこを左に曲がって階段を降りる。
階段を降りた正面の赤いブースが、
観光ビザ発給カウンターだ。
ビザ発給カウンターは2つに別れていて、
まず向かって左側のカウンターでお金を支払い、
印紙を受け取る。
ビザ発給に必要な金額は、
7日間ビザで10USドル
30日間ビザで25USドル。
お金を支払って印紙を受け取ったら、
次に右隣のカウンターに進み、
印紙とパスポートを渡してビザを発行してもらう。
この一連の流れの中で、どういうわけか左側のカウンター
つまりお金を支払うカウンターがすごく込んで長い列ができる。
かと言ってお金を支払わなければ、
右側のカウンターでは何もできないので、
飛行機を降りてブリッジを渡ったら、
とにかくこの左側のカウンターを目指して急ごう。
最初に左側のタウンターでお金を払って印紙を受け取る / 入国審査の様子
入国審査、税関、到着ロビー
ビザをもらったら、さらに右手に進み、入国審査を受ける。
それからバケージクレームで荷物を受け取り、
税関を抜けて、ドアの外の到着ロビーに出る。
税関では特に呼び止められることもなく、普通にパスできた。
メナド空港ではカートは有料。
バケージクレームから税関を抜けて到着ロビーまでの距離はほんのわずかなので、
わたしたちは手分けして荷物を運び、
カートは借りなかった。
到着ロビーでは、
現地旅行会社のスタッフがネームプレートを持って待っている。
*このときのインドネシアでのビザ発給が、
のちに子連れイスラエルに旅行するとき問題となった。
イスラエル入国時にわたしたちのパスポートを見た入国審査官に
「家族で(イスラム教国である)インドネシアに入国している、
これはどういう理由か?」
と問いつめられたのだ。
詳しくは旅行記「紀元前ヘGO!」を参照ください。
送迎車
「ハロー、イルカさん」
到着ロビーに出ると探すまでもなく、
迎えのスタッフが声をかけて来た。
メナドもメジャーな観光地になりつつあるとはいえ、
小さな子供を2人連れた家族連れはすぐわかるのだろう。
「わたしはデビーです。よろしく」
聞き取りやすい英語で話しかけて来たのは、
わたしたちが宿泊するシランデリゾート&スパの女性スタッフ。
ダイビングショップのTシャツを着ているので尋ねてみたら、
やはり普段はホテルのダイビングセンターの仕事をメインにしているらしい。
「でも、お迎えでも見送りでも、掃除でも何でもやりますよ~~」
とさわやかに笑う。
俺たちの荷物出て来るかな~~ちゃんと出て来たよ、よかったーー / 次は税関だ / 税関の先のドアーを出ると到着ロビーだよ
ちょうどチャイニーズニューイヤーが終わったところで、
今夜のゲストはわたしたちを入れて3組だけらしい。
さらに明日の夜からはわたしたちだけになるようだ。
閑散期に合わせてスタッフも休みを取るので、
今日はデビーが迎えに来たらとのこと。
到着ロビーを出て車寄せのほうへ進むとすでにバンが止まっている。
中から色の黒い男性が2人出てきて、
わたしたちの荷物をぽいぽいトランクへ入れる。
「ここから港までこの車で移動します。そこからボートに乗ってシラデン島へむかいます」
所要時間は空港から港が30分、港からシラデン島が1時間だと言う。
午後から波が出てきたので、シラデン島に近い側の港が使えなくなったらしい。
わたしたちを乗せた車は、
ゆっくりと発進し、メナド空港を後にした.
シラデンリゾートのスタッフ、デビーが迎えに来てくれた / デビーの説明を受けるママ / この車で港まで移動するよ
為替の両替について
アジア通貨の両替は、
現地で日本円の現金から現地通貨の現金、
というのが一番有利。
街中のあやしげな両替所がレートもいいが、
ちょっと怖い人は、
到着した空港内でおこなうのがいいだろう。
インドネシアは日本と比べると物価水準が低いので
大量に両替する必要はない。
今回わたしたちのホテルはオールインクルーシブだったので、
両替の必要はなかった。
ビザ発給も国立公園の入園料も
支払いはすべて米ドル。