シンガポールの朝の定番料理「カヤトースト」とは?

2019年2月5日

シンガポールの朝の定番「カヤトースト」をいただく

地下鉄の駅とビボシティの地下が繋がっていて、

そのまま標識に従って歩いていくとフードコートに出た。

 

うわぁ~おいしそう!

でもやってませ~ん。

ええーそりゃないよー。

 

あ、でも、ちょっと待って、

く見るとフードコートの入り口に1軒だけ営業しているカフェがあるぞー。

 

もーお腹ペコペコだしここで食べようか、

とお店をのぞいたら、

なんとカヤトーストがあるではないか!!

 

カヤトーストとは、

卵、ココナッツミルク、パンダンリーフ、砂糖

を煮詰めて作られた

「カヤペースト」を、

バターとともにカリカリに焼いた薄焼きパンにぬったもの。

 

1944年にシンガポールで誕生したカフェ「ヤクン」のオーナーが発案したらしいが、

そのあまりのメルヘンチックな美味しさに、

またたくまにシンガポール中に広がり、

今やシンガポールを代表する朝の定番メニューとなっている

(*ヤクンカフェは豊洲ららぽーと内に海外1号支店を出店しています)

 

日本からの観光客は、宿泊してるホテルで朝食がついてることが多いので、

わざわざ街に出てそのへんの店で朝食を食べるということもなく、

それゆえなかなかカヤトーストにお目にかかる機会が少ないと思うが、

ぜひ一度トライしてみよう!

 

ツボの中にオリジナルのカヤが入っている

           ツボの中にオリジナルのカヤが入っている

 

ビボシティでカヤトーストがいただけるのは「TOAST BOX」というカフェ。

オープンキッチンにデェ~ンといすわる白い陶器のツボの中に、

このお店オリジナルのカヤペースト/ジャムが

ふんだんに詰まっている。

 

オーダーが入ると店員がトーストを焼き上げ、

そのアツアツの生地に、

カヤペーストを贅沢にたっぷりと塗りたくるのだ。

 

ああ~もっと

たっぷりぬってぇ~~。

 

カヤトーストを食べる子供たち

 

シンガポールの朝食は、カヤトーストといっしょに、

コピ(コンデンスミルク入りコーヒー)と、

半熟卵を食べるのが、

正しいいただき方。

 

カヤペーストだけぬったトースト

               カヤペーストだけぬったトースト

 

このお店のカヤトーストは定番のカヤとはちょっと違って、

カヤペーストの上からさらに、

コンデンスミルクをかけるものや、

ミロをかけるもの、

チョコレートシロップをかけるものなど

いろんなオリジナルメニューを用意している。

 

特にミロトーストはこどもたちに大好評で、

日本に帰ってからも、

我が家の朝の定番メニューになった。

 

チャイナタウンで朝粥はいただけなかったが、

思わぬところで美味しいカヤトーストにありつけて、

大満足のわたしたちだった。

 

チョコレートシロップをかけたカヤトースト

          チョコレートシロップをかけたカヤトースト