マナド・サム・ラトゥランギ国際空港のビザ発給カウンターと料金、入国審査、為替の両替、送迎車

2019年2月10日

メナド・サム・ラトゥラギ空港は、

スラウェシ島北端の町、メナドにある国際空港。

インドネシアの首都ジャカルタや、

人気の観光地バリ島から遠く離れたへんぴな場所にあるので、

さぞちんけな空港かと思っていたら、

腰を抜かすくらいモダンで立派な空港だった。

メナド国際空港

   メナド空港に着陸 / ブリッジを渡りターミナルビルへ / ブリッジを渡り終えたら奥に見える階段で1階に降りる

メナド国際空港のビザ発給カウンター

それもそのはず、メナドはインドネシアで一番所得水準が高い都市なのだ。

近年は観光客誘致にも力を入れており、

メナド空港には、シンガポールやフィリピン、台北から国際線が乗り入れている。

飛行機が停止したら、ガラス張りのブリッジを渡り空港ターミナルへ進む。

ブリッジを出たところがターミナルビルの2階で、

そこを左に曲がって階段を降りる。

階段を降りた正面の赤いブースが、

観光ビザ発給カウンターだ。

ビザ発給カウンターは2つに別れていて、

まず向かって左側のカウンターでお金を支払い、

印紙を受け取る。

ビザ発給に必要な金額は、

7日間ビザで10USドル

30日間ビザで25USドル

お金を支払って印紙を受け取ったら、

次に右隣のカウンターに進み、

印紙とパスポートを渡してビザを発行してもらう。

この一連の流れの中で、どういうわけか左側のカウンター

つまりお金を支払うカウンターがすごく込んで長い列ができる。

かと言ってお金を支払わなければ、

右側のカウンターでは何もできないので、

飛行機を降りてブリッジを渡ったら、

とにかくこの左側のカウンターを目指して急ごう。

メナド空港のビザ発給カウンター

          最初に左側のタウンターでお金を払って印紙を受け取る / 入国審査の様子

入国審査、税関、到着ロビー

ビザをもらったら、さらに右手に進み、入国審査を受ける。

それからバケージクレームで荷物を受け取り、

税関を抜けて、ドアの外の到着ロビーに出る。

税関では特に呼び止められることもなく、普通にパスできた。

メナド空港ではカートは有料。

バケージクレームから税関を抜けて到着ロビーまでの距離はほんのわずかなので、

わたしたちは手分けして荷物を運び、

カートは借りなかった。

到着ロビーでは、

現地旅行会社のスタッフがネームプレートを持って待っている。

*このときのインドネシアでのビザ発給が、

のちに子連れイスラエルに旅行するとき問題となった。

イスラエル入国時にわたしたちのパスポートを見た入国審査官に

「家族で(イスラム教国である)インドネシアに入国している、

これはどういう理由か?

と問いつめられたのだ。

詳しくは旅行記「紀元前ヘGO!」を参照ください。

          

送迎車

「ハロー、イルカさん」

到着ロビーに出ると探すまでもなく、

迎えのスタッフが声をかけて来た。

メナドもメジャーな観光地になりつつあるとはいえ、

小さな子供を2人連れた家族連れはすぐわかるのだろう。

「わたしはデビーです。よろしく」

聞き取りやすい英語で話しかけて来たのは、

わたしたちが宿泊するシランデリゾート&スパの女性スタッフ。

ダイビングショップのTシャツを着ているので尋ねてみたら、

やはり普段はホテルのダイビングセンターの仕事をメインにしているらしい。

「でも、お迎えでも見送りでも、掃除でも何でもやりますよ~~」

とさわやかに笑う。

到着ロビー

俺たちの荷物出て来るかな~~ちゃんと出て来たよ、よかったーー / 次は税関だ / 税関の先のドアーを出ると到着ロビーだよ

ちょうどチャイニーズニューイヤーが終わったところで、

今夜のゲストはわたしたちを入れて3組だけらしい。

さらに明日の夜からはわたしたちだけになるようだ。

閑散期に合わせてスタッフも休みを取るので、

今日はデビーが迎えに来たらとのこと。

到着ロビーを出て車寄せのほうへ進むとすでにバンが止まっている。

中から色の黒い男性が2人出てきて、

わたしたちの荷物をぽいぽいトランクへ入れる。

「ここから港までこの車で移動します。そこからボートに乗ってシラデン島へむかいます」

所要時間は空港から港が30分、港からシラデン島が1時間だと言う。

午後から波が出てきたので、シラデン島に近い側の港が使えなくなったらしい。

わたしたちを乗せた車は、

ゆっくりと発進し、メナド空港を後にした.

送迎車に乗り込む

  シラデンリゾートのスタッフ、デビーが迎えに来てくれた / デビーの説明を受けるママ / この車で港まで移動するよ

為替の両替について

アジア通貨の両替は、

現地で日本円の現金から現地通貨の現金、

というのが一番有利

街中のあやしげな両替所がレートもいいが、

ちょっと怖い人は、

到着した空港内でおこなうのがいいだろう。

インドネシアは日本と比べると物価水準が低いので

大量に両替する必要はない。

今回わたしたちのホテルはオールインクルーシブだったので、

両替の必要はなかった。

ビザ発給も国立公園の入園料も

支払いはすべて米ドル。